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生存せいぞんがく vol.1 単行たんこうほん – 2009/2/1

5.0 5つほしのうち5.0 4評価ひょうか

ダブルポイント 詳細しょうさい
<生の技法>の歴史れきし現在げんざい未来みらいを、調しらべ、記述きじゅつし、展望てんぼうする学問がくもんてきいとなみの結実けつじつ提示ていじ。ここに創刊そうかん!

高齢こうれいしゃ終末しゅうまつ医療いりょう福祉ふくし現在げんざいをどうくか?
立岩たていわしん也・大谷おおやいづみ・天田あまだしろかい+小泉こいずみ義之よしゆき堀田ほった義太郎よしたろうによる創刊そうかん記念きねん座談ざだんかい<生存の臨界>のほかみっつの特集とくしゅう国際こくさい研究けんきゅう調査ちょうさ報告ほうこくまれた、「きてそんるをまなぶ」学術がくじゅつ創刊そうかん

登録とうろく情報じょうほう

  • 出版しゅっぱんしゃ ‏ : ‎ 生活せいかつ書院しょいん (2009/2/1)
  • 発売はつばい ‏ : ‎ 2009/2/1
  • 言語げんご ‏ : ‎ 日本語にほんご
  • 単行本たんこうぼん ‏ : ‎ 414ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4903690350
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4903690353
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つほしのうち5.0 4評価ひょうか

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上位じょういレビュー、対象たいしょうこく日本にっぽん

2009ねん11月4にち日本にっぽんでレビュー
単刀直入たんとうちょくにゅうにって、身体しんたいという問題もんだい争点そうてんにした「生存せいぞん」のありよう、それも、人間にんげんが「生存せいぞん」しようという意志いしのもとに、制度せいど国家こっか社会しゃかいというおおきな枠組わくぐみのなかでのせめぎ姿すがたが、学問がくもんという枠組わくぐみ、学者がくしゃという存在そんざいとおして、みえてくる1さつである。
まず、「生存せいぞん臨界りんかい」をテーマにしたみっつの座談ざだんかい
立岩たていわしん也、大谷おおやいづみ、天田あまだしろかい小泉こいずみ義之よしゆき堀田ほった義太郎よしたろうという、この学術がくじゅつ雑誌ざっし元締もとじめである立命館大学りつめいかんだいがくGCOE「生存せいぞんがく創成そうせい拠点きょてんにかかわる社会しゃかいがく哲学てつがく専門せんもんとする論客ろんかくたちのやりとりはみごたえがある。しかも、これらの論客ろんかくたちは、たん理論りろんだけでことなる身体しんたいをもつ人々ひとびと生存せいぞんをながめてきたわけではない。実際じっさいに、関係かんけいすることにより、人間にんげんが「生存せいぞん」と格闘かくとうする姿すがたをみてきたのである。
また労働ろうどう問題もんだい焦点しょうてんてた橋口はしぐち昌治しょうじ独居どっきょALS患者かんじゃ在宅ざいたく移行いこう支援しえんへの詳細しょうさい記録きろくおこなっている西田にしだ美紀みき長谷川はせがわゆい山本やまもとすすむ輔、ケアというものを倫理りんりてき視点してんからろんじている安部あべあきら、アスベルガー症候群しょうこうぐん医療いりょうされる過程かていについて分析ぶんせきしている三浦みうらあいなど新進しんしん気鋭きえい次世代じせだい研究けんきゅうしゃたちによる論考ろんこうはいずれもリアリティがあり、迫力はくりょくかんじるものである。
是非ぜひすすめしたいいちさつである。
2人ふたりのお客様きゃくさまがこれがやくったとかんがえています
レポート
2009ねん10がつ11にち日本にっぽんでレビュー
障害しょうがいい、やめい、ことなり――ひとが存在そんざいするとき、ときにそのような様態ようたいともなってあらわれる。この社会しゃかいには、じつはそれらのひとびとにかんする言説げんせつ流布るふしている。しかしながら、おおくがおもいこみや専門せんもんによる支配しはいてき言説げんせつ、さらにはかれおんならにおうとする言説げんせつのなかでさえ、「当事とうじしゃ」たちにとっては抑圧よくあつてき物語ものがたりになりうる。

この冊子さっし所収しょしゅう論文ろんぶんぐんは、そうした言説げんせつひとつにくわわってしまうのだろうか。それは読者どくしゃ判断はんだんにゆだねるよりほかない。しかし、どの論文ろんぶんも、そのような「抑圧よくあつてき物語ものがたり」にあらがおうとし、またときには「抑圧よくあつてき物語ものがたり」のまれる過程かてい記述きじゅつしたりしている。これは、これまでにはほとんどなされていないこころみであるとってよい。

内容ないようについてはかく論文ろんぶんあるいは座談ざだんかい直接ちょくせつみいただくよりないが、どの論文ろんぶんも「当事とうじしゃ」たちの生活せいかつ生命せいめい生存せいぞんい、それを社会しゃかいてき倫理りんりてき経済けいざいてき歴史れきしてき文脈ぶんみゃくとしてどうかんがえていけばよいか、というあんしめされる。関心かんしんのあるところからおみいただくのがよい。「当事とうじしゃ」たちのせいからまなび、発信はっしんする学問がくもんとしての「生存せいぞんがく」が、ここにスタートする。

拙稿せっこう:「障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう倫理りんりがくてき分析ぶんせき
4にんのお客様きゃくさまがこれがやくったとかんがえています
レポート
2009ねん10がつ24にち日本にっぽんでレビュー
 ほん冊子さっし立命館大学りつめいかんだいがくグローバルCOEプログラム「生存せいぞんがく創成そうせい拠点きょてんによる研究けんきゅう成果せいか一部いちぶをまとめた刊行かんこうされたものである。内容ないようとしては「生存せいぞん臨界りんかい」の座談ざだんかいが3構成こうせいになっており、そのみっつの特集とくしゅうのなかで、しゅとして拠点きょてん所属しょぞくする若手わかて研究けんきゅうしゃ論文ろんぶん掲載けいさいされており、最後さいご国際こくさい研究けんきゅう調査ちょうさ報告ほうこく掲載けいさいされている。
 論文ろんぶんは、いちれいげると、安楽あんらく高齢こうれいしゃ医療いりょう終末しゅうまつ医療いりょう独居どっきょALS(すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう患者かんじゃ在宅ざいたく移行いこう支援しえん、「たきり老人ろうじん」リハビリテーション、介護かいご社会しゃかい、アスペルガー症候群しょうこうぐん障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうとう様々さまざまな「障害しょうがいい・病気びょうきことなり」に関連かんれんするテーマで構成こうせいされている。これらのテーマのいくつかは先日せんじつ実施じっしされた衆議院しゅうぎいん選挙せんきょさいにも焦点しょうてんてられたことは周知しゅうち事実じじつである。
 ほん冊子さっし意義いぎおおきくふたつあるとおもわれる。ひとつは、上述じょうじゅつしたとおり、現代げんだい社会しゃかいかかえる問題もんだい焦点しょうてんてた論文ろんぶんおおてんである。つまり、わたしたちがしるべき情報じょうほう(ニーズ)が満載まんさいであるというてんである。
 ふたつめは、一般いっぱんへの研究けんきゅう成果せいか発信はっしんがされているというてんである。これらの論文ろんぶん通常つうじょう紀要きよう」や学術がくじゅつ雑誌ざっしなどの媒体ばいたい掲載けいさいされることがおおく、一般いっぱん流通りゅうつうすることがすくない。いいかえると、わたしたちがこれらの論文ろんぶん通常つうじょうにする機会きかいすくない。わたしたちは新聞しんぶんやテレビ、インターネットなどのメディア媒体ばいたいつうじて大半たいはん情報じょうほうをえるが、これらのテーマに関連かんれんする情報じょうほう限定げんていされており、断片だんぺんてきである。しかしながら、わたしたちは病気びょうき障害しょうがいになる可能かのうせいっており、かつ徐々じょじょいていく。そのため、ほん冊子さっしがこれらのテーマについて自分じぶん自身じしんり、かんがえる機会きかいあたえていることは意義いぎがあるといえる。
 座談ざだんかい論文ろんぶん報告ほうこくなどけい414ページで2310えんはおどくである。研究けんきゅうしゃだけでなく、将来しょうらい研究けんきゅうしゃ目指めざほう、ならびに病気びょうき障害しょうがいかかえた当事とうじしゃほうとその家族かぞく、これらのテーマに関心かんしんっている一般いっぱんひとにもんでもらいたい冊子さっしである。
5にんのお客様きゃくさまがこれがやくったとかんがえています
レポート
2009ねん10がつ18にち日本にっぽんでレビュー
 わたしたちのせいはそれぞれ、そのなりにおいてある。よりつづめていえばわたしたちはことなっている。この冊子さっしは、冊子さっしおな名前なまえをもつこのがくは、そのたりまえでもあることにあらためてちもどり、真摯しんし対峙たいじすることから出発しゅっぱつする。
 だがそのように多様たようであるわたしたちのなまにもともやくこうがある。わたしたちのせいはそれぞれにことなりつつもかさなりあう部分ぶぶんおおくある。だからわたしたちのそうした部分ぶぶん、つまり「生存せいぞん」をささえる装置そうち制度せいど制度せいどがいのしかけ)は大事だいじである。それをよりよきもの、より使つかえる実質じっしつあるものとしていくことが大事だいじである。それだけではなく、あたらしいくみをどんどんかましていくことも大事だいじである。いまは必要ひつようとしていない、この〈わたし〉もいつか「それ」を必要ひつようとするがくるかもしれないからである。なにより、いま「それ」を必要ひつようとしている〈あなた〉がいるからである。そして「それ」がなにかということの探求たんきゅうが、この冊子さっしにおさめられた、一見いっけんふぞろいでもある論考ろんこうたちを横断おうだんする強靱きょうじん線分せんぶんとなっている。連帯れんたいきざしはこうして、ここにもある。
 そのような、ここにえがきだされたような「現実げんじつ」があり、わたしたちのおおくは、あるいはわたしたちはふだん、(けれども)それをらない。それをるためにもだから、この冊子さっしやくつ。もちろんこの冊子さっしをきっかけに、あるいは海図かいずに、わたしたちはよりひろい、酷薄こくはくであると同時どうじ豊穣ほうじょうでもある、この「現実げんじつ」へとすことができる。
6にんのお客様きゃくさまがこれがやくったとかんがえています
レポート