映像えいぞう・音楽おんがく

九きゅう響ひびき公演こうえんで平川ひらかわ範幸のりゆき指揮しき　23日にちに福岡ふくおか、24日にちに北九州きたきゅうしゅうで

　＜金曜きんようカルチャー　西部せいぶ発はつ　文化ぶんか＆芸能げいのう＞　九州きゅうしゅう交響こうきょう楽団がくだん（九きゅう響ひびき）の「第だい39回かい名曲めいきょく・午後ごごのオーケストラ」（23日にち午後ごご2時じ、福岡ふくおか市し中央ちゅうおう区く天神てんじんの福岡ふくおかシンフォニーホール）と「第だい77回かい北九州きたきゅうしゅう定期ていき演奏えんそう会かい」（24日にち午後ごご3時じ、北九州きたきゅうしゅう市し小倉北こくらきた区く室町むろまちのJ：COM北九州きたきゅうしゅう芸術げいじゅつ劇場げきじょう大だいホール）で、福岡ふくおか県けん出身しゅっしんの平川ひらかわ範幸のりゆき（36）がタ

街角まちかどに熱狂ねっきょう流ながれる　ジャズイベント開催かいさい　JR長崎ながさき駅前えきまえなど6カ所かしょ　あす・あさって　／長崎ながさき

　まちなかで気軽きがるにジャズを楽たのしめる「NAGASAKI　CITY　JAZZ」が16、17の両日りょうじつ、長崎ながさき市しのJR長崎ながさき駅えき前まえ「かもめ広場ひろば」など市内しない6会場かいじょうで開ひらかれる。県内けんない外がいで活躍かつやくするジャズミュージシャンやDJら23組くみが出演しゅつえんする。入場にゅうじょう無料むりょう。　他たの会場かいじょうは、県けん美術館びじゅつかん、みらい長崎ながさきココウォーク、浜町はまちょう・新大工しんだいく町まち・長崎ながさき駅前えきまえの

いのちの電話でんわチャリティーコンサート　千葉ちば市民しみん会館かいかんであす　／千葉ちば

　◇HIROSHIさん招まねき　「第だい32回かい千葉ちばいのちの電話でんわチャリティーコンサート」（県けんいのちの電話でんわ協会きょうかい主催しゅさい、毎日新聞まいにちしんぶん千葉ちば支局しきょくなど後援こうえん）が16日にち、千葉ちば市民しみん会館かいかん大だいホール（千葉ちば市し中央ちゅうおう区く要かなめ町まち1）で開ひらかれる。ピアニストのピアニスター・HIROSHIさんを招まねき、来場らいじょう客きゃくのリクエストによる即興そっきょうメドレーなどを演奏えんそうする。　

釜石かまいし出身しゅっしん　小井土こいど文ぶん哉ピアノリサイタル　／岩手いわて

　小井土こいど文ぶん哉さんのピアノリサイタルが12月14日にち14時じから、トーサイクラシックホール岩手いわて中ちゅうホールで行おこなわれる。ドビュッシー「2つのアラベスク」やラヴェル「鏡かがみより」など。全席ぜんせき指定してい・前売まえうり3000円えん（当日とうじつ3500円えん）。釜石かまいし市し出身しゅっしんの小井土こいどさんは「私わたしが生うまれ育そだった岩手いわてで、より多おおくの方ほうにクラシック音楽おんがくの魅力みりょくを気軽きがる

山田やまだ洋次ようじ監督かんとく、高倉たかくら健けんさんしのぶ　没後ぼつご10年ねん　「純粋じゅんすいに生いきる人ひとだった」　／北海道ほっかいどう

　俳優はいゆうの高倉たかくら健けんさんが2014年ねん11月に亡なくなって10日とおかで10年ねんとなった。代表だいひょう作さくの一ひとつの映画えいが「幸福こうふくの黄色きいろいハンカチ」（1977年ねん）などを手てがけた山田やまだ洋次ようじ監督かんとく（93）が共同通信きょうどうつうしんのインタビューに応おうじ、「本当ほんとうに純粋じゅんすいに生いきている人ひとだった。スタッフもみんな健けんさんに憧あこがれた」と、今いまでもファンに慕したわれる国民こくみん的てき大だいスター

Topics

映画えいが「本心ほんしん」の池いけ松まつ壮たけし亮あきら　AI時代じだい、人間にんげんの可能かのう性せい問とう　他者たしゃととことん向むき合あっていく

　「近ちかい将来しょうらい、誰だれもが体験たいけんするであろう世界せかいを描えがいている。自分じぶん自身じしんの物語ものがたりだと思おもって作品さくひんに臨のぞみました」。公開こうかい中ちゅうの映画えいが「本心ほんしん」は、人工じんこう知能ちのう（AI）の技術ぎじゅつが発達はったつし、生活せいかつが便利べんりになっていく一方いっぽうで、人間にんげんの心しんの本質ほんしつや広ひろがり続つづける格差かくさに正面しょうめんから迫せまる。主演しゅえんの池いけ松まつ壮たけし亮あきらは、「今いまやるべき作品さくひん」と並々なみなみならぬ覚悟かくごで挑いどんだという。

自分じぶんを信しんじて、感謝かんしゃと喜よろこび　日本にっぽん音おんコン6部門ぶもん、1位い受賞じゅしょう者しゃの声こえ

　若手わかて音楽家おんがくかの登竜門とうりゅうもんである第だい93回かい日本にっぽん音楽おんがくコンクール（日本にっぽん音おんコン）の本選ほんせん会かいが10月24日にち～11月がつ7日にち、東京とうきょう都内とないで開ひらかれた。今年ことしはトランペットとクラリネットが3年ねんぶりの開催かいさいとなった。計けい6部門ぶもんの1位い受賞じゅしょう者しゃが喜よろこびを語かたった。【須藤すとう唯ゆい哉、西本にしもと龍太りゅうた朗ろう】　◇ピアノ部門ぶもん　竹田たけだ理さとし琴乃ことのさん（30）＝京都市立芸大きょうといちりつげいだい大学院だいがくいん修おさむ

KOBEシネマこぼれ話ばなし

／28　94歳さい巨匠きょしょう「フレデリック・ワイズマン」特集とくしゅう　政権せいけん変化へんかに呼応こおう3作品さくひん　／兵庫ひょうご

　1930年ねん1月がつ1日米にちべいボストン生うまれで“現存げんそんする最もっとも偉大いだいなドキュメンタリー監督かんとく”と称しょうされる94歳さいの巨匠きょしょう、フレデリック・ワイズマン。精神せいしん障害しょうがい犯罪はんざい者しゃのための州立しゅうりつ刑務所けいむしょ〈マサチューセッツ矯正きょうせい院いん〉の日常にちじょうを記録きろくした監督かんとく第だい1作さく「チチカット・フォーリーズ」を67年ねんに発表はっぴょうして以降いこう、これまでに44作さくものドキュメンタリ

地雷原じらいげんの村むらに学校がっこうを　栗本くりもとさんの記録きろく映画えいが　神戸こうべで上映じょうえい　あすから　／兵庫ひょうご

　カンボジアなどで子こどもたちへの支援しえん活動かつどうを続つづけ、神戸学院大こうべがくいんだいでも教壇きょうだんに立たった故こ栗本くりもと英世ひでよさんを追おったドキュメンタリー映画えいが「OKAは手てぶらでやってくる」が15日にちから神戸こうべ市し長田ながた区くの神戸こうべ映画えいが資料しりょう館かんで上映じょうえいされる。　栗本くりもとさんは1996年ねんから内戦ないせん終了しゅうりょう後ごのカンボジアに入はいり、難民なんみんたちが暮くらす地雷原じらいげんの村むら々で現地げんちの人ひとたちと

特薦とくせん盤ばん

クラシック　大木おおき正純まさずみ・選せん

　■ジャン＝ギアン・ケラス（チェロ）／バッハ≪無む伴奏ばんそうチェロ組曲くみきょく≫全ぜん6曲きょく（キング、2枚まい組くみ）　不惑ふわくの年としの初はつ挑戦ちょうせんから16年ねん、ケラスが再ふたたびバッハの無む伴奏ばんそう全曲ぜんきょく録音ろくおんを成なし遂とげた。前回ぜんかいもまさに天馬てんま行こう空そら、どこまでも自在じざいでのびやかな演奏えんそうで、歴史れきし的てき名めい盤ばんと呼よんでも過言かごんではない非ひの打うちどころのない仕上しあがりだった。今回こんかい、さ

ビバホール1位い記念きねん　泉いずみ優ゆう志こころざしがリサイタル

　第だい15回かいビバホールチェロコンクールの第だい1位い受賞じゅしょう記念きねんとなる泉いずみ優ゆう志こころざしのリサイタルが兵庫ひょうご県けん養父やぶ市しと東京とうきょうで開ひらかれる。　同どうコンクールは2年ねんに1度ど、養父やぶ市しで開催かいさいされている。1994年ねんの第だい1回かい以降いこう、歴代れきだい入賞にゅうしょう者しゃには横坂よこさか源はじめや宮田みやた大まさるら、現在げんざい第だい一線いっせんで活躍かつやくするチェロ奏者そうしゃたちが並ならぶ。2002年ねんから審査しんさ委員いいん長ちょうを務つとめてきた堤つつみ剛つよしが

特薦とくせん盤ばん

クラシック　梅津うめづ時じ比ひ古いにしえ・選せん

　■ピアノ・デュオ・タカハシ／レーマン／アンコール～バッハから寅とらさんへ（キング）　タイトルは軽かるい楽たのしみを狙ねらったものに見みえるが、冒頭ぼうとうからクルターク編曲へんきょくバッハ≪主ぬしキリスト、神かみのひとり子ご≫が虚飾きょしょく無なく真摯しんし（しんし）な世界せかいを伝つたえ、続つづくチェルニー編曲へんきょくヘンデル≪ハレルヤ≫が華はなやかさを描えがき出だす。企画きかくの面白おもしろさと演奏えんそうの

純名里沙じゅんなりささん「里帰さとがえり」コンサート　ふるさとに歌声うたごえ響ひびく　来月らいげつ6日にち　箕面みのおに「ぴーかぴか」笑顔えがお　／大阪おおさか

　元もと宝塚歌劇団たからづかかげきだん花はな組ぐみトップ娘むすめ役やくの純名里沙じゅんなりささんが12月6日にち、「純名里沙じゅんなりさ　Winter　Special　Concert　2024」を、出身しゅっしん地ちの箕面みのお市しで開催かいさいする。「里帰さとがえり」コンサートで、純じゅん名めいさんは「疲つかれた心しんをいやしていただける時間じかんになれば、と思おもっています」と話はなす。　純じゅん名めいさんは1990年ねん、宝塚歌劇団たからづかかげきだんに首席しゅせき入団にゅうだん

歌手かしゅ・藤山ふじやま一郎いちろうの軌跡きせきたどる　広ひろく愛あいされる歌うた、国民こくみんに希望きぼう　慶応大けいおうだいで企画きかく展てん　／東京とうきょう

　企画きかく展てん「藤山ふじやま一郎いちろうがゆく！　『若わかき血ち』から国民こくみん栄誉えいよ賞しょうまで」が慶応大けいおうだい三田みたキャンパスの「福沢ふくさわ諭吉ゆきち記念きねん　慶応義塾けいおうぎじゅく史し展示てんじ館かん」（港みなと区く）で開ひらかれている。「青あおい山脈さんみゃく」や「長崎ながさきの鐘かね」「ラジオ体操たいそうの歌うた」などで知しられる「国民こくみん的てき歌手かしゅ」の再さい評価ひょうかを試こころみ、戦前せんぜん～戦後せんごの音楽おんがく文化ぶんかを振ふり返かえる意欲いよく的てきな内容ないようだ。【栗原くりはら俊雄としお】　◇「社会しゃかいを明あかり

盲目もうもくの75歳さい歌手かしゅ、人生じんせい語かたる　長谷川はせがわきよしさん「別わかれのサンバ」出版しゅっぱん

　半はん世紀せいき以上いじょうにわたって歌うたい続つづけている盲目もうもくの歌手かしゅ、長谷川はせがわきよしさんが「別わかれのサンバ　長谷川はせがわきよし　歌うたと人生じんせい」（旬報じゅんぽう社しゃ）を出版しゅっぱんした。生おい立たちからさまざまなミュージシャンとの出会であい、今いまの姿すがたまでをありのままに綴つづり（つづ）り、ノンフィクション作家さっかでジャーナリストの川井かわい龍介りゅうすけさんが、独自どくじの音楽おんがく世界せかいを築きずいたその生涯しょうがいを

TIFF　吉田よしだ監督かんとく「敵てき」にグランプリなど　アジア重視じゅうし、存在そんざい感かん突出とっしゅつの中国語ちゅうごくご圏けん

　第だい37回かい東京国際映画祭とうきょうこくさいえいがさい（TIFF）は6日にち、日本にっぽん映画えいが「敵てき」に最高さいこう賞しょうの東京とうきょうグランプリなど3賞しょうを贈おくって閉幕へいまくした。「アジア」「女性じょせい」「育成いくせい」を掲かかげた今回こんかいの東京国際映画祭とうきょうこくさいえいがさい、これまで以上いじょうに明確めいかくなメッセージの発信はっしんを試こころみていた。映画えいが祭さいを振ふり返かえった。　TIFFは今回こんかい「ウィメンズ・エンパワーメント」部門ぶもんを新設しんせつした。イ

若林わかばやし千春ちはるが今年ことしも作品さくひん展てん　16日にち京都きょうとで　ないようで、そこにある音おと世界せかいを

　作曲さっきょく家か、若林わかばやし千春ちはるの協奏きょうそう的てき作品さくひんを集あつめた作品さくひん展てん「琳（りん）－Ⅱ」が16日にち、京都きょうと府立ふりつ府民ふみんホール・アルティで開ひらかれる。2022年ねんに東京とうきょうと滋賀しがで独奏どくそう曲きょく、23年ねんに東京とうきょうで弦楽げんがく四よん重奏じゅうそう曲きょくを中心ちゅうしんにした作品さくひんを披露ひろうしたのに続つづくシリーズ3回かい目めの演奏えんそう会かい。ピアノやフルート、オーボエを独奏どくそう楽器がっきにした小しょう編成へんせいの室内しつないオーケストラのため

高倉たかくら健けんさん没ぼつ後ご10年ねん　大だいスターの生いきざまに思おもいはせ　遺作いさく映画えいが「あなたへ」も鑑賞かんしょう　出身しゅっしん地ちの中間ちゅうかんで法要ほうよう　／福岡ふくおか

　俳優はいゆうの高倉たかくら健けんさんが亡なくなって10年ねんとなった10日とおか、出身しゅっしん地ちの中間なかま市しで法要ほうようが行おこなわれ、遺作いさくの映画えいが「あなたへ」の鑑賞かんしょう会かいが開ひらかれた。「優やさしさが役やくに表あらわれていた」と、集あつまったファンらは、日本にっぽん映画えいが史しに残のこる国民こくみん的てき大だいスターの生いきざまに思おもいをはせた。　高倉たかくらさんの記念きねん碑ひが立たつ同市どうしの正覚寺しょうかくじでの法要ほうようには親族しんぞくら約やく50人にんが参列さんれつ。

高倉たかくら健けんさんに思おもいはせ　没後ぼつご10年ねん、中間ちゅうかん・正覚寺しょうかくじで法要ほうよう　／福岡ふくおか

　俳優はいゆうの高倉たかくら健けんさんが亡なくなって10年ねんとなった10日とおか、出身しゅっしん地ちの中間なかま市しで法要ほうようが行おこなわれ、遺作いさくの映画えいが「あなたへ」の鑑賞かんしょう会かいが開ひらかれた。「優やさしさが役やくに表あらわれていた」と、集あつまったファンらは、日本にっぽん映画えいが史しに残のこる国民こくみん的てき大だいスターの生いきざまに思おもいをはせた。　高倉たかくらさんの記念きねん碑ひが立たつ同市どうしの正覚寺しょうかくじでの法要ほうようには親族しんぞくら約やく50人にんが参列さんれつ。

独自どくじの音楽おんがく世界せかい、生涯しょうがい語かたる　長谷川はせがわきよしさん「別わかれのサンバ」出版しゅっぱん　京都きょうとで記念きねんイベント　／京都きょうと

　半はん世紀せいき以上いじょうにわたって歌うたい続つづけている盲目もうもくの歌手かしゅ、長谷川はせがわきよしさんが「別わかれのサンバ　長谷川はせがわきよし　歌うたと人生じんせい」（旬報じゅんぽう社しゃ）を出版しゅっぱんした。生おい立たちからさまざまなミュージシャンとの出会であい、今いまの姿すがたまでをありのままに綴つづり（つづ）り、ノンフィクション作家さっかでジャーナリストの川井かわい龍介りゅうすけさんが、独自どくじの音楽おんがく世界せかいを築きずいたその生涯しょうがいを