後楽園こうらくえんの試合しあい中止ちゅうし 明日あしたの女子じょしトリプル世界せかい戦せん、14日にちのダブル日本にっぽん戦せんも

　三陸さんりく沖おき地震じしんによる被害ひがいが甚大じんだいであることを受うけて、日本にっぽんボクシングコミッションは11日にち、同日どうじつ後楽園こうらくえんホールで予定よていされていた三さん迫さこジム一門いちもん会かいの試合しあいを急せきょ中止ちゅうしすることに決きめた。さらに明日あした同地どうちで予定よていされていた女子じょしトリプル世界せかいタイトルマッチも中止ちゅうしと決きまった。11日にち午後ごごの計量けいりょうで世界せかい戦せん出場しゅつじょうの６選手せんしゅは全員ぜんいんがリミット内ないを計測けいそくしてパスしていたが、このような状況じょうきょうで興行こうぎょうがキャンセルされるのはきわめて異例いれい。なお、14日にち後楽園こうらくえんホールのダブル日本にっぽんタイトル戦せん、Ｓ・フライ級きゅうの佐藤さとう洋ひろし太ふとし－河野こうの公平こうへい戦せん、Ｓ・バンタム級きゅうの瀬せら藤ふじ幹人みきひと－玉越たまこし強きょう平たいら戦せんをメインにした興行こうぎょうも中止ちゅうしとなっている。
　情報じょうほうによると、これらの興行こうぎょうの中止ちゅうしは、後楽園こうらくえんホールを運営うんえいする株式会社かぶしきがいしゃ東京とうきょうドームの強つよい要請ようせいがあったからという。後楽園こうらくえんホールの入はいっている水色みずいろのビルは築ちく48年ねんと古ふるく点検てんけん期きを迎むかえており、しかも同社どうしゃは後楽園こうらくえん遊ゆう園地えんちで死亡しぼう事故じこがあって間あいだもないことなども考慮こうりょして中止ちゅうしを要請ようせいしたということだ。