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希望の書

カスタマーレビュー

2009ねん10がつ18にち日本にっぽんでレビュー
 わたしたちのせいはそれぞれ、そのなりにおいてある。よりつづめていえばわたしたちはことなっている。この冊子さっしは、冊子さっしおな名前なまえをもつこのがくは、そのたりまえでもあることにあらためてちもどり、真摯しんし対峙たいじすることから出発しゅっぱつする。
 だがそのように多様たようであるわたしたちのなまにもともやくこうがある。わたしたちのせいはそれぞれにことなりつつもかさなりあう部分ぶぶんおおくある。だからわたしたちのそうした部分ぶぶん、つまり「生存せいぞん」をささえる装置そうち制度せいど制度せいどがいのしかけ)は大事だいじである。それをよりよきもの、より使つかえる実質じっしつあるものとしていくことが大事だいじである。それだけではなく、あたらしいくみをどんどんかましていくことも大事だいじである。いまは必要ひつようとしていない、この〈わたし〉もいつか「それ」を必要ひつようとするがくるかもしれないからである。なにより、いま「それ」を必要ひつようとしている〈あなた〉がいるからである。そして「それ」がなにかということの探求たんきゅうが、この冊子さっしにおさめられた、一見いっけんふぞろいでもある論考ろんこうたちを横断おうだんする強靱きょうじん線分せんぶんとなっている。連帯れんたいきざしはこうして、ここにもある。
 そのような、ここにえがきだされたような「現実げんじつ」があり、わたしたちのおおくは、あるいはわたしたちはふだん、(けれども)それをらない。それをるためにもだから、この冊子さっしやくつ。もちろんこの冊子さっしをきっかけに、あるいは海図かいずに、わたしたちはよりひろい、酷薄こくはくであると同時どうじ豊穣ほうじょうでもある、この「現実げんじつ」へとすことができる。
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