日本にっぽん三さん名めい瀑のひとつに数かぞえられている「華厳けごんの滝たき」は、高たかさ97mの岸壁がんぺきを水みずしぶきをあげて一気いっきに落下らっかする豪快ごうかいさと、自然しぜんが作つくり出だす華麗かれいな造形ぞうけい美びの両方りょうほうをあわせ持もつ滝たきです。
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湯ノ湖ゆのこの湯滝ゆだき、中禅寺湖ちゅうぜんじこの華厳けごんノ滝たきとならぶ奥日光おくにっこうの三さん大名だいみょう瀑の一ひとつ。湯ノ湖ゆのこから戦場ヶ原せんじょうがはら、最後さいごに中禅寺湖ちゅうぜんじこへとたどり着つく湯川ゆかわの急流きゅうりゅうにあり、急斜面きゅうしゃめんを二股ふたまたに分わかれて落おちる水流すいりゅうが竜りゅうの姿すがたに似にていることから、この名前なまえが付ついたと言いわれています。春はるにはツツジ、秋あきには紅葉こうようを楽たのしめるスポットです。
湯ノ湖ゆのこの南端なんたんにあり高たかさ70メートルの豪快ごうかいに流ながれ落おちる滝たき。湯滝ゆだき周辺しゅうへんはツツジやシャクナゲなどの名所めいしょでもあり、行楽こうらくシーズンにはたくさんの観光かんこう客きゃくが訪おとずれます。落おち口こう、滝たき壺つぼ、そして側面そくめんの三面さんめんから滝たきの姿すがたを鑑賞かんしょうすることができ、特とくに滝たき壺つぼの観かん瀑台からは目めの前まえに迫せまった滝たきを間近まぢかに見みることができます。
明智めいち平ひらたからロープウェイで上あがった先さきにある明智めいち平ひら展望てんぼう台だいより姿すがたを眺望ちょうぼうできる滝たきです。滝たきには「かささぎ橋きょう」という橋はしがかかっていますが、現在げんざい渡わたることはできません。明智あけち平ひら展望てんぼう台だいからは、男体山なんたいさん、中禅寺湖ちゅうぜんじこ、華厳けごんノ滝たき、白雲しらくもノ滝たき、屏風岩びょうぶいわなどが一望いちぼうできます。
第だい一いちいろは坂ざか(降ふり)の途中とちゅうにある剣ヶ峰けんがみねの展望てんぼう台だいより谷たにをはさんで望のぞめることができる滝たきです。そのため、いろは坂ざかを下くだる時ときにしか見みられません。左ひだりが方等滝ほうとうのたき、右みぎが般若滝はんにゃのたきです。
日光にっこうの奥おくに位置いちする湖みずうみで辺あたりにはモミの木きやダケカンバの原生げんせい林りんが生おい茂しげります。湖みずうみの周囲しゅういはハイキングコースになっており1時じ間あいだほどで湖岸こがんを一周いっしゅうできます。また、湯ノ湖ゆのこ畔ほとりには奥日光おくにっこう湯元ゆもと温泉おんせんがあり、硫黄いおうの臭においが立たちこめ豊富ほうふな源泉げんせんで旅たびの疲つかれを癒いやしてくれます。
湯元ゆもと温泉おんせんは西暦せいれき788年ねん、日光にっこう開山かいさんの祖そである勝かち道どう上人しょうにんが発見はっけんしたのが発端ほったんだと言いわれます。温泉おんせん街がいには温泉おんせん地ちならではの硫黄いおうの臭においが立たちこめ、豊富ほうふな源泉げんせんで旅たびの疲つかれを癒いやしてくれます。写真しゃしんは湯ゆノ平ひら湿原しつげんにある源泉げんせんで、各かく源泉げんせんは屋根やねによって保護ほごされています。
男体山なんたいさんは標高ひょうこう2,486m、中禅寺湖ちゅうぜんじこの北岸ほくがんに位置いちし、古ふるくから山岳さんがく信仰しんこうの対象たいしょうとして知しられています。山頂さんちょうには日光にっこう二荒ふたあら山神さんじん社しゃの奥宮おくのみやがあります。古ふるくは二荒ふたあら山さんと呼よばれ「日光にっこう」という地名ちめいの由来ゆらいは、「フタラ」を「ニコウ」と音読おんよみし、「日光にっこう」という文字もじをあてたとされています。
約やく2万まん年ねんもの昔むかし、男体山なんたいさんの噴火ふんかによる溶岩ようがんで渓谷けいこくがせき止とめられ原形げんけいができたといわれる日光にっこうを代表だいひょうする湖みずうみです。湖みずうみの南側みなみがわには八丁出島はっちょうでじまと呼よばれる細長ほそながく突つき出だした半島はんとうがあります。周辺しゅうへんには多おおくの宿やどや商店しょうてんがあり、湖畔こはんにはフランスやベルギーなどの大使館たいしかん別荘べっそうなどもあります。
日光にっこうの紅葉こうようスポットを代表だいひょうするのがいろは坂ざかです。上のぼっていくにしたがって美うつくしい木々きぎの紅葉こうようが堪能かんのうでき、コースの終おわりには明智あけち光秀みつひでが名なを残のこしたと言いわれる明智めいち平たいらなどのメジャースポットなどもあり、この時期じき欠かかすことのできない絶景ぜっけいスポット!※紅葉こうようシーズンの日にち中ちゅうは混雑こんざつしますので、朝あさ早はやくのお出でかけがオススメ!