このページでは、神道しんとうの自然しぜん、即すなわち神社じんじゃの杜もり（もり）を次世代じせだいに継承けいしょうすべく、県内けんない神社じんじゃの杜もりや御ご神木しんぼく、御ご神水じんずいを紹介しょうかいしております。神道しんとうの自然しぜん・神社じんじゃの杜もりを護持ごじ運営うんえいする姿すがたを、多おおくの方々かたがたにご理解りかいいただければ幸さいわいです。
森林しんりんは日本にっぽんにおいて、古来こらいより神かみ宿やどる聖せいなる山やまとして、また生命せいめいの根源こんげんとして崇あがめ祀まつられてきました。
　
特とくに神社じんじゃでは、神鎮かみしずまります御ご山やまとして、古ふるくからその地域ちいきの氏子うじこの方々かたがたによって尊厳そんげん護持ごじされてきました。
　
しかし、現在げんざい地球ちきゅう上じょうでは、各国かっこくの近代きんだい化かと共ともに、木々きぎを伐採ばっさいする森林しんりん開発かいはつが進すすみ、その結果けっか、各地かくちで大だい災害さいがいを引ひき起おこし、尊とうとい生命せいめいが失うしなわれています。
　
昭和しょうわ天皇てんのうは、大だい東亜とうあ戦争せんそう後ご、荒廃こうはいした全国ぜんこくの土地とちの復興ふっこうと、国民こくみん生活せいかつの向上こうじょうを計はかるべく、各地かくちで植樹しょくじゅ祭さいを執行しっこうしてきました。その結果けっか、多おおくの地域ちいきで緑化りょくか推進すいしん事業じぎょうが展開てんかいされ、自然しぜんの森もりが復活ふっかつし、各地かくちに緑みどりが戻もどってきました。また、その活動かつどうは、日本にっぽんの国立こくりつ公園こうえんを始はじめ、全国ぜんこく各地かくちの公園こうえんの発祥はっしょうとして、現在げんざいにおいても大おおきな役割やくわりを果はたしております。
この緑みどりの中心ちゅうしんが神社じんじゃの杜もり（もり）であり、神社じんじゃの杜もり（もり）は、心しんの故郷こきょう・精神せいしん的てきな憩いこいの場所ばしょとしてご参拝さんぱい戴いただく多おおくの方々かたがたに親したしまれております。