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岩手・大槌町に「伝承の館」 震災犠牲者に思いはせ、交流の場にも | 毎日新聞

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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい

2011ねん3がつ11にち発生はっせいした東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい復興ふっこう様子ようす課題かだい人々ひとびとうつろいをげます。

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岩手いわて大槌おおつちまちに「伝承でんしょうかん」 震災しんさい犠牲ぎせいしゃおもいはせ、交流こうりゅうにも

「大槌伝承の館」のオープニングセレモニーであいさつする小笠原弘子さん(右端)と麦倉哲さん(中央)=岩手県大槌町で2024年6月22日午後1時12分、奥田伸一撮影
大槌おおつち伝承でんしょうかん」のオープニングセレモニーであいさつする小笠原おがさわら弘子ひろこさん(みぎはし)とむぎくらあきらさん(中央ちゅうおう)=岩手いわてけん大槌おおつちまちで2024ねん6がつ22にち午後ごご112ふん奥田おくだ伸一しんいち撮影さつえい

 2011ねん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいした岩手いわてけん大槌おおつちまちに、町民ちょうみん有志ゆうし運営うんえいする民間みんかん施設しせつ大槌おおつち伝承でんしょうかん(やかた)」が開館かいかんした。当時とうじ状況じょうきょうなどをつたえる写真しゃしん200てん展示てんじするほか震災しんさい日々ひび生活せいかつかた目指めざす。関係かんけいしゃは「震災しんさい犠牲ぎせいしゃおもいをはせるとともに、防災ぼうさい学習がくしゅう来訪らいほうしゃ同士どうし交流こうりゅう役立やくだてば」とねがっている。

 施設しせつ発案はつあんしたのは、震災しんさい盛岡もりおかから大槌おおつちまちかよい、遺族いぞくつどうサロンなど被災ひさいしゃ支援しえん活動かつどうつづけてきたむぎくらあきら岩手大いわてだい名誉めいよ教授きょうじゅ(68)。8ねんほどまえから拠点きょてん施設しせつ必要ひつようせいかんじており、活動かつどう仲間なかままち中心ちゅうしんにフラダンス練習れんしゅうじょう所有しょゆうする小笠原おがさわら弘子ひろこさん(85)に協力きょうりょく依頼いらいした。

 小笠原おがさわらさんは元々もともと練習れんしゅうじょうがある場所ばしょらし、衣料いりょうひんてんいとなんでいた。しかし、津波つなみ自宅じたくけん店舗てんぽ全壊ぜんかい震災しんさい代表だいひょうつとめるフラダンスグループの仲間なかま仮設かせつ住宅じゅうたくなどでおどりを披露ひろうし、町民ちょうみんしんなごませた。

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