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荒井裕樹『隔離の文学――ハンセン病療養所の自己表現史』
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隔離かくり文学ぶんがく――ハンセン病はんせんびょう療養りょうようしょ自己じこ表現ひょうげん

荒井あらい 裕樹ゆうき 20111130 書肆しょしアルス,341p.


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荒井あらい 裕樹ゆうき 20111130 『隔離かくり文学ぶんがく――ハンセン病はんせんびょう療養りょうようしょ自己じこ表現ひょうげん』,書肆しょしアルス,341p. ISBN-10: 4990559541 ISBN-13: 978-4990559540 2200+ [amazon][kinokuniya]

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内容ないよう(「BOOK」データベースより)
ハンセン病はんせんびょうしゃへの隔離かくり政策せいさく確立かくりつするいちきゅうさん年代ねんだいから、軍靴ぐんかおとひびくアジア・太平洋戦争たいへいようせんそうて、民主みんしゅ主義しゅぎ謳歌おうかするいちきゅう年代ねんだいまで―この激動げきどう時代じだいに、病者びょうしゃ自身じしんえがいた文学ぶんがく作品さくひん研究けんきゅう考察こうさつしたじゅうしょうからる。ハンセン病はんせんびょうしゃたちは、自分じぶんたちを抑圧よくあつし、抹消まっしょうしようとする社会しゃかい風潮ふうちょう国家こっか権力けんりょくと、いかにってきたのか。またぎゃくに、どのような言葉ことば駆使くししてこうしてきたのか。終生しゅうせい隔離かくりという極限きょくげん状況じょうきょうかれたものが、いかにして「抑圧よくあつされた生命せいめいきる意味いみ」をつむぎだすのかという普遍ふへんてき問題もんだいいどむ。

著者ちょしゃ

著者ちょしゃ略歴りゃくれき (「BOOK著者ちょしゃ紹介しょうかい情報じょうほう」より)
荒井あらい/裕樹ゆうき
1980ねん東京とうきょうまれ。2009ねん東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん人文じんぶん社会しゃかいけい研究けんきゅう修了しゅうりょう博士はかせ(文学ぶんがく)。日本にっぽん学術がくじゅつ振興しんこうかい特別とくべつ研究けんきゅういんせんもん日本にっぽんきん現代げんだい文学ぶんがく障害しょうがいしゃ文化ぶんかろんハンセン病はんせんびょう身体しんたい障害しょうがい(脳性のうせい麻痺まひ)・精神せいしん障害しょうがい当事とうじしゃたちの文学ぶんがく活動かつどう社会しゃかい運動うんどう研究けんきゅう、および医療いりょう施設しせつにおける自己じこ表現ひょうげん活動かつどう支援しえんむ(ほんデータはこの書籍しょせき刊行かんこうされた当時とうじ掲載けいさいされていたものです)


目次もくじ

隔離かくりする文学ぶんがく―「かったい予防よぼう協会きょうかい」と患者かんじゃ文学ぶんがく諸相しょそう
断種だんしゅ」をかた文学ぶんがくハンセン病はんせんびょう患者かんじゃ文学ぶんがくにみる優生ゆうせい思想しそう
身振みぶり”としての「作家さっか」―北條ほうじょう民雄たみお日記にっき精読せいどく
かったい」の「隠喩いんゆ」と「いのち」の「隠喩いんゆ」―北條ほうじょう民雄たみお「いのちの初夜しょや」とどう時代じだい
御歌おうたと“救癩きゅうらい”―近代きんだい皇族こうぞく文学ぶんがくはいかにるのか
やまいとも」なる支配しはい小川おがわ正子まさこ小島こじまはる試論しろん
ハンセン病はんせんびょう患者かんじゃ戦争せんそう(ちかくてとお詔勅しょうちょく
隔離かくりなかの“だい東亜とうあ”)
療養りょうよう文芸ぶんげい」のぶし―“よわさ”の自画像じがぞう
文学ぶんがくえがいた優生ゆうせい手術しゅじゅつハンセン病はんせんびょう患者かんじゃは「断種だんしゅ」をいかにえがいてきたか?


UP:20120929 REV:
ハンセン病はんせんびょう  ◇荒井あらい 裕樹ゆうき  ◇身体しんたい×世界せかい関連かんれん書籍しょせき  ◇BOOK
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