JR京葉線の通勤快速の廃止などをした3月のダイヤ改正を巡り、9月から通勤・帰宅時間帯の各駅停車4本を快速にするダイヤの変更を発表したJR千葉支社の土沢壇支社長は、24日の記者会見で「一定のご理解をいただいたと思っている」と述べた。2025年のダイヤ改正については「9月のダイヤ変更の効果を見て考えていきたい」とした。
同支社は5月30日に、9月1日から京葉線と内房、外房線に直通する各停4本(上下2本ずつ)を快速に変更すると発表。千葉市など沿線自治体の首長からは一定の評価があった一方で「不十分」や反対の声もあった。土沢支社長は「厳しい声も依然としてある。課題は残っており、今後も関係の皆さまとコミュニケーションを深めていきたい」と述べた。