366日にちへの旅たび> 今日きょうの誕生たんじょう花はな >３月さんがつの誕生たんじょう花はな >山やま丹花たんか(さんたんか)

３月さんがつ１５日にち　山やま丹花たんか(さんたんか)


謹厳きんげん、張はり切きる

　アカネ科かの観賞かんしょう用よう常緑じょうりょく低木ていぼくで、江戸えど初期しょきに渡来とらいしました。
　山やま丹花たんか・三さん段だん花はなと呼よばれ、熱帯ねったいアジアなどに約やく400種しゅが分布ぶんぷしています。
　属ぞく名めいのイクソーラは、インドの神様かみさまの名前なまえがつけられています。


　挿さし芽めで増ふやします。
　熱帯ねったい性せい植物しょくぶつのため冬期とうき最低さいてい温度おんど7〜10℃が必要ひつようで、一般いっぱん地ちでの露地ろじ栽培さいばいは困難こんなんです。
　開花かいか期きは春はる〜秋あきにかけて続開ぞっかいし、葉はも光沢こうたくがあり美うつくしいものです。

山やま丹花たんかに関かんするうんちく　誕生たんじょう花はなうんちくシリーズ(製作せいさく : イラストレーター　夢ゆめ宮みや 愛あい)

　破壊はかいと創造そうぞうの神様かみさまシヴァにこの花はなを供そなえたことから属ぞく名めいが付つけられた花はなは？


　答こたえ「山やま丹花たんか（サンタンカ）」


　アカネ科かサンタンカ（イクソラ）属ぞく

　別名べつめい　イクソラ、サンダンカ。
　原産地げんさんちは中国ちゅうごく南部なんぶ、マレーシア半島はんとうです。

　属ぞく名めいの「イクソラ」はサンスクリット語ごの「シバ神しん」のポルトガル名めい「イスワラ」が、元もとになっています。
　シバの神かみに、この花はなを供そなえたことが由来ゆらいとされています。

＊シバ（シヴァ）の神かみ
　インドやネパールで広ひろく信仰しんこうされている。
　ヒンドゥー教きょうの三さん大だい最高さいこう神しんの一人ひとり。
　破壊はかいと創造そうぞうの神かみで、世界せかいが終おわりに近ちかづいた時ときに全すべてを破壊はかいしてゼロに戻もどし、新あたらしい世界せかいを創造そうぞうすると言いわれています。
　異名いみょうは「カーラ（死しを司つかさどる時とき）、マハーカーラ（大おおいなる暗黒あんこく）など千せん余あまりもあるそうです。

　奥おくさんが亡なくなった時とき、嘆なげき狂ぐるい彼女かのじょの遺体いたいを抱だきしめたまま、世界せかいを破壊はかいしてまわったという大変たいへんな愛妻あいさい家かとしても知しられています。
（奥おくさんのサティーは転生てんせいしパールヴァティーという女神めがみになりシヴァともう一度いちど結婚けっこんします）

　そのためか奥おくさんのパールヴァティーと一体化いったいかした両性りょうせい具有ぐゆうの姿すがたでも知しられています。

　七福神しちふくじんの一人ひとりの大黒天だいこくてんはこのシバの神かみが日本にっぽんに入はいった姿すがたです。

＊昔むかしのインドで、旦那だんなさんが亡なくなった時ときに残のこされた奥おくさんも焼やき殺ころして一緒いっしょに埋葬まいそうしてしまうというサティーという悪習あくしゅうは、このシバの神かみの奥おくさんの名前なまえからきています。
（現在げんざいでは政府せいふにより禁止きんしされていますが、一部いちぶ地域ちいきの一部いちぶの考かんがえの人ひとの間あいだでは残のこっていて問題もんだいになっています）

　花言葉はなことばは「喜よろこび」「張はり切きる」「可憐かれん」「熱あつき思おもい」

アセビ
犠牲ぎせい・献身けんしん

シラー
志操しそう堅固けんご・辛抱強しんぼうづよさ・多感たかんな心しん

スイートピー（白しろ）
微妙びみょう・優やさしい思おもい出で・門出かどで

ドクニンジン
あなたは私わたしの命取いのちとり・死しも惜おしまず

誕生たんじょう花はなの女おんなの子こ　(誕生たんじょう日び占うらないより)　イラスト　「夢ゆめ宮みや 愛あい」　「夢見ゆめみる小ちいさな部屋へや」 ※無断むだん転載てんさい禁止きんし

4kサイズ(2880×2160)　　全身ぜんしん4kサイズ(2160×2880)　　塗ぬり絵え(2880×2160)　　塗ぬり絵え全身ぜんしん(2160×2880)

誕生たんじょう花はななぞなぞ　3月15日にち　創造そうぞうと破壊はかいの神様かみさまの花はなは？

なぞなぞ　　ヒント　　答こたえ