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生命操作を考える市民の会編『生と死の先端医療――いのちが破壊される時代』
『生と死の先端医療――いのちが破壊される時代』
生命操作を考える市民の会 編 19980920 部落解放・人権研究所,211p. ISBN:4-7592-6043-9 2310
■生命操作を考える市民の会 編 19980920 『生と死の先端医療――いのちが破壊される時代』,部落解放・人権研究所,211p. ISBN:4-7592-6043-9 2310 [amazon]/[kinokuniya]/[BK1] ※ r01. p01.
■内容説明 [bk1]
出生前診断や遺伝子治療、脳死・臓器移植問題など先端医療の現場で何が起きているのか、そのなかで患者がどのように扱われているのか、そして技術の進行が私たちに何をもたらすのか、そのアウトラインを描く。〈ソフトカバー〉
□目次
第1章 選別される生
(完璧な人間のみ追求するあり方を問う―出生前診断の是非
いのちの価値が決められるとき―厚生省、産婦人科学会への疑問 ほか)
第2章 操作される死
(臓器移植法とその問題点―"愛の行為"という命の切り捨て
「安楽死」「尊厳死」に潜むもの―何か変ではないですか?)
第3章 翻弄される遺伝子
(インターセックスという性を生きる人びと―橋本秀雄さんに聞く
遺伝子治療新時代―あなたは承認しますか?)
第4章 破壊されるいのち
(人権を破壊する「ヒトゲノム解析」―人間に対する資源探索・開発計画
誰のためのクローン開発か―果てしない生命の商業化)
第5章 「自己決定」と人権
(自己決定をめぐる二重構造―ナチズムの問いなおしから
座談会 先端医療技術と人権―技術の進歩が問う人間の生き方)
ヤノ ケイコ
矢野 恵子 19980920 「完璧な人間のみ追求するあり方を問う――出生前診断の是非」
生命操作を考える市民の会編[1998:12-22]
ヤノ ケイコ
矢野 恵子 19980920 「いのちの価値が決められるとき――厚生省、産婦人科学会への疑問」
生命操作を考える市民の会編[1998:23-51]
ササキ カズコ
佐々木 和子 19980920 「いのちの選別に踏み込む医療――ダウン症の子どもとの暮らしの中から」
生命操作を考える市民の会編[1998:52-67]
オゴシ クミコ
御輿 久美子 19980920 「生殖医療と"いのち"の商品化――つくられる不妊」
生命操作を考える市民の会編[1998:68-81]
トシミツ ケイコ
利光 恵子 19980920 「臓器移植法とその問題点――“愛の行為”という命の切り捨て」
生命操作を考える市民の会編[1998:82-97]
ツルタ ヒロユキ
鶴田 博之 19980920 「「安楽死」「尊厳死」に潜むもの――何か変ではないですか?」
生命操作を考える市民の会編[1998:98-111]
ツムラ アツコ
つむら あつこ 19980920 「インターセックスという性を生きる人びと――橋本秀雄さんに聞く」
生命操作を考える市民の会編[1998:112-126]
オゴシ クミコ
御輿 久美子 19980920 「遺伝子治療新時代――あなたは承認しますか?」
生命操作を考える市民の会編[1998:127-141]
フクモト エイコ
福本 英子 19980920 「人権を破壊する「ヒトゲノム解析」――人間に対する資源探索・開発計画」
生命操作を考える市民の会編[1998:142-152]
フクモト エイコ
福本 英子 19980920 「誰のためのクローン開発か――果てしない生命の商業化」
生命操作を考える市民の会編[1998:153-167]
イチノカワ ヤスタカ
市野川 容孝 19980920 「「自己決定をめぐる二重構造――ナチズムの問いなおしから」
生命操作を考える市民の会編[1998:168-181]
■書評・紹介・言及
◆立岩 真也 2013 『私的所有論 第2版』,生活書院・文庫版