シノドス国際社会動向研究所(シノドス・ラボ)は、日本の政治的想像力にイノベーションを起こすために設立されました。
「私たちの思いが政治に届いていない」「いまの政治には違和感がある」、こうした意識が現在の日本社会には広まっています。それにもかかわらず、オルタナティヴな政治構想は生まれてきません。それは私たちの価値観が定まっていないからです。
私たちはいったいどのような社会を望んでいるのでしょうか?
ここがあいまいでは、既成政治に代わるオルタナティヴを立ち上げることはできません。
いま必要なのは、どこにオルタナティヴな市民がいるのか、そして彼らはどのような社会意識をもっているのかを明らかにすることです。社会のうちに分散している、さまざまな生活基盤を持ち、多様なライフ・スタイルに彩られたリベラルな市民たちを可視化すること。その先にはじめて、「新しいリベラル」に担われた社会が展望できるのです。
そのためにシノドス・ラボでは、理論に裏打ちされた独自の社会調査、政策立案が真に熟すための参加型討議、あるいは海外のエビデンスにもとづく政策紹介などを行なっていきます。知の新たな拠点として、シノドスがこれまで培ってきたアカデミック・ジャーナリズムを活かしつつ、ひろく社会に情報を発信していきたいと思います。
皆さまの積極的なご参加とご支援をお待ちしております。