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2005年11月号

しん制度せいど国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん省令しょうれいへの議員ぎいん要望ようぼう活動かつどう

11月じゅういちがつ課長かちょう会議かいぎ資料しりょう自立じりつ支援しえんほう解説かいせつ

だい問題もんだい! 包括ほうかつ日常にちじょう生活せいかつ支援しえん国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんしん情報じょうほう

11月ごう
2005.11.28
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい
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2005ねん11がつごう    目次もくじ

   

4・・・・今年ことし国庫こっこ補助ほじょりは12月じゅうにがつなか
5・・・・ガイドヘルパー制度せいどは、ヘルパー事業じぎょうしょ自由じゆう選択せんたくできることに
8・・・・与党よとう議員ぎいん説明せつめい資料しりょう
11・・・ALSなどの自己じこ負担ふたん低下ていかすることも
12・・・11がつ11にち全国ぜんこく主管しゅかん課長かちょう会議かいぎ解説かいせつ
14・・・ガイドヘルパーの補助ほじょきん従前じゅうぜんがく確保かくほ
14・・・ガイドヘルパーなどの自己じこ負担ふたんについて
15・・・区分くぶんあいだ流用りゅうよう小規模しょうきぼ市町村しちょうそん対策たいさく検討けんとう
15・・・国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんえるについての国会こっかい答弁とうべん
16・・・障害しょうがい程度ていど区分くぶんは6区分くぶん決定けってい 肢体したい不自由ふじゆうさい重度じゅうど区分くぶん6が4わり
17・・・だい問題もんだい! 包括ほうかつ日常にちじょう生活せいかつ支援しえん国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんしん情報じょうほう
18・・・身障しんしょうグループホーム実施じっし
18・・・来年らいねんがつから半年はんとし現状げんじょう支給しきゅう決定けっていで。審査しんさかいは10がつから
19・・・福祉ふくし輸送ゆそう道路どうろ運送うんそうほうじょう&80じょう)の47都道府県とどうふけん調査ちょうさ結果けっか
20・・・今年ことし障害しょうがいしゃ政策せいさく研究けんきゅう全国ぜんこく集会しゅうかいは12月18にち
26・・・障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ



今年ことし国庫こっこ補助ほじょりは12月じゅうにがつなか

12月じゅうにがつ以降いこうに1にんらし開始かいしすると国庫こっこ補助ほじょがつきません。ご注意ちゅういを。     

 今年ことしも、12月じゅうにがつ後半こうはんから3がつ31にちまでのあいだにヘルパー制度せいどばそうとおもっても、国庫こっこ補助ほじょがつかないので、びません。(特殊とくしゅ交渉こうしょうおこなえば例外れいがいあり)。ご注意ちゅういをおねがいします。
 今年度こんねんど市町村しちょうそんからくにへのヘルパー事業じぎょう所要しょようがくのデータ集計しゅうけい12月じゅうにがつちゅうおこなわれます。(日程にっていは、この記事きじいている11月じゅういちがつ21にち時点じてんでは未定みてい)。今年度こんねんどぶん国庫こっこ補助ほじょきんは、この集計しゅうけいデータをもと全国ぜんこく市町村しちょうそんぶん計算けいさんされます。具体ぐたいてきには、4がつから11がつぶんまでの支出ししゅつ実績じっせきと、12〜3がつまでの予想よそうがく市町村しちょうそんくに報告ほうこくし、くに国庫こっこ補助ほじょ配分はいぶん結果けっかぜん市町村しちょうそん通知つうちします。そして、実際じっさい事業じぎょう支出ししゅつがわかる3がつ31にちぎてから、最終さいしゅうてき国庫こっこ補助ほじょきん清算せいさんおこなわれます。ただし、12月じゅうにがつ報告ほうこくをもとにめられた配分はいぶん金額きんがく範囲はんいまでしか国庫こっこ補助ほじょされません。このため、12月じゅうにがつ〜3がつぶんヘルパー事業じぎょう予想よそうよりおおくなっても、そのぶん国庫こっこ補助ほじょはつきません。一方いっぽう予想よそうしたがくよりすくなくなった場合ばあい実際じっさいがくまでしか国庫こっこ補助ほじょ対象たいしょうになりません。

12月じゅうにがつ以降いこうに1にんらし開始かいしなどするほう特殊とくしゅ交渉こうしょう方法ほうほう必要ひつよう

 12月じゅうにがつ以降いこうに1にんらしする場合ばあいや、ヘルパー制度せいど時間じかんすうおおきくばす交渉こうしょう予定よていしている重度じゅうど障害しょうがいしゃは、特殊とくしゅ方法ほうほう必要ひつようです。
 市町村しちょうそんくに所要しょようがく報告ほうこくする12月じゅうにがつまでに、「自立じりつ交渉こうしょう、ヘルパー時間じかんすう決定けってい」がわってない場合ばあい市町村しちょうそん12月じゅうにがつ〜3がつ事業じぎょう予定よていがくれません。つまり、国庫こっこ補助ほじょがつかなくなります。市町村しちょうそん国庫こっこ補助ほじょがつかないものはおおきな補正ほせい予算よさんめません。つまり、この時期じきに1にんらしなどをして交渉こうしょうおこなうと、「すくないヘルパー時間じかんすう」が決定けっていされ、それがあたかも「勘案かんあん事項じこう」にもとづいてまさしくまったようにあつかわれます。翌年よくねんがつ以降いこうにもそのすくないヘルパー時間じかんすう目安めやすになってしまいます。
 重度じゅうど障害しょうがいしゃおや入院にゅういんするなど、1人ひとりらしを緊急きんきゅうおこなわないといけない場合ばあいは、いまのうちから「自分じぶん希望きぼうするヘルパー時間じかんすう」をつたえておき、ねんのために、12月じゅうにがつにちりの所要しょようがく予想よそうには、それに必要ひつよう事業じぎょうくわえてくに報告ほうこくしてもらうことが必要ひつようです。



地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのガイドヘルパー制度せいどは、ヘルパー事業じぎょうしょ自由じゆう選択せんたくできることに

 与野党よやとうへの議員ぎいん説得せっとく運動うんどう成果せいかです。
 当初とうしょ、「市町村しちょうそんがすべての方式ほうしきめる」としていた地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのガイドヘルパー制度せいどですが、厚生こうせい労働省ろうどうしょう方針ほうしん転換てんかんし、くにとして、事業じぎょう実施じっし方法ほうほうのガイドラインをつくることになりました。
 このガイドラインでは、「市町村しちょうそんは、しん制度せいど居宅きょたく介護かいご事業じぎょうしゃや、これまでの移動いどう介護かいごなどをおこなっていた指定してい事業じぎょうしゃなどを活用かつようして事業じぎょう委託いたくつとめ、その事業じぎょうしゃなかから任意にんい利用りようしゃ選択せんたくできる」とまれることになりました。
 おおくの障害しょうがいしゃによる、与野党よやとうへの説得せっとく成果せいかたものです。

  10がつ28にち審議しんぎより

園田そのだ議員ぎいん
 移動いどう支援しえんのガイドラインをくにつくっているとのことだが、どのようなものか。サービス 事業じぎょうしょ要件ようけん現行げんこう同様どうよう個別こべつ契約けいやくとなるのか、確認かくにんしたい。

中村なかむら社会しゃかい援護えんご局長きょくちょう
 どのようなサービス提供ていきょう態勢たいせいかんがえているかというと、「市町村しちょうそんは、しん制度せいど居宅きょたく介護かいご事業じぎょうしゃや、これまでの移動いどう介護かいごなどをおこなっていた指定してい事業じぎょうしゃなどを活用かつようして事業じぎょう委託いたくつとめ、その事業じぎょうしゃなかから任意にんい利用りようしゃ選択せんたくできる」というガイドラインとなっている。

 これをけ、介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかいでは、厚生こうせい労働省ろうどうしょうページのような要望ようぼうおこないました。

厚生こうせい労働ろうどう大臣殿おおいどの

要望ようぼうしょ

全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい 代表だいひょう 横山よこやま晃久あきひさ

自立じりつ支援しえんほう移動いどう支援しえん(ガイドヘルパー)のガイドラインについて

 国会こっかい審議しんぎによると、くにとして、移動いどう支援しえんのガイドラインをつくるといております。全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ知的ちてき障害しょうがいしゃ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご行動こうどう援護えんご利用りようしない障害しょうがいしゃ)のなかには、以下いかのような外出がいしゅつかんする特殊とくしゅ要因よういんをもつひとおおくいます。

(A)介護かいご方法ほうほう特殊とくしゅ特定とくていのヘルパーでないときちんとしたサービスがけにくく、ヘルパーに介護かいご方法ほうほうれてもらうのになんヶ月かげつもかかる(事業じぎょうしょわると電車でんしゃなどにっての外出がいしゅつ排泄はいせつとうともな外出がいしゅつをするのが困難こんなんに)
(B)介護かいご大変たいへんさにくらべてサービス単価たんかひくとう問題もんだいから市町村しちょうそんないにサービスを提供ていきょうしてくれる事業じぎょうしょつからないため市外しがいけんがい事業じぎょうしょ利用りようしている

 また、サービス事業じぎょうしょのサービスのしつ低下ていかしたときのため、今後こんごも、自由じゆうにサービス提供ていきょう事業じぎょうしょ選択せんたくできるシステムが必要ひつよう不可欠ふかけつです。  これらの問題もんだいが「移動いどう支援しえんのガイドライン」によって解決かいけつされることが必要ひつようです。

以下いか要望ようぼういたします。

要望ようぼう事項じこう
1 障害しょうがいしゃ従来じゅうらい使つかっている移動いどう介護かいご事業じぎょうしょが、つづ利用りようできるようにしてください。
2 障害しょうがいしゃいままで使つかっていた事業じぎょうしょだけではなく、障害しょうがいしゃがこれから事業じぎょうしょ変更へんこうしたい場合ばあいにも、指定してい事業じぎょうしょ居宅きょたく介護かいご重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご)から自由じゆうえらんでガイドヘルプサービスをけられるようにしてください。
3 市外しがいけんがい事業じぎょうしょ利用りようできるようにしてください。(継続けいぞく利用りようも、新規しんき利用りようも)
4 具体ぐたいてきには、介護かいご保険ほけん開始かいし全国ぜんこくおおくの自治体じちたい障害しょうがいヘルパーの事業じぎょう委託いたく方式ほうしきとしてれられていた方式ほうしきである、「いわゆる自由じゆう委託いたく方式ほうしきちゅう1)」を採用さいようしてください。 (ちゅう1)いわゆる自由じゆう委託いたく方式ほうしきとは、まず障害しょうがいしゃ自由じゆう利用りようしたいヘルパー事業じぎょうしょえらび、えらばれた事業じぎょうしょ年度ねんど途中とちゅうでも市町村しちょうそん委託いたく契約けいやくむすぶことができるという方法ほうほう。12年度ねんどから14年度ねんどにかけ、全国ぜんこくのかなりの市町村しちょうそんで、介護かいご保険ほけん指定してい訪問ほうもん介護かいご事業じぎょうしょには、事業じぎょうしょからの希望きぼうがあれば、年度ねんど途中とちゅうからでも障害しょうがいヘルパーを自由じゆう委託いたくしていた(実質じっしつてき利用りようしゃ事業じぎょうしょ自由じゆう選択せんたくできた)。
5 ガイドヘルパー制度せいど単価たんか設定せってい市町村しちょうそん決定けってい事項じこうですが、重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃのガイドヘルプ単価たんかがることによって事業じぎょうしょ選択せんたくできなくなることがないようにしてください。「すくなくとも、複数ふくすう事業じぎょうしょ選択せんたくできるような制度せいど単価たんか」になるよう、ガイドラインに「障害しょうがいしゃ実質じっしつてき複数ふくすう事業じぎょうしょ選択せんたくできる環境かんきょう」を確保かくほするようんでください。

参考さんこう  10がつ28にち衆議院しゅうぎいん厚生こうせい労働ろうどう委員いいん会議かいぎごとろくより
移動いどう支援しえんのガイドラインについて)

中村なかむら政府せいふ参考さんこうじん どのようなサービス提供ていきょう体制たいせい確保かくほかんがえているかということでございますが、市町村しちょうそんがこの事業じぎょう実施じっしするさいには、しん制度せいどにおける居宅きょたく介護かいごなど個別こべつ給付きゅうふのサービス提供ていきょうおこな指定してい事業じぎょうしゃほう、それから、これまで支援しえん制度せいどでガイドヘルプのサービス提供ていきょうおこなっている指定してい事業じぎょうしゃ方々かたがた活用かつようした事業じぎょう委託いたくつとめ、その事業じぎょうしゃなかから利用りようしゃほう任意にんい事業じぎょうしゃ選択せんたくできるような運営うんえい方法ほうほうについてガイドラインをしめしてまいりたいとかんがえております。

 

要望ようぼうしょ以上いじょう

要望ようぼう結果けっかですが、要望ようぼう1・2・3(1現状げんじょう事業じぎょうしょえらべること、2今後こんごべつ事業じぎょうしょえらべること、3市外しがいけんがい事業じぎょうしょえらべること)については移動いどう支援しえんガイドラインにまれそうです。



与党よとう議員ぎいん説明せつめい資料しりょうさい重度じゅうど区分くぶん1人ひとりらしの国庫こっこ補助ほじょを800あいだぶんに)

 自立じりつ支援しえんほう可決かけつされましたが、法律ほうりつのほとんどの内容ないよう今後こんごせい省令しょうれい通知つうちまります。
 今後こんごとく自民党じみんとう公明党こうめいとう与党よとう議員ぎいんへのはたらきかけが重要じゅうようです。  議員ぎいんとく説明せつめい必要ひつような「1人ひとりらしのさい重度じゅうど区分くぶん国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん問題もんだい」について、議員ぎいん説明せつめい資料しりょうつくりました。ぜひ、議員ぎいん説明せつめい使つかってください。

解説かいせつ

とくさい重度じゅうど1人ひとりらしの障害しょうがいしゃかんする国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん問題もんだいは、10がつ26にちと28にち国会こっかい審議しんぎ前向まえむきに検討けんとう答弁とうべんています。
公明党こうめいとう厚生こうせい労働ろうどう部会ぶかいちょう福島ふくしま議員ぎいん質問しつもんに、西にしふく大臣だいじん答弁とうべんするというかたちで、んだ答弁とうべんをしてもらえました。)
 また、参議院さんぎいん付帯ふたい決議けつぎでも、このさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご確保かくほ問題もんだいについて記載きさいしてもらっています。
 厚生省こうせいしょう幹部かんぶは、自民党じみんとう公明党こうめいとう議員ぎいんたいして「ヘルパーを24あいだ使つか障害しょうがいしゃ1人ひとりで2000まん使つかっている」など、わるいイメージで説明せつめいおこなってきています。これに対抗たいこうするために、いくつかの障害しょうがいしゃ団体だんたいが、つてのある自民党じみんとう公明党こうめいとう議員ぎいん説明せつめいに「このようなさい重度じゅうどは0.06%しかいない」などの説明せつめいをしてまわることが必要ひつようです。

議員ぎいんあて要望ようぼうしょ見本みほんつぎページから掲載けいさいします
地元じもと議員ぎいんおくって、アポをり、はなしにいってください。

議員ぎいんあて要望ようぼうしょ見本みほん

自民党じみんとう (または公明党こうめいとう) 厚生こうせい労働ろうどう委員いいん
@@@@さま

17ねん11がつ**
@@@@@のかい代表だいひょう@@@@
所在地しょざいち@@@@@@@@@@
電話でんわ@@@−@@@@
携帯けいたい@@@@@@@(担当たんとう@@)
FAXふぁっくす@@@@@@@

 いつも障害しょうがいしゃ福祉ふくしにご尽力じんりょくいただきありがとうございます。当会とうかいは、重度じゅうど障害しょうがいしゃ施設しせつから在宅ざいたくへの地域ちいき移行いこう支援しえんする支援しえん組織そしきです。家族かぞく介護かいごられない1人ひとりらしのさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ支援しえんおこなっています。
 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう自民党じみんとう公明党こうめいとう賛成さんせい可決かけつされ、今後こんご重要じゅうようせい省令しょうれいまっていきますが、あたらしい制度せいど期待きたいをしています。
 さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ生活せいかつはいまだにいのちかかわる事態じたいつづいています。この問題もんだいっていただきたく、ご説明せつめいをさせていただきたいとおもいます。

しんに24あいだ介護かいご必要ひつようさい重度じゅうど障害しょうがいしゃは、わずかです。予算よさんにして(自立じりつ支援しえんほう予算よさんの)0.074%

厚労省こうろうしょうの15ねんがつ調査ちょうさでは、毎日まいにち24あいだのヘルパー制度せいど利用りようしている障害しょうがいしゃはヘルパー利用りようしゃの0.06%です。

厚労省こうろうしょう16ねん10がつ調査ちょうさではヘルパー利用りようしゃは10まんにんです。0.06%では60にんとなります。全体ぜんたい予算よさんからすると、わずかな金額きんがくでしかありません(くに予算よさんで6おくえんぶん)。
これにたいし、入所にゅうしょ施設しせつふくめた障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう全体ぜんたい予算よさんは18年度ねんど概算がいさん要求ようきゅうで8090おくえんですから、6おくえんというのは金額きんがくてきには自立じりつ支援しえんほう施策しさくの0.074%です。

このわずかのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご制度せいど充実じゅうじつさせてください。さい重度じゅうど独居どっきょしゃにとってヘルパー制度せいどいのちかかわる制度せいどです。せめて、介護かいご制度せいど十分じゅうぶんけられないでんでいくひとたちをすくってください。

自立じりつ支援しえんほう せい省令しょうれいへの具体ぐたいてき要望ようぼう

(1)障害しょうがい程度ていど区分くぶんごとに国庫こっこ補助ほじょ上限じょうげん基準きじゅんめられますが、おな区分くぶんでも、家族かぞく介護かいごられない1人ひとりらしの場合ばあいは、よりたか国庫こっこ補助ほじょ上限じょうげん基準きじゅんにしてください。

(2)重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごさい重度じゅうど区分くぶん6では、独居どっきょしゃはヘルパーがつ800時間じかん(1にち24あいだぶん国庫こっこ補助ほじょ上限じょうげんにしてください)

理由りゆう家族かぞく介護かいごられない重度じゅうど独居どっきょ障害しょうがいしゃは、おな障害しょうがい程度ていどでも一般いっぱんの3〜8ばいのヘルパー利用りよう実態じったいがあり、それでもなお、介護かいご時間じかん不足ふそくしており、いのち危険きけんがある重度じゅうど障害しょうがいしゃおおくいます。
国庫こっこ補助ほじょ上限じょうげん基準きじゅんおな障害しょうがい程度ていど障害しょうがいしゃ全国ぜんこく平均へいきん金額きんがく設定せっていされるので、1人ひとりらしの比率ひりつたか市町村しちょうそんでは、必要ひつよう事業じぎょうが、国庫こっこ補助ほじょ上限じょうげん基準きじゅんえてしまいます。えた金額きんがく市町村しちょうそんが100%負担ふたんとなります。

 (ちゅう国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんは、その基準きじゅんがくまでくに全額ぜんがく補助ほじょするわけではない。市町村しちょうそんは4ぶんの1を負担ふたんするので、市町村しちょうそんが、不要ふようなサービスを提供ていきょうする心配しんぱいはない。市町村しちょうそん審査しんさかいでもサービス内容ないよう審査しんさされる。
国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん以下いか事業じぎょうくに50%・けん25%・市町村しちょうそん25%、で、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんえる事業じぎょう市町村しちょうそん100%負担ふたん。)

ちゅう2)長時間ちょうじかんヘルパー利用りようしゃ使つか日常にちじょう生活せいかつ支援しえんヘルパー(重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご)は介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょよりもやす単価たんかです。(あまりにやすいのでサービス提供ていきょうしてくれる事業じぎょうしょがほとんどない)

要望ようぼうしょ宛名あてなたんに「衆議院しゅうぎいん議員ぎいん@@@@さま」などでもかまいません
・この見本みほん資料しりょうがほしいほうは、メールでおおくりします。まで団体だんたいめいいてもうみください。



障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう可決かけつ

 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうは10がつ31にち衆議院しゅうぎいんほん会議かいぎ可決かけつ成立せいりつしました。来年らいねんがつにちから施行しこうになります。(移動いどう介護かいご廃止はいし市町村しちょうそん事業じぎょうのガイドへルパー事業じぎょう開始かいし来年らいねん10がつ)。
 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうは、そのほとんどは法律ほうりつ本体ほんたいではなく、せい省令しょうれい通知つうちとう制度せいどのほとんどを規定きていされます。このため、今後こんごせい省令しょうれい通知つうちたいして、おも与党よとう議員ぎいんへのはたらきかけが重要じゅうようになります。
 厚生こうせい労働ろうどうしょうでは、せい省令しょうれいのほとんどをすでにつくえています。政府せいふ予算よさんまる12月じゅうにがつ28にち前後ぜんこう以後いごに、具体ぐたいてき金額きんがくをいれて1がつから2がつせい省令しょうれい告示こくじされます。国会こっかい議員ぎいん議会ぎかいのない期間きかん地元じもとかえりますので、かく団体だんたい地元じもと与党よとう議員ぎいんへのはたらきかけをおねがいします。1がつから通常つうじょう国会こっかいはじまると議員ぎいんはまた東京とうきょううつります。おもせい省令しょうれい12月じゅうにがつまります。ご協力きょうりょくをおねがいします。



ALSなどの自己じこ負担ふたん低下ていかすることも

 自立じりつ支援しえんほうでは、「介護かいご保険ほけん支援しえん両方りょうほう使つか障害しょうがいしゃ」について、両方りょうほう制度せいど自己じこ負担ふたん合算がっさんして計算けいさんします。たとえば、市町村しちょうそんぜい非課税ひかぜい世帯せたいならばつき負担ふたん上限じょうげんは2まん4600えんです。このため、介護かいご保険ほけん限度げんどがくまで使つかって支援しえんヘルパーを使つかうALSなどの場合ばあい自己じこ負担ふたんがることもあります。
 また、課税かぜい世帯せたい場合ばあいも、介護かいご保険ほけん支援しえん両方りょうほう使つか場合ばあいは、自己じこ負担ふたん上限じょうげんつきまん200えんです。(なお、同居どうきょ税制ぜいせい健康けんこう保険ほけん扶養ふようからはずせば、世帯せたいべつかんがえます)。
  なお、自己じこ負担ふたん支払しはらほうですが、当初とうしょ支援しえんのほうは現行げんこう方式ほうしきの「上限じょうげんがく管理かんりひょう」で事業じぎょうしょ管理かんりする方法ほうほう検討けんとうされていましたが、現在げんざいべつ方式ほうしきさい検討けんとうがされています。介護かいご保険ほけんぶん自己じこ負担ふたんは、後日ごじつ返還へんかんける方式ほうしきになります。



11月じゅういちがつ11にち全国ぜんこく主管しゅかん課長かちょう会議かいぎ解説かいせつ

自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむきょく

 11月じゅういちがつ11にち障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう成立せいりつしたのちはじめての主管しゅかん課長かちょう会議かいぎ開催かいさいされました。 (資料しりょうはホームページに全文ぜんぶん掲載けいさいしています)

今回こんかいおも
国会こっかい審議しんぎと、そのなかでのあらたな変更へんこうてん
施行しこうスケジュールについて
地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうについて
自立じりつ支援しえん医療いりょう実施じっしについて
質疑しつぎ応答おうとう
という内容ないようで、大量たいりょう資料しりょう配付はいふされています。

 国会こっかい審議しんぎ経過けいか変更へんこうてんについては、国会こっかい審議しんぎろく重要じゅうよう部分ぶぶん答弁とうべんををまとめたものがされており(資料しりょう1−2)、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん問題もんだい区分くぶんあいだ流用りゅうよう問題もんだいなどの答弁とうべん内容ないよう確認かくにんできます。
 施行しこうスケジュールについては、来年らいねんがつまでに、じゅんって、せい省令しょうれい事項じこう要綱ようこう基準きじゅん報酬ほうしゅうなどについて、いつごろまでにしていくのかを一覧いちらんにしてしめした資料しりょう2)がでています。
 また、居宅きょたく施設しせつきゅう制度せいどからしん制度せいど支給しきゅう決定けってい移行いこうについて解説かいせつされたもの( りょう3) がされています。
 居宅きょたく支給しきゅう決定けっていは、来年らいねんがつにちから9がつ30にちまでは 「みなし支給しきゅう決定けってい」とし、障害しょうがい程度ていど区分くぶん審査しんさかいずに現行げんこうのサービス体系たいけいもとづ いた 利用りようしゃ負担ふたんのみが変更へんこうされた支給しきゅう決定けっていがされます。その10がつにちまでに、そのしん制度せいど体系たいけいわせた、障害しょうがい程度ていど区分くぶん審査しんさかいもとづいた 支給しきゅう決定けっていがされ、10がつにち完全かんぜん実施じっしとなります。
 地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうについては(資料しりょう6) 現在げんざい補助ほじょ事業じぎょう再編さいへんあんされており、ついで国庫こっこ補助ほじょについて説明せつめいがあり、
国庫こっこ補助ほじょ
@人口じんこうわり配分はいぶんする基準きじゅん
A現在げんざい事業じぎょう実績じっせきとく移動いどう介護かいご)を勘案かんあんした基準きじゅん
ふたつをわせ、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう全体ぜんたい統合とうごう補助ほじょきんがくめていくとのことです。 (これは国会こっかい審議しんぎでも確認かくにんされていたこと) また、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう利用りようしゃ負担ふたんについては、そのがく方法ほうほうなどふくめ、「市町村しちょうそん判断はんだん」となり、のサービスや、これまでの負担ふたんなどを勘案かんあん市町村しちょうそん適切てきせつめることになります。  移動いどう支援しえん事業じぎょうのサービス内容ないよう利用りようのしくみなどは、検討けんとうちゅうということで一切いっさいふれませんでした。なお、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう実施じっしは18ねん10がつからです。

 自立じりつ支援しえん医療いりょうについては、認定にんてい方法ほうほうや、医療いりょう機関きかん指定していなどについての事務じむてき説明せつめいおもで、様式ようしきれいしめされています。また、9にちにあった「自立じりつ支援しえん医療いりょう運営うんえい検討けんとうかい」の検討けんとう結果けっかけて、精神せいしん通院つういん公費こうひ重度じゅうどかつ継続けいぞく範囲はんい拡大かくだいされることになったことがしめされました。(追加ついか資料しりょうがでています)
 質疑しつぎ応答おうとうなかでは、しゃぶく法人ほうじん減免げんめんについて、おな地域ちいきおなじサービス提供ていきょうをしているしゃぶくがあれば、NPOなどでの減免げんめんはできな いことや、2カ所かしょ以上いじょうしゃぶくのサービスを使つかった場合ばあい減免げんめん資料しりょう5−2)のしくみについてしめされました。グループホームについてはケアホームにグループホーム対象たいしょうしゃはいるのはOKだが、ぎゃくはできないこと(以前いぜんどう じ)身障しんしょうのグループホーム利用りようは、ケアホームにて試行しこうてきおこな予定よていであることGH、CHの施設しせつ病院びょういん敷地しきちない設置せっちについては、しゃしん障害しょうがいしゃ部会ぶかい審議しんぎ結論けつろんをだすことがあきらかにされています。



ガイドヘルパーの補助ほじょきん従前じゅうぜんがく確保かくほ

 厚生こうせい労働省ろうどうしょうによると、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう補助ほじょきんは、「人口じんこう計算けいさんする部分ぶぶん」と、「いままでの事業じぎょう実績じっせき計算けいさんする部分ぶぶん」の両方りょうほうして補助ほじょきん合計ごうけいとします。移動いどう介護かいご日常にちじょう生活せいかつ用具ようぐくに実績じっせき情報じょうほうあつまっていますので、実績じっせきもと補助ほじょ計算けいさんされますが、ほかの事業じぎょう実績じっせき情報じょうほうくにっていないので、人口じんこうわりになるだろうとのことです。
 心配しんぱいされていたガイドヘルパー予算よさんですが、実績じっせきもと補助ほじょされるので、先進せんしん地域ちいき補助ほじょがくがるということはないようです。 (統合とうごう補助ほじょきんなので、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのたくさんのメニューのどの事業じぎょう使つかってもよいという補助ほじょきんになります。)



ガイドヘルパーなどの自己じこ負担ふたんについて

 ガイドヘルパーなど地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう自己じこ負担ふたんかく市町村しちょうそんまかされます。くにとしては、課長かちょう会議かいぎ資料しりょうしめした以下いか文章ぶんしょう以外いがいは、今後こんごしめ予定よていはないということです。



自立じりつ支援しえんほう国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん
区分くぶんあいだ流用りゅうよう小規模しょうきぼ市町村しちょうそん対策たいさく検討けんとう 厚生こうせい労働省ろうどうしょう国会こっかい答弁とうべん

 いままで、障害しょうがい程度ていど区分くぶんあいだ国庫こっこ補助ほじょ流用りゅうようはさせないとの方針ほうしん説明せつめいしていた厚生こうせい労働省ろうどうしょうですが、10がつ25にち国会こっかいで、現状げんじょう利用りようしゃこまらないように検討けんとうすることを答弁とうべんしました。
  与党よとう公明党こうめいとう質問しつもん西にしふく大臣だいじん答弁とうべんし、「区分くぶんあいだ流用りゅうようはいままでおこなっていたので、現在げんざい使つかっているひとおおきな変化へんかしょうじないように検討けんとうしたい」と回答かいとうしました。
 また、もうひとつの課題かだいである、小規模しょうきぼ自治体じちたい流用りゅうようできないことについても、むと回答かいとうしました。 (議事ぎじ全文ぜんぶんはホームページに掲載けいさいしています)



国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんえるについての国会こっかい答弁とうべん

10がつ28にち国会こっかい質問しつもんで、与党よとうである公明党こうめいとう福島ふくしま議員ぎいんは、福岡ふくおかけん筑後ちくご沖縄おきなわけん宜野湾ぎのわん事例じれい(せきそんれん資料しりょう)をして、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん上回うわまわっている対策たいさく質問しつもんしました。両市りょうしとも人口じんこう10まんにん以下いかで、CILによる障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん活発かっぱつで、1人ひとりらしのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ比率ひりつたかいため、のヘルパー事業じぎょう国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんえています。
 西にしふく大臣だいじんは「水準すいじゅんげる」「現行げんこう制度せいどにおいて、委員いいんのご指摘してきのようにどのようなことが自治体じちたいしょうじているのか、その1人ひとりにん日常にちじょう生活せいかつ状態じょうたいとう十分じゅうぶんかんがわせて検証けんしょうしたい」と回答かいとうしました。
議事ぎじ全文ぜんぶんはホームページに掲載けいさいしています)

この2てんについてせい省令しょうれいむには、議員ぎいん説得せっとくつづ必要ひつようです。各地かくち団体だんたい地元じもと与党よとう議員ぎいんへの説明せつめいをおねがいします。12月じゅうにがつちゅう国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんかんするせい省令しょうれい骨格こっかくつくられるので、いそぎます。



障害しょうがい程度ていど区分くぶんは6区分くぶん決定けってい
  肢体したい不自由ふじゆうさい重度じゅうど区分くぶん6)が4わり

 11月じゅういちがつにち〜10にち厚生省こうせいしょう障害しょうがいしゃ団体だんたい学識がくしき経験けいけんしゃび、障害しょうがい程度ていど区分くぶんかんするヒアリングをおこないました。そのさい配布はいふされた全国ぜんこくよう介護かいご認定にんてい試行しこう事業じぎょう結果けっか資料しりょうでは、肢体したい不自由ふじゆうの4わりさい重度じゅうど区分くぶん6(介護かいご保険ほけんよう介護かいご5に相当そうとう)になっています。
資料しりょう全文ぜんぶんはホームページに掲載けいさい
 また、肢体したい障害しょうがいよう介護かいご5(区分くぶん6)は、平均へいきん84時間じかんちゅう1)のヘルパー利用りようであるというデーターがています。
  これは、現状げんじょう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん(125あいだ×1800えん)にくらべ、ほとんどかわらない国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんになる可能かのうせいしめしています。
  現状げんじょう支援しえん制度せいどでのヘルパー国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんは、支援しえん開始かいしまえ全国ぜんこく平均へいきん利用りよう時間じかんの1.5ばい国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんとしています。おなじようにしん制度せいど国庫こっこ補助ほじょまっていくと仮定かていすると、84×1.5=126あいだぶんとなります。これでは、現状げんじょう基準きじゅんとほとんどかわりません。

  厚生こうせい労働省ろうどうしょうは、当初とうしょは「さい重度じゅうどについてはいまよりたか区分くぶんつくるので、重度じゅうどあつまるでも国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんえることはない」などといっていました。つまり、介護かいご保険ほけんよう介護かいご5を、さらにこまかくけていくイメージでしたが、このはなし完全かんぜんになくなりました。
 現状げんじょうのヘルパー制度せいど国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんは3段階だんかいですが、このさい重度じゅうど区分くぶんをそのままに、軽度けいどのほうを小分こわけにしたイメージになっています。
  国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん12月じゅうにがつにほぼ骨格こっかくまります。これをまえた要望ようぼう活動かつどう必要ひつようです。

ちゅう1 身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょ日常にちじょう生活せいかつ支援しえん全部ぜんぶ利用りよう時間じかん合計ごうけい肢体したい障害しょうがい場合ばあいよう介護かいご5(区分くぶん6)は、ぜん肢体したい障害しょうがいしゃすうの37%で、よう介護かいご4の15%やよう介護かいご1の16%にくらべ、はるかにおおく、2ばい以上いじょうでダントツです。
知的ちてき障害しょうがい場合ばあいは、よう介護かいご5は知的ちてき障害しょうがい全体ぜんたいの12%となっている。



だい問題もんだい! 包括ほうかつ日常にちじょう生活せいかつ支援しえん国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんしん情報じょうほう

包括ほうかつ日常にちじょう生活せいかつ支援しえん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご)でだい問題もんだい発覚はっかく

 障害しょうがい程度ていど区分くぶん区分くぶん1〜区分くぶん6の、6区分くぶんになり、それぞれの区分くぶんおうじて6段階だんかい国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんまりますが、この国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんはどのサービスを使つかってもおな区分くぶんならおな国庫こっこ補助ほじょおもわれていましたが、ちがいました。 厚生こうせい労働省ろうどうしょうによると、
1 ヘルパー(身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょ)を使つか場合ばあい
2 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん)を使つか場合ばあい 
3 重度じゅうど包括ほうかつ使つか場合ばあい
4 入所にゅうしょ施設しせつ使つか場合ばあい
などで、全部ぜんぶ国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんちがうそうです。
現状げんじょうあんでは、それぞれで流用りゅうよう出来できません。
 つまり、おな区分くぶん6の障害しょうがいしゃが2にんいたとすると、ヘルパー(身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょ)を使つか場合ばあい国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんと、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん)を使つか場合ばあい国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんは、べつになるそうです。
 しかも、単価たんかちがうので、当然とうぜんサービスあいだ流用りゅうよう出来できません。
 区分くぶんあいだ流用りゅうよう前向まえむきの国会こっかい答弁とうべん解決かいけつかうかとおもった矢先やさき、ますますひとつの区分くぶん人数にんずうってしまう問題もんだい発生はっせいです。

 人口じんこう10まんにんでも日常にちじょう生活せいかつ支援しえん利用りようしゃおおくても10にんです。(地方ちほうでは1〜2にん以下いかのところがほとんどです。)(この10にんの9わり区分くぶん6のさい重度じゅうどになったとして)この9にん以下いか人数にんずう国庫こっこ補助ほじょのやりくりをしなければいけなくなります。これでは、1人ひとりでも「24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ」がると、たちまち国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんをオーバーしてしまいます。(結果けっか、1にち数時間すうじかんくらいまでしか日常にちじょう生活せいかつ支援しえん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご)がけられなくなるおそれがあります)。

対策たいさくとしては
  「重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん)」の区分くぶん5〜6については、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんもうけず、市町村しちょうそん審査しんさかいめた必要ひつよう事業じぎょうには、確実かくじつに2ぶんの1の国庫こっこ補助ほじょをつけること」(または800あいだ国庫こっこ補助ほじょ上限じょうげん基準きじゅんもうける)という要望ようぼう与党よとう議員ぎいんなどに緊急きんきゅうっていくしかありません。国庫こっこ補助ほじょ仕組しくみについては、12月じゅうにがつには骨格こっかくまっていきます。各地かくちでの議員ぎいん説得せっとくとう皆様みなさまのご協力きょうりょくをおねがいします。



身障しんしょうグループホーム実施じっし

 主管しゅかん課長かちょう会議かいぎ口頭こうとう説明せつめいがありました。現在げんざいはグループホームは知的ちてき障害しょうがいしゃのみの施策しさくですが、自立じりつ支援しえんほうでは、身障しんしょうグループホーム(自立じりつ支援しえんほうのケアホームのこと)を試行しこうてき実施じっしするようです。試行しこうてきって、様子ようすると説明せつめいがありましたが、一部いちぶでも実施じっしされたら、入居にゅうきょしゃは「この制度せいどがあってよかった」というになります。当会とうかいはグループホームは小規模しょうきぼ入所にゅうしょ施設しせつだとかんがえており、身障しんしょうのグループホーム・ケアホームをつくることは反対はんたいです。
 カナダのオンタリオしゅうではしゅうちがい、グループホームがおおつくられたため、4時間じかん以上いじょう介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃはグループホームにはいることをもとめられ、ヘルパー制度せいどは1にちあいだ上限じょうげんとなっています。これにたいし、しゅうでは長時間ちょうじかん介護かいご必要ひつようでも自宅じたくらせます。このような市町村しちょうそん日本にっぽんでもえかねません。



来年らいねんがつから半年はんとし現状げんじょう支給しきゅう決定けっていで。審査しんさかいは10がつから

  自立じりつ支援しえんほう開始かいし来年らいねんがつから10がつはヘルパーの支給しきゅう時間じかん支援しえん単価たんか国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん現状げんじょうののまま、自己じこ負担ふたんだけが開始かいしになります。審査しんさかいによる区分くぶん1〜6へのけは10がつまでに準備じゅんびされ、障害しょうがい程度ていど区分くぶんもとづく国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん計算けいさんは10がつから適用てきようとなります。
 また、移動いどう介護かいご制度せいども、10がつ廃止はいしされ、市町村しちょうそん制度せいどである地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうなか移動いどう支援しえん事業じぎょうなかのガイドヘルパー制度せいどかわります。



福祉ふくし輸送ゆそう道路どうろ運送うんそうほうじょう&80じょう)の47都道府県とどうふけん調査ちょうさ結果けっか

 福祉ふくし輸送ゆそうサービスをおこなっている団体だんたいは4がつまでに道路どうろ運送うんそう芳情ほうじょう許可きょか必要ひつようです。
 NPOは定款ていかん変更へんこうに4ヶ月かげつかかりますので、定款ていかん変更へんこう福祉ふくし輸送ゆそう条件じょうけんとなっている地域ちいきでは、2006ねんがつにちまでに有償ゆうしょう福祉ふくし輸送ゆそう開始かいししたい場合ばあい、2005ねん12月じゅうにがつにちまでにNPOの定款ていかん変更へんこう申請しんせい必要ひつようになります。
 そこで、全国ぜんこく47都道府県とどうふけん陸運りくうんきょくとうに、定款ていかん変更へんこう必要ひつようかどうかなどを電話でんわにてわせしました。その結果けっかをHPで公開こうかいしました。以下いかのアドレスを参照さんしょうください。
http://www.kaigoseido.net/fukusiyusou.htm
HPトップページからは10月28にち記事きじをごらんください。

  なお、ヘルパー事業じぎょうおこなっているCILとう団体だんたいで、ヘルパーのくるま使つかわない場合ばあいは、この許可きょかをとらなくても、なにとかなります。障害しょうがいしゃくるまや、障害しょうがいしゃ障害しょうがいしゃ団体だんたいくるまなどをみずかりる場合ばあいです。
過去かこ関係かんけい情報じょうほう 
http://www.kaigoseido.net/topics/05docu/dorouneihou.htm 
参照さんしょうください。
上記じょうきHPからもリンクしています。



今年ことし障害しょうがいしゃ政策せいさく研究けんきゅう全国ぜんこく集会しゅうかいは12月18にち

日程にってい12月じゅうにがつ18にち午前ごぜん10午後ごご445ふん かく分科ぶんかかい午前ごぜん9より受付うけつけ

会場かいじょう: 新宿しんじゅく区立くりつ障害しょうがいしゃセンター 〒162-0052東京とうきょう新宿しんじゅく戸山とやま1-22-2 ほか
                TEL 03-3232-3711  FAX03-3232-3344
   会場かいじょうは、3箇所かしょかれます。自立じりつ支援しえん分科ぶんかかい戸山とやまサンライズです。

参加さんかもうみ:もう用紙ようし必要ひつよう事項じこう記入きにゅううえ、FAXまたは郵便ゆうびん事務じむきょくまで送付そうふしてください。参加さんか申込もうしこみ用紙ようしは、くわしくはホームページをごらんください。

主催しゅさい障害しょうがいしゃ政策せいさく研究けんきゅう全国ぜんこく実行じっこう委員いいんかい
構成こうせい団体だんたい:(順不同じゅんふどう)DPI(障害しょうがいしゃインターナショナル)日本にっぽん会議かいぎ/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい(JIL)/全国ぜんこく公的こうてき介護かいご保障ほしょう要求ようきゅうしゃ組合くみあい/差別さべつとたたかう共同きょうどうたい全国ぜんこく連合れんごう/障害しょうがい普通ふつう学校がっこうへ・全国ぜんこく連絡れんらくかい/障害しょうがいしゃ政治せいじ参加さんかすすめるネットワーク/日本にっぽん脳性のうせいマヒしゃ協会きょうかい全国ぜんこくあおしばかい/全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい

事務じむきょく障害しょうがいしゃ政策せいさく研究けんきゅう全国ぜんこく実行じっこう委員いいんかい事務じむきょく 〒101-0054千代田ちよだ神田かんだにしきまち3-11-8-5かい DPI日本にっぽん会議かいぎない点字てんじ印刷いんさつビギン) TEL 03-5282-0015 FAX 03-5282-0017  

<プログラム(概要がいよう)>

自立じりつ支援しえん分科ぶんかかい】 会場かいじょう戸山とやまサンライズ(だい研修けんしゅうしつ1/2) 
午前ごぜん:10〜1230ふん 午後ごご:130ふん〜445ふん
午前ごぜん テーマ:「障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうおもにヘルパー制度せいど関係かんけい)」
    障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうせい省令しょうれいおもにヘルパー制度せいど関係かんけい)をテーマに議論ぎろんおこないます。
はつだいしゃ未定みてい
午後ごご テーマ:「重度じゅうど包括ほうかつ問題もんだいからみえるパーソナルアシスタント制度せいど限界げんかい
      重度じゅうど包括ほうかつ問題もんだいからみえるパーソナルアシスタント制度せいど限界げんかいをテーマに議論ぎろん
はつだいしゃ橋本はしもとみさおさん (日本にっぽんALS協会きょうかい)
      川口かわぐち有美子ゆみこさん (NPO法人ほうじんALS/MNDサポートセンターさくらかい)
      川元かわもと恭子きょうこさん (CIL小平こだいら)
     ほか依頼いらいちゅう

自立じりつ支援しえんほう情勢じょうせいわるので、中身なかみおおきくわる可能かのうせいもあります。 ほかの分科ぶんかかい情報じょうほうはホームページを参照さんしょうしてください。



過疎かそ地域ちいき1人ひとりらししたいさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅう

 施設しせつ家族かぞくのもとからて、自立じりつ生活せいかつはじめませんか?

  おおくの市町村しちょうそんでは、1人ひとりらしの長時間ちょうじかんよう介護かいご全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃがいないため、ヘルパー制度せいどびていません。24あいだ介護かいご必要ひつようでも1にちあいだ程度ていどしかヘルパー制度せいどない市町村しちょうそん全国ぜんこく市町村しちょうそんの8わり程度ていどにものぼります。これを解決かいけつするためにバックアッププロジェクトをおこないます。1人ひとりらしの重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃんできちんと交渉こうしょうしている都道府県とどうふけんでは1にち16あいだや24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃが1にんらしをしています。このような障害しょうがいしゃがいる地域ちいきでは交渉こうしょうによりヘルパー制度せいどび、1にち16あいだや24あいだ制度せいどができているところがあります。そのような市町村しちょうそんでは、「ヘルパー制度せいど上限じょうげん」というかんがかた行政ぎょうせいないでなくなり、「その障害しょうがいしゃ自立じりつして地域ちいき生活せいかつするためにどのようなサービスが必要ひつようかんがえて支給しきゅう決定けっていする」というかんがかたわっていきますので、1人ひとりらしの障害しょうがいしゃだけではなくそれ以外いがい障害しょうがいしゃもヘルパー制度せいど必要ひつよう水準すいじゅんまでけやすくなっていきます。
 当会とうかいでは、47都道府県とどうふけんのどこにんでいても、おなじように必要ひつようひと必要ひつようなサービスがけられるように制度せいど改善かいぜん交渉こうしょう方法ほうほう支援しえんや、「最初さいしょ1人ひとり」の自立じりつ支援しえん技術ぎじゅつてき財政ざいせいてきに(介護かいごりょう)サポートしています。
 現在げんざい長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどのない(おも過疎かその)市町村しちょうそんにおまいで1にんらしをしたい全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅうします。1にち16〜24あいだ介護かいご必要ひつようほう想定そうていしていますが、それ以外いがいほうもおわせください。
 自立じりつのあと、一定いってい期間きかん介助かいじょしゃ費用ひようのサポートをいたします。
 制度せいど交渉こうしょうしてヘルパー制度せいどばすバックアップをします。
 アパートをりる方法ほうほうなども研修けんしゅうでサポートいたします(毎日まいにち介助かいじょがつく場合ばあいはきちんと方法ほうほうまねべば簡単かんたんりることが可能かのう)。住宅じゅうたく改造かいぞう制度せいどもあり、生活せいかつできるように改造かいぞう可能かのうです。
 研修けんしゅう参加さんか交通こうつう介助かいじょ費用ひよう助成じょせいいたします。
 自立じりつ生活せいかつをするための技能ぎのうプログラムを受講じゅこうしていただきます。
 なお、複数ふくすう募集ぼしゅうがある場合ばあいは、当会とうかいほかがすすめている、公益こうえきてき障害しょうがい福祉ふくし活動かつどう参加さんかしていただけるほう優先ゆうせんいたします。

わせは 自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい 0120−66−0009 10:00〜23:00



障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ

長時間ちょうじかんよう介護かいご障害しょうがいしゃなどが運営うんえいする介助かいじょサービスのシステムと 24あいだ介護かいご保障ほしょう制度せいど全国ぜんこくつくろう

 2003ねんからは障害しょうがいヘルパーも介護かいご保険ほけん同様どうよう事業じぎょうしゃ市場いちば自由じゆうされました。さまざまな事業じぎょうしゃがホームヘルプなどのサービスを提供ていきょうし、障害しょうがいしゃ自由じゆう事業じぎょうしゃ選択せんたくできるようになりました。
 ホームヘルプサービスをおこないたい事業じぎょうしゃは、一定いってい基準きじゅんたせば、都道府県とどうふけんが1〜2ヶ月かげつじゃく指定していするようになりました。指定していければ、市町村しちょうそんさかい県境けんきょうえてサービス提供ていきょうができるようになりました。
 長時間ちょうじかん介助かいじょ必要ひつよう障害しょうがいしゃ高度こうど介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ団体だんたいは、従来じゅうらいから、行政ぎょうせいなどの派遣はけんするヘルパーは介助かいじょ満足まんぞくにできなかったため、自分じぶんたちで介助かいじょしゃやとい、団体だんたいつく重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃにも十分じゅうぶん対応たいおうできる介助かいじょサービスをおこなってきました。また、行政ぎょうせい交渉こうしょうおこな四国しこく東京とうきょう中心ちゅうしんに、24あいだ介助かいじょ制度せいどつくげてきました。
 これらの自立じりつ生活せいかつセンターとう団体だんたい実績じっせきがありながらなかなか障害しょうがいヘルパー委託いたくけられませんでした。2000ねんがつからの介護かいご保険ほけん施行しこうで、老人ろうじんけのヘルパーとう事業じぎょうしゃ自由じゆうされ、それに影響えいきょうされて障害しょうがいヘルパーも重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ運営うんえいする自立じりつ生活せいかつセンターとう委託いたくされるようになりました。(それでも3ねん以上いじょうはないがおこなわれたうえでのことでした)。これにより、かくセンターは予算よさん規模きぼおくえんえる団体だんたいえてきました。
 2003ねんにはこのような心配しんぱいはなくなりました。一定いってい基準きじゅんたせば、市町村しちょうそん意向いこう関係かんけいなくかなら指定していけられ、ヘルパー事業じぎょうしゃになれます。

2010ねんごろの目標もくひょう

 介護かいご保険ほけん障害しょうがい指定してい事業じぎょうしゃになってヘルパー派遣はけんおこなうと、十分じゅうぶん運営うんえい保障ほしょうされ、団体だんたい職員しょくいん人件じんけん運営うんえい十分じゅうぶん保障ほしょうができます。この仕組しくみを使つかってさらなるサービス水準すいじゅんアップや制度せいど改善かいぜんしていく運動うんどう使つかい、社会しゃかいえていこうという計画けいかくです。まずむことは、2010ねんまでに全国ぜんこくに1000事業じぎょうしゃつくり、24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんおこない、行政ぎょうせい交渉こうしょうし、24あいだ介護かいご保障ほしょうを3300市町村しちょうそんつくすことです。
 そのつぎは、知的ちてき精神せいしん身体しんたい視覚しかく聴覚ちょうかくめくらろう・肢体したい内部ないぶ)・難病なんびょうおよび重複じゅうふくぜん障害しょうがい種別しゅべつ参加さんかて、すべての障害しょうがい種別しゅべつにサービス提供ていきょう当事とうじしゃ主体しゅたいてきに)していくシステムを計画けいかくしています。
 また、3300市町村しちょうそんおおくで24あいだちか介護かいご保障ほしょうができたさいには、全国ぜんこく予算よさん確保かくほされますので、くにたいしてパーソナルアシスタント制度せいど労働ろうどう時間じかん通学つうがく運転うんてん入院にゅういんなど使途しと制限せいげんをされない24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく一律いちりつ制度せいど)をつくっていきます。

ちゅう東京とうきょうなどの一部いちぶ団体だんたいでは24あいだ介助かいじょ保障ほしょう交渉こうしょうしてつくり、24あいだ専従せんじゅう介助かいじょしゃによる介助かいじょサービスをおこない、人工じんこう呼吸こきゅう利用りようの24あいだよう介助かいじょ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなどを施設しせつなどから一人暮ひとりぐら支援しえんできています。一人暮ひとりぐらしの知的ちてき障害しょうがいしゃ精神せいしん障害しょうがいしゃへの介助かいじょサービスもおこなっています。もちろん短時間たんじかん介助かいじょサポートもできます。いずれも個別こべつILプログラムや様々さまざま支援しえんを(自立じりつ生活せいかつをしている長時間ちょうじかんよう介助かいじょの)障害しょうがいしゃ役員やくいん管理かんり健常けんじょうしゃのスタッフなどを部下ぶかとしてやとって(障害しょうがいしゃ健常けんじょうしゃで)運営うんえいしています。これら団体だんたいから障害しょうがいヘルパーを委託いたくされており、介護かいご保険ほけん指定してい事業じぎょうしゃにもなっており、収入しゅうにゅうは(いままでの障害しょうがいしゃ団体だんたいくらべると)相当そうとうおおきなものになります。
 通常つうじょう、このような水準すいじゅん団体だんたいになるために、どれくらいの研修けんしゅう期間きかん運営うんえい期間きかん必要ひつようかといいますと、まず、近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうける場合ばあいには、しゅうかい(マネージャー&コーディネーター会議かいぎに)かよって1年間ねんかん、そのほかに近隣きんりん自立じりつ生活せいかつプログラムやピアカウンセリング、行政ぎょうせい交渉こうしょうにはかなら全部ぜんぶ出席しゅっせきしていきます。2ねんから団体だんたいげ、まず1人ひとり自立じりつ支援しえん施設しせつ親元おやもとからの一人暮ひとりぐらしの支援しえん)を団体だんたいとしておこないます。このさいなどにも事細ことこまかに研修けんしゅうさき団体だんたいにアドバイスをあおぎながらすすめます。こうして2人ふたり、3にんすすみ、ILP、ピアカンなども講座こうざがたから個別こべつまでこなし、介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこない、専従せんじゅう介助かいじょしゃ確保かくほしていって介助かいじょサービス体制たいせい強固きょうこにしていきます。このあいだ外部がいぶ講座こうざなどには出来できるだけ参加さんかします。これで最短さいたん団体だんたい実績じっせき)で4ねんほどで上記じょうきのような総合そうごうてきなサービスがくだりなえるようになります。なお介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃ指定してい実績じっせきまったくなくてもゆう資格しかくヘルパーが3にんいればれるため、半年はんとしほどでることが出来できます。障害しょうがいヘルパーも2003ねんからはおなさまになります。いま障害しょうがいヘルパーは委託いたく交渉こうしょう必要ひつようになりますが介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃになっていたらすぐに委託いたくけられるえてきました。
 上記じょうきの(近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうけて団体だんたいげていく)モデルをもとに、必要ひつよう研修けんしゅう時間じかん計算けいさんすると、しゅう10あいだ程度ていどで、とし500時間じかん初年度しょねんどのみ)となります。これとまったおなごとおこなうにはとし400〜500あいだ相当そうとうする研修けんしゅう必要ひつようです。全国ぜんこく47都道府県とどうふけん事業じぎょうしゃになりたい団体だんたい個人こじんがこれを全部ぜんぶ合宿がっしゅく研修けんしゅうおこなうわけにはいきませんから、なるべく通信つうしん研修けんしゅう電話でんわ相談そうだんでカバーして、合宿がっしゅく研修けんしゅうすくなめでやってみようと検討けんとうしています。そのほか、近隣きんりんけん受講じゅこうできる基礎きそILP・ピアカンなどは極力きょくりょく近隣きんりん地域ちいきけることで体力たいりょく時間じかん費用ひよう節約せつやくできますので極力きょくりょく参加さんかするようにおねがいします。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼうしゃ募集ぼしゅうちゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです)

 障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてき事業じぎょうおこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅう準備じゅんびしています。推進すいしん協会きょうかい理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう受講じゅこうりょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。

くわしくはお問合といあわくださいフリーダイヤル0037−80−4455(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10〜22)へ。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります)

団体だんたいめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ 名前なまえ 障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ職名しょくめい Tel Fax メール
           
           
           
           
           
           

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん FAX 042-452-8029まで (つぎページも参照さんしょうしてください)

かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんかしゃ人数にんずうについて

 通常つうじょう推進すいしん協会きょうかい主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがいしゃ役員やくいん中心ちゅうしんてき職員しょくいん長時間ちょうじかんよう介助かいじょほうと、健常けんじょうしゃ介護かいごコーディネーターの両方りょうほう参加さんか希望きぼうです。団体だんたいごとに2〜5にん参加さんかしてほしいとかんがえています。

参考さんこう資料しりょう推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうおこな団体だんたい個人こじん理念りねん条件じょうけんです
いますぐできなくても、ちからがついてきたら、かならずやるという理念りねんっていただけるのでしたら対象たいしょうになります。研修けんしゅうおこない、出来できるようになるまでバックアップします。)

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

(1) 運営うんえい委員いいんかい委員いいん過半数かはんすう障害しょうがいしゃであり、代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ障害しょうがいしゃであること。
 介助かいじょ保障ほしょう当事とうじしゃ団体だんたい介助かいじょ必要ひつようとするほう自身じしん運営うんえいする団体だんたい)ですから、なるだけ介助かいじょニーズのたかほう運営うんえい委員いいんかいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつすうねんたち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいんかいくわえてください。
(2) 代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかんよう介助かいじょ障害しょうがいしゃであること。
 代表だいひょうしゃおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ事務じむ局長きょくちょう)は、なるだけ、介護かいごニーズのたかほうがなり、介護かいごニーズのひくほうたとえば事務じむきょく次長じちょうとしてバックアップするひとし人事じんじ可能かのうかぎ検討けんとうしてください。また、団体だんたい設立せつりつすうねんち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうかぎ役員やくいん登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。
(3) 24あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがいしゃのうち、もっと重度じゅうどひとのニーズにあう介助かいじょ制度せいどつくることを目的もくてきとする組織そしきである。
 たとえば、24あいだ人工じんこう呼吸こきゅう使つかって一人ひとりらししているほう、24あいだ介助かいじょようする知的ちてき障害しょうがいしゃ単身たんしんしゃ重度じゅうど精神せいしん障害しょうがいしゃほう重複じゅうふく障害しょうがいしゃさい重度じゅうど難病なんびょうほうめくらろうしゃなど、もっと重度じゅうどほう対応たいおうしていくことで、それ以外いがいすべての障害しょうがいしゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。
(4) 当事とうじしゃ主体しゅたいの24あいだ介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざ団体だんたいである。
 24あいだ介助かいじょサービスをおこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかんすう上限じょうげん交渉こうしょうして毎日まいにち24あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうおこなうには一人暮ひとりぐらしで24あいだつきっきりの介助かいじょようする障害しょうがいしゃがいること条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょう収益しゅうえき使つかい、24あいだよう介助かいじょ障害しょうがいしゃ一人暮ひとりぐらしを支援しえん実現じつげんし、市町村しちょうそん交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかんてき猶予ゆうよみとめられています。この猶予ゆうよ期間きかん相談そうだんうえ全国ぜんこく事務じむきょく個別こべつ判断はんだんします。
(5) 自立じりつ生活せいかつ運動うんどうおよびエンパワメントの理念りねんち、ILプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。
 介助かいじょサービスは利用りようしゃ自身じしんちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたいてきには介助かいじょサービス利用りようしゃつね個別こべつILプログラム+個別こべつピアカウンセリングをおこないます。
(6) 身体しんたい障害しょうがいかぎらず、今後こんご障害しょうがいしゃにもサービスを提供ていきょうすること。

 



全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル 

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅういままでの制度せいどより介助かいじょしゃ給与きゅうよちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りよう方法ほうほう
  広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこな支援しえん手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。
 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ介護かいごがた時給じきゅう1500えん家事かじがた1000えん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん時給じきゅう1300〜1420えん基本きほんですがいままでの制度せいど時給じきゅうがもっとたか場合ばあいにはいままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかん利用りようほう時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん制度せいどのほうは、14ねんがつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう登録とうろく介護かいごじんとしてはたらいている場合ばあい県知事けんちじから証明しょうめい永久えいきゅうにヘルパーとしてはたらけます。2003ねんがつ以降いこう新規しんき介護かいごはい場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごであれば、20あいだ研修けんしゅうれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

東京とうきょう地区ちく身体しんたい介護かいご時給じきゅうが1900えんにアップ

身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごどう単価たんか詳細しょうさいはおわせください)

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

 広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんの3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうおこなっております。通信つうしん部分ぶぶん自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなで3日間にちかん受講じゅこう可能かのうです。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。2日間にちかん受講じゅこうできます。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでかまいません(のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ全身ぜんしんせい移動いどう介護かいごにもれます。3きゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち参加さんか交通こうつう宿泊しゅくはく全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。
 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。
 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。
 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。
 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。
 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。
 支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたい全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになります。
 全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになります。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。
47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこなえば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになります。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。(できればかくけんに2〜3ヶ所かしょあれば、よりいい)。 全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。(他薦たせんヘルパーでは時間じかんすうをのばすと、各自かくじ障害しょうがい生活せいかつスタイルにわず、いろんな規制きせい生活せいかつしにくくなるので、交渉こうしょうして時間じかんすうをのばさない)
自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながりがります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう
たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります) 自薦じせん登録とうろく受付うけつけはかく団体だんたいのほか、全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで広域こういき協会きょうかいでも受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。
自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)、のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。
 これにより、将来しょうらいは3300市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(関西かんさい) 24あいだ介護かいご必要ひつよう人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃですが一般いっぱん事業じぎょうしょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこく募集ぼしゅうした介助かいじょしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうしてもらい、全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしています。求人きゅうじんでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスもけました。介助かいじょしゃへの介助かいじょ方法ほうほうおしえるのは家族かぞく支援しえんしています。

★(東日本ひがしにっぽん過疎かそまち) 1人ひとりらしで24あいだ介護かいご必要ひつようですが、介護かいご保障ほしょう交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいごにちあいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい契約けいやくして、のこり19あいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいから助成じょせいけ、24あいだ介助かいじょしゃをつけてまち交渉こうしょうしています。

★(東北とうほくのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃ安定あんていしてきました。

 
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