歩あゆみ続つづける、再生さいせいへの道みち

　＜つながる＞

　危機ききや困難こんなんな状態じょうたいからよみがえる「再生さいせい」。人生じんせいを諦あきらめない気持きもちが湧わいた映画えいが、人付ひとづき合あいが楽らくになる考かんがえ方かた、商店しょうてん街がい復活ふっかつを願ねがう大学生だいがくせいの意見いけんなどを紹介しょうかいします。

諦あきらめない力ちからくれた映画えいが　市議会しぎかい議員ぎいん・福西ふくにし寿光としみつ・61（大阪おおさか府ふ）

　私わたしは4年ねん前まえ、パーキンソン病びょうと診断しんだんされました。進行しんこう性せいの病やまいであり、人生じんせいの扉とびらがいきなり閉とじられたような衝撃しょうげきを受うけました。日常にちじょう生活せいかつで手足てあしの震ふるえる場面ばめんが徐々じょじょに増ふえ、何なによりもつらいのは、身体しんたいを自由じゆうに動うごかせない日ひが来くるのではないかとの精神せいしん的てきな負担ふたんです。

　そのような中なか、本紙ほんし1月がつ28日にち朝刊ちょうかん1面めんに「難病なんびょう取とり巻まく日常にちじょう描えがく」の見出みだしで、この病気びょうきを取とり上あげた映画えいが「いまダンスをするのは誰だれだ？」が紹介しょうかいされていました。興味津々きょうみしんしんで上映じょうえい初日しょにちに足あしを運はこびました。主人公しゅじんこうの孤独こどく感かんに共鳴きょうめいしつつ病気びょうきや人生じんせいに対たいし「諦あきらめることを諦あきらめよう」とのセリフは衝撃しょうげき的てきでした。