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活かされていない11年前の新型インフル対応のミス|健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS

かされていない11ねんまえ新型しんがたインフル対応たいおうのミス

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活かされていない11年前の新型インフル対応のミスの画像1

相変あいかわらず迷走めいそう飛行ひこうつづけるコロナ対策たいさく

 へー、そんなふうかんがえていたとは。
 新型しんがたコロナ専門せんもん会議かいぎから政府せいふとの役割やくわり分担ぶんたんについての談話だんわがあったが我々われわれ市民しみんにとっては意外いがいともめられるはなしだ。「コロナへの対応たいおうめるのは政府せいふ専門せんもん会議かいぎではなく、国民こくみんから避難ひなんされる道理どうりはない。だから今後こんごすぎないようにする」、とうようにもこえる。

今更いまさら専門せんもん会議かいぎ法的ほうてき根拠こんきょとは意味いみ不明ふめい

 政府せいふ対応たいおうときとして専門せんもん会議かいぎ見解けんかいにしきはたとばかりに、やることや判断はんだん正当せいとうせいどころとしてきたようえる、責任せきにんいではないか。などとおもっていたらどう時刻じこく専門せんもん会議かいぎ廃止はいしするとの大臣だいじん発表はっぴょうがあった。解体かいたいてき出直でなおしはくが、いきなり廃止はいしとはどううことだ。

 専門せんもん会議かいぎ法的ほうてき位置付いちづけが曖昧あいまいなまま運営うんえいしてきたことを理由りゆうげているが、そのような専門せんもん会議かいぎ中心ちゅうしんになってめてきた新型しんがたコロナ対応たいおうさくにより医療いりょう現場げんば困窮こんきゅうし、犠牲ぎせいしゃまで現実げんじつをどのようとらえるとうのか。

 使命しめいかんからコロナ感染かんせんしゃ受入うけいれてきた病院びょういん経営けいえい問題もんだい課題かだいのこしたままだ。西村にしむら大臣だいじんにしても、専門せんもん会議かいぎ廃止はいし理由りゆう説明せつめい医療いりょう崩壊ほうかい寸前すんぜんにまでおちいった病院びょういん関係かんけいしゃ納得なっとくられるものかはなは疑問ぎもんだ、「法的ほうてき根拠こんきょ曖昧あいまいなんだそれは。

 専門せんもん会議かいぎにしても科学かがくしゃ集団しゅうだんらしからぬ態度たいどだ、すぎが批判ひはんあつめたとかんがえているようだが、日本にっぽん感染かんせんしょうのトップリーダーなのだからコロナ対策たいさくかんしては当然とうぜんでしょう。アメリカの感染かんせんしょうトップは大統領だいとうりょう会見かいけんで、あやまった発言はつげんをその否定ひていしてせた、ほう問題もんだいだが地位ちいおくすることない態度たいど日本にっぽんだいちがいだ。専門せんもん会議かいぎ批判ひはんあつまっているとしたらわたし同類どうるいだが、すぎが問題もんだいでなく、厚労省こうろうしょう専門せんもん会議かいぎ感染かんせんけん、これら組織そしき一蓮托生いちれんたくしょう責任せきにん所在しょざい不明ふめいなことと、医療いりょう現場げんば感覚かんかく希薄きはくなことにたいしてではないだろうか。

医師いし一人ひとりもいない!?専門せんもん会議かいぎつぎ組織そしき

 専門せんもん会議かいぎわるあたらしい組織そしきは、幅広はばひろ専門せんもんあつめるとう。それはそれでいがたとえばそのなかに、いの一番いちばんはいらなければならない医師いしがいない。それは厚労省こうろうしょうけい技官ぎかんつとめるとでもうのか。従来じゅうらい組織そしきてにって其なりの立場たちばにいても医療いりょう現場げんば様々さまざま問題もんだい課題かだいのこしている。不埒ふらち女性じょせいけい技官ぎかんれいげるまでもなくちかららずはあきらかだ。さらおおきく、毒性どくせいつよくなることもかんがえられる23かえるとうのに、医療いりょう現場げんば従事じゅうじする医師いし意見いけん繁栄はんえいされることなくしてつぎなみえることなど到底とうていこうえらない、そのようになっていないことが医療いりょう現場げんば今日きょう問題もんだい課題かだいのこしている。

 1寸前すんぜんのところで医療いりょう崩壊ほうかいにまではいたらなかったが、3地域ちいき抗体こうたい検査けんさしめすのは100%にちか人々ひとびと感染かんせんしていなかっただけのラッキーともうんえる。茶化ちゃかはないが、従順じゅうじゅん国民こくみんせい生活せいかつ習慣しゅうかんあい俟った「ファクターX」でったのではないのか。

過去かこ失敗しっぱいがまったくかされていないウイルス対策たいさく

 西村にしむら大臣だいじんは7がつ初旬しょじゅんしん組織そしき構成こうせい発表はっぴょうするとうが、コロナ問題もんだいたいするこれまでしを徹底的てっていてき分析ぶんせきしたうえでのことなのだろうか大変たいへんになる。2むかえるまえに、市民しみん目線めせんから最低限さいていげん解決かいけつのぞみたいことは、病院びょういん経営けいえい問題もんだいとコロナウィルスの検査けんさ体勢たいせい、そしてインフルエンザとかさなる時期じきであるから発熱はつねつ外来がいらい拡充かくじゅうだ。国民こくみんほとんどが抗体こうたいたないままつぎなみかえるとうのに、経営けいえい問題もんだいから病院びょういんじざるないなど絶対ぜったいけなければならないが、いまのところ対応たいおうさくあたらない。

 ひとおなあやまちをかえすとう。11ねんほどまえ新型しんがたインフルエンザへの対応たいおうミスがいち度目どめなら、其をかて当時とうじ日本にっぽん感染かんせんしょう学会がっかいにより緊急きんきゅう提言ていげん策定さくていされている。おおむ新型しんがたコロナ対策たいさくとしてもてはまるとおもわれるが、医療いりょう体制たいせいかか項目こうもくではいまにいたっても課題かだいである発熱はつねつ外来がいらいにもれられている。いずれにしても、病原びょうげんせいウィルスへの対応たいおうであり法律ほうりつじょう位置付いちづけはことなるものの、この提言ていげんがその継承けいしょうされ対策たいさく具現ぐげんされていれば、すくなくともこのたびのような混乱こんらんけられたのではないのか。

 新型しんがたコロナはたちがわるい、20%の軽症けいしょうまた無自覚むじかくしゃ感染かんせんさせるので終息しゅうそく見通みとおしがちにくい、感染かんせんすればたすかったとしても後遺症こういしょうともなうこともある。

 専門せんもん会議かいぎ廃止はいしするなら、新型しんがたインフルエンザとかさなりあきけてさん度目どめあやまちをおかすこときよう磐石ばんじゃく医療いりょう体制たいせいづくりをねがうが、医療いりょう現場げんばあずかる本当ほんとう医師いし意見いけんれる体制たいせい必須ひっすだ。
(ぶん伊沢いさわ二郎じろう)

医療いりょうバナンス学会がっかい発行はっこう「MRIC」2020ねんがつにちより転載てんさい(http://medg.jp/mt/)


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