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大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 〜2007年
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だいリビア・アラブ社会しゃかい主義しゅぎ人民じんみんジャマーヒリーヤこく 〜2007ねん


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アフリカアフリカ Africa 2019


おかねおくれ


作成さくせい斉藤さいとう龍一郎りゅういちろう
 *とくかつ)アフリカ日本にっぽん協議きょうぎかい理事りじ生存せいぞんがく研究所けんきゅうじょ運営うんえい委員いいん


最新さいしんのニュース・情報じょうほう リビア


外務省がいむしょう 各国かっこく地域ちいき情勢じょうせい リビア

◆1991/11/16 朝日新聞あさひしんぶん リビアが関与かんよ否定ひてい パンナム爆破ばくは
◆1991/11/18 朝日新聞あさひしんぶん リビアが外相がいしょう更迭こうてつ たいべい関係かんけい改善かいぜんねら
◆1991/12/28 朝日新聞あさひしんぶん べい、リビア制裁せいさい延長えんちょう
◆1992/01/19 朝日新聞あさひしんぶん たいリビア 容疑ようぎしゃわた要求ようきゅう 安保理あんぽり 航空機こうくうきテロで決議けつぎ
◆1992/01/19 朝日新聞あさひしんぶん リビア有力ゆうりょくしゃ中国ちゅうごく訪問ほうもん
◆1992/02/10 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん べいのリビア空爆くうばく計画けいかく報道ほうどう
◆1992/02/13 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん リビア、容疑ようぎしゃわた拒否きょひ
◆1992/11/06 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん OPECおぺっく産油さんゆりょう12ねんぶり高水準こうすいじゅん 10月、上限じょうげん100まんバレルちょう
◆1992/11/19 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん リビア外相がいしょう交代こうたい べい融和ゆうわ観測かんそく
◆1992/11/20 朝日新聞あさひしんぶん 西側にしがわけジェスチャー? 1世帯せたいあたり100まんえん分配ぶんぱい カダフィ大佐たいさ演説えんぜつ
◆1993/10/07 毎日新聞まいにちしんぶん 経済けいざい制裁せいさいおそれぬ」とカダフィ大佐たいさ
◆1994/09/02 毎日新聞まいにちしんぶん カダフィ政権せいけん四半世紀しはんせいき
◆1995/09/09 毎日新聞まいにちしんぶん リビア追放ついほうのパレスチナじん 入国にゅうこく防止ぼうし海運かいうん航路こうろ閉鎖へいさ
◆2000/02/24 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん リビアの関係かんけい改善かいぜん姿勢しせい評価ひょうか
◆2007/04/06 yomiuri.co.jp べい国務こくむふく長官ちょうかん、リビアなどアフリカ4かこく訪問ほうもん
◆2007/04/06 NIKKEI NET べい国務こくむふく長官ちょうかんがリビアへ、高官こうかん訪問ほうもんは54ねんぶり
◆2007/04/27 外務省がいむしょう海外かいがい安全あんぜんホームページ リビアにたいする渡航とこう情報じょうほう危険きけん情報じょうほう)の発出はっしゅつ(2007/04/27)
◆2007/06/11 NIKKEI NET ミサイル防衛ぼうえいべい戦略せんりゃく対話たいわ推進すいしんべいブルガリア首脳しゅのう会談かいだん
◆2007/06/12 AFP BB News ブッシュ大統領だいとうりょう欧州おうしゅう歴訪れきほう帰国きこく
◆2007/06/17 NIKKEI NET べい財務省ざいむしょう、イランとリビアの5にん制裁せいさい
◆2007/06/22 AFP BB News 児童じどうらのHIV集団しゅうだん感染かんせん和解わかい交渉こうしょう暗礁あんしょう
◆2007/07/05 JANJAN リビア:ケニアに安価あんか石油せきゆ供給きょうきゅう
◆2007/07/11 時事じじドットコム 外国がいこくじん医師いしらの死刑しけい確定かくてい=リビアのエイズ感染かんせん事件じけん
◆2007/07/11 AFP BB News 外国がいこくじん医師いしらの死刑しけい確定かくてい=リビアのエイズ感染かんせん事件じけん
◆2007/07/11 AFP BB News リビア児童じどうエイズ感染かんせん遺族いぞく補償ほしょう協定きょうてい合意ごうい
◆2007/07/12 cnn.co.jp 看護かんごらの死刑しけい判決はんけつ支持しじ、HIV感染かんせん事件じけん裁判さいばん リビア
◆2007/07/12 usfl.com 35ねんぶりちゅうリビア大使たいし指名しめい ブッシュ
◆2007/07/12 NIKKEI NET 政府せいふ、タリバン資産しさん凍結とうけつ拡大かくだい
◆2007/07/12 livedoor リビア:児童じどう人体じんたい実験じっけん死刑しけい判決はんけつ=最高裁さいこうさい
◆2007/07/12 NIKKEI NET べい、35ねんぶりちゅうリビア大使たいし派遣はけん
◆2007/07/13 AFP BB News サルコジふつ大統領だいとうりょう夫人ふじんがリビアを訪問ほうもん、エイズ感染かんせん面会めんかい
◆2007/07/14 毎日新聞まいにちしんぶん ふつ大統領だいとうりょう夫人ふじん:カダフィ大佐たいさ訪問ほうもん 外交がいこう活躍かつやくあった
◆2007/07/14 NIKKEI NET べい、35ねんぶりちゅうリビア大使たいし派遣はけん
◆2007/07/14 東京とうきょう新聞しんぶん ふつ大統領だいとうりょう夫人ふじん外交がいこう! リビア訪問ほうもん恩赦おんしゃ要請ようせい
◆2007/07/18 yomiuri.co.jp リビア司法しほう当局とうきょく、ブルガリアじん看護かんごらの死刑しけい判決はんけつ
◆2007/07/18 cnn.co.jp HIV感染かんせん事件じけん裁判さいばん看護かんごらが終身しゅうしんけい減刑げんけい リビア
◆2007/07/18 NIKKEI NET ブルガリアじん看護かんごら、終身しゅうしんけい減刑げんけい・リビア
◆2007/07/23 cnn.co.jp ふつ大統領だいとうりょう夫人ふじん欧州おうしゅう委員いいんがリビア訪問ほうもん 看護かんご釈放しゃくほう要請ようせい
◆2007/07/24 yomiuri.co.jp リビアで死刑しけい判決はんけつ医師いしら、EUにわた解放かいほう
◆2007/07/24 cnn.co.jp リビアで終身しゅうしんけい看護かんごら6にん、ブルガリアに帰国きこく恩赦おんしゃ
◆2007/07/24 AFP BB News リビア児童じどう集団しゅうだんHIV感染かんせん事件じけんでブルガリア外相がいしょう、リビアがわしん条件じょうけん難色なんしょく
◆2007/07/25 Sankeiweb 看護かんご解放かいほう、リビア出国しゅっこく EUとの正常せいじょう道筋みちすじ
◆2007/07/25 AFP BB News リビア児童じどう集団しゅうだんHIV感染かんせん医療いりょう関係かんけいしゃら、自由じゆう
◆2007/07/25 cnn.co.jp サルコジふつ大統領だいとうりょうがリビア訪問ほうもん 看護かんごらの引渡ひきわた
◆2007/07/25 NIKKEI NET サルコジふつ大統領だいとうりょう夫人ふじん人権じんけん外交がいこう前面ぜんめん
◆2007/07/26 毎日新聞まいにちしんぶん フランス:リビアに原子げんし サルコジ大統領だいとうりょう訪問ほうもん協定きょうてい調印ちょういん
◆2007/07/26 毎日新聞まいにちしんぶん ライスまい国務こくむ長官ちょうかん国交こっこう正常せいじょうしたリビア訪問ほうもん意欲いよく
◆2007/07/26 毎日新聞まいにちしんぶん サルコジふつ大統領だいとうりょう:リビア訪問ほうもん 民生みんせいよう原子げんし建設けんせつなど合意ごうい
◆2007/07/26 毎日新聞まいにちしんぶん ライスまい国務こくむ長官ちょうかん:リビア訪問ほうもん意欲いよく
◆2007/07/26 yomiuri.co.jp ふつとリビア、民生みんせいよう原子げんし建設けんせつ協定きょうてい署名しょめい
◆2007/07/26 cnn.co.jp ふつ大統領だいとうりょう、リビアのカダフィ大佐たいさ会談かいだん 覚書おぼえがき調印ちょういん
◆2007/07/26 NIKKEI NET べい国務こくむ長官ちょうかん早期そうきのリビア訪問ほうもん意欲いよく
◆2007/07/26 時事じじドットコム ちかくリビアを訪問ほうもんしたい」=ライス長官ちょうかん、ラジオ・サワでかた
◆2007/07/26 Sankeiweb ふつ大統領だいとうりょう、リビアを訪問ほうもん 民生みんせいよう原子げんし提供ていきょう
◆2007/07/26 asahi.com ふつ、リビアに原子げんし供与きょうよ サルコジ・カダフィ会談かいだん
◆2007/07/26 NIKKEI NET ふつ大統領だいとうりょうがリビア訪問ほうもんかく協力きょうりょく合意ごうい
◆2007/07/27 AFP BB News ふつ政府せいふがリビアと原子げんし建設けんせつ覚書おぼえがき締結ていけつ内外ないがい批判ひはんたかまる
◆2007/07/27 東京とうきょう新聞しんぶん べい国務こくむ長官ちょうかんリビア訪問ほうもんへ 今秋こんしゅう関係かんけい緊密きんみつうなが
◆2007/07/29 AFP BB News リビア、児童じどう集団しゅうだんHIV感染かんせんでのブルガリアの対応たいおうは「裏切うらぎり」
◆2007/08/02 cnn.co.jp ふつがリビアへ対戦たいせんしゃミサイル売却ばいきゃく軍事ぐんじ協力きょうりょく一環いっかん
◆2007/08/03 時事じじドットコム リビア、フランスから対戦たいせんしゃミサイル購入こうにゅう契約けいやくがくは274おくえん
◆2007/08/03 毎日新聞まいにちしんぶん リビア:ふつから482おくえん武器ぶき購入こうにゅう うら取引とりひき指摘してき
◆2007/08/03 AFP BB News 総額そうがく270おくえんちょう、リビアがフランスの対戦たいせんしゃミサイルを購入こうにゅう
◆2007/08/04 毎日新聞まいにちしんぶん ふつ企業きぎょう:リビアに武器ぶき売却ばいきゃく契約けいやく 国防こくぼうしょうみとめる
◆2007/08/04 AFP BB News 安保理あんぽり決議けつぎけダルフールのはん政府せいふ勢力せいりょく会合かいごう
◆2007/08/04 JANJAN ブルガリア−リビア/死刑しけい制度せいどたかまる『法的ほうてき予防よぼう措置そち』の必要ひつようせい
◆2007/08/05 AFP BB News リビアへの武器ぶき売却ばいきゃくふつリビア双方そうほう医療いりょう関係かんけいしゃ解放かいほうとの関係かんけいせい否定ひてい
◆2007/08/10 cnn.co.jp カダフィ大佐たいさ息子むすこ看護かんごらの虐待ぎゃくたいみとめる
◆2007/08/11 AFP BB News 身柄みがら拘束こうそくちゅう拷問ごうもん、ブルガリアじん医師いし
◆2007/08/14 時事じじドットコム リビアへの最新さいしんがた原子げんし売却ばいきゃく否定ひていふつ大統領だいとうりょう
◆2007/08/14 AFP BB News ふつ大統領だいとうりょう、リビアへの最新さいしん世代せだい原子げんし売却ばいきゃく否定ひてい
◆2007/08/15 Ohmynews たいリビア交渉こうしょうに、かくれするフランスの思惑おもわく(その3)
◆2007/08/22 時事じじドットコム ウェルチまい次官補じかんほ、リビアを訪問ほうもん=ライス長官ちょうかん訪問ほうもんならしで
◆2007/08/23 毎日新聞まいにちしんぶん リビア:エイズ終身しゅうしんけいのブルガリアじん看護かんご解放かいほううらに…
◆2007/09/04 cnn.co.jp リビア最高さいこう指導しどうしゃおい買春ばいしゅん暴行ぼうこう容疑ようぎ提訴ていそげに
◆2007/09/04 時事じじドットコム 「50あいだやすまず交渉こうしょう」=看護かんご釈放しゃくほう密約みつやく否定ひていふつ大統領だいとうりょう夫人ふじん
◆2007/09/05 Japan News Network NYにゅーよーく原油げんゆ続伸ぞくしん終値おわりね75.08ドル
◆2007/09/07 AFP BB News ダルフール和平わへい会議かいぎ来月らいげつリビアで開催かいさい、スーダン政府せいふ国連こくれん合意ごうい
◆2007/09/09 yomiuri.co.jp はん国連こくれん総長そうちょう会談かいだん、カダフィ大佐たいさがダルフール情勢じょうせい協力きょうりょく
◆2007/09/09 時事じじドットコム はん国連こくれん総長そうちょう、カダフィ大佐たいさ会談かいだん=ダルフール紛争ふんそう解決かいけつ協力きょうりょく一致いっち
◆2007/09/09 AFP BB News はん国連こくれん事務じむ総長そうちょうとリビアのカダフィ大佐たいさ会談かいだん ダルフール紛争ふんそう解決かいけつ協力きょうりょく表明ひょうめい
◆2007/09/10 中央日報ちゅうおうにっぽう はんはじめぶん総長そうちょう、カダフィ大佐たいさ会談かいだん
◆2007/09/22 AFP BB News ダルフール問題もんだい、リビアで和平わへい会議かいぎ開催かいさい
◆2007/09/27 サンパウロ新聞しんぶん アフリカに資源しげん開発かいはつ積極せっきょく:ペトロブラスとバーレ・ド・ドーセ
◆2007/10/05 時事じじドットコム ふつ大統領だいとうりょう最高さいこう勲章くんしょう看護かんご釈放しゃくほう功績こうせきで、夫人ふじん欠席けっせき−ブルガリア
◆2007/10/13 AFP BB News 世界せかい飢餓きが人口じんこう、8おく5000まんにん以上いじょう
◆2007/10/17 毎日新聞まいにちしんぶん 国連こくれん:リビア、安保理あんぽり常任じょうにん理事りじこく
◆2007/10/17 毎日新聞まいにちしんぶん 国連こくれん安保理あんぽり常任じょうにん理事りじこくにリビア、ベトナムなど5カ国かこく
◆2007/10/17 asahi.com 常任じょうにん理事りじこくまる ベトナムがはつ安保理あんぽり
◆2007/10/17 東京とうきょう新聞しんぶん 国連こくれん安保理あんぽり リビア 常任じょうにん理事りじこくに 30ねんぶり 制裁せいさい解除かいじょから4ねん
◆2007/10/17 asahi.com 原油げんゆ価格かかく上昇じょうしょう懸念けねん供給きょうきゅうりょう十分じゅうぶんOPECおぺっく声明せいめい
◆2007/10/17 yomiuri.co.jp リビア・ベトナムなど5かこく安保理あんぽり常任じょうにん理事りじこく
◆2007/10/17 NIKKEI NET 常任じょうにん理事りじこく改選かいせん、ベトナムやリビアなど5カ国かこく当選とうせん
◆2007/10/19 NIKKEI NET ENIとリビア国営こくえい石油せきゆ石油せきゆ・ガス開発かいはつに280おくドル投資とうし
◆2007/10/23 ITmedia HP、中東ちゅうとうのシステムインテグレーターを買収ばいしゅう
◆2007/10/24 IRI べいHP、中東ちゅうとうのシステムインテグレーターを買収ばいしゅう
◆2007/10/28 yomiuri.co.jp ダルフール紛争ふんそう和平わへい協議きょうぎ、リビアで開幕かいまく
◆2007/10/28 yomiuri.co.jp ダルフール和平わへい協議きょうぎ開幕かいまく、スーダン政府せいふ停戦ていせん宣言せんげん
◆2007/10/28 時事じじドットコム 2007/10/28-00:14 ダルフール和平わへい協議きょうぎひらく=主要しゅようはん政府せいふ組織そしき不参加ふさんか−リビア
◆2007/10/30 varietyjapan.com リビア大統領だいとうりょう映画えいが製作せいさく資金しきん供給きょうきゅう
◆2007/10/31 CNET Japan インテルとMS、てい価格かかくノートPC「Classmate PC」15まんだいをリビアに販売はんばい
◆2007/10/31 ロイター べいインテルとマイクロソフト、リビア政府せいふにPC15まんだい販売はんばい
◆2007/11/02 yomiuri.co.jp ダルフール和平わへい協議きょうぎ事実じじつじょう中断ちゅうだん12月じゅうにがつ再開さいかい
◆2007/11/03 yomiuri.co.jp ザワヒリ容疑ようぎしゃ、カダフィ大佐たいさら4指導しどうしゃ追放ついほうびかけ
◆2007/11/03 JANJAN スーダン:ダルフール問題もんだい和平わへい協議きょうぎ進展しんてん期待きたいうす
◆2007/11/05 asahi.com ダルフール和平わへい協議きょうぎ中断ちゅうだん はん政府せいふがわ分裂ぶんれつ、まとめやく不在ふざい
◆2007/11/14 NIKKEI NET リビア、外国がいこくじん旅券りょけんにアラビアやく義務ぎむづけ再開さいかい
◆2007/11/14 外務省がいむしょう海外かいがい安全あんぜんホームページ リビア:リビアへの入国にゅうこくまた通過つうか)を予定よていされているほう
◆2007/11/18 AFP BB News シーメンスにだい規模きぼ贈収賄ぞうしゅうわい発覚はっかく
◆2007/11/19 中日新聞ちゅうにちしんぶん イランかく攻撃こうげき選択肢せんたくし べいぐん同時どうじテロ策定さくてい
◆2007/11/22 MSN産経さんけいニュース イラクの外国がいこくじんテロはん、6わりがサウジとリビア出身しゅっしん
◆2007/11/23 cnn.co.jp わりがサウジ、リビアじんべいぐん イラクの外国がいこくじん戦闘せんとういん
◆2007/11/24 The Wall Street Journal おおいなるこころざしめたちいさなラップトップ
◆2007/11/26 朝鮮日報ちょうせんにっぽう 現代げんだい建設けんせつ、リビアで272おくえん発電はつでんしょ工事こうじ受注じゅちゅう
◆2007/11/26 MONEYzine アラブのあばれんぼう“リビア” 優良ゆうりょう投資とうしこく変貌へんぼう
◆2007/11/27 newsclip.be JOGMEC、ペトロベトナムと探鉱たんこう開発かいはつ協力きょうりょく
◆2007/12/05 cnn.co.jp OPECおぺっく総会そうかい増産ぞうさん見送みおく決定けってい来年らいねんがつ総会そうかいさい検討けんとう
◆2007/12/05 地球ちきゅう環境かんきょう観測かんそくセンター サハラ沙漠さばく、ケビラ・クレータのなぞ
◆2007/12/06 MSN産経さんけいニュース パスポートにアラビア表記ひょうきないと入国にゅうこく拒否きょひ リビア
◆2007/12/06 moneyzine.jp 「アラブのあばれんぼう「リビア」 優良ゆうりょう投資とうしこく変貌へんぼう」 たちばな 尚人なおと
◆2007/12/08 AFP BB News リビアのカダフィ大佐たいさ欧州おうしゅう大国たいこくにアフリカへの植民しょくみん支配しはい時代じだい補償ほしょうもとめる
◆2007/12/08 MSN産経さんけいニュース カダフィ大佐たいさ弱者じゃくしゃがテロリズムにたよるのは自然しぜんのこと」  欧州おうしゅうアフリカ首脳しゅのう会議かいぎまえ講演こうえん
◆2007/12/10 AFP BB News カダフィ大佐たいさ、フランスを公式こうしき訪問ほうもん
◆2007/12/10 NIKKEI NET リビアの天然てんねんガス日本にっぽんぜい落札らくさつできず
◆2007/12/10 NIKKEI NET カダフィ大佐たいさ訪仏ほうふつ・サルコジ大統領だいとうりょう会談かいだん
◆2007/12/11 AFP BB News カダフィ大佐おおさフランス訪問ほうもん、サルコジ大統領だいとうりょう会見かいけん
◆2007/12/11 AFP BB News リビア、ふつせいラファール戦闘せんとう14購入こうにゅう合意ごうい
◆2007/12/11 時事じじドットコム 2007/12/11-07:10 ふつ、リビアと大型おおがた経済けいざい協力きょうりょく=1ちょうせんおくえん協定きょうてい調印ちょういん
◆2007/12/11 時事じじドットコム 2007/12/11-00:01 カダフィ大佐たいさ、34ねんぶり訪仏ほうふつ西側にしがわとの関係かんけい改善かいぜんさらに前進ぜんしん
◆2007/12/11 NIKKEI NET リビア、にちりょう300まんバレルへ原油げんゆ増産ぞうさん・2012ねんメド
◆2007/12/11 NIKKEI NET リビア、ふつと1ちょう6000おくえん契約けいやくへ・カダフィ大佐たいさが34ねんぶり訪問ほうもん
◆2007/12/11 MSN産経さんけいニュース ふつとリビア エアバス、原発げんぱつ軍事ぐんじ装備そうびなど契約けいやく調印ちょういん
◆2007/12/11 Searchina Finance [ロシアかぶ]ガスプロム、リビアの産地さんち開発かいはつけん獲得かくとく
◆2007/12/12 MSN産経さんけいニュース カダフィ大佐たいさきびしい
◆2007/12/13 jp.reuters.com パリ市長しちょう、カダフィ大佐たいさ訪問ほうもんのためのはし閉鎖へいさいか
◆2007/12/14 jp.reuters.com しん日石にっせきなど石油せきゆ3しゃ、「リビアに製油せいゆしょ建設けんせつへ」の報道ほうどう否定ひてい
◆2007/12/17 外務省がいむしょう リビアへの渡航とこう予定よていされているほう
◆2007/12/18 MSN産経さんけいニュース 【ニュースな言葉ことば 週刊しゅうかんこどもじゅくOPECおぺっく 原油げんゆ高騰こうとう注目ちゅうもく
◆2007/12/23 MSN産経さんけいニュース アルカーイダ サウジ・リビアの20だい主力しゅりょく
◆2007/12/25 しんぶん赤旗あかはた 人権じんけん」から「実益じつえき」 サルコジ外交がいこう転向てんこう”? ふつ論争ろんそう

参考さんこう図書としょ
リビアをるための60しょう (エリア・スタディーズ)
塩尻しおじり 和子かずこちょ 明石書店あかししょてん ¥2,100 B6はん 399ページ 2006ねん8がつ [amazon]

リビア物語ものがたり世界せかい遺産いさんだい砂漠さばくたび
滝口たきぐち 鉄夫てつおちょ ろんそうしゃ ¥2,625 B6はん 196ページ 2007ねん1がつ [amazon]

砂漠さばく思想しそう―リビアでかんがえたこと
野田のだ 正彰まさあきちょ みすず書房しょぼう ¥2,730 B6はん 240ページ 2005ねん2がつ [amazon]


 
 
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1991.11.16

リビアが関与かんよ否定ひてい パンナム爆破ばくは

朝日新聞あさひしんぶん

カイロ15にちろくふん一真いっしん

べいえい両国りょうこくがパンアメリカン航空機こうくうき爆破ばくはテロ事件じけんで、リビアの情報じょうほう機関きかんいんアブデル・バセト・アリモハメド・アッメグラヒ(さんきゅう)と、アルアミン・カリファ・フヒマ(さん)の二人ふたり犯人はんにん断定だんていしたことにたいし、リビア政府せいふじゅうにち事件じけんへの関与かんよ全面ぜんめん否定ひていし、調査ちょうさ国際こくさいてき調停ちょうてい機関きかんにゆだねることを主張しゅちょうする声明せいめい発表はっぴょうした。

国営こくえいジャマヒリア通信つうしんつたえた外務省がいむしょう声明せいめいは、「事件じけんたいするリビアのいかなる関与かんよ全面ぜんめんてき否定ひていする。べいえい両国りょうこくには、このけん中立ちゅうりつてき仲裁ちゅうさい委員いいんかい国際司法裁判所こくさいしほうさいばんしょにゆだねることをもとめる」としている。

また、べいホワイトハウスのフィッツウォーター報道ほうどうかん武力ぶりょく制裁せいさい可能かのうせい示唆しさしたことにたいしては、「おどしの言葉ことば」として非難ひなんし、はないこそが解決かいけつ最善さいぜん方法ほうほうである、と強調きょうちょうしている。



 
 
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リビアが外相がいしょう更迭こうてつ たいべい関係かんけい改善かいぜんねら

朝日新聞あさひしんぶん
1991.11.18
カイロ18にち中東ちゅうとうアフリカ総局そうきょく

リビアぜん人民じんみん会議かいぎは17にち、ビシャリ外相がいしょう更迭こうてつし、後任こうにんもと首相しゅしょうのムンタサル経済けいざい計画けいかくしょう任命にんめいした。

ムンタサルしん外相がいしょう最近さいきんまで、88ねんにスコットラ爆破ばくは事件じけん処理しょりかんしてえいべい接触せっしょくするかいかいメンバーをつとめており、米国べいこく個人こじんてきなパイプがあるとされでいる。

更迭こうてつされたビシャリどう事件じけんさい諜報ちょうほう(ちょうほう)機関きかん責任せきにんしゃつとめており、4がつ国連こくれんたいリビア経済けいざい制裁せいさい実施じっしして以来いらい外交がいこうてき影響えいきょうりょく不十分ふじゅうぶんだった、と批判ひはんされていた。

会議かいぎ冒頭ぼうとう、リビア最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ実力じつりょくしゃ、ジャルード少佐しょうさは、クリントン次期じきまい大統領だいとうりょう両国りょうこく関係かんけいの「あらたなページをひらきたい」とべ、たいべい関係かんけい改善かいぜん目指めざ姿勢しせいしめした。



 
 
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べい、リビア制裁せいさい延長えんちょう

朝日新聞あさひしんぶん
1991ねん12月28にち
ワシントン26にち=AFP時事じじ
べいブッシュ政権せいけんは26にち、レーガンぜん政権せいけんが1986ねん1がつから実施じっししていたたいリビア経済けいざい制裁せいさいを1ねん延長えんちょうするとの声明せいめい発表はっぴょうした。声明せいめい延長えんちょう理由りゆうとして、リビア政府せいふ国際こくさいテロを支援しえんする行動こうどう政策せいさくつづけているためとしている。



 
 
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1992.1.19

たいリビア 容疑ようぎしゃわた要求ようきゅう 安保理あんぽり 航空機こうくうきテロで決議けつぎ

朝日新聞あさひしんぶん

ニューヨーク18にち外岡とのおか秀俊ひでとし

国連こくれん外交がいこうすじが17にちあきらかにしたところでは、国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじかいちかく、リビア政府せいふたいし、2けん航空機こうくうき爆破ばくは事件じけんについて捜査そうさへの協力きょうりょくもとめる決議けつぎあん審議しんぎし、採択さいたくする見込みこみ。事実じじつじょう、リビア政府せいふ関与かんよした組織そしきてきテロとして容疑ようぎしゃわたしをもとめる決議けつぎあんで、したがわない場合ばあい制裁せいさいふくみをもたせた。

今回こんかい決議けつぎあん準備じゅんびしたのはべいえいふつの3カ国かこく問題もんだいになったのは88ねん12月、パンアメリカン航空こうくう103便びんのボーイング747ジャンボ機じゃんぼきが、スコットランド上空じょうくう爆発ばくはつ乗員じょういん乗客じょうきゃくら270にん死亡しぼうした事件じけんと、89ねん9がつ、フランスの航空こうくう会社かいしゃUTAのDC10がアフリカのニジェールで爆破ばくはされ、乗員じょういん乗客じょうきゃく171にん死亡しぼうした事件じけん

べいえい司法しほううらないきょく昨年さくねん11がつ、パンアメリカン事件じけんについて、リビアの情報じょうほう工作こうさくいん2にん容疑ようぎしゃ断定だんていし、起訴きそした。

決議けつぎあんは、リビア政府せいふ国際こくさいテロ根絶こんぜつのために「すみやかに全面ぜんめんてき効果こうかてき対応たいおうをするようそくし、事件じけんかんする情報じょうほう提供ていきょう適切てきせつ補償ほしょう支払しはらいをもとめる内容ないようで、事実じじつじょう容疑ようぎしゃ適正てきせい裁判さいばんにかけるようリビア政府せいふつよ圧力あつりょくくわえる内容ないようになっている。3ヵ国かこくは、リビア政府せいふがこの決議けつぎしたがわない場合ばあい制裁せいさい措置そちをとることも検討けんとうしている。



 
 
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1992.1.19

リビア有力ゆうりょくしゃ中国ちゅうごく訪問ほうもん

朝日新聞あさひしんぶん

北京ぺきん18にち=ロイター

中国ちゅうごく外務省がいむしょうによると、リビア指導しどう幹部かんぶが19にちから中国ちゅうごく訪問ほうもんする。カダフィ大佐たいさ有力ゆうりょくしゃとされるアブドラ・サリム・ジャルードで、楊福あきら外務がいむ次官じかん予定よてい議題ぎだいなどの詳細しょうさいあきらかにされていない。



 
 
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べいのリビア空爆くうばく計画けいかく報道ほうどう

日本経済新聞にほんけいざいしんぶん
1992/02/10
テヘラン9にち木戸きど記者きしゃ

イランの保守ほしゅけい日刊にっかんアブラルが9にち、ベイルート発行はっこう雑誌ざっし「アッ・シャラー」最新さいしんごう報道ほうどうとしてつたえたところによると、米国べいこく政府せいふはリビア政府せいふが1988ねんパンナム爆破ばくは事件じけん容疑ようぎしゃとして起訴きそされているリビア情報じょうほう機関きかんいんにんわたしにおうじないことへの制裁せいさい措置そちとして、リビアを空爆くうばくする計画けいかくかためた。それによると、決行けっこう天候てんこう条件じょうけんければ今月こんげつ15にちで、ばくげき目標もくひょうかく開発かいはつ施設しせつのほか公共こうきょう施設しせつ経済けいざい施設しせつげられている。



 
 
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リビア、容疑ようぎしゃわた拒否きょひ

日本経済新聞にほんけいざいしんぶん
1992/02/13
ニューヨーク12にち守田もりた記者きしゃ

ガリ国連こくれん事務じむ総長そうちょうじゅうにち航空機こうくうき連続れんぞく爆破ばくは事件じけん関連かんれんしてリビア政府せいふから回答かいとう国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじかいつたえた。回答かいとうは「(捜査そうさ資料しりょう提出ていしゅつもとめた)フランスへの協力きょうりょく」を約束やくそくする一方いっぽうべいえい両国りょうこくもとめている爆破ばくは容疑ようぎしゃわたしについては「リビアの国内こくないほうをおかすことはできない」とつよ反発はんぱつする内容ないようとなっている。



 
 
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リビア外相がいしょう交代こうたい べい融和ゆうわ観測かんそく

日本経済新聞にほんけいざいしんぶん
1992/11/19
バーレーン18にち中西なかにし記者きしゃ

リビアの国会こっかいであるぜん人民じんみん会議かいぎは18にち内閣ないかく相当そうとうするぜん人民じんみん委員いいんかいのメンバー(書記しょき)を変更へんこうすると発表はっぴょうした。今回こんかい改造かいぞうでは外相がいしょうにあたる対外たいがい事務じむ書記しょきに、イブラヒム・ビシャリわりオマル・モンタセル指名しめいされた。外相がいしょうポスト交代こうたいかんしては、西側にしがわによりつよ人脈じんみゃくつモンタセル起用きようすることで、べい航空機こうくうき爆破ばくは事件じけんめぐってこじれている米国べいこくとの融和ゆうわはかるとの観測かんそくている。



 
 
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西側にしがわけジェスチャー? 1世帯せたいあたり100まんえん分配ぶんぱい カダフィ大佐たいさ演説えんぜつ

朝日新聞あさひしんぶん
1992/11/20
カイロ19にち松本まつもと仁一ひとかず

 リビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさは18にち同国どうこく石油せきゆ収入しゅうにゅう半分はんぶんを、国民こくみん直接ちょくせつ分配ぶんぱいする方針ほうしんあきらかにした。いち世帯せたいあたり100まんえん程度ていどのボーナスとなるが、これまで軍事ぐんじ使つかいすざたというのがその理由りゆう。17にち外相がいしょう更迭こうてつつづき、たい西側にしがわ関係かんけい改善かいぜんねらったジェスチャーとの見方みかたつよい。

 同日どうじつよるぜん人民じんみん会議かいぎ国会こっかい)で演説えんぜつし、パンナム爆破ばくは事件じけん容疑ようぎしゃわたしをめぐる国連こくれん経済けいざい制裁せいさいでリビア経済けいざい苦境くきょうにおちいり、市民しみん生活せいかつおびやかされていることをみとめたうえで、年間ねんかんやく100おくドルの石油せきゆ収入しゅうにゅう半分はんぶん国民こくみん分配ぶんぱいすると表明ひょうめいした。

 実施じっし来年らいねんからだが、同国どうこく人口じんこうは60まん世帯せたいやく450まんにんで、分配ぶんぱい一人ひとりあたり1000ドルきょう世帯せたいあたり1まんドルじゃくとなる。どう大佐たいさは、リビアが過去かこ20年間ねんかん軍事ぐんじに230おくドルを消費しょうひしたことをあきらかにし、「われわれは軍事ぐんじ使つかいすぎた」とかたった。

 どう大佐たいさ経済けいざい制裁せいさい対策たいさくとして、配給はいきゅう制度せいど導入どうにゅう示唆しさ。また貿易ぼうえき業者ぎょうしゃたいしては、国外こくがい活動かつどうするようびかけた。



 
 
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経済けいざい制裁せいさいおそれぬ」とカダフィ大佐たいさ

毎日新聞まいにちしんぶん
1993ねん10がつ7にち夕刊ゆうかん

◆リビア国営こくえい通信つうしんは6にち最高さいこう指導しどうしゃのカダフィ大佐たいさが5にち集会しゅうかいで「我々われわれ西側にしがわ降伏ごうぶくしない。経済けいざい制裁せいさいをリビアの国民こくみんおそれない」とべたとつたえた。べいえいふつ3こく要求ようきゅうしているパンナム爆破ばくは事件じけん容疑ようぎしゃわたさない決意けついあらためてしめした、とられる。

(カイロ支局しきょく



 
 
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カダフィ政権せいけん四半世紀しはんせいき

毎日新聞まいにちしんぶん
1994ねん9がつ2にち
カイロ支局しきょく

 リビア政府せいふは1にち革命かくめい25周年しゅうねんいわった。トリポリからの報道ほうどうによると、式典しきてんにはスーダン、アルジェリア、チャドのかく大統領だいとうりょうのほか、中東ちゅうとう・アフリカからの代表だいひょう出席しゅっせき欧米おうべいからの出席しゅっせきしゃはなかった。

 最高さいこう指導しどうしゃのカダフィ大佐たいさ(52)は1969ねん9がつ1にち、27さい無血むけつクーデターを成功せいこうさせ、以来いらい四半世紀しはんせいきにわたって政権せいけん維持いじしている。リビアはパンナム爆破ばくは事件じけん容疑ようぎしゃわたしを拒否きょひしているため、92ねん4がつから国連こくれん経済けいざい制裁せいさいかれているが、トリポリ市内しないには制裁せいさい避難ひなんする横断幕おうだんまくかかげられ、欧米おうべい批判ひはん姿勢しせいわっていない。



 
 
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リビア追放ついほうのパレスチナじん 入国にゅうこく防止ぼうし海運かいうん航路こうろ閉鎖へいさ

毎日新聞まいにちしんぶん
1995ねん9がつ9にち夕刊ゆうかん

【エルサレム8にち福島ふくしま良典よしのり】ベイルートからの報道ほうどうによると、レバノンのムール内相ないしょうは8にち、リビアが追放ついほうするパレスチナじん入国にゅうこく防止ぼうしするためリビアからの海運かいうん航路こうろ閉鎖へいさすることをあきらかにした。パレスチナ暫定ざんてい自治じち合意ごうい反対はんたいするリビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ革命かくめい26周年しゅうねん記念きねんの1にち、「和平わへい合意ごうい失敗しっぱいあきらかにするため」リビア在住ざいじゅうパレスチナじんやく3まんにん)を追放ついほうする方針ほうしん発表はっぴょうした。



 
 
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リビアの関係かんけい改善かいぜん姿勢しせい評価ひょうか

日本経済新聞にほんけいざいしんぶん

2000/02/24 朝刊ちょうかん

河野こうの洋平ようへい外相がいしょうは23にち外務省がいむしょうでリビアのザリトニ経済けいざい貿易ぼうえきしょう会談かいだんし「リビアが政策せいさく明確めいかく変化へんかさせているというメッセージをおくること自体じたい日本にっぽんとの関係かんけい強化きょうかにつながる」とべ、同国どうこく関係かんけい改善かいぜんけた姿勢しせい評価ひょうかした。リビアの閣僚かくりょう来日らいにちは15ねんぶり。国連こくれんが1988ねんのパンナム爆破ばくはテロ事件じけんともな制裁せいさい措置そち昨年さくねん4がつ一時いちじ停止ていししたことを日本にっぽん政府せいふ招待しょうたいした。経済けいざい貿易ぼうえきしょうちゅうにち大使たいしを25ねんぶりにおく意向いこう表明ひょうめいした。



 
 
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べい国務こくむふく長官ちょうかんがリビアへ、高官こうかん訪問ほうもんは54ねんぶり

【ワシントン=加藤かとう秀央ひでお】ネグロポンテまい国務こくむふく長官ちょうかんが11にちから19にちまでの日程にっていでスーダン、チャド、リビア、モーリタニアを歴訪れきほうする。AP通信えいぴーつうしんによると、どうふく長官ちょうかんは1953ねんのダレス国務こくむ長官ちょうかん以降いこうでリビアをおとずれるもっと高位こうい要人ようじんになるという。

マコーマック国務省こくむしょう報道ほうどうかんは、リビア訪問ほうもん目的もくてきはスーダンのダルフール情勢じょうせいめぐ意見いけん交換こうかんだと説明せつめい国連こくれん・アフリカ連合れんごう(AU)の合同ごうどう部隊ぶたいれをスーダンが拒否きょひしている問題もんだいでリビアに仲介ちゅうかい強化きょうかもとめる。ふく長官ちょうかんがリビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ会談かいだんするかどうかは未定みていだが、滞在たいざいちゅうに2こくあいだ関係かんけい協議きょうぎする可能かのうせいがある。

米国べいこくはリビアと80年代ねんだいから断交だんこう状態じょうたいにあったが、2003ねんにリビアがかく開発かいはつ放棄ほうき表明ひょうめいしたことから昨年さくねん5がつ関係かんけい正常せいじょう合意ごういした。ただリビアが関与かんよした1988ねんべいパンナム爆破ばくは事件じけん賠償金ばいしょうきん支払しはらいの問題もんだいなどが決着けっちゃくしておらず、外相がいしょう相互そうご訪問ほうもん実現じつげんしていない。(00:08)



 
 
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NY市場いちば ドルカナダは下落げらくも1.0050水準すいじゅん足踏あしぶ

2008/05/10 () 02:12

ドルカナダは1.0050よりうえ水準すいじゅん一進一退いっしんいったいうごきとなっている。

ドル優勢ゆうせいうごきや原油げんゆ連日れんじつさい高値たかね更新こうしんで、きょうはカナダは強含つよふくみの展開てんかいとなっている。そのようなか、カナダの雇用こよう統計とうけいつよ内容ないようだったことから、カナダはいがすすみ、ドルカナダはりが優勢ゆうせいとなっている。

ただ、NY時間じかんはいって、カナダいも一服いっぷくしてきている。

原油げんゆはNY時間じかんあさ一時いちじ126ドルだいけ、さい高値たかね更新こうしんとなったが、そのなやんでおり、カナダいもいきおいをよわめた。リビア国営こくえい石油せきゆ会社かいしゃのガネム会長かいちょうがOPECが9がつまえ非公式ひこうしき会合かいごうひらき、増産ぞうさん検討けんとうする可能かのうせいもあるとべ、原油げんゆ上昇じょうしょう一服いっぷくしているようだ。ドルカナダもしたうごきが一服いっぷくしている。



 
 
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ミサイル防衛ぼうえいべい戦略せんりゃく対話たいわ推進すいしんべいブルガリア首脳しゅのう会談かいだん

【ソフィア=丸谷まるや浩史こうじ】ブッシュべい大統領だいとうりょうは11にち欧州おうしゅう歴訪れきほう最後さいご訪問ほうもんこくであるブルガリアでパルバノフ大統領だいとうりょう会談かいだんし、米国べいこく欧州おうしゅう配備はいびするミサイル防衛ぼうえい(MD)システムにかんし、ロシアの外交がいこう国防こくぼう当局とうきょくとのあいだ設置せっちする「戦略せんりゃく対話たいわ」の推進すいしん一致いっちした。ブッシュ大統領だいとうりょうは「情報じょうほう透明とうめい方法ほうほう共有きょうゆうするのは、両国りょうこくにとって有益ゆうえきだ」と期待きたい表明ひょうめいし、パルバノフ大統領だいとうりょうも「べいロの対話たいわ歓迎かんげいする」とべた。

5にんのブルガリアじん看護かんごがリビアで輸血ゆけつによりエイズウイルスを感染かんせんさせたとして死刑しけい判決はんけつけた問題もんだいについては、ブッシュ大統領だいとうりょうが「看護かんごたちは釈放しゃくほうされるべきだとの主張しゅちょうつよ支持しじする」と強調きょうちょうした。ブルガリアや欧州おうしゅう連合れんごう(EU)は裁判さいばん不公平ふこうへいだと批判ひはんし、釈放しゃくほうもとめている。(21:00)



 
 
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ブッシュ大統領だいとうりょう欧州おうしゅう歴訪れきほう帰国きこく

* 2007ねん06がつ12にち 04:25 発信はっしん:ソフィア/ブルガリア

【6がつ12にち AFP】欧州おうしゅう歴訪れきほうちゅうのジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)べい大統領だいとうりょうは11にち午後ごご最後さいご訪問ほうもんこくブルガリアから帰国きこくいた。

今回こんかい歴訪れきほうではミサイル防衛ぼうえいシステムの東欧とうおう配備はいびをめぐるロシアとの緊張きんちょうと、セルビア・コソボ自治じちしゅう(Kosovo)の最終さいしゅう地位ちい問題もんだい中心ちゅうしんとなった。

ブッシュ大統領だいとうりょう欧州おうしゅう歴訪れきほう最終さいしゅう、ブルガリアの首都しゅとソフィア(Sofia)でゲオルギ・パルバノフ(Georgi Parvanov)大統領だいとうりょう記者きしゃ会見かいけんおこない、ロシアにたいしあらためてミサイル防衛ぼうえいシステムの東欧とうおう配備はいびについて協力きょうりょくもとめた。また前週ぜんしゅうのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領だいとうりょうによるアゼルバイジャンでのミサイル防衛ぼうえい施設しせつ共同きょうどう利用りようあんけて、専門せんもんによる共同きょうどう作業さぎょう部会ぶかい設置せっち提案ていあんした。

コソボ自治じちしゅう最終さいしゅう地位ちいについては、マルッティ・アハティサーリ(Martti Ahtisaari)国連こくれん(United Nations、UN)事務じむ総長そうちょう特使とくしによるどう自治じちしゅう独立どくりつみとめる提案ていあんを、早急そうきゅう実施じっしすることが重要じゅうようだとの見解けんかいあらためて表明ひょうめいした。

また、リビアで児童じどうをエイズ(HIV/AIDS)ウイルスに感染かんせん死亡しぼうさせたとして死刑しけい判決はんけつけたブルガリアじん看護かんご5にんについても言及げんきゅうどう看護かんごらの解放かいほうつよ支持しじし、「かれらは解放かいほうされ、家族かぞくもともどることがゆるされるべきだ。われわれはリビア政府せいふたい看護かんごらの解放かいほうがブルガリアにとって優先ゆうせん課題かだいであることをはっきりとつたえていきたい」と主張しゅちょうした。

現在げんざい、リビアで8ねん以上いじょう拘留こうりゅうされているブルガリアじん看護かんご5にんとパレスチナじん医師いし1にんがまもなく解放かいほうされるとの期待きたいたかまっており、欧州おうしゅう連合れんごう(European Union、EU)当局とうきょく高官こうかんがリビアの首都しゅとトリポリ(Tripoli)でこの問題もんだいについて交渉こうしょうたっている。(c)AFP



 
 
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べい財務省ざいむしょう、イランとリビアの5にん制裁せいさい

【ワシントン=小竹こだけ洋之ひろゆきべい財務省ざいむしょうは15にち、イランじん2にん制裁せいさい措置そち発動はつどうしたと発表はっぴょうした。イランのかく開発かいはつ関与かんよしていたため、米国べいこく国民こくみん企業きぎょうとの取引とりひき禁止きんし在米ざいべい資産しさん凍結とうけつなどにるとしている。国際こくさいテロ組織そしきアルカイダなどにかかわっていたリビアじん3にんにも同様どうよう制裁せいさい措置そち発動はつどうした。(21: 27)



 
 
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児童じどうらのHIV集団しゅうだん感染かんせん和解わかい交渉こうしょう暗礁あんしょう

* 2007ねん06がつ22にち 20:51 発信はっしん:トリポリ/リビア

【6がつ22にち AFP】医療いりょう従事じゅうじしゃによる輸血ゆけつでリビアじん児童じどう438にんがエイズ(HIV/AIDS)に感染かんせんした事件じけんで、被害ひがいしゃ家族かぞくらが22にち、ブルガリア政府せいふ欧州おうしゅう連合れんごう(European Union、EU)による和解わかい交渉こうしょうが、補償ほしょう金額きんがくをめぐり暗礁あんしょうげていることをあきらかにした。

被害ひがいしゃ家族かぞくらは声明せいめいぶんなかで、「交渉こうしょう困難こんなんをきわめているが、感染かんせん児童じどうたいする治療ちりょうめんなどでは妥協だきょうてんいだすことができた。ただし、補償ほしょう金額きんがくではまだ合意ごういにいたっていない」としている。

和解わかい交渉こうしょう仲介ちゅうかい前向まえむきな姿勢しせいせていたリビアの最高さいこう指導しどうしゃムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐たいさ子息しそく、Seif al-Islam主催しゅさいするNPO団体だんたい「カダフィ開発かいはつ基金ききん(Gaddafi Devlopment Foundation)」は、22にちにも和解わかい合意ごういにいたるのではないかとの見通みとおしをしめしていた。

現地げんち当局とうきょくすじによれば、22にちちゅうにも首都しゅとトリポリ(Tripoli)と、EU首脳しゅのう会議かいぎ開催かいさいちゅうのブリュッセル(Brussels)で、同時どうじ声明せいめい発表はっぴょうされるもよう。

被害ひがいしゃ家族かぞく声明せいめい先立さきだち、欧州おうしゅう委員いいんかい(European Commission)のベニタ・フェレロワルトナー(Benita Ferrero-Waldner)対外たいがい関係かんけい欧州おうしゅう近隣きんりんこく政策せいさく担当たんとう委員いいんは21にち即時そくじ和解わかい報道ほうどう否定ひていする発表はっぴょうをしていた。

リビア国内こくない地中海ちちゅうかい沿岸えんがん都市としベンガジ(Benghazi)の病院びょういん発生はっせいしたこの事件じけんでは、ブルガリアじん看護かんご5にんとパレスチナじん医師いし1にんが1999ねん逮捕たいほされた。6被告ひこくは「感染かんせん拡大かくだい衛生えいせい状況じょうきょうわるさが原因げんいん」として無実むじつ主張しゅちょうしたが、2004ねん5がつ死刑しけいをいいわたされた。(c)AFP



 
 
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2007/07/11-20:42 外国がいこくじん医師いしらの死刑しけい確定かくてい=リビアのエイズ感染かんせん事件じけん

【トリポリ11にちAFP=時事じじ】リビア最高裁さいこうさいは11にち、パレスチナじん医師いしにんとブルガリアじん看護かんごにんがベンガジの病院びょういんでリビアじん子供こども438にんにエイズウイルス(HIV)を感染かんせんさせたとされる事件じけんで、被告ひこくにんたいするもどしんでの死刑しけい判決はんけつ支持しじした。これにより判決はんけつ確定かくていした。被告ひこく恩赦おんしゃあたえることを目指めざした被害ひがいしゃ家族かぞくとの補償ほしょう交渉こうしょう妥結だけつしたと前日ぜんじつつたえられているが、最高裁さいこうさい判断はんだんがこれにどう影響えいきょうするかはあきらかでない。(写真しゃしんは6にん被告ひこく

この判決はんけつ公判こうはん被告ひこくにん出廷しゅっていせず、公判こうはんはわずか5ふん終了しゅうりょうした。どう事件じけんでは感染かんせんした子供こども56にん死亡しぼう被告ひこくにんは1999ねんがつ収監しゅうかんされ、2004ねんいちしん死刑しけい判決はんけつけたが、これまで一貫いっかんして無罪むざい主張しゅちょう外国がいこく保健ほけん関係かんけいしゃは、粗悪そあく衛生えいせい状態じょうたい感染かんせん原因げんいんである可能かのうせい指摘してきしている。

補償ほしょう交渉こうしょう被告ひこくらを死刑しけいから禁固刑きんこけい減刑げんけいしたうえ、ブルガリアで刑期けいきつとめさせることを目指めざしたもので、被害ひがいしゃ家族かぞくと、リビア・ブルガリア両国りょうこく政府せいふ欧州おうしゅう連合れんごう(EU)の支援しえんけて05ねん設立せつりつしたどう家族かぞくのための基金ききんとのあいだ妥結だけつしたとされる。リビアの関係かんけいしゃは10にち、「ぜん当事とうじしゃ満足まんぞくさせ、危機きき終結しゅうけつさせるものだ」とかたっていた。 〔AFP=時事じじ



 
 
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児童じどう集団しゅうだんHIV感染かんせん、リビア最高裁さいこうさい外国がいこくじん被告ひこく6にん死刑しけい判決はんけつ

* 2007ねん07がつ11にち 19:51 発信はっしん:トリポリ/リビア

【7がつ11にち AFP】医療いりょうスタッフがおこなった輸血ゆけつでリビアじん児童じどうすうひゃくにんがエイズ(HIV/AIDS)に感染かんせんすうじゅうにん死亡しぼうした事件じけんで、リビア最高裁判所さいこうさいばんしょは11にち被告ひこく外国がいこくじん看護かんごら6にんたい求刑きゅうけいどおり、死刑しけい判決はんけつ宣告せんこくした。

パレスチナじん医師いし1人ひとりとブルガリアじん看護かんご5にん被告ひこくたいする最高裁さいこうさい宣告せんこくは、リビアの首都しゅとトリポリ(Tripoli)のどう裁判所さいばんしょでわずか5ふん終了しゅうりょうした。被告ひこく出廷しゅっていしていなかった。

被害ひがいしゃ児童じどう家族かぞく遺族いぞくらと、リビア、ブルガリアりょう政府せいふ設立せつりつした特別とくべつ基金ききんとのあいだ補償ほしょう協定きょうてい成立せいりつしたことが前日ぜんじつ発表はっぴょうされたばかり。欧州おうしゅう連合れんごう(EU)の支援しえんしたすすめられた和解わかい交渉こうしょうにより、犯罪はんざいしゃわた条約じょうやくもとづくブルガリアでの服役ふくえきへの減刑げんけい期待きたいされていた。11にち最高裁さいこうさい判決はんけつが、補償ほしょう和解わかいあたえる影響えいきょうあきらかでない。

被告ひこくらは1999ねん2がつ逮捕たいほされて以来いらい8年間ねんかん、リビアの刑務所けいむしょ収監しゅうかんされているが、一貫いっかんして無罪むざい主張しゅちょうしてきた。(c)Imed Lamloum



 
 
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リビア児童じどうエイズ感染かんせん遺族いぞく補償ほしょう協定きょうてい合意ごうい

* 2007ねん07がつ11にち 11:37 発信はっしん:トリポリ/リビア

【7がつ11にち AFP】リビアで外国がいこくじん医師いし看護かんご児童じどうをエイズ(HIV/AIDS)ウイルスに故意こい感染かんせん死亡しぼうさせたとされる事件じけんで、同国どうこくのカダフィ国際こくさい慈善じぜん基金ききん(Kadhafi Development Foundation)は10日とおか遺族いぞくへの補償ほしょうかんする交渉こうしょう成立せいりつしたと発表はっぴょうした。

どう基金ききんによると、遺族いぞくは、リビアとブルガリアが欧州おうしゅう連合れんごう(EU)の後援こうえん設立せつりつした「遺族いぞくのための特別とくべつ助成じょせいきん」との補償ほしょう協定きょうてい合意ごういしたという。

これについて、ブルガリアじん看護かんごKristiana Valcheva被告ひこくおっとは、「よろこばしいニュースだ」とのコメントをした。

この事件じけんでは、パレスチナじん医師いし1人ひとりとブルガリアじん看護かんご5にん死刑しけい判決はんけつけており、11にちには最高裁さいこうさい控訴こうそしん判決はんけつ予定よていになっている。(c)AFP



 
 
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看護かんごらの死刑しけい判決はんけつ支持しじ、HIV感染かんせん事件じけん裁判さいばん リビア

2007.07.12

Web posted at: 11:50 JST - CNN/AP

トリポリ──リビア最高裁さいこうさいは11にち、400にん以上いじょうどもをエイズウイルス(HIV)に感染かんせんさせたとされるブルガリアじん看護かんごにんとパレスチナじん医師いしにんにいいわたされた死刑しけい判決はんけつ支持しじする評決ひょうけつした。

最高裁さいこうさい被告ひこくがわ上訴じょうそみとめたものの、その内容ないよう棄却ききゃくしたという。被告ひこくにん出廷しゅっていしなかった。

最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさひきいる財団ざいだんは10にち感染かんせんしたどもの家族かぞく被告ひこくがわ和解わかいしたと発表はっぴょうしたが、詳細しょうさい不明ふめい最高裁さいこうさい評決ひょうけつはこのけん言及げんきゅうしていない。

司法しほうしょうひきいる最高さいこう法務ほうむ協議きょうぎかい判決はんけつ検討けんとうし、破棄はきするか軽減けいげんする可能かのうせいがある。

被告ひこくらは1998ねんからベンガジの病院びょういんはたらいていたが、400にん以上いじょうどもをHIVに感染かんせんさせた容疑ようぎ翌年よくねん拘束こうそくされた。感染かんせんしたどものうち、50にん死亡しぼうしたとされる。



 
 
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35ねんぶりちゅうリビア大使たいし指名しめい ブッシュ

ブッシュ大統領だいとうりょうは11にちちゅうリビア大使たいしにクレツちゅうイスラエル公使こうし指名しめいした。国務省こくむしょうによると、米国べいこくのリビア大使たいし指名しめいは1972ねん以来いらいやく35ねんぶり。上院じょういん承認しょうにん正式せいしき就任しゅうにんする。

米国べいこくがテロ支援しえん国家こっか指定していしていたリビアは、2003ねん12月に大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうき表明ひょうめい米国べいこくはこれをけて外交がいこう関係かんけい完全かんぜん正常せいじょうめ、昨年さくねんがつにトリポリに大使館たいしかん開設かいせつした。(共同きょうどう



 
 
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政府せいふ、タリバン資産しさん凍結とうけつ拡大かくだい

政府せいふは12にち、アフガニスタンを実効じっこう支配しはいしていたタリバン政権せいけん関係かんけいしゃらの資産しさん凍結とうけつについて、13にちから個人こじん3にん対象たいしょう追加ついかすると発表はっぴょうした。国際こくさいテロ組織そしきアルカイダと関係かんけいがあるとされるリビア国籍こくせきの3にんで、資産しさん凍結とうけつ対象たいしょうのタリバン関係かんけいしゃけい524にん団体だんたいになる。(19:01)



 
 
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リビア:児童じどう人体じんたい実験じっけん死刑しけい判決はんけつ=最高裁さいこうさい

2007ねん07がつ12にち1930ふん

新華社しんかしゃ総合そうごう:医療いりょうスタッフがおこなった輸血ゆけつにより、400にんちか児童じどうがHIVに集団しゅうだん感染かんせんした事件じけん裁判さいばんが11にち、リビアの首都しゅとトリポリでひらかれ、最高裁さいこうさいしん求刑きゅうけいどおり、容疑ようぎしゃ6にん全員ぜんいん死刑しけい宣告せんこくした。 最終さいしゅう判決はんけつは16にち、リビア最高さいこう司法しほう委員いいんかい決定けっていする。どう委員いいんかいは、判決はんけつ結果けっかしたり、減刑げんけいする権限けんげんっている。 1999ねん、リビア・ベンガジの病院びょういんにおいて、児童じどうすうひゃくにんがHIVに集団しゅうだん感染かんせんした事件じけんたいする判決はんけつ児童じどう故意こい感染かんせんさせたとして、当時とうじこの病院びょういん勤務きんむしていたブルガリアじん看護かんご5にんとパキスタンじん医師いし1にんけい6にんが、容疑ようぎしゃとして逮捕たいほされた。

2004 ねん4がつ、ベンガジの地方裁判所ちほうさいばんしょはこの6にんたいし、死刑しけいをいいわたした。だが、2005ねん12月、国際こくさい世論せろんつよ圧力あつりょくけたリビアの最高裁さいこうさい地方裁ちほうさい求刑きゅうけいひるがえし、再審さいしんめいじていた。その地方裁判所ちほうさいばんしょは2006ねん12月、しん判決はんけつとして、6にんたいし、死刑しけい宣告せんこくしていた。

翻訳ほんやく編集へんしゅう:JCBB(N.N)/G-SEARCH】



 
 
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べい、35ねんぶりちゅうリビア大使たいし派遣はけん

米国べいこくのブッシュべい大統領だいとうりょうは11にち、35ねんぶりにちゅうリビア大使たいし派遣はけんすることをめ、ざいイスラエル大使館たいしかんのクレッツ首席しゅせき公使こうし指名しめいした。クレッツはエジプトやシリアのべい大使館たいしかん勤務きんむした経験けいけんがある中東ちゅうとうはたけ職業しょくぎょう外交がいこうかん米国べいこくはカダフィ大佐たいさの1969ねん革命かくめいけ72ねん大使たいしげていた。リビアが 2003ねん大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうき表明ひょうめいしたことで、米国べいこくは04ねん国交こっこう回復かいふく昨年さくねん5がつにはテロ支援しえんこく指定してい解除かいじょした。(ワシントン支局しきょく)(22:28)



 
 
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サルコジふつ大統領だいとうりょう夫人ふじんがリビアを訪問ほうもん、エイズ感染かんせん面会めんかい

* 2007ねん07がつ13にち 17:55 発信はっしん:トリポリ/リベリア

【7がつ13にち AFP】リビア政府せいふは12にち、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)ふつ大統領だいとうりょう夫人ふじんセシリア(Cecilia Sarkozy)さんがリビアを訪問ほうもん同国どうこく児童じどうすうひゃくにんにエイズウイルス(HIV/AIDS)を集団しゅうだん感染かんせんさせたとして、死刑しけい判決はんけつけたブルガリアじん看護かんごらに面会めんかいしたと発表はっぴょうした。

セシリア夫人ふじんは、首都しゅとトリポリ(Tripoli)から1000キロほどはなれた地中海ちちゅうかい沿岸えんがん都市としベンガジ(Benghazi)に感染かんせん児童じどう家族かぞく訪問ほうもんしたという。

サルコジふつ大統領だいとうりょうもセシリア夫人ふじんのリビア訪問ほうもん事実じじつみとめ、夫人ふじんがリビアの最高さいこう指導しどうしゃムアマル・カダフィ(Muammar al-Qaddafi)大佐たいさとも会談かいだん予定よていであることをあきらかにした。

サルコジ大統領だいとうりょうはフランス東部とうぶエピナル(Epinal)で記者きしゃ会見かいけんし、「(夫人ふじんは)まだリビア滞在たいざいちゅうで、看護かんごらと面会めんかいにトリポリを出発しゅっぱつし、感染かんせん児童じどう予定よていだ」とかたった。また、夫人ふじんは12にちよるにカダフィ大佐たいさとの会談かいだん予定よていしているという。

フランスのメディアは、セシリア夫人ふじんには国際こくさい舞台ぶたいでサルコジ大統領だいとうりょうの「補助ほじょてき」な役割やくわりたすことが期待きたいされているとつたえていた。

リビアの最高さいこう裁判所さいばんしょは11にち輸血ゆけつによりリビアじん児童じどう438にんをエイズ(HIV/AIDS)に感染かんせんさせたつみで、被告ひこくのブルガリアじん看護かんご5にんとパレスチナじんもと医師いし1にんたいする下級かきゅうしん死刑しけい判決はんけつ支持しじする判断はんだんしめした。(c)AFP



 
 
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ふつ大統領だいとうりょう夫人ふじん:カダフィ大佐たいさ訪問ほうもん 外交がいこう活躍かつやくあった

【パリ福井ふくいさとし】リビアで多数たすう子供こどもをエイズウイルス(HIV)に感染かんせんさせたとして、ブルガリアじん看護かんごにん死刑しけい判決はんけつけた事件じけんで、サルコジふつ大統領だいとうりょう夫人ふじんのセシリアさんは12にち、リビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ訪問ほうもんし、5にん救済きゅうさいもとめた。ふつ大統領だいとうりょう会談かいだん成果せいかについて「(救済きゅうさいを)楽観らっかんできる」と表明ひょうめいした。

大統領だいとうりょうによると、夫人ふじんはカダフィ大佐たいさと2にわたって会談かいだん首都しゅとトリポリから1000キロひがしにあるベンガジの病院びょういんで、看護かんごらにHIVを感染かんせんさせられたとされる子供こどもたちの家族かぞくとも面会めんかいしたという。

夫人ふじんはかつて「大統領だいとうりょう夫人ふじん退屈たいくつそうだ」とべたことがあるが、おっと大統領だいとうりょう就任しゅうにんは「外交がいこうおっと補佐ほさやくたす」としており、看護かんご救済きゅうさい自身じしん役割やくわりつけたようだ。

毎日新聞まいにちしんぶん 2007ねん7がつ14にち 1920ふん



 
 
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べい、35ねんぶりちゅうリビア大使たいし派遣はけん

米国べいこくのブッシュべい大統領だいとうりょうは11にち、35ねんぶりにちゅうリビア大使たいし派遣はけんすることをめ、ざいイスラエル大使館たいしかんのクレッツ首席しゅせき公使こうし指名しめいした。クレッツはエジプトやシリアのべい大使館たいしかん勤務きんむした経験けいけんがある中東ちゅうとうはたけ職業しょくぎょう外交がいこうかん米国べいこくはカダフィ大佐たいさの1969ねん革命かくめいけ72ねん大使たいしげていた。リビアが2003ねん大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうき表明ひょうめいしたことで、米国べいこくは04ねん国交こっこう回復かいふく昨年さくねん5がつにはテロ支援しえんこく指定してい解除かいじょした。(ワシントン支局しきょく



 
 
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ふつ大統領だいとうりょう夫人ふじん外交がいこう! リビア訪問ほうもん恩赦おんしゃ要請ようせい

2007ねん7がつ14にち 朝刊ちょうかん

【パリ=まき真一郎しんいちろう】フランスのセシリア・サルコジ大統領だいとうりょう夫人ふじんじゅうにち、リビアを電撃でんげき訪問ほうもんした。目的もくてきは、同国どうこくよんひゃくじゅうろくにん子供こどもにエイズウイルス(HIV)を感染かんせんさせたとして、死刑しけい判決はんけつけたブルガリアじん看護かんごにんとパレスチナじん医師いしいちにん救済きゅうさいだ。

この事件じけんは、リビア北東ほくとうベンガジの病院びょういんはたらくブルガリアじん看護かんごらがいちきゅうきゅうきゅうねんどう容疑ようぎ逮捕たいほされ、下級かきゅうしん死刑しけい判決はんけつけたもの。最高裁さいこうさい今月こんげつじゅういちにち死刑しけい支持しじしている。看護かんごらは病院びょういん劣悪れつあく衛生えいせい状態じょうたい感染かんせん一因いちいんだと主張しゅちょう国際こくさい人権じんけん団体だんたい冤罪えんざい(えんざい)だとしている。

セシリア夫人ふじん看護かんご感染かんせんした子供こども家族かぞく面会めんかい代表だいひょうしゃにフランスでの治療ちりょうでの便宜べんぎはかかんがえをしめした。リビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさとも会談かいだんし、死刑しけい判決はんけつ批判ひはんつよめる欧州おうしゅう懸念けねんつたえ、経済けいざい支援しえんえに恩赦おんしゃなどの措置そち要請ようせいしたとみられる。

夫人ふじん同行どうこうした大統領だいとうりょうのグアン事務じむ局長きょくちょうじゅうにちよる、AFP通信つうしんたいし「楽観らっかんてきになってもいい」とかたった。どう夫人ふじんについては、奔放ほんぽう言動げんどうなどから資質ししつ疑問ぎもんけるこえもあったが、ふつメディアは今回こんかい訪問ほうもんで「外交がいこうめんでも役割やくわりたした」とおどろきをってほうじている。



 
 
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リビア司法しほう当局とうきょく、ブルガリアじん看護かんごらの死刑しけい判決はんけつ

【カイロ=福島ふくしま利之としゆき】リビアからの報道ほうどうによると、同国どうこく最高さいこう司法しほう評議ひょうぎかいは17にち、400にん以上いじょうどもにエイズウイルス(HIV)を輸血ゆけつ感染かんせんさせたとして最高裁さいこうさいから死刑しけい判決はんけつけたブルガリアじん看護かんごにんとパレスチナじん医師いしにんたいし、死刑しけい判決はんけつし、終身しゅうしんけいとする裁定さいていくだした。

リビア―ブルガリアあいだには犯罪はんざいじんわた条約じょうやくがあることから、この裁定さいていにより6にんはブルガリアにわたされるとみられている。

裁定さいてい先立さきだち、エイズに感染かんせんしたどもの家族かぞくは17にち両国りょうこく設立せつりつした基金ききんから1にんにつき100まんあめりかドル(やくおく2200まんえん)の補償ほしょうきん受領じゅりょう。これをけ、家族かぞくは6にんたいする死刑しけい執行しっこう要求ようきゅうげていた。

最高裁さいこうさい判決はんけつによると、6にんは1990年代ねんだいまつ同国どうこく北部ほくぶベンガジの病院びょういんで、エイズ治療ちりょうほうさぐるためにエイズウイルスに汚染おせんされた血液けつえき製剤せいざいを400にん以上いじょうどもに故意こい輸血ゆけつしたとされる。99ねん拘束こうそくされた6にん無罪むざい主張しゅちょうしていたが、2004ねんの1しん判決はんけつつづき、最高裁さいこうさいでも今月こんげつ11にち死刑しけい判決はんけつけた。

(2007ねん7がつ18にち1047ふん 読売新聞よみうりしんぶん



 
 
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HIV感染かんせん事件じけん裁判さいばん看護かんごらが終身しゅうしんけい減刑げんけい リビア

2007.07.18

Web posted at: 10:39 JST - CNN/REUTERS

トリポリ──リビアの司法しほう最高さいこう機関きかんは17にち同国どうこくで400にん以上いじょうどもをエイズウイルス(HIV)に感染かんせんさせたとして昨年さくねん12がつ死刑しけい判決はんけつけたブルガリアじん看護かんごにんとパレスチナじん医師いしにんを、終身しゅうしんけい減刑げんけいすると発表はっぴょうした。

これに先立さきだち、被害ひがいしゃ家族かぞく補償ほしょうきん支払しはらわれたことが、関係かんけいしゃ発言はつげんあきらかになった。関係かんけいしゃは、すべての家族かぞく補償ほしょうきん受領じゅりょうしたのち最高さいこう機関きかん看護かんごらについて「適切てきせつ決定けっていくだす」とべていた。補償ほしょうきん総額そうがくは4おくドル以上いじょうとされる。

リビア最高裁さいこうさいは11にち死刑しけい判決はんけつ支持しじする評決ひょうけつしたものの、司法しほう最高さいこう機関きかん被害ひがいしゃ家族かぞく補償ほしょうきん支払しはらいをれることを条件じょうけんに、判決はんけつ見直みなお可能かのうせいをにじませていた。

今年ことしがつにブルガリアが加盟かめいした欧州おうしゅう連合れんごう(EU)は、被害ひがいしゃ家族かぞくがわ水面すいめん和解わかい交渉こうしょうつづけてきた。ブルガリアやEU、米国べいこくは、リビアが看護かんごらの釈放しゃくほうおうじない場合ばあい国際こくさい社会しゃかいへの復帰ふっき目指めざ最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ外交がいこうめん代償だいしょう支払しはらうとの見方みかたしめしていた。 (PR)



 
 
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ブルガリアじん看護かんごら、終身しゅうしんけい減刑げんけい・リビア

【カイロ=森安もりやすけん】リビアの最高さいこう司法しほう機関きかんにあたる高等こうとう司法しほう評議ひょうぎかいは17にち、400にん子供こどもたちにエイズウイルス(HIV)を感染かんせんさせたつみ死刑しけい判決はんけつ確定かくていしていたブルガリアじん看護かんご5にんとパレスチナじん医師いし1にんたいし、終身しゅうしんけい減刑げんけいすることをめた。

欧米おうべい各国かっこく死刑しけい撤回てっかいつよもとめていた。感染かんせんした子供こども家族かぞくらが1世帯せたいたり100まんドルの賠償金ばいしょうきん和解わかいがこのほど成立せいりつ家族かぞくらが死刑しけい要求ようきゅうげたことが、今回こんかい減刑げんけいにつながったとみられる。

看護かんごら6にんはリビアだい都市としベンガジの病院びょういんで、実験じっけんのため汚染おせんされた血液けつえき子供こどもらに輸血ゆけつしたとされ、1999ねん以来いらい拘束こうそくされている。弁護べんごがわは「感染かんせん劣悪れつあく衛生えいせい環境かんきょうによるもの」とし、看護かんごらが拷問ごうもん不利ふり供述きょうじゅつ強要きょうようされたとうったえた。その輸血ゆけつけた子供こども56にん死亡しぼうした。

今回こんかい減刑げんけい決定けっていけ、リビアとブルガリアの捕虜ほりょ交換こうかん協定きょうていもとづいて、6にんがブルガリアに移送いそうされる可能かのうせいがある。(11:32)



 
 
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ふつ大統領だいとうりょう夫人ふじん欧州おうしゅう委員いいんがリビア訪問ほうもん 看護かんご釈放しゃくほう要請ようせい

2007.07.23

Web posted at: 16:43 JST - REUTERS

ブリュッセル(ロイター) リビアで400にん以上いじょうどもをエイズウイルス(HIV)に感染かんせんさせたとして、ブルガリアじん看護かんごにんとパレスチナじん医師いしにん有罪ゆうざい判決はんけつけた問題もんだいで、欧州おうしゅう委員いいんかいは22にち看護かんごらの釈放しゃくほうけた外交がいこう努力どりょく一環いっかんとして、フェレロワルトナー委員いいん対外たいがい関係かんけい欧州おうしゅう近隣きんりんこく政策せいさく)と、フランスのセシリア・サルコジ大統領だいとうりょう夫人ふじん同国どうこく訪問ほうもんしていることをあきらかにした。

欧州おうしゅう委員いいんかい声明せいめいで「人道的じんどうてき精神せいしんもとづいた問題もんだい解決かいけつのぞむ」とべたが、訪問ほうもん詳細しょうさいには言及げんきゅうしていない。

看護かんごらは、リビア北東ほくとうベンガジの病院びょういん故意こいにHIV感染かんせんひろげたとして、昨年さくねん12がつにいったん死刑しけい判決はんけつけた。しかし、リビア最高さいこう司法しほう評議ひょうぎかい先週せんしゅう終身しゅうしんけいへの減刑げんけい発表はっぴょう。これにより、リビア、ブルガリアあいだ捕虜ほりょ交換こうかん協定きょうていもとづいて看護かんごらの身柄みがらがブルガリアにわたされる可能かのうせいてきた。ブルガリアとEUは看護かんごらの無罪むざい主張しゅちょうしており、わたにブルガリア大統領だいとうりょう恩赦おんしゃあたえるというシナリオがかんがえられる。

セシリア夫人ふじん今月こんげつ12にちにもリビアを電撃でんげき訪問ほうもんし、この問題もんだいをめぐって最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ会談かいだんしている。サルコジ大統領だいとうりょう自身じしんも、25にちにリビアを訪問ほうもんする予定よてい。EU当局とうきょくしゃらのあいだでは、今年ことしがつ就任しゅうにんしたばかりのサルコジ大統領だいとうりょうが「得点とくてんかせぎ」をねらっているとの批判ひはんもささやかれる。

一方いっぽう看護かんごがわのフランスじん弁護士べんごしは、「これによって問題もんだい解決かいけつへのうごきが加速かそくすることを期待きたいする」とべ、訪問ほうもん歓迎かんげいする立場たちばしめした。



 
 
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リビアで死刑しけい判決はんけつ医師いしら、EUにわた解放かいほう

【カイロ=福島ふくしま利之としゆき】AFP通信つうしんによると、リビアで1990年代ねんだいに400にん以上いじょうどもにエイズウイルス(HIV)を輸血ゆけつ感染かんせんさせたとして今月こんげつ11にち死刑しけい判決はんけつけ、その終身しゅうしんけい減刑げんけいされたブルガリアじん看護かんごにんとパレスチナじん医師いしにんについて、リビアは24にち両国りょうこく合意ごういもとづき同国どうこく訪問ほうもんちゅう欧州おうしゅう連合れんごう(EU)の代表だいひょうわたした。

にん同日どうじつ午前ごぜん、ブルガリアの首都しゅとソフィアに到着とうちゃくし、パルバノフ大統領だいとうりょう恩赦おんしゃけ、解放かいほうされた。

にんわたしについて、リビア高官こうかんどう通信つうしんたいし、「欧州おうしゅう諸国しょこくとの関係かんけい改善かいぜんと、病院びょういん改修かいしゅう保証ほしょうられたため」とかたった。

(2007ねん7がつ24にち230ふん 読売新聞よみうりしんぶん



 
 
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リビアで終身しゅうしんけい看護かんごら6にん、ブルガリアに帰国きこく恩赦おんしゃ

2007.07.24

Web posted at: 20:33 JST - CNN

(CNN) リビアで400にん以上いじょうどもをエイズウイルス(HIV)に感染かんせんさせたとして死刑しけい判決はんけつけ、先週せんしゅう終身しゅうしんけい減刑げんけいされたブルガリアじん看護かんごにんとパレスチナじん医師いしにん釈放しゃくほうされ、24にちにフランス大統領だいとうりょうでブルガリアの首都しゅとソフィアに到着とうちゃくした。6にん到着とうちゃく、パルバノフ大統領だいとうりょう恩赦おんしゃによりけい免除めんじょされた。

やくねんはんわたったリビアでの収監しゅうかんのち帰国きこくたした6にんは、空港くうこう政府せいふ関係かんけいしゃ家族かぞく出迎でむかえをけ、「この瞬間しゅんかんをずっとっていた」などとよろこびを表現ひょうげんした。パレスチナじん医師いしには先月せんげつ同国どうこく市民しみんけんあたえられていた。

ブルガリアは看護かんごらが国内こくない服役ふくえきできるよう、リビアにたいして身柄みがら移送いそう要請ようせいしていた。同国どうこく外相がいしょうによると、HIVに感染かんせんしたどもたちの治療ちりょうとそのおやたちへの支援しえん約束やくそくすることで、今回こんかい帰国きこく実現じつげんしたという。

フランス大統領だいとうりょう声明せいめいによると、サルコジ同国どうこく大統領だいとうりょう欧州おうしゅう委員いいんかいのバローゾ委員いいんちょうは、8年間ねんかん拘束こうそくされていた看護かんごらの釈放しゃくほう帰国きこくでリビアと合意ごういしたことを歓迎かんげいしている。

欧州おうしゅう委員いいんかいのフェレロワルトナー委員いいん対外たいがい関係かんけい欧州おうしゅう近隣きんりんこく政策せいさく)とフランスのセシリア・サルコジ大統領だいとうりょう夫人ふじんは、釈放しゃくほうけた外交がいこう努力どりょくとしてリビアを訪問ほうもんしていた。2人ふたり釈放しゃくほうされた看護かんごらに同行どうこうし、ブルガリアりした。

フェレロワルトナー委員いいんは、釈放しゃくほうが「人道的じんどうてきただしい決定けってい」だとコメントし、欧州おうしゅう連合れんごう(EU)リビアとの関係かんけいにおけるあらたないちページだとの見解けんかいしめした。



 
 
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リビア児童じどう集団しゅうだんHIV感染かんせん事件じけんでブルガリア外相がいしょう、リビアがわしん条件じょうけん難色なんしょく

* 2007ねん07がつ24にち 13:19 発信はっしん:ソフィア/ブルガリア

【7がつ24にち AFP】リビアで400にん以上いじょうどもをエイズウイルス(HIV)に感染かんせんさせたとして終身しゅうしんけい判決はんけつけたブルガリアじん医療いりょう関係かんけいしゃら6にん身柄みがら送還そうかんかんし、リビアがわあらたに提示ていじした条件じょうけんについて、ブルガリアのイバイロ・カルフィン(Ivaylo Kalfin)外相がいしょうは23にち、「がたい」とかたった。

欧州おうしゅう連合れんごう(EU)の会合かいごう出席しゅっせきするためブリュッセル(Brussels)滞在たいざいちゅうのカルフィン外相がいしょうは、ブルガリア国営こくえいラジオとの電話でんわインタビューで、リビアがわ条件じょうけんを「野心やしんてきすぎる。不可能ふかのうなものもある」とひょうし、「EU との関係かんけい正常せいじょうへの後押あとおしとはならない」との認識にんしきしめした。また、「リビア当局とうきょくが、状況じょうきょう長期ちょうき無意味むいみであることを理解りかいし、早急そうきゅう送還そうかんするようのぞむ。 EUがわ迅速じんそく送還そうかんもとめる姿勢しせいえていない」とべた。

匿名とくめいのリビア外交がいこうすじによると、リビアがわあらたな要求ようきゅうは「リビアとEUあいだ外交がいこう関係かんけい完全かんぜん正常せいじょう」、「チュニジア国境こっきょうからエジプト国境こっきょうまでのリビア東西とうざい横断おうだんしリビアとアフリカ各国かっこくむす高速こうそく道路どうろ鉄道てつどうなどのインフラ建設けんせつ支援しえん」、「遺跡いせき修復しゅうふく支援しえん」、「ベンガジ(Benghazi)の病院びょういん設備せつび改善かいぜん」など。

ブルガリアが身柄みがら送還そうかんもとめている6にんは、ブルガリアじん看護かんご5にんとパレスチナじん医師いし1にんで、当時とうじ勤務きんむしていたベンガジの病院びょういんで438にんどもをHIVに感染かんせんさせたとして2004ねん死刑しけいをいいわたされた。

EUがわはリビアがわ当初とうしょ要求ようきゅうである被害ひがいしゃ家族かぞくへの補償ほしょう欧州おうしゅう病院びょういんでの治療ちりょうれ、6にん前週ぜんしゅう終身しゅうしんけい減刑げんけいされた。

6にんは、感染かんせん自身じしんらがどう病院びょういん勤務きんむする以前いぜんこったもので、病院びょういん劣悪れつあく衛生えいせい環境かんきょう原因げんいんだとして、依然いぜんとして無罪むざい主張しゅちょうしている。

この問題もんだいについて、ブルガリアのゲオルギ・パルパノフ(Georgy Parvanov)大統領だいとうりょうは23にち、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)ふつ大統領だいとうりょう電話でんわ会談かいだんしたという。

また、EUのベニタ・フェレロワルトナー(Benita Ferrero-Waldner)対外たいがい関係かんけい欧州おうしゅう近隣きんりんこく政策せいさく担当たんとうふく委員いいんちょうとセシリア・サルコジ(Cecilia Sarkozy)ふつ大統領だいとうりょう夫人ふじん同日どうじつ、リビア政府せいふとの直接ちょくせつ交渉こうしょうのためトリポリ(Tripoli)りした。(c)AFP



 
 
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看護かんご解放かいほう、リビア出国しゅっこく EUとの正常せいじょう道筋みちすじ

リビアで400にん以上いじょう子供こどもにエイズウイルス(HIV)を感染かんせんさせたとして死刑しけい判決はんけつけたのち終身しゅうしんけい減刑げんけいされたブルガリアじん看護かんごにんとパレスチナじん医師いしにんけいにん解放かいほうされ、24にち、フランス大統領だいとうりょうでリビアを出国しゅっこく、ブルガリアの首都しゅとソフィアに到着とうちゃくした。

AP通信えいぴーつうしんによると、欧州おうしゅう連合れんごう(EU)のバローゾ欧州おうしゅう委員いいんちょう同日どうじつ「この問題もんだい解決かいけつしないことでEU諸国しょこくとリビアの関係かんけいはかなりの程度ていど遮断しゃだんされていたが、関係かんけい正常せいじょうすることを希望きぼうする」とべており、2003ねん大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうき表明ひょうめいし、国際こくさい協調きょうちょう路線ろせん転換てんかんしたリビアが6にん解放かいほうえに外交がいこう関係かんけい正常せいじょうへの道筋みちすじけたかたちだ。(共同きょうどう

(2007/07/25 00:07)



 
 
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リビア児童じどう集団しゅうだんHIV感染かんせん医療いりょう関係かんけいしゃら、自由じゆう

* 2007ねん07がつ25にち 01:17 発信はっしん:ソフィア/ブルガリア

【7がつ25にち AFP】リビアで400にん以上いじょうどもをエイズウイルス(HIV/AIDS)に感染かんせんさせたとして終身しゅうしんけい判決はんけつけたブルガリアじん医療いりょう関係かんけいしゃら6にんは24にち午前ごぜん本国ほんごく送還そうかんされ、ブルガリアの首都しゅとソフィア(Sofia)に到着とうちゃく直後ちょくご恩赦おんしゃくだされた。

■EUとの関係かんけい正常せいじょう

6にん送還そうかんについてはリビア政府せいふがいくつかの条件じょうけん提示ていじしており、欧州おうしゅう連合れんごう(EU)が同国どうこくとの関係かんけい正常せいじょう公約こうやくしてようやく実現じつげん本国ほんごく送還そうかん、6にんにはブルガリアのゲオルギ・パルバノフ(Georgy Parvanov)大統領だいとうりょうから恩赦おんしゃくだされた。パルバノフ大統領だいとうりょう恩赦おんしゃ命令めいれいあわせ、「医療いりょう関係かんけいしゃらの無実むじつ確信かくしんしていた」とかたった。

看護かんご1人ひとりであるKristiana Valchevaさんは、「帰国きこくできるをずっとのぞみ、いのってきました。祖国そこくかえることができた、自由じゆうになれたとあたまではわかっていますが、まだしんじられない気持きもちです」とよろこびをあらわにした。

ふつ政府せいふ専用せんようでセシリア・サルコジ(Cecilia Sarkozy)ふつ大統領だいとうりょう夫人ふじんならびに欧州おうしゅう委員いいんかい(European Commission、EC)のベニタ・フェレロワルトナー(Benita Ferrero-Waldner)対外たいがい関係かんけい欧州おうしゅう近隣きんりんこく対策たいさく担当たんとうふく委員いいんちょうともにソフィアに到着とうちゃくした6にんは、なみだれる家族かぞくらにむかえられた。 サルコジ大統領だいとうりょう夫人ふじんとフェレロワルトナーふく委員いいんちょうは22にち、6にん早期そうき解放かいほううったえるべく、外交がいこう努力どりょくとしてリビアを訪問ほうもんしていた。

1999ねん逮捕たいほから本国ほんごく送還そうかんまでの8年間ねんかんのうち、6にんは3年間ねんかん死刑しけいしゅうとしてごしている。

リビア政府せいふ高官こうかん同日どうじつ、AFPの取材しゅざいたいし、「送還そうかん問題もんだい解決かいけつした。欧州おうしゅう各国かっこくとの国交こっこう正常せいじょう、ならびにEUとの関係かんけい正常せいじょうけ、公約こうやくりつけた」とかたっている。

ジョゼ・マヌエル・バローゾ(Jose Manuel Barroso)欧州おうしゅう委員いいんかい委員いいんちょうは、「(リビアのムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐たいさたいし)本件ほんけん解決かいけつされれば、関係かんけい正常せいじょうけて最大限さいだいげん努力どりょくをするとつたえてある」とかたり、6にん本国ほんごく送還そうかんけて両者りょうしゃ合意ごういいたったことをみとめた。

フェレロワルトナーふく委員いいんちょうも、6にん送還そうかん実現じつげんが「EUとリビアのあらたな関係かんけい構築こうちく」へのみちひらくだろうとし、その詳細しょうさいかさなかったものの、「よろこばしいだ」とめくくった。

■これまでの経過けいか

EUとリビアは、1988ねんえいスコットランド上空じょうくうきたべいパンナム爆破ばくは事件じけんにリビアが関与かんよしたとされたことをきっかけに関係かんけい悪化あっか。2003ねん国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい(UN Security Council)がたいリビア制裁せいさい正式せいしき解除かいじょ決議けつぎするまで、関係かんけい正常せいじょうけた対話たいわ停止ていししていた。

パレスチナじん医師いし1にん(6がつにブルガリア市民しみんけん獲得かくとく)とブルガリアじん看護かんご5にんからなる6にんは、リビアの地中海ちちゅうかい沿岸えんがん都市としベンガジ(Benghazi)の病院びょういんで438にん児童じどうらにエイズウイルスに汚染おせんされた血液けつえき輸血ゆけつし、エイズに感染かんせんさせたうたがいで1999ねん逮捕たいほされ、2004ねん5がつだい1しん銃殺じゅうさつけい判決はんけつくだっていた。感染かんせんした児童じどうのうち56にん死亡しぼうしている。

その、2006ねん12月19にち再審さいしんでも判決はんけつくつがえされなかったが、2007ねん7がつ17にちにリビア最高さいこう司法しほう委員いいんかいが6にん終身しゅうしんけい減刑げんけいすることを決定けってい。これに先立さきだって、被害ひがいしゃ家族かぞくらとのあいだすうひゃくまんドル規模きぼ補償ほしょう協定きょうていむすばれていた。

和解わかい交渉こうしょう尽力じんりょくしたカダフィ大佐たいさ息子むすこ理事りじちょうつとめる慈善じぜん活動かつどう団体だんたい・カダフィ基金ききん(Kadhafi Foundation)によると、補償ほしょう金額きんがく児童じどう1にんにつきやく100まんドル(やく1おく2000まんえん)だという。

6にん送還そうかんらされたニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)ふつ大統領だいとうりょうは、送還そうかん実現じつげんのために自国じこくもEUも「いっさい金銭きんせんてき負担ふたんっていない」と強調きょうちょう。またどう大統領だいとうりょうは、25にちにもリビアを訪問ほうもんし、同国どうこく国際こくさい社会しゃかいへの復帰ふっき支援しえんしたいとかたった。

6にん送還そうかんめぐっては、リビアがあらたに「EUとの関係かんけい正常せいじょう」「国内こくないインフラ整備せいびのためのEUからの経済けいざい支援しえん」といった条件じょうけん提示ていじしたことから、一時いちじ実現じつげんあやぶまれていた。(c)AFP/Diana Simeonova



 
 
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サルコジふつ大統領だいとうりょうがリビア訪問ほうもん 看護かんごらの引渡ひきわた

2007.07.25

Web posted at: 17:23 JST - REUTERS

パリ(ロイター) フランスのサルコジ大統領だいとうりょうは25にち、リビア訪問ほうもんいた。リビアで意図いとてきにエイズウイルス(HIV)感染かんせんひろげたとして終身しゅうしんけいをいいわたされたブルガリアじん看護かんごらが帰国きこくしたことをけ、リビアとの関係かんけい改善かいぜんすすめるかまえだ。

リビア政府せいふは24にち、ブルガリアとの捕虜ほりょ交換こうかん協定きょうていもとづいて、看護かんごにんとパレスチナじん医師いしにん同国どうこくわたした。やくねんはんにわたって収監しゅうかんされていた看護かんごらは、ブルガリアの首都しゅとソフィアに到着とうちゃくしたのち、パルバノフ大統領だいとうりょう恩赦おんしゃによりけい免除めんじょされた。看護かんごらのわたしにあたっては、サルコジ大統領だいとうりょう夫人ふじんのセシリアさんがリビアを訪問ほうもんし、カダフィ大佐たいさらと直接ちょくせつ交渉こうしょうして成果せいかげた。

サルコジ大統領だいとうりょうはリビア訪問ほうもんまえに、同国どうこくの「国際こくさい社会しゃかいへの復帰ふっき支援しえんしたい」とべた。大統領だいとうりょう同時どうじに、建設けんせつ、ハイテク、原子力げんしりょく発電はつでん戦闘せんとうなどの分野ぶんやでリビア進出しんしゅつへの手掛てがかりをねらっているとみられ、訪問ほうもんちゅうになんらかの事業じぎょう契約けいやく成立せいりつする可能かのうせい指摘してきされている。



 
 
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サルコジふつ大統領だいとうりょう夫人ふじん人権じんけん外交がいこう前面ぜんめん

リビア当局とうきょくは24にち、400にん子供こどもたちに意図いとてきにエイズウイルス(HIV)を感染かんせんさせたとして、8ねんはんにわたり拘束こうそくしてきたブルガリアじん看護かんご5にんとパレスチナじん医師いし1にんを、捕虜ほりょ交換こうかん協定きょうていもとづいてブルガリア政府せいふわたした。6にん同日どうじつ、ソフィアに到着とうちゃくした。

6にんは1999ねん逮捕たいほされ容疑ようぎ否認ひにんしたが、死刑しけい判決はんけつけた。欧州おうしゅう連合れんごう(EU)があいだはいって仲介ちゅうかいつづけた結果けっか最近さいきんになってリビアがわ被害ひがいしゃ家族かぞく妥結だけつたっして、死刑しけい終身しゅうしんけい減刑げんけいされた。

看護かんごわたしの合意ごういは、セシリア・サルコジふつ大統領だいとうりょう夫人ふじんがリビアを訪問ほうもんしリビア最高さいこう指導しどうしゃのカダフィ大佐たいさ直談判じかだんぱん減刑げんけいなどへの道筋みちすじをつけた。セシリアさんはエリゼ宮えりぜきゅうふつ大統領だいとうりょう)のゲアン事務じむ局長きょくちょうらと2、リビアりし、カダフィ大佐たいさったほか、エイズに感染かんせんした子供こどもたちも見舞みまった。(パリ=安藤あんどうあつし)(07:01)



 
 
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フランス:リビアに原子げんし サルコジ大統領だいとうりょう訪問ほうもん協定きょうてい調印ちょういん

【パリ福井ふくいさとし】サルコジふつ大統領だいとうりょうは25にち、リビアを公式こうしき訪問ほうもんし、最高さいこう指導しどうしゃのカダフィ大佐たいさ会談かいだんした。こののち海水かいすい淡水たんすい使つかわれる原子げんし建設けんせつなどにかんする協定きょうてい調印ちょういんした。リビアはべいえい両国りょうこくとの極秘ごくひ交渉こうしょうて、03ねん12月じゅうにがつ大量たいりょう破壊はかい兵器へいき開発かいはつ放棄ほうき宣言せんげん昨春さくしゅんからフランスと民生みんせいよう原発げんぱつ開発かいはつ協議きょうぎすすめていた。

調印ちょういんおこなわれたのは、リビアで終身しゅうしんけいめいじられていたブルガリアじん看護かんごら6にん本国ほんごく送還そうかん実現じつげんした翌日よくじつ欧州おうしゅう連合れんごう(EU)は冤罪えんざい(えんざい)だとしてリビアを批判ひはんしていただけに、6にん送還そうかんでリビア・フランスの関係かんけい改善かいぜんけた障害しょうがいのぞかれた格好かっこうだ。セシリア・サルコジ大統領だいとうりょう夫人ふじんさきにリビアりし、看護かんごらの釈放しゃくほうもとめていた。

石油せきゆ輸出ゆしゅつこく機構きこうOPECおぺっく)によると、リビアの推定すいてい石油せきゆ埋蔵まいぞうりょうは360おくバレル。油田ゆでん地域ちいき全体ぜんたいの4ぶんの1に開発かいはつけんてられており、今後こんごフランスなどEU諸国しょこくによる開発かいはつすすむとみられている。

毎日新聞まいにちしんぶん 2007ねん7がつ26にち 東京とうきょう夕刊ゆうかん



 
 
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ライスまい国務こくむ長官ちょうかん国交こっこう正常せいじょうしたリビア訪問ほうもん意欲いよく

【ワシントン笠原かさはら敏彦としひこ】ライスまい国務こくむ長官ちょうかんは25にち米国べいこく昨年さくねんがつ、26ねんぶりに国交こっこう正常せいじょうしたリビアをちか訪問ほうもんしたい意向いこう表明ひょうめいした。実現じつげんすれば、国務こくむ長官ちょうかんとしてのリビア訪問ほうもんは1953ねんのダレス国務こくむ長官ちょうかん当時とうじ以来いらい54ねんぶりとなり、両国りょうこく関係かんけい改善かいぜん一層いっそう後押あとおしする効果こうかみそうだ。

ライス長官ちょうかんべい政府せいふ資金しきんすアラビアラジオ放送ほうそう「サワ(Sawa)」で「リビアは大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうきする重要じゅうよう戦略せんりゃくてき決断けつだんおこなった。その結果けっか、(制裁せいさい解除かいじょされ)西側にしがわ企業きぎょう投資とうしおこな環境かんきょうができ、べい企業きぎょうおおきな関心かんしんっている。ちかくリビアを訪問ほうもんしたいと真剣しんけんかんがえている」とべた。

AP通信えいぴーつうしんは、べい政府せいふ当局とうきょくしゃはなしとしてライス長官ちょうかんが10がつにもリビアを訪問ほうもんする可能かのうせいがあるとほうじた。米国べいこくは、リビアがかく開発かいはつ計画けいかく放棄ほうきしたことなどをけ、06ねんがつにテロ支援しえん国家こっか指定してい解除かいじょし、外交がいこう関係かんけい正常せいじょうすると発表はっぴょう両国りょうこく関係かんけい改善かいぜんすすみ、ブッシュ大統領だいとうりょう最近さいきんちゅうリビア大使たいし指名しめいした。

米国べいこくにとってリビアは産油さんゆこくという経済けいざいめんだけでなく、中東ちゅうとうのイスラム過激かげきふうめやアフリカ・ダルフール紛争ふんそうへの対処たいしょからも重要じゅうようせいしている。また、かく開発かいはつ問題もんだい北朝鮮きたちょうせんやイランに「リビアは重要じゅうようなモデル」になると姿勢しせい転換てんかんもとめているだけに、ライス長官ちょうかん訪問ほうもん両国りょうこくへのメッセージにもなりそうだ。

毎日新聞まいにちしんぶん 2007ねん7がつ26にち 1150ふん



 
 
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サルコジふつ大統領だいとうりょう:リビア訪問ほうもん 民生みんせいよう原子げんし建設けんせつなど合意ごうい

【パリ福井ふくいさとし】サルコジふつ大統領だいとうりょうは25にち、リビアを公式こうしき訪問ほうもんし、最高さいこう指導しどうしゃのカダフィ大佐たいさ会談かいだんした。こののち海水かいすい淡水たんすい使つかわれる原子げんし建設けんせつなどにかんする協定きょうてい調印ちょういんした。リビアはべいえい両国りょうこくとの極秘ごくひ交渉こうしょうて、03ねん12月じゅうにがつ大量たいりょう破壊はかい兵器へいき開発かいはつ放棄ほうき宣言せんげん昨春さくしゅんからフランスと民生みんせいよう原発げんぱつ開発かいはつ協議きょうぎすすめていた。

調印ちょういんおこなわれたのは、リビアで終身しゅうしんけいめいじられていたブルガリアじん看護かんごら6にん本国ほんごく送還そうかん実現じつげんした翌日よくじつ欧州おうしゅう連合れんごう(EU)は冤罪えんざい(えんざい)だとしてリビアを批判ひはんしていただけに、6にん送還そうかんでリビア・フランスの関係かんけい改善かいぜんけた障害しょうがいのぞかれた格好かっこうだ。セシリア・サルコジ大統領だいとうりょう夫人ふじんさきにリビアりし、看護かんごらの釈放しゃくほうもとめていた。

石油せきゆ輸出ゆしゅつこく機構きこうOPECおぺっく)によると、リビアの推定すいてい石油せきゆ埋蔵まいぞうりょうは360おくバレル。油田ゆでん地域ちいき全体ぜんたいの4ぶんの1に開発かいはつけんてられており、今後こんごフランスなどEU諸国しょこくによる開発かいはつすすむとみられている。

一方いっぽう、リビア政府せいふは25にちちゅうリビアのブルガリア大使館たいしかんいんび、本国ほんごく送還そうかんされた看護かんごら6にん恩赦おんしゃ無罪むざいとなったことに抗議こうぎした。6にんはリビアの子供こどもたちにエイズウイルス(HIV)を感染かんせんさせたとして04ねん死刑しけい判決はんけつけたが、EUが被害ひがいしゃ家族かぞくへの補償ほしょうなどをれたため終身しゅうしんけい減刑げんけいされていた。

サルコジふつ大統領だいとうりょうは24にち、「フランスもEUも(リビアにたいし)金銭きんせんてき補償ほしょう一切いっさい支払しはらっていない」とべた。だが、リビアがわ送還そうかん決定けってい直前ちょくぜんまで▽リビア横断おうだん高速こうそく道路どうろ鉄道てつどうなどのインフラ建設けんせつ支援しえん遺跡いせき修復しゅうふく支援しえん病院びょういん設備せつび改善かいぜん−−などを要求ようきゅうしており、ふつリベラシオン仲介ちゅうかいやくのカタールによる補償ほしょうきん支払しはらいを示唆しさしている。

毎日新聞まいにちしんぶん 2007ねん7がつ26にち 1116ふん (最終さいしゅう更新こうしん時間じかん 7がつ26にち 1241ふん



 
 
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ライスまい国務こくむ長官ちょうかん:リビア訪問ほうもん意欲いよく

【ワシントン笠原かさはら敏彦としひこ】ライスまい国務こくむ長官ちょうかんは25にち米国べいこく昨年さくねんがつ、26ねんぶりに国交こっこう正常せいじょうしたリビアをちか訪問ほうもんしたい意向いこう表明ひょうめいした。実現じつげんすれば、国務こくむ長官ちょうかんとしてのリビア訪問ほうもんは1953ねんのダレス国務こくむ長官ちょうかん当時とうじ以来いらい54ねんぶりとなり、両国りょうこく関係かんけい改善かいぜん一層いっそう後押あとおしする効果こうかみそうだ。

ライス長官ちょうかんべい政府せいふ資金しきんすアラビアラジオ放送ほうそう「サワ(Sawa)」で「リビアは大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうきする重要じゅうよう戦略せんりゃくてき決断けつだんおこなった。その結果けっか、(制裁せいさい解除かいじょされ)西側にしがわ企業きぎょう投資とうしおこな環境かんきょうができ、べい企業きぎょうおおきな関心かんしんっている。ちかくリビアを訪問ほうもんしたいと真剣しんけんかんがえている」とべた。

毎日新聞まいにちしんぶん 2007ねん7がつ26にち 東京とうきょう夕刊ゆうかん



 
 
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ふつとリビア、民生みんせいよう原子げんし建設けんせつ協定きょうてい署名しょめい

【カイロ=福島ふくしま利之としゆき】フランスのサルコジ大統領だいとうりょうは25にち、リビアを訪問ほうもんし、最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ会談かいだんした。AFP通信つうしんによると、両者りょうしゃ民生みんせいよう原子げんし建設けんせつする協定きょうてい覚書おぼえがき署名しょめいした。

ふつ政府せいふ高官こうかんによると、原子げんし海水かいすい淡水たんすいして飲料いんりょうすいとして利用りようする施設しせつのエネルギーとして使つかわれる。

そのほかにも、軍事ぐんじ産業さんぎょうにおける協力きょうりょくや、科学かがく分野ぶんや研究けんきゅうかんする支援しえんなどにかんする協定きょうてい署名しょめいした。

欧州おうしゅう連合れんごう(EU)がもとめていた、400にん以上いじょうどもをHIV(エイズウイルス)に感染かんせんさせたとして死刑しけい判決はんけつ(その終身しゅうしんけい減刑げんけい)をけたブルガリアじん看護かんごらの釈放しゃくほうに、リビアがおうじたことが、関係かんけい改善かいぜんにつながった。

(2007ねん7がつ26にち1151ふん 読売新聞よみうりしんぶん



 
 
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ふつ大統領だいとうりょう、リビアのカダフィ大佐たいさ会談かいだん 覚書おぼえがき調印ちょういん

2007.07.26

Web posted at: 15:12 JST - CNN/REUTERS

トリポリ──フランスのサルコジ大統領だいとうりょうは25にち、リビアを訪問ほうもんし、当地とうちでリビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ会談かいだんした。両国りょうこくはこの原子力げんしりょく事業じぎょうでの協力きょうりょくかんする了解りょうかい覚書おぼえがき(MOU)に調印ちょういんした。

サルコジ大統領だいとうりょうはカダフィ大佐たいさに、リビアを訪問ほうもんして「将来しょうらいのことについて会談かいだんするのはうれしい」とべ、リビアの国際こくさい社会しゃかい復帰ふっき支援しえんしたい意向いこうしめした。大統領だいとうりょうはまた、フランス企業きぎょうのリビア事業じぎょう両国りょうこく関係かんけい強化きょうかもとめていく姿勢しせいあきらかにした。

リビアは24にち、400にん以上いじょうどもをエイズウイルス(HIV)に感染かんせんさせたとして死刑しけい判決はんけつけ、先日せんじつ終身しゅうしんけい減刑げんけいされたブルガリアじん看護かんごにんとパレスチナじん医師いしにん釈放しゃくほうし、ブルガリアにわたした。釈放しゃくほう交渉こうしょうにサルコジ大統領だいとうりょうのセシリア夫人ふじん貢献こうけんしたことが、大統領だいとうりょうのリビア訪問ほうもん道筋みちすじをつけた。

リビアのシャルガム対外たいがい連絡れんらく国際こくさい協力きょうりょく書記しょき外相がいしょう)によると、MOUはぐん産業さんぎょうかい連携れんけいんだ内容ないようという。

リビアは2003ねん大量たいりょう破壊はかい兵器へいき廃棄はいきし、1988ねん12月じゅうにがつえいスコットランド上空じょうくうきたべいパンナム爆破ばくは事件じけん補償ほしょうきん支払しはらうことで合意ごうい。89ねんにニジェール上空じょうくう発生はっせいしたUTAフランス爆破ばくはについても、同様どうよう合意ごういわした。

米国べいこくがリビアに経済けいざい制裁せいさいしていた86ねん─04ねん10がつ、リビアに進出しんしゅつしたフランスの石油せきゆ各社かくしゃは、競合きょうごうするべい企業きぎょう不在ふざい恩恵おんけいけた。べい企業きぎょうがリビアで事業じぎょう再開さいかいした現在げんざい、リビアは外国がいこく投資とうし獲得かくとく石油せきゆ輸出ゆしゅつ増加ぞうか目指めざし、事業じぎょう免許めんきょ大半たいはん米国べいこく日本にっぽん、ロシアの企業きぎょうあたえている。サルコジ大統領だいとうりょうのリビア訪問ほうもん背景はいけいには、どう国内こくないでフランスの影響えいきょうりょく維持いじしたい思惑おもわくがある。



 
 
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べい国務こくむ長官ちょうかん早期そうきのリビア訪問ほうもん意欲いよく

【ワシントン=加藤かとう秀央ひでお】ライスまい国務こくむ長官ちょうかんは25にちべい政府せいふ出資しゅっしするアラビア放送ほうそうラジオ・サワとのインタビューで「リビアは大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうきする戦略せんりゃくてき決断けつだんくだした。早期そうき訪問ほうもんすることをしんからのぞんでいる」とべた。AP通信えいぴーつうしん同日どうじつ国務省こくむしょう当局とうきょくしゃはなしとして長官ちょうかんが10がつにも訪問ほうもんする可能かのうせいがあるとほうじた。実現じつげんすれば1953ねんのダレス以来いらいやくはん世紀せいきぶりの国務こくむ長官ちょうかん訪問ほうもんとなる。(13:02)



 
 
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2007/07/26-09:37 「ちかくリビアを訪問ほうもんしたい」=ライス長官ちょうかん、ラジオ・サワでかた

【ワシントン25にちAFP=時事じじ】ライスまい国務こくむ長官ちょうかん写真しゃしん)は25にち、リビアで終身しゅうしんけいけたブルガリアの医療いりょう関係かんけいしゃにん釈放しゃくほうされ、帰国きこくしたのをけて、ちかいうちにリビアを訪問ほうもんしたいとおもっているとべた。ライス長官ちょうかん米国べいこく開局かいきょくしたアラビア放送ほうそうの「ラジオ・サワ」で、「日取ひどりや計画けいかくまっているわけではないが、ちかいうちにリビアをぜひともおとずれてみたい」とかたった。

ブルガリアの医療いりょう関係かんけいしゃにん釈放しゃくほうされた翌日よくじつの25にちには、サルコジふつ大統領だいとうりょうがリビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ会談かいだんするため、トリポリりしている。サルコジ大統領だいとうりょうはカダフィ大佐たいさと、欧州おうしゅう連合れんごう(EU)とリビアの関係かんけい強化きょうかについてはなう。ライス長官ちょうかん発言はつげんは、こうした情勢じょうせいなかおこなわれた。

ブルガリアじん看護かんごにんとパレスチナじん医師いしにんは、リビアの子供こどもにエイズウイルス(HIV)を感染かんせんさせたとして今月こんげつ11にち死刑しけい判決はんけつけ、その終身しゅうしんけい減刑げんけいされていた。これら6にん一貫いっかんして容疑ようぎ否認ひにんし、自白じはく拷問ごうもんによるものと主張しゅちょうしていた。6にんはEUとの合意ごういもとづいて釈放しゃくほうされ、ブルガリアに帰国きこくした。6にんはソフィアに到着とうちゃく、パルバノフ大統領だいとうりょうから恩赦おんしゃけ、解放かいほうされた。

米国べいこくは6にん帰国きこくについて「きわめて前向まえむきな措置そち」とし、リビアの世界せかいとの関係かんけい変化へんかしめすものと指摘してきした。 〔AFP=時事じじ



 
 
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ふつ大統領だいとうりょう、リビアを訪問ほうもん 民生みんせいよう原子げんし提供ていきょう

【カイロ=村上むらかみ大介だいすけ】フランスのサルコジ大統領だいとうりょうは25にち、リビアを公式こうしき訪問ほうもんし、同国どうこく最高さいこう指導しどうしゃ、カダフィ大佐たいさ会談かいだんした。その両国りょうこく原子力げんしりょくエネルギー協力きょうりょくをめぐる覚書おぼえがき調印ちょういんした。ふつ大統領だいとうりょう報道ほうどうかんによると、フランスは、飲料いんりょうすいつくるための海水かいすい淡水たんすい使用しようする原子力げんしりょく発電はつでん施設しせつをリビアに提供ていきょうするという。

フランス通信つうしん(AFP)によると、両国りょうこくはこのほか、軍事ぐんじ産業さんぎょう文化ぶんか科学かがく技術ぎじゅつなどの分野ぶんやでの協力きょうりょく協定きょうていにも調印ちょういんした。

ふつ大統領だいとうりょう報道ほうどうかんは、リビアへの原子げんし提供ていきょうかんし、「原子力げんしりょく利用りよう国際こくさいルールをまもくには、民生みんせい利用りようのための装置そうちることができるという、つよ政治せいじてきなメッセージだ」とかたった。

リビアでは24にち、リビアじん子供こども400にん以上いじょうにHIV(ヒト免疫めんえき不全ふぜんウイルス)を意図いとてき感染かんせんさせたとして死刑しけい判決はんけつけ、その終身しゅうしんけい減刑げんけいされたブルガリアじん看護かんごら6にん解放かいほうされた。サルコジ大統領だいとうりょうは、その翌日よくじつ早速さっそくリビアを訪問ほうもんした。

看護かんご解放かいほうけては、欧州おうしゅう連合れんごう(EU)が水面すいめん交渉こうしょうたっていたが、交渉こうしょう最終さいしゅう段階だんかいで、サルコジ大統領だいとうりょうのセシリア夫人ふじんがリビアにみ、解放かいほう実現じつげん。AFPによると、欧州おうしゅう各国かっこくでは「フランスはEUの手柄てがら最後さいご横取よこどりした」とややかにきもおおいという。

(2007/07/26 11:05)



 
 
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ふつ、リビアに原子げんし供与きょうよ サルコジ・カダフィ会談かいだん

2007ねん07がつ26にち1000ふん

フランスのサルコジ大統領だいとうりょうは25にち、リビアを訪問ほうもんして最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ会談かいだんし、同国どうこく原子げんし供与きょうよすることで合意ごういした。リビアで死刑しけい判決はんけつけたブルガリアじん看護かんごらをリビアが24にち解放かいほうしたことへの見返みかえ措置そちとみられるが、かく拡散かくさんにつながりかねない、との批判ひはんている。

トリポリからの情報じょうほうによると、両国りょうこくがこの原子力げんしりょく協定きょうてい覚書おぼえがきなどに調印ちょういん。ゲアンふつ大統領だいとうりょう事務じむ総長そうちょうは「国際こくさい社会しゃかい規則きそくまもくにには原子力げんしりょく開発かいはつする権利けんりがある」と説明せつめい専門せんもんチームがすでに3週間しゅうかんまえから現地げんちりして調査ちょうさすすめているとあきらかにした。

リビアには、ふつ大統領だいとうりょう夫人ふじんのセシリアさんが22にちから24にちまで訪問ほうもん死刑しけい判決はんけつけたままリビアに拘束こうそくされて欧州おうしゅう各国かっこくとの関係かんけい正常せいじょう障害しょうがいとなっていたブルガリアじん看護かんごら6にんを8ねんはんぶりに解放かいほうした。

リビアは03ねん核兵器かくへいきふく大量たいりょう破壊はかい兵器へいき秘密裏ひみつり開発かいはつしていたことをみとめ、計画けいかく放棄ほうきしたばかり。国際こくさい社会しゃかい不信ふしん完全かんぜんにはえていないうえ、独裁どくさいてき政治せいじ体制たいせい人権じんけん意識いしきうすさへの国際こくさい社会しゃかい疑念ぎねんふかい。

やく800団体だんたい参加さんかするふつ反核はんかくネットワーク「かくからの脱却だっきゃく」は「人質ひとじちかく技術ぎじゅつ取引とりひきするくわだてだ。カダフィが独裁どくさいしゃだということをわすれたか」と非難ひなん声明せいめい発表はっぴょう原子げんし供与きょうよ撤回てっかいするようもとめている。



 
 
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ふつ大統領だいとうりょうがリビア訪問ほうもんかく協力きょうりょく合意ごうい

【カイロ=金沢かなざわ浩明ひろあき】サルコジふつ大統領だいとうりょうは25にち、リビアを訪問ほうもんし、最高さいこう指導しどうしゃのカダフィ大佐たいさ会談かいだんかくエネルギー協力きょうりょくなどで合意ごういした。リビアが 24にちに、エイズウイルス(HIV)感染かんせん事件じけん拘束こうそくしてきた6にんのブルガリアじん看護かんごらを釈放しゃくほうしたのをけ、早速さっそく、2こくあいだ関係かんけい強化きょうかした。

ライスまい国務こくむ長官ちょうかんも25にち、リビアを訪問ほうもんしたいと表明ひょうめい懸案けんあんだった看護かんご問題もんだい決着けっちゃくで、開発かいはつ石油せきゆ資源しげん豊富ほうふなリビアと欧米おうべい諸国しょこくとの関係かんけい一気いっき緊密きんみつかいそうだ。

フランスとリビアが署名しょめいした覚書おぼえがきによると、フランスはリビアが海水かいすい淡水たんすいよう建設けんせつする原子げんし技術ぎじゅつ協力きょうりょくする。軍事ぐんじ産業さんぎょう文化ぶんか科学かがく技術ぎじゅつなど幅広はばひろ分野ぶんや協力きょうりょく拡大かくだいでも合意ごういした。(14:54)



 
 
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ふつ政府せいふがリビアと原子げんし建設けんせつ覚書おぼえがき締結ていけつ内外ないがい批判ひはんたかまる

* 2007ねん07がつ27にち 14:32 発信はっしん:パリ/フランス

【7がつ27にち AFP】リビアの原子げんし建設けんせつについて、26にち同国どうこく政府せいふ覚書おぼえがき締結ていけつしたフランス政府せいふたいし、批判ひはんたかまっている。

どく外務省がいむしょうのGernot Erlerどく経済けいざい「ハンデルスブラット(Handelsblatt)」紙上しじょうで、「政治せいじてき問題もんだいがある」との見解けんかいしめし、「原子力げんしりょく発電はつでんおこなっているすべての国々くにぐにかく拡散かくさん危険きけんせいした」とべた。

フランス国内こくないでも批判ひはん相次あいついでいる。野党やとう社会党しゃかいとう(PS)は、民間みんかん利用りよう目的もくてきでも軍事ぐんじ転用てんようされるのは時間じかん問題もんだいだとし、「カダフィ大佐たいさ国際こくさい社会しゃかいからの承認しょうにんあたえるには時期じき尚早しょうそう」との見方みかたしめした。

みどりとう(Les Verts)も、「民主みんしゅ主義しゅぎ国家こっか」とかく関連かんれん覚書おぼえがきむすぶという危険きけんおかしたとしてニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領だいとうりょう批判ひはんした。

一方いっぽう専門せんもん覚書おぼえがきについて、ムアマル・カダフィ(Muammar al-Qaddafi)大佐たいさ核兵器かくへいき譲渡じょうとしたも同然どうぜんとの見方みかた否定ひていしている。ふつ原子力げんしりょく公社こうしゃ(CEA)も、リビアがかく放棄ほうきしたのちおこなわれた保障ほしょう措置そちによってかく拡散かくさんふせげるとしている。

またべい政府せいふは、「フランス政府せいふはあらゆるめで補償ほしょう措置そち実施じっしされるよう細心さいしん注意ちゅういはらうだろう」(国務省こくむしょう報道ほうどうかん)とべ、支持しじ表明ひょうめいしている。(c)AFP



 
 
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べい国務こくむ長官ちょうかんリビア訪問ほうもんへ 今秋こんしゅう関係かんけい緊密きんみつうなが

2007ねん7がつ27にち 夕刊ゆうかん

【ワシントン=たて良二りょうじべい政府せいふ高官こうかんじゅうろくにち米国べいこくとリビアの関係かんけい改善かいぜんうながすために、ライス国務こくむ長官ちょうかん今年ことしじゅうがつ十一月じゅういちがつにリビアを訪問ほうもんするとべた。

べい政府せいふ石油せきゆ高騰こうとうけて、産油さんゆこくとの関係かんけい強化きょうかはかっており、石油せきゆ埋蔵まいぞうりょう世界せかいきゅうのリビアも各国かっこくから投資とうし相次あいついでいる。

リビアで子供こどもをエイズウイルス(HIV)に感染かんせんさせたつみ死刑しけい判決はんけつけたブルガリアじん看護かんごろくにんじゅうよんにち解放かいほうされ、フランスのサルコジ大統領だいとうりょうじゅうにちにリビアを訪問ほうもん同国どうこく欧州おうしゅう連合れんごう(EU)との関係かんけい正常せいじょうする機運きうんをみて、べい政府せいふ関係かんけい緊密きんみつはかねらいだ。

リビアは〇〇さんねん大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうき表明ひょうめいし、べい政府せいふは〇ろくねんに「テロ支援しえん国家こっか」の指定してい解除かいじょ断交だんこう状態じょうたいにあった両国りょうこく関係かんけいじゅうろくねんぶりに正常せいじょうしたが、ブルガリアじん看護かんご人権じんけん問題もんだいなどが関係かんけい改善かいぜん障害しょうがいとしてのこされていた。

ただ、べい議会ぎかいには、いちきゅうはちはちねんのパンナム爆破ばくは事件じけん遺族いぞくたいするリビアがわ補償ほしょうきん支払しはら問題もんだいなどが最終さいしゅうてき解決かいけつしていないとして、関係かんけい改善かいぜん消極しょうきょくてき意見いけんおおい。



 
 
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リビア、児童じどう集団しゅうだんHIV感染かんせんでのブルガリアの対応たいおうは「裏切うらぎり」

* 2007ねん07がつ29にち 00:45 発信はっしん:トリポリ/リビア

【7がつ29にち AFP】リビア政府せいふは28にち児童じどう400にん以上いじょうをエイズウイルス(HIV/AIDS)に感染かんせんさせたとして終身しゅうしんけい判決はんけつけたブルガリアじん医療いりょう関係かんけいしゃ6にん本国ほんごくブルガリアに送還そうかんされたのち同国どうこく大統領だいとうりょうによって恩赦おんしゃされたのは「裏切うらぎり」であると同時どうじに「違法いほう手続てつづき」によるものだとしてブルガリア政府せいふ非難ひなんした。

首都しゅとトリポリ(Tripoli)で記者きしゃ会見かいけんのぞんだリビアのアブドルラハマン・シャルガム(Abdel Rahman Shalgham)外相がいしょうは「6にんはソフィア(Sofia)に次第しだい身柄みがら拘束こうそくされるべきだった。このような祝賀しゅくがムードのなか違法いほう手段しゅだんによって解放かいほうされるのは不当ふとう」とかたった。

また、会見かいけん同席どうせきしたリビアのバグダディ・マハムーディ(Baghdadi Mahmudi)書記しょき首相しゅしょう)は、ブルガリアの行動こうどうは「国際こくさいほう両国りょうこくあいだで1984ねん締結ていけつした司法しほう協力きょうりょく協定きょうていさだめられたわたしにかんする法的ほうてき手続てつづき違反いはんしている」とべた。

シャルガム外相がいしょうはまた、リビアにたいしては「欧州おうしゅうからつよ圧力あつりょく」がくわえられたと非難ひなんするとともに、「恩赦おんしゃ非難ひなんせずに歓迎かんげいしている人権じんけん活動かつどう団体だんたい国際こくさい組織そしき」にたいするつよ不満ふまんしめした。

マハムーディ書記しょきとシャルガム外相がいしょうは、リビア政府せいふ今後こんご本件ほんけんについて、アフリカ連合れんごう(African Union、AUえーゆー)、イスラム諸国しょこく会議かいぎ機構きこう(Organization of the Islamic Conference、OIC)およびアラブ連盟れんめい(League of Arab States、Arab League)に提起ていきするとの意向いこうあきらかにした。(c)AFP



 
 
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ふつがリビアへ対戦たいせんしゃミサイル売却ばいきゃく軍事ぐんじ協力きょうりょく一環いっかん

2007.08.02

Web posted at: 18:54 JST - CNN/REUTERS

パリ――フランスルモンドは1にち、リビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ子息しそくとの会見かいけん記事きじ掲載けいさい両国りょうこくあいだ軍事ぐんじ協力きょうりょく一環いっかんとしてふつがリビアに対戦たいせんしゃミサイルを売却ばいきゃくするとほうじた。サイフ・カダフィは「リビアと欧米おうべい諸国しょこくあいだ最初さいしょ武器ぶき取引とりひきで、今後こんご追加ついかがある」とべている。

フランスのサルコジ大統領だいとうりょう先月せんげつ下旬げじゅん、リビアを訪問ほうもんしてカダフィ大佐たいさ会談かいだんし、軍事ぐんじ協力きょうりょく原子げんし供与きょうよなどで合意ごういしている。フランス政府せいふ軍事ぐんじ協力きょうりょく詳細しょうさいれなかったが、サイフ広範こうはん分野ぶんやおよぶと指摘してき共同きょうどう軍事ぐんじ演習えんしゅう武器ぶき生産せいさん軍事ぐんじ備品びひん製造せいぞうなどにれ、対戦たいせんしゃミサイルの契約けいやく総額そうがくやくおくユーロ(やく162おくえん相当そうとうとしている。

リビアは2003ねん核兵器かくへいきふく大量たいりょう破壊はかい兵器へいき秘密裏ひみつり開発かいはつしていたことをみとめ、計画けいかく放棄ほうき発表はっぴょう欧米おうべいはこれをけ、関係かんけいさい構築こうちくしている。欧州おうしゅう連合れんごう(EU)は2004ねん10がつ武器ぶき禁輸きんゆ解除かいじょしたが、サイフによると武器ぶき輸出ゆしゅつった欧州おうしゅう諸国しょこくはないとしている。



 
 
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2007/08/03-08:53 リビア、フランスから対戦たいせんしゃミサイル購入こうにゅう契約けいやくがくは274おくえん

【トリポリ2にちAFP=時事じじ】リビアは2にち、フランスとのあいだでミラン対戦たいせんしゃミサイルを購入こうにゅうする契約けいやく調印ちょういんした。契約けいやくがくは1おく6800まんユーロ(やく274おくえん)。リビア当局とうきょくしゃによると、リビアにたいする欧州おうしゅう武器ぶき禁輸きんゆが2004ねん解除かいじょされて以来いらい、こうした契約けいやくむすばれたのははじめて。(写真しゃしんはトリポリに到着とうちゃくしたサルコジふつ大統領だいとうりょうひだり=を出迎でむかえたリビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ、2007ねんがつ撮影さつえい

契約けいやく欧州おうしゅうのミサイルメーカー、MBDAとのあいだおこなわれた。MBDAは誘導ゆうどう兵器へいきシステムの世界せかいトップメーカーで、えいBAEシステムズ、欧州おうしゅう航空こうくう防衛ぼうえい最大手さいおおてEADS、イタリアのフィンメカニカが共同きょうどう所有しょゆうしている。

べつのリビア当局とうきょくしゃによれば、リビアはそのほか、EADSとのあいだでテトラしき無線むせん通信つうしんシステムの購入こうにゅう契約けいやく調印ちょういんした。契約けいやくがくは1おく2800まんユーロ(やく208おくえん)。

にちづけふつルモンドによると、リビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ息子むすこサイフ・イスラムはフランスとの契約けいやくについて、エイズウイルス(HIV)感染かんせん事件じけん拘束こうそくしたブルガリアじん看護かんごら6にんをリビアが解放かいほうしたことが契約けいやくみちひらいたとコメントした。しかし看護かんごら6にん解放かいほうされた翌日よくじつの7がつ25にちにリビアを訪問ほうもんしたサルコジふつ大統領だいとうりょうは、契約けいやくは6にん解放かいほう見返みかえりではないとして、関連かんれん否定ひていしている。 〔AFP=時事じじ



 
 
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リビア:ふつから482おくえん武器ぶき購入こうにゅう うら取引とりひき指摘してき

【パリ福井ふくいさとし】リビアは2にち、フランスとのあいだ総額そうがくおく9600まんユーロ(やく482おくえん)にのぼ対戦たいせんしゃミサイルと通信つうしんシステムの購入こうにゅう契約けいやく調印ちょういんした。AFP通信つうしんほうじた。リビアが大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうきし、04ねん欧州おうしゅう連合れんごう(EU)が武器ぶき禁輸きんゆ措置そち解除かいじょして以来いらい欧米おうべいとのはつ武器ぶき購入こうにゅう契約けいやくとなる。

リビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ息子むすこで、カダフィ財団ざいだん総裁そうさいのサイーフ・カダフィは、リビアがエイズウイルス感染かんせん事件じけん終身しゅうしんけいとなったブルガリアじん看護かんご先月せんげつまつ解放かいほうしたことと、今回こんかい契約けいやくむすびつける発言はつげんをしている。ふつ社会党しゃかいとうは「事件じけん解決かいけつうら取引とりひきがあった」として、サルコジふつ大統領だいとうりょう追及ついきゅうしている。

契約けいやくによると、リビアは対戦たいせんしゃミサイル1おく6800まんユーロ相当そうとう欧州おうしゅう武器ぶき製造せいぞう企業きぎょうMBDAから、通信つうしんシステム1おく2800まんユーロ相当そうとう欧州おうしゅう航空こうくう防衛ぼうえい宇宙うちゅう企業きぎょうEADSから購入こうにゅうする。

サイーフふつルモンドとの会見かいけんで「ブルガリアじん看護かんご事件じけん決着けっちゃくに、フランスからの大量たいりょう武器ぶき輸入ゆにゅうみちけた。対戦たいせんしゃミサイルなどを購入こうにゅう予定よていで、その武器ぶき製造せいぞう工場こうじょう建設けんせつ計画けいかくもある」とべた。サルコジ大統領だいとうりょうは、看護かんごらのブルガリア送還そうかん実現じつげん直後ちょくごにリビアをおとずれ、海水かいすい真水まみずするための原子げんし建設けんせつなどの協定きょうてい調印ちょういんした。しかしサイーフは「合意ごうい核心かくしん原子げんしではなく、広範こうはん防衛ぼうえい協定きょうていだった」としている。

ふつ社会党しゃかいとうのオランドだい書記しょきは「看護かんご解放かいほううらなにがあったのか。交換こうかん条件じょうけんがないというのなら、長期ちょうき独裁どくさいのカダフィ政権せいけんとのあいだでなぜ、武器ぶき契約けいやく調印ちょういんされるのか」とはなしている。

毎日新聞まいにちしんぶん 2007ねん8がつ3にち 1850ふん



 
 
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総額そうがく270おくえんちょう、リビアがフランスの対戦たいせんしゃミサイルを購入こうにゅう

* 2007ねん08がつ03にち 17:20 発信はっしん:トリポリ/リビア

【8がつ3にち AFP】リビア政府せいふは2にちふつ企業きぎょう対戦たいせんしゃミサイル「ミラン(Milan)」の購入こうにゅう契約けいやく締結ていけつした。どう政府せいふ高官こうかんあきらかにした。契約けいやくがくは1おく6800まんユーロ(やく274おくえん)。2004ねんたいリビア武器ぶき禁輸きんゆ解除かいじょはつ欧州おうしゅうからリビアへの武器ぶき売却ばいきゃく契約けいやくとなる。

リビア政府せいふ契約けいやく締結ていけつしたのは、欧州おうしゅうのミサイルメーカーMBDA。同社どうしゃ誘導ゆうどう兵器へいきシステム分野ぶんや世界せかいだい1

リビア政府せいふはほかにも、欧州おうしゅう航空こうくう防衛ぼうえい大手おおてEADS(European Aeronautic Defence and Space Company)とテトラ(Tetra)しき無線むせん通信つうしんシステムの購入こうにゅう契約けいやく締結ていけつ契約けいやくがくは1おく2800まんユーロ(やく209おくえん)にのぼる。

一連いちれん契約けいやく締結ていけつ背景はいけいには、リビア政府せいふ前週ぜんしゅう、400にん以上いじょうどもをエイズウイルス(HIV/AIDS)に感染かんせんさせたとして終身しゅうしんけい判決はんけつけていたブルガリアじん医療いりょう関係かんけいしゃ解放かいほうしたことがあるという。1にちづけふつルモンド(Le Monde)が、リビアの最高さいこう指導しどうしゃムアマル・カダフィ(Muammar al-Qaddafi)大佐たいさ息子むすこ、サイフ・イスラム(Saif ul-Islam)はなしとしてほうじた。

「(武器ぶき売却ばいきゃくについて)ふつ政府せいふ長期ちょうきにわたり交渉こうしょうつづけてきたが、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領だいとうりょうには迅速じんそく対応たいおうもとめていた。ブルガリアじん医療いりょう関係かんけいしゃ問題もんだい解決かいけつし、絶好ぜっこうのチャンスがおとずれた」(サイフ・イスラム

一方いっぽう、サルコジ大統領だいとうりょうは、武器ぶき売買ばいばい契約けいやく医療いりょう関係かんけいしゃ解放かいほう見返みかえりではないと強調きょうちょうしている。(c)AFP/Afaf Geblawi



 
 
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ふつ企業きぎょう:リビアに武器ぶき売却ばいきゃく契約けいやく 国防こくぼうしょうみとめる

【パリ福井ふくいさとし】モランふつ国防こくぼうしょうは3にち、リビアとふつ企業きぎょうとのあいだ総額そうがくおく9600まんユーロ(やく482おくえん)にのぼ対戦たいせんしゃミサイルと通信つうしんシステムの購入こうにゅう契約けいやく調印ちょういんされたとみとめた。リビアが大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうきし、欧州おうしゅう連合れんごう(EU)が04ねんたいリビア武器ぶき禁輸きんゆ措置そち解除かいじょして以来いらい欧州おうしゅうからはつ武器ぶき売却ばいきゃく契約けいやくとなる。

契約けいやくによると、リビアは対戦たいせんしゃミサイル1おく6800まんユーロ相当そうとう欧州おうしゅう武器ぶき製造せいぞう企業きぎょうMBDAから、通信つうしんシステム1おく2800まんユーロ相当そうとう欧州おうしゅう航空こうくう防衛ぼうえい宇宙うちゅう企業きぎょうEADSから購入こうにゅうする。

リビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ息子むすこでカダフィ財団ざいだん総裁そうさいのサイフ・カダフィはリビアが拘束こうそくしていたブルガリアじん看護かんごらを7がつ24にち解放かいほうしたことと契約けいやくむすびつけ、ふつ社会党しゃかいとうは「うら取引とりひきがあった」とサルコジ大統領だいとうりょう追及ついきゅうしているが、ゲアンふつ大統領だいとうりょう事務じむ総長そうちょうは「取引とりひきせつ」を否定ひていしている。

フランスなどのはたらきかけをけて解放かいほうされたのは、リビアの子供こどもらにエイズウイルス(HIV)を感染かんせんさせたとして死刑しけい判決はんけつ確定かくてい、その無期むき禁固きんこ減刑げんけいされたブルガリアじん看護かんごにんとパレスチナじん医師いしにん。サルコジ大統領だいとうりょうのセシリア夫人ふじん交渉こうしょうやくとしてリビアに派遣はけんされた。サルコジ大統領だいとうりょう看護かんごらのブルガリア帰還きかん直後ちょくごにリビアをおとずれ、同国どうこくとのあいだ原子げんし建設けんせつなどの協定きょうてい調印ちょういんした。

サイフふつルモンドのインタビューで「事件じけん決着けっちゃくにフランスからの武器ぶき大量たいりょう輸入ゆにゅうみちけた。武器ぶき製造せいぞう工場こうじょう建設けんせつ計画けいかくもある。合意ごうい核心かくしん原子げんしでなく、広範こうはん防衛ぼうえい協定きょうていだった」と指摘してきした。ふつ社会党しゃかいとうのオランドだい書記しょきは「看護かんごらの解放かいほううらなにがあったのか。交換こうかん条件じょうけんがなかったなら、長期ちょうき独裁どくさいのカダフィ政権せいけんとのあいだでなぜ武器ぶき契約けいやく調印ちょういんされるのか」と疑問ぎもんげかけている。

毎日新聞まいにちしんぶん 2007ねん8がつ4にち 2156ふん



 
 
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リビアへの武器ぶき売却ばいきゃくふつリビア双方そうほう医療いりょう関係かんけいしゃ解放かいほうとの関係かんけいせい否定ひてい

* 2007ねん08がつ05にち 04:34 発信はっしん:パリ/フランス

【8がつ5にち AFP】ふつ大統領だいとうりょう顧問こもんと、欧州おうしゅう航空こうくう防衛ぼうえい大手おおてEADS(European Aeronautic Defence and Space Company)のマーケティング戦略せんりゃく部門ぶもん責任せきにんしゃが4にち、リビアへの武器ぶき売却ばいきゃくとブルガリアじん医療いりょう関係かんけいしゃ6にん解放かいほう関係かんけいせい否定ひていした。

リビアで児童じどうをエイズウイルス(HIV/AIDS)に感染かんせんさせたとして同国どうこく終身しゅうしんけいめいじられた医療いりょう関係かんけいしゃがニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)ふつ大統領だいとうりょうやセシリア(Cecilia)ふつ大統領だいとうりょう夫人ふじんなどの仲介ちゅうかいによって解放かいほうされたのちほうじられたふつ企業きぎょう・リビアあいだ武器ぶき売買ばいばい契約けいやく締結ていけつは、フランス国内こくないはげしい議論ぎろんこしていた。

だが、関係かんけいしゃらは、リビアへの対戦たいせんしゃミサイル「ミラン(Milan)」や無線むせん通信つうしんシステムの売却ばいきゃくをめぐる交渉こうしょう過去かこなんげつにもわたってすすめられてきたものだと強調きょうちょう、ブルガリアじん医療いりょう関係かんけいしゃ解放かいほうとは無関係むかんけいだと主張しゅちょうする。

EADSのMarwan Lhoudは4にちふつラジオ放送ほうそうきょく「ヨーロッパ1(Europe 1)」にたいし、ミサイル売却ばいきゃくはなしは18かげつまえからすすめられてきたもので、「その18かげつあいだふつ大統領だいとうりょう直接的ちょくせつてき介入かいにゅうはなかった」とかたった。また、Claude Gueant ふつ大統領だいとうりょう顧問こもんも、武器ぶき売買ばいばいへの大統領だいとうりょう介入かいにゅう否定ひていしている。 

一方いっぽうのリビアがわでも、最高さいこう指導しどうしゃムアマル・カダフィ(Muammar al-Qaddafi)大佐たいさ息子むすこ、サイフ・イスラム(Saif ul-Islam)が、武器ぶき売買ばいばい契約けいやく医療いりょう関係かんけいしゃ解放かいほう関係かんけいせい完全かんぜん否定ひていしている。

「ブルガリアじん医療いりょう関係かんけいしゃ問題もんだい解決かいけつしたことで、武器ぶき売買ばいばい契約けいやく締結ていけつへのみちけた」とかたっていたイスラムだが、4にちには「リビア・フランスあいだ契約けいやくと、看護かんごらの解放かいほう交換こうかん条件じょうけんではない」と強調きょうちょう武器ぶき取引とりひきをめぐる協議きょうぎが18かげつまえからおこなわれていたことをみとめるとともに、「このような人道じんどうじょう問題もんだい交換こうかん条件じょうけん対象たいしょうにすることはゆるされない」とべた。(c)AFP



 
 
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カダフィ大佐たいさ息子むすこ看護かんごらの虐待ぎゃくたいみとめる

2007.08.10

Web posted at: 15:35 JST - AP

カイロ(AP) リビアの病院びょういんで400にん以上いじょうどもをエイズウイルス(HIV)に感染かんせんさせたとして、ブルガリアじん看護かんごにんとパレスチナじん医師いしにんが8年間ねんかん以上いじょうにわたり拘束こうそくされ、今年ことしがつ下旬げじゅん釈放しゃくほうされた問題もんだいで、リビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ息子むすこ、サイフ・イスラム・カダフィ(36)は、看護かんごらが収監しゅうかんちゅう虐待ぎゃくたいけたことをみとめた。カタールの衛星えいせいテレビ「アルジャジーラ」が8にち放送ほうそうしたインタビューのなかべた。

パレスチナじん医師いしらは、リビアがわ虐待ぎゃくたいにより、HIV感染かんせん意図いとてきひろげたとの自白じはく強要きょうようされたと主張しゅちょうしている。サイフはインタビューのなかで、「たしかに、電気でんきショックによる虐待ぎゃくたいや、家族かぞく危険きけんおよぶなどという脅迫きょうはくがあった」と発言はつげん。ただ謝罪しゃざい言葉ことばくちにせず、パレスチナじん医師いし主張しゅちょうを「たんなるうそもおおい」などと批判ひはんした。

これにたいし、どう医師いしAP通信えいぴーつうしんとのインタビューで、「わたしはなしたことはすべて事実じじつ。われわれは全員ぜんいん動物どうぶつのように虐待ぎゃくたいされた」と反論はんろん。「事実じじつ一部いちぶしかかたらずにメディアをあやつるのが、サイフのいつものやりかただ」と、いかりをあらわにした。一方いっぽう看護かんごの1にんは「リビアじんとくにカダフィ大佐たいさ息子むすこ事実じじつみとめたことには満足まんぞくし、感謝かんしゃしている」とかたった。

アルジャジーラのウェブサイトに掲載けいさいされた記事きじによると、サイフはさらに、リビアの人権じんけん状況じょうきょう改善かいぜんしていると強調きょうちょうし、「米国べいこくやほかのアラブ諸国しょこく状況じょうきょう上回うわまわっている」などとべた。

サイフはカダフィ大佐たいさ有力ゆうりょく後継こうけいしゃとされる一方いっぽう、リビアの「欧米おうべいけのかお」「改革かいかく」としてもられている。同氏どうし発言はつげんがリビア政権せいけん立場たちば正確せいかく反映はんえいしているかどうかはあきらかでないが、虐待ぎゃくたい事実じじつ一部いちぶみとめることによって国際こくさい社会しゃかいからの批判ひはんをかわすと同時どうじに、同氏どうし自身じしんのイメージアップをはかねらいがあるとの見方みかたつよい。



 
 
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身柄みがら拘束こうそくちゅう拷問ごうもん、ブルガリアじん医師いし

* 2007ねん08がつ11にち 01:05 発信はっしん:ソフィア/ブルガリア

【8がつ11にち AFP】リビアで多数たすう子供こどもをエイズウイルス(HIV/AIDS)に感染かんせんさせたとして終身しゅうしんけい判決はんけつけ、その恩赦おんしゃ解放かいほうされたブルガリアじん医療いりょう関係かんけいしゃら6にん10日とおか調査ちょうさ委員いいんかいたいし、リビアでの8年間ねんかんにわたる身柄みがら拘束こうそくちゅう拷問ごうもんけていたことあきらかにした。

医師いし1人ひとり、Ashraf Juma Hajujは「拘束こうそくちゅう動物どうぶつのようにあつかわれた」とかたり、電気でんきショックやむちち、睡眠すいみん妨害ぼうがいなどの仕打しうちをけていたことをあきらかにした。

8にちにはムアマル・カダフィ(Muammai Kadhafi)大佐たいさ子息しそく、サイフ・アル・イスラム(Seif al-Islam)がアルジャジーラ(Al-Jazeera)TVのインタビューをつうじて、証言しょうげんなかには虚偽きょぎふくまれてはいるとしつつ、6にんたいして電気でんきショックなどがおこなわれていたこと自体じたいみとめた。

ブルガリア検察けんさつきょく報道ほうどうかんは、「調査ちょうさ完了かんりょう次第しだい収集しゅうしゅうした証拠しょうこもとづき、リビアにたいして対処たいしょ検討けんとうしていく」とかたった。(c)AFP/Vessela Sergueva



 
 
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2007/08/14-10:48 リビアへの最新さいしんがた原子げんし売却ばいきゃく否定ひていふつ大統領だいとうりょう

【ウルフボロ(べいニューハンプシャーしゅう)13にちAFP=時事じじ】サルコジふつ大統領だいとうりょうは13にち休暇きゅうかおとずれているべいニューハンプシャーしゅう避暑ひしょで、同国どうこくがリビアに最新さいしんしきだい世代せだい原子げんし欧州おうしゅう加圧水かあつすいがた原子げんし(EPR)を売却ばいきゃくすることはないと言明げんめいした。(写真しゃしんは、休暇きゅうかちゅう避暑ひしょでジョギングちゅう記者きしゃはなすサルコジ大統領だいとうりょう

ふつパリジャンは同日どうじつづけで、リビアはふつからEPRをることをのぞんでいるとほうじていた。サルコジ大統領だいとうりょうは7がつにリビアを訪問ほうもんし、同国どうこく最高さいこう指導しどうしゃのカダフィ大佐たいさとのあいだで、リビアでの海水かいすい淡水たんすいよう原子力げんしりょく発電はつでんしょ建設けんせつ可能かのうにする協定きょうてい締結ていけつしている。しかしパリジャンは、リビアがEPRの購入こうにゅう打診だしんしてきたとつたえた。

同紙どうし報道ほうどうについて記者きしゃから質問しつもんけたどう大統領だいとうりょうは、「それはあやまりだ」と否定ひていした。 〔AFP=時事じじ



 
 
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ふつ大統領だいとうりょう、リビアへの最新さいしん世代せだい原子げんし売却ばいきゃく否定ひてい

* 2007ねん08がつ14にち 04:26 発信はっしん:ウォルフボロ/米国べいこく

【8がつ14にち AFP】フランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領だいとうりょうは13にち同国どうこく最新さいしん世代せだい原子げんしをリビアに売却ばいきゃくする可能かのうせいがあるとの報道ほうどう否定ひていした。

フランスの日刊にっかん『Le Parisien-Aujourd’hui en France』は同日どうじつ、リビアが、フランスから最新さいしん世代せだい欧州おうしゅう加圧水かあつすいがた(European Pressurized water Reactor、EPR)を購入こうにゅうすることを希望きぼうしているとほうじている。

べいニューハンプシャー(New Hampshire)しゅう休暇きゅうかちゅうのサルコジ大統領だいとうりょうは、リビアへのEPR売却ばいきゃく可能かのうせいつたえた報道ほうどうについて記者きしゃだんから質問しつもんけると、「あやまりだ」とかえした。

リビア政府せいふ最近さいきん民生みんせいよう原子力げんしりょく協力きょうりょくをめぐりフランス政府せいふ合意ごういたっしており、海水かいすい淡水たんすいよう使用しようする原子げんしをリビアへ納品のうひんするみちひらかれた。

だが、同紙どうしは、ふつ原子力げんしりょく大手おおてアレバ(Areva)の主要しゅよう株主かぶぬしである原子力げんしりょくちょう(Atomic Energy Commission)関係かんけいしゃはなしとして、アレバがEPRの納品のうひんをめぐってリビア政府せいふから接触せっしょくけたとほうじている。

この報道ほうどうについて、同社どうしゃ広報こうほう担当たんとうしゃからは確認かくにんられていない。(c)AFP



 
 
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2007/08/22-09:04 ウェルチまい次官補じかんほ、リビアを訪問ほうもん=ライス長官ちょうかん訪問ほうもんならしで

【トリポリ21にちAFP=時事じじ】ウェルチまい国務こくむ次官補じかんほ中東ちゅうとう担当たんとう写真しゃしん)は21にち、2日間にちかん日程にっていでリビアを訪問ほうもんした。どう次官補じかんほ訪問ほうもんはライス国務こくむ長官ちょうかんのリビア訪問ほうもんならしをするのが目的もくてきで、リビア外務省がいむしょう当局とうきょくしゃによると、シャルガム対外たいがい連絡れんらく国際こくさい協力きょうりょく書記しょき外相がいしょう)らと会談かいだんする。

ライス長官ちょうかんは、エイズウイルス(HIV)感染かんせん事件じけんでリビアに拘束こうそくされていたブルガリアじん看護かんごら6にん釈放しゃくほうされたのをけて、リビアを訪問ほうもんする意向いこう表明ひょうめいしていた。ブッシュべい大統領だいとうりょうはこのほど、じゅうすうねんぶりにちゅうリビア大使たいし任命にんめいした。ライス長官ちょうかんのリビア訪問ほうもん実現じつげんすれば、両国りょうこく関係かんけいあらたな時代じだい幕開まくあけをげるものになろう。

べい政府せいふは2006ねんがつに、26ねんぶりにリビアとの外交がいこう関係かんけい正常せいじょうし、同国どうこく最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさとの外交がいこうてき対立たいりつ終止符しゅうしふった。べい政府せいふ同年どうねんがつ30にちにはリビアのテロ支援しえん国家こっか指定してい解除かいじょした。 〔AFP=時事じじ



 
 
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リビア:エイズ終身しゅうしんけいのブルガリアじん看護かんご解放かいほううらに…

リビアで438にん子供こどもをエイズウイルス(HIV)に感染かんせんさせたとして終身しゅうしんけい判決はんけつ服役ふくえきしていたブルガリアじん看護かんごら6にん解放かいほう(7がつ24にち)にあたり、解放かいほう交渉こうしょう主導しゅどうした格好かっこうふつ政府せいふとリビアとのあいだ取引とりひきがあったのではないかとのうたがいがひろがっている。サルコジふつ大統領だいとうりょうのセシリア夫人ふじん解放かいほう実現じつげん立役者たてやくしゃとして脚光きゃっこうび、長年ながねん解放かいほう交渉こうしょうにかかわってきたドイツなどは手柄てがら横取よこどりされたかたちとなった。【パリ福井ふくいさとし

◇フランス、武器ぶき取引とりひき疑惑ぎわくも/リビア、軍備ぐんび刷新さっしんはか

サルコジ大統領だいとうりょう看護かんごらの帰国きこく翌日よくじつ最高さいこう指導しどうしゃのカダフィ大佐たいさ原子げんし建設けんせつ武器ぶき輸出ゆしゅつかんする協定きょうてい調印ちょういん大佐たいさ息子むすこ解放かいほう交渉こうしょう担当たんとうしたセイフ・カダフィはルモンドに「事件じけん決着けっちゃく武器ぶき輸入ゆにゅうみちけた。武器ぶき工場こうじょう建設けんせつ計画けいかくもある。合意ごうい核心かくしん防衛ぼうえい協定きょうていだった」と表明ひょうめいした。

モランふつ国防こくぼうしょうは「ふつ企業きぎょうとリビアのあいだ総額そうがくおく9600まんユーロ(やく460おくえん)にのぼ対戦たいせんしゃミサイルと通信つうしんシステムの売買ばいばい契約けいやく調印ちょういんされた」とみとめた。リビアによる大量たいりょう破壊はかい兵器へいき開発かいはつ放棄ほうき宣言せんげんけ、欧州おうしゅう連合れんごう(EU)が04ねん武器ぶき禁輸きんゆ措置そち解除かいじょして以来いらい今回こんかい調印ちょういんはつ大型おおがた契約けいやくとなった。

カダフィ政権せいけん欧米おうべいとの関係かんけい正常せいじょうきゅうソ連それん時代じだい整備せいびされた主要しゅよう軍備ぐんび刷新さっしん目指めざしている。リビアの確認かくにん石油せきゆ埋蔵まいぞうりょうは360おくバレルだが、開発かいはつけん油田ゆでん地域ちいき全体ぜんたいの4ぶんの1しかてられていない。今後こんご欧米おうべい石油せきゆ会社かいしゃによる開発かいはつすすむとみられ、軍需ぐんじゅ産業さんぎょう武器ぶき売買ばいばい契約けいやく支払しはら原資げんし確保かくほされるとにらんで接触せっしょくはかっている。

看護かんごらは99ねん拘束こうそくされ、04ねん死刑しけい判決はんけつけた。EUが感染かんせんしゃ家族かぞくへの補償ほしょうなどにけいおく3800まんユーロ(678おく9000まんえん)、リビアの医療いりょう施設しせつ整備せいびに3おくユーロ(465おくえん)を支払しはら条件じょうけんれたとつたえられ、7がつ17にち終身しゅうしんけい減刑げんけいされた。

独裁どくさい政権せいけんとの取引とりひき」との野党やとう追及ついきゅうにサルコジ大統領だいとうりょうは「看護かんごらは解放かいほうされ、ふつ企業きぎょう雇用こようえる。なに問題もんだいなのか」と反論はんろんする。サルコジ大統領だいとうりょうは「フランスもEUも補償ほしょう支払しはらっていない」と強調きょうちょうするが、ふつリベラシオンはカタールが仲介ちゅうかい補償ほしょうきん支払しはらった可能かのうせい指摘してきする。

セシリア夫人ふじんは7がつに2リビアをおとずれ、カダフィ大佐たいさ会談かいだんふつ大統領だいとうりょう専用せんよう看護かんごら6にんをブルガリアにおくとどけた。だが、どくウェルトは「セイフ旧知きゅうちのシュタインマイヤーどく外相がいしょうが7がつ前半ぜんはんまでにエイズ感染かんせんしゃ家族かぞくへの補償ほしょう交渉こうしょうをまとめ、看護かんごら6にん帰国きこく準備じゅんびととのえていた」と解説かいせつする。

セイフべいニューズウィークに「セシリア夫人ふじん最後さいご仲介ちゅうかいしゃだ。彼女かのじょまえおおくのひと仲介ちゅうかいつとめていた」とかした。ブルガリア情報じょうほう機関きかんのキロフ将軍しょうぐんは「えいふつどくなど20カ国かこく以上いじょう情報じょうほう機関きかん背後はいごうごいた」と証言しょうげんしている。

ルモンドによると、セイフ今年ことしがつのブレアぜんえい首相しゅしょうのリビア訪問ほうもんさいし、看護かんご事件じけんからみ、88ねんのパンナム爆破ばくは事件じけん英国えいこく収監しゅうかんしているもとリビア情報じょうほう機関きかんいんのメグラヒ被告ひこくをリビアに送還そうかんする覚書おぼえがき調印ちょういんされたとべた。えい外務省がいむしょう関連かんれん否定ひていしているが、ブレアのリビア訪問ほうもん直後ちょくごしん証言しょうげん物証ぶっしょう提示ていじされ、メグラヒ被告ひこく再審さいしんまった。

毎日新聞まいにちしんぶん 2007ねん8がつ23にち 東京とうきょう朝刊ちょうかん



 
 
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リビア最高さいこう指導しどうしゃおい買春ばいしゅん暴行ぼうこう容疑ようぎ提訴ていそげに

2007.09.04

Web posted at: 20:47 JST - CNN/AP

ロンドン――ロンドンの検察けんさつ当局とうきょくは3にちきたアフリカのリビアの最高さいこう指導しどうしゃ、カダフィ大佐たいさおい(おい)の暴力ぼうりょくけたとして提訴ていそしていた売春ばいしゅん2人ふたりうったえをげたとべた。

デーリー・メールなどの地元じもとによると、21さいと25さい女性じょせい裁判さいばんんだのち尾行びこうけるなどし脅威きょういかんじたためとしている。おい(26)の父親ちちおやは、リビアの情報じょうほう機関きかんのトップで、大佐たいさ義理ぎり兄弟きょうだい

事件じけん発覚はっかくしたのち、リビア政府せいふえい外務省がいむしょう連絡れんらく女性じょせい提訴ていそ懸念けねんしめしたともされている。また、ブレアぜん首相しゅしょうがリビアを訪問ほうもんしたさい、この問題もんだいたずねられたという。えい政府せいふ当局とうきょくしゃは、政府せいふ介入かいにゅう出来できない問題もんだいとの立場たちばしめしている。

えいメディアによると、事件じけん昨年さくねん11がつ17にちおいのサヌシ被告ひこくのロンドンの自宅じたく発生はっせい女性じょせいにん法廷ほうてい陳述ちんじゅつによると、サービス料金りょうきんがくでいいとなり、女性じょせいかえろうとしたさい顔面がんめんなどに殴打おうだけたという。

警官けいかん現場げんば急行きゅうこうおい逮捕たいほされていた。事件じけん審理しんりやく週間しゅうかんまえはじまったが、判事はんじ被告ひこく身元みもと命令めいれいしていた。訴訟そしょうげに理由りゆうについて女性じょせいにんは「心境しんきょう変化へんか」を理由りゆうにしている。みずからの主張しゅちょう裏付うらづける証拠しょうこ提出ていしゅつ消極しょうきょくてきだったのが原因げんいんともされる。

女性じょせいにん事件じけん発生はっせいたる今年ことしがつ関与かんよしていた性的せいてきサービスの中身なかみはなっていたビデオがおい弁護士べんごしにより法廷ほうてい公表こうひょうされたことも、提訴ていそ撤回てっかいになったともみられる。このビデオの撮影さつえいしゃ不明ふめい



 
 
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2007/09/04-16:52 「50あいだやすまず交渉こうしょう」=看護かんご釈放しゃくほう密約みつやく否定ひていふつ大統領だいとうりょう夫人ふじん

【パリ4にち時事じじ】リビアでエイズ感染かんせんにかかわったとして死刑しけい判決はんけつけていたブルガリアじん看護かんごらの8ねんぶりの釈放しゃくほう貢献こうけんしたサルコジふつ大統領だいとうりょう夫人ふじんのセシリアさん(49)は、4にちづけふつエスト・レピュブリカンとのインタビューで、釈放しゃくほう武器ぶき取引とりひき見返みかえりだったとの根強ねづよ憶測おくそく否定ひていし、みずか懸命けんめいに「50あいだ休息きゅうそくなしで交渉こうしょうたった」と強調きょうちょうした。

にんが7がつ釈放しゃくほうされたのち、セシリアさんが経緯けいいかたったのははじめて。



 
 
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NYにゅーよーく原油げんゆ続伸ぞくしん終値おわりね75.08ドル

にちのニューヨーク原油げんゆ価格かかくは、OPECおぺっく石油せきゆ輸出ゆしゅつこく機構きこう生産せいさんわくくとの見方みかたひろがったため、先行さきゆきの需給じゅきゅうがひっぱくするとの思惑おもわくからわれ、一時いちじ、1ヶ月かげつぶりの高値たかね記録きろくしました。

連休れんきゅうけのニューヨーク・マーカンタイル取引とりひきしょ原油げんゆ先物さきもの相場そうばは、取引とりひき指標しひょうとなるWTIの10がつわたしが、一時いちじ、1バレル=75ドル25セントをつけました。

リビア国営こくえい石油せきゆ総裁そうさいが「市場いちば石油せきゆ十分じゅうぶんあり、OPECおぺっくうご必要ひつようはない」とべたとつたわったことで、先行さきゆきの需給じゅきゅうひっぱく警戒けいかいする見方みかたひろがり、注文ちゅうもん先行せんこうしました。

ただ、ハリケーン「フェリックス」の進路しんろがメキシコ湾岸わんがんれるとの予報よほうけてりもたことから、結局けっきょく、このは75ドル08セントで取引とりひきえています。(05にち09:45)



 
 
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はん国連こくれん総長そうちょう会談かいだん、カダフィ大佐たいさがダルフール情勢じょうせい協力きょうりょく

【トリポリ=大内おおうち佐紀さきはんはじめぶん国連こくれん事務じむ総長そうちょうは8にち、リビア北部ほくぶシルトをおとずれ、同国どうこく最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ会談かいだん、スーダン西部せいぶのダルフール紛争ふんそう解決かいけつへのみを中心ちゅうしん協議きょうぎした。

事務じむ総長そうちょう会談かいだん記者きしゃだんたいし、リビアで10がつ27にち開催かいさいされることになったスーダン政府せいふはん政府せいふ勢力せいりょくによる和平わへい交渉こうしょうについて、大佐たいさがすべてのはん政府せいふ勢力せいりょく指導しどうしゃ参加さんかはたらきかけることを約束やくそくした、とべた。大佐たいさはスーダン政府せいふはん政府せいふ勢力せいりょく双方そうほう影響えいきょうりょくつ。

(2007ねん9がつ9にち134ふん 読売新聞よみうりしんぶん



 
 
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2007/09/09-08:58 はん国連こくれん総長そうちょう、カダフィ大佐たいさ会談かいだん=ダルフール紛争ふんそう解決かいけつ協力きょうりょく一致いっち

【シルト(リビア北部ほくぶ)8にちAFP=時事じじ】リビアを訪問ほうもんちゅうはんはじめぶん国連こくれん事務じむ総長そうちょうは8にち北部ほくぶ沿岸えんがん都市としシルトで同国どうこく最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ会談かいだん、スーダン西部せいぶダルフール地方ちほう紛争ふんそうわらせるための対応たいおうさくについて協議きょうぎした。はん事務じむ総長そうちょう会談かいだん、「カダフィ大佐たいさがリビアでの和平わへい交渉こうしょうつよ支持しじしてくれたことに勇気ゆうきづけられた」とかたった。(写真しゃしん首都しゅとトリポリのひがしやく500キロの沿岸えんがん都市としシルトで、はんはじめぶん国連こくれん事務じむ総長そうちょううリビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさひだり

10がつ27にちにリビアで、スーダン政府せいふ複数ふくすうはん政府せいふ勢力せいりょくとの和平わへい交渉こうしょう国連こくれん主催しゅさいひらかれる予定よていになっている。どう交渉こうしょうについて事務じむ総長そうちょうは、はん政府せいふ勢力せいりょく指導しどうしゃ交渉こうしょう参加さんかするよう、カダフィ大佐たいさがあらゆる努力どりょくをすると表明ひょうめいしたことをあきらかにした。事務じむ総長そうちょう大佐たいさは、どう交渉こうしょうではダルフールの恒久こうきゅうてき平和へいわ安全あんぜんおよび2005ねん包括ほうかつ和平わへい協定きょうてい完全かんぜん履行りこう追求ついきゅうすべきであるとのてん意見いけん一致いっちした。

はん事務じむ総長そうちょうはこれよりさき、リビアへかうちゅう記者きしゃだんたいし、カダフィ大佐たいさとの会談かいだん目標もくひょうは、来月らいげつまつ予定よていされるリビアでのあらたなダルフール和平わへい交渉こうしょう確実かくじつ成功せいこうさせることにあるとし、「なによりもまず、会合かいごう成功せいこうさせ、和平わへい交渉こうしょう最終さいしゅう段階だんかいにしたい」とべていた。事務じむ総長そうちょうはさらに、和平わへい努力どりょくにはリビアのほか、エジプト、エリトリア、チャドなど地域ちいきのすべてのくに協力きょうりょく必要ひつようだといていた。 〔AFP=時事じじ



 
 
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はん国連こくれん事務じむ総長そうちょうとリビアのカダフィ大佐たいさ会談かいだん ダルフール紛争ふんそう解決かいけつ協力きょうりょく表明ひょうめい

* 2007ねん09がつ09にち 18:04 発信はっしん:シルト/リビア

【9がつ9にち AFP】国連こくれん(UN)のはんはじめぶん(バン・キムン、Ban Ki-Moon)事務じむ総長そうちょうは8にち、リビアのシルト(Sirte)をおとずれ、同国どうこく最高さいこう指導しどうしゃムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐たいさ会談かいだん、4ねん以上いじょうにおよんでいるスーダンのダフルール( Darfur)紛争ふんそう解決かいけつけたみなどについて協議きょうぎした。

はん事務じむ総長そうちょうはスーダン、チャドを訪問ほうもんしたのち、リビアりした。スーダン西部せいぶのダルフール地方ちほうでは、アラブけい中央ちゅうおう政府せいふぐん民兵みんぺいはん政府せいふ勢力せいりょくあいだ紛争ふんそうつづいている。

カダフィ大佐たいさとの30分間ふんかん会談かいだんえたはん事務じむ総長そうちょうは、10月27にちにリビアで開催かいさい予定よていされているスーダン政府せいふはん政府せいふ勢力せいりょくとの和平わへい交渉こうしょうについて、「和平わへい交渉こうしょうたいするカダフィ大佐たいさつよ支持しじ非常ひじょうはげまされた。大佐たいさはすべてのはん政府せいふ勢力せいりょく指導しどうしゃ参加さんかはたらきかけることを約束やくそくした」とべた。

事務じむ総長そうちょうはさらに、大佐たいさとのあいだ和平わへい交渉こうしょうは「ダルフールでの恒久こうきゅうてき平和へいわ治安ちあん」を模索もさくすべきこと、2005ねん合意ごういした包括ほうかつてき和平わへい協定きょうてい(Comprehensive Peace Agreement)を完全かんぜん履行りこうすることで合意ごういした。

事務じむ総長そうちょうはリビアへかう航空機こうくうきなか記者きしゃだんたいし、カダフィ大佐たいさとの会談かいだん目的もくてきは、来月らいげつ和平わへい交渉こうしょう成功せいこう確実かくじつなものとすることだとし、「(来月らいげつ交渉こうしょうを)和平わへい交渉こうしょう最終さいしゅう段階だんかいとしたい」とかたっていた。

さらに、和平わへいへのみは、リビアのほか、エジプト、エリトリア、チャドなど、周辺しゅうへん諸国しょこくすべての協力きょうりょく必要ひつようだとくわえた。

はん事務じむ総長そうちょうとカダフィ大佐たいさ協議きょうぎおこなわれたシルトは、首都しゅとトリポリ(Tripoli)のひがしやく500キロに位置いちする沿岸えんがん都市としで、どう大佐たいさ出身しゅっしん。(c)AFP/Herve Couturier



 
 
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はんはじめぶん総長そうちょう、カダフィ大佐たいさ会談かいだん

リビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさはんはじめぶん(バン・キムン)国連こくれん事務じむ総長そうちょうたいし、韓国かんこく企業きぎょう東亜とうあ(トンア)建設けんせつ建設けんせつしただい水路すいろについてはなした。

カダフィ大佐たいさは8にち現地げんち時間じかん)、スーダン・ダルフール紛争ふんそう仲裁ちゅうさい要請ようせいのためリビア・シルトに入国にゅうこくしたはん総長そうちょう随行ずいこういん40にんあまり近隣きんりんのアルグラダビ貯水池ちょすいち案内あんないした。 だい水路すいろ建設けんせつし、水量すいりょう豊富ほうふ地域ちいきみず乾燥かんそう地域ちいきいて水不足みずぶそく解決かいけつする‘リビアしき水不足みずぶそく解決かいけつほう’をほこるためだ。

91ねん完工かんこうしたアルグラダビ貯水池ちょすいち南部なんぶサハラ砂漠さはらさばくなか地下水ちかすいいてきた直径ちょっけい1キロの人工じんこうみずうみで、東亜とうあ建設けんせつだい水路すいろ工事こうじ一部いちぶとして建設けんせつされた。およそ30ねんにわたり進行しんこうされるだい水路すいろ事業じぎょう直径ちょっけい4メートル、全長ぜんちょう4200キロあまり巨大きょだい送水そうすいかん砂漠さばく地下ちか敷設ふせつし、いちにち650まんトンのみず北部ほくぶ地域ちいき供給きょうきゅうするちょう大型おおがたプロジェクト。

はん総長そうちょう貯水池ちょすいち見回みまわったのち、「砂漠さばく急速きゅうそくすすんでいる状況じょうきょうでリビアが創意そういてき方法ほうほう水不足みずぶそく現象げんしょう解決かいけつしたことは、おおくのくににとって参考さんこうになるだろう」とし「韓国かんこく企業きぎょう建設けんせつしたという事実じじつほこらしい」とかたった。

はん総長そうちょう貯水池ちょすいちのち、カダフィ大佐たいさ面談めんだんしながら「だい水路すいろ工事こうじ非常ひじょう印象いんしょうてきだった」とべた。 はん総長そうちょうはこの、カダフィ大佐たいさと1あいだ40ふんにわたりダルフール紛争ふんそう解決かいけつあんについて議論ぎろんした。 カダフィ大佐たいさはん総長そうちょう貯水池ちょすいち見学けんがくには同行どうこうしなかった。

はん総長そうちょう来月らいげつ27にちにリビアでひらかれるダルフール平和へいわ交渉こうしょうにスーダン反乱はんらんぐん指導しどうしゃ出席しゅっせきするよう支援しえん要請ようせいするため、カダフィ大佐たいさおとずれた。

はん総長そうちょう会談かいだん、「カダフィ大佐たいさはダルフール平和へいわ交渉こうしょうたいする全幅ぜんぷく支持しじ表示ひょうじし、反乱はんらんぐん指導しどうしゃらが交渉こうしょうてくるよう最善さいぜんくすと約束やくそくした」とはなした。‘西側にしがわからのアフリカ独立どくりつ’をさけんできたカダフィ大佐たいさ周辺しゅうへんこくのさまざまな勢力せいりょくおおきな影響えいきょうりょくち、ダルフール紛争ふんそう解決かいけつ相当そうとう役割やくわりたせると、国連こくれん見込みこんでいる。 来月らいげつ平和へいわ交渉こうしょうをリビアで開催かいさいすることにしたのもこれが理由りゆうという。

シルト(リビア)=ナム・ジョンホ特派とくはいん

2007.09.10 15:47:36



 
 
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2007/10/05-07:20 ふつ大統領だいとうりょう最高さいこう勲章くんしょう看護かんご釈放しゃくほう功績こうせきで、夫人ふじん欠席けっせき−ブルガリア

【ベルリン4にち時事じじ】フランスのサルコジ大統領だいとうりょうは4にち、ブルガリアの首都しゅとソフィアで、パルバノフ同国どうこく大統領だいとうりょうから最高さいこうのスタラ・プラニナ勲章くんしょう授与じゅよされた。リビアでエイズ感染かんせんにかかわったとして死刑しけい判決はんけつけていたブルガリアじん看護かんご釈放しゃくほう貢献こうけんしたのが授章じゅしょう理由りゆう。AFP通信つうしんつたえた。

看護かんご釈放しゃくほうをめぐっては、サルコジ大統領だいとうりょう夫人ふじんのセシリアさんがリビアにんで最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ救済きゅうさい直訴じきそし、実現じつげんにつなげた。だが、フランスはその直後ちょくごに、リビアとのあいだ武器ぶき売却ばいきゃく契約けいやく調印ちょういんしたことから、釈放しゃくほうえにしたとの密約みつやくせつ浮上ふじょう。セシリア夫人ふじん外交がいこう関与かんよしたことにも批判ひはんていた。

看護かんご釈放しゃくほうの「立役者たてやくしゃ」の夫人ふじん大統領だいとうりょう同行どうこうせず、この授与じゅよしき欠席けっせき。サルコジ大統領だいとうりょうはブルガリアの新聞しんぶんたいし、「つまみずからの仲介ちゅうかいのちこった論争ろんそうきずついており、できるだけひかえめになることをえらんだ」とかたった。



 
 
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国連こくれん:リビア、安保理あんぽり常任じょうにん理事りじこく

【ニューヨーク小倉おぐらたかし国連こくれん総会そうかいは16にち安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい常任じょうにん理事りじこく選挙せんきょ改選かいせん5)をおこない、ベトナム、リビア、ブルキナファソ、コスタリカ、クロアチアをえらんだ。任期にんき来年らいねんがつから2ねん。ベトナムははじめて、リビアは30ねんぶりの理事りじこくりとなる。

常任じょうにん理事りじこくえらびでは、地域ちいきごとに事前じぜん立候補りっこうほしぼむ。アジア・アフリカわく(3カ国かこく)にはベトナム、リビア、ブルキナファソのみが立候補りっこうほし、当選とうせんめた。モーリタニアも立候補りっこうほ検討けんとうしたが、次期じき選挙せんきょでリビアがモーリタニアをすことでった。

リビアは76〜77ねん以来いらい常任じょうにん理事りじこくり。かつては米国べいこくから敵視てきしされ、国際こくさい社会しゃかいから孤立こりつしたが、理事りじこくりは国際こくさい社会しゃかいへの完全かんぜん復帰ふっき最近さいきんのアフリカへの影響えいきょうりょく拡大かくだい象徴しょうちょうしている。

毎日新聞まいにちしんぶん 2007ねん10がつ17にち 東京とうきょう夕刊ゆうかん



 
 
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国連こくれん安保理あんぽり常任じょうにん理事りじこくにリビア、ベトナムなど5カ国かこく

【ニューヨーク小倉おぐらたかし国連こくれん総会そうかいは16にち安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい常任じょうにん理事りじこく選挙せんきょ改選かいせん5)をおこない、ベトナム、リビア、ブルキナファソ、コスタリカ、クロアチアをえらんだ。任期にんき来年らいねんがつから2ねん。ベトナムははじめて、リビアは30ねんぶりの理事りじこくりとなる。

常任じょうにん理事りじこくえらびでは、地域ちいきごとに事前じぜん立候補りっこうほしぼむ。アジア・アフリカわく(3カ国かこく)にはベトナム、リビア、ブルキナファソのみが立候補りっこうほし、当選とうせんめた。きたアフリカのモーリタニアも立候補りっこうほ検討けんとうしたが、次期じき選挙せんきょでリビアがモーリタニアをすことでった。

リビアは76〜77ねん以来いらい常任じょうにん理事りじこくり。かつては米国べいこくから敵視てきしされ、国際こくさい社会しゃかいから孤立こりつしたリビアだが、理事りじこくりは国際こくさい社会しゃかいへの完全かんぜん復帰ふっき最近さいきんのアフリカへの影響えいきょうりょく拡大かくだい象徴しょうちょうしている。

毎日新聞まいにちしんぶん 2007ねん10がつ17にち 1057ふん



 
 
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常任じょうにん理事りじこくまる ベトナムがはつ安保理あんぽり

2007ねん10がつ17にち1041ふん

国連こくれん総会そうかいは16にち安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい常任じょうにん理事りじこく10カ国かこくのうち、2ねん任期にんき満了まんりょうする5カ国かこく改選かいせんおこない、ベトナム、リビア、ブルキナファソ、クロアチア、コスタリカをしん理事りじこくえらんだ。ベトナムとクロアチアははつ安保理あんぽりり。

カタールのわりにベトナムが安保理あんぽりりすることで、常任じょうにん理事りじこくのアジアわくはインドネシアとともに東南とうなんアジア諸国しょこく連合れんごうASEANあせあん加盟かめいこく独占どくせんすることになる。当面とうめん課題かだいとなるミャンマー問題もんだい関連かんれんして、ベトナムのミン国連こくれん大使たいし選出せんしゅつ、「地域ちいきとして情勢じょうせい懸念けねんいている」と主張しゅちょう安保理あんぽり制裁せいさいについては「原則げんそくてき反対はんたいだ」とかたった。

日本にっぽんは09ねんからの安保理あんぽりりを目指めざし、08ねん選挙せんきょ立候補りっこうほする。



 
 
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国連こくれん安保理あんぽり リビア 常任じょうにん理事りじこくに 30ねんぶり 制裁せいさい解除かいじょから4ねん

2007ねん10がつ17にち 夕刊ゆうかん

【ニューヨーク=石川いしかわ保典やすのり国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい常任じょうにん理事りじこく任期にんきねんじゅうカ国かこく)で、新年しんねんからあらたに理事りじこくとなるカ国かこく選挙せんきょじゅうろくにち国連こくれん総会そうかいおこなわれ、安保理あんぽりがかつて経済けいざい制裁せいさい発動はつどうし、米国べいこくから「ならずもの国家こっか」と名指なざしされた社会しゃかい主義しゅぎこくリビアがアフリカわくからえらばれた。

リビアが常任じょうにん理事りじこくとなるのはいちきゅうななななねん以来いらいさんじゅうねんぶり。

リビアははちはちねんべいパンナム爆破ばくは事件じけんなどで米国べいこくの「テロ支援しえん国家こっか」に指定していされ、きゅうねん安保理あんぽり経済けいざい制裁せいさい発動はつどう。しかし、きゅうきゅうねんどう事件じけん容疑ようぎしゃ国連こくれんわたし、制裁せいさい〇〇さんねん解除かいじょされた。同年どうねん、リビアは大量たいりょう破壊はかい兵器へいき廃棄はいき表明ひょうめい。「反米はんべい国家こっか」の看板かんばんもおろして進展しんてんする欧米おうべいとの関係かんけい正常せいじょう当選とうせん背景はいけいにある。

ただ、イスラム教いすらむきょう国家こっかリビアが安保理あんぽりかならずしも欧米おうべい追随ついずいするとはいえない。かく開発かいはつ疑惑ぎわくたいイラン制裁せいさいなど欧米おうべい主導しゅどう決議けつぎあん難色なんしょくしめして修正しゅうせいせまれいおお中国ちゅうごくやロシア、みなみアフリカなどと歩調ほちょうわせる可能かのうせいがある。

当選とうせん有効ゆうこう投票とうひょうさんぶん以上いじょうで、事前じぜん地域ちいき調整ちょうせい事実じじつじょう信任しんにん投票とうひょうとなったリビアには、ひゃくきゅうじゅうカ国かこくのうちひゃくななじゅうはちカ国かこく賛成さんせいした。米国べいこくのウルフ次席じせき大使たいしは、補償ほしょう決着けっちゃくどう事件じけん米国べいこくじん遺族いぞく傍聴ぼうちょうしていたことを指摘してき投票とうひょう行動こうどうあきらかにしなかった。

ほかにはブルキナファソ、ベトナム、コスタリカ、クロアチアがえらばれた。



 
 
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原油げんゆ価格かかく上昇じょうしょう懸念けねん供給きょうきゅうりょう十分じゅうぶんOPECおぺっく声明せいめい

2007ねん10がつ17にち0847ふん

[ドバイ/ロンドン 16にち ロイター] 石油せきゆ輸出ゆしゅつこく機構きこうOPECおぺっく)は16にち発表はっぴょうした声明せいめいで、原油げんゆ相場そうばが1バレル=88ドル付近ふきん上昇じょうしょうしていることに懸念けねん表明ひょうめいした。ただ、一部いちぶ加盟かめいこくは、上昇じょうしょう抑制よくせいのためにOPECおぺっくがこれ以上いじょうできることはないとの見方みかたしめした。

OPECおぺっく9月くがつ原油げんゆ相場そうばの80ドル付近ふきんへの上昇じょうしょうぎとの懸念けねん背景はいけいに、11月じゅういちがつにちからにちりょう50まんバレルの増産ぞうさん実施じっしすることで合意ごうい

その価格かかく上昇じょうしょうつづいたが、OPECおぺっくは、生産せいさんりょう需要じゅよう見合みあっていると主張しゅちょうしていた。

OPECおぺっくのバドリ事務じむ局長きょくちょう声明せいめいで「OPECおぺっく現在げんざい価格かかく水準すいじゅんこのましいとはおもわないが、高値たかねささえているのはファンダメンタルズではなく、供給きょうきゅうりょう十分じゅうぶんであるとつよしんじている」とべ、主要しゅよう消費しょうひこく在庫ざいこ十分じゅうぶんだと指摘してきした。

リビアの石油せきゆ担当たんとう高官こうかんはロイターにたいし「OPECおぺっくはできることはすべてやった」とべ、これ以上いじょうできることはあまりないとの見方みかたしめした。

OPECおぺっく声明せいめいによると、イラクとアンゴラをのぞ加盟かめい10カ国かこくは、11月じゅういちがつからの増産ぞうさんけて対応たいおうすすめている。

それでも、インフレを考慮こうりょれて調整ちょうせいした原油げんゆ価格かかくは、1980ねん史上しじょうさい高値たかね90.46ドルにせまいきおいで上昇じょうしょうしている。市場いちばでは、トルコとイラク北部ほくぶのクルドじん武装ぶそう組織そしきとの緊張きんちょう関係かんけいたかまりや、堅調けんちょう原油げんゆ需要じゅよう増加ぞうか、タイトな在庫ざいこ、ドルやすなどが原因げんいんとみられている。



 
 
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リビア・ベトナムなど5かこく安保理あんぽり常任じょうにん理事りじこく

【ニューヨーク=白川しらかわ義和よしかず国連こくれん総会そうかいは16にち安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい常任じょうにん理事りじこく改選かいせんおこない、年末ねんまつ任期にんき満了まんりょうする5かこくわって、ベトナム、リビア、ブルキナファソ、クロアチア、コスタリカを選出せんしゅつした。

任期にんきは2008ねんがつから2年間ねんかん今年ことしがつ常任じょうにん理事りじこくになったみなみアフリカ、ベルギー、インドネシア、イタリア、パナマとわせた10かこく来年らいねん常任じょうにん理事りじこくとなる。

リビアはかつてテロ支援しえんこく非難ひなんされたが、2003ねん大量たいりょう破壊はかい兵器へいき開発かいはつ放棄ほうき発表はっぴょう米国べいこくなどと関係かんけい改善かいぜん今回こんかい常任じょうにん理事りじこく選出せんしゅつ国際こくさい社会しゃかいへの復帰ふっきあらためて印象いんしょうけた。

リビアのエタルヒ国連こくれん大使たいし記者きしゃだんに「米国べいこく我々われわれ出馬しゅつば反対はんたい運動うんどうをしなかった」と強調きょうちょうした。

(2007ねん10がつ17にち1041ふん 読売新聞よみうりしんぶん



 
 
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常任じょうにん理事りじこく改選かいせん、ベトナムやリビアなど5カ国かこく当選とうせん

【ニューヨーク=中前ちゅうぜん博之ひろゆき国連こくれん総会そうかいは16にち安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい常任じょうにん理事りじこく改選かいせん選挙せんきょ実施じっしし、ベトナム、リビア、ブルキナファソ、クロアチア、コスタリカの5カ国かこく当選とうせんした。任期にんきは2008ねん1がつから2年間ねんかん

中南米ちゅうなんべいわくからドミニカ共和国どみにかきょうわこく東欧とうおうわくからチェコも立候補りっこうほしたが、当選とうせん必要ひつよう総会そうかいの3ぶんの2の支持しじ見通みとおしがたたず、3かい投票とうひょうまえ辞退じたいした。

常任じょうにん理事りじこくは10カ国かこくで、毎年まいとし半分はんぶんずつが改選かいせんとなる。日本にっぽんは09ねんからの任期にんき出馬しゅつば目指めざしていたモンゴルからわくゆずけるかたちで、来秋らいしゅう選挙せんきょ立候補りっこうほする。(14:02)



 
 
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ENIとリビア国営こくえい石油せきゆ石油せきゆ・ガス開発かいはつに280おくドル投資とうし

【カイロ=金沢かなざわ浩明ひろあき】イタリアの石油せきゆ大手おおてENIとリビア国営こくえい石油せきゆ会社かいしゃ(NOC)は16にち、リビアの石油せきゆ天然てんねんガスの開発かいはつ生産せいさん今後こんご10年間ねんかんけい280おくドルを投資とうしすることで合意ごういしたと発表はっぴょうした。ENIの鉱区こうく権益けんえきを25年間ねんかん延長えんちょうし、既存きそん油田ゆでん二酸化炭素にさんかたんそ注入ちゅうにゅうなどによる増産ぞうさんや、その周辺しゅうへん地区ちく新規しんき開発かいはつなどをすすめる。

ENIは1959ねんからリビアに進出しんしゅつ現在げんざい外国がいこく石油せきゆ会社かいしゃでは最大さいだいにちりょうやく25まんバレルの原油げんゆ生産せいさんしており、だい規模きぼ投資とうし合意ごういにより今後こんごもリビアに重点じゅうてんをおく戦略せんりゃく明確めいかくにした。



 
 
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HP、中東ちゅうとうのシステムインテグレーターを買収ばいしゅう バーレーンを拠点きょてんとするAtos Origin Middle Eastの買収ばいしゅうで、HPは中東ちゅうとう公共こうきょう部門ぶもん石油せきゆ・ガス業界ぎょうかい事業じぎょう強化きょうかなどをはかる。

2007ねん10がつ23にち 0851ふん 更新こうしん

べいHPは10月22にち、バーレーンのAtos Origin Middle East(AOME)の買収ばいしゅう合意ごういたっしたと発表はっぴょうした。取引とりひきは11月に完了かんりょうする見通みとおし。

AOMEは中東ちゅうとう代表だいひょうてきなシステムインテグレーターで、とくどくSAP製品せいひん実装じっそうではどう地域ちいきをリードする存在そんざいだという。中東ちゅうとう各国かっこくに450にん従業じゅうぎょういんつ。

HPでは、中東ちゅうとうを「もっと急速きゅうそく成長せいちょうしている市場いちばの1つ」とみている。AOME買収ばいしゅうによりどう地域ちいきでのSAP製品せいひん関連かんれん事業じぎょう拡充かくじゅうするとともに、公共こうきょう部門ぶもん石油せきゆ・ガス業界ぎょうかい事業じぎょう強化きょうかや、リビア、カタールへの事業じぎょう範囲はんい拡大かくだいなどが可能かのうになるとしている。



 
 
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べいHP、中東ちゅうとうのシステムインテグレーターを買収ばいしゅう

べいHPは22にち現地げんち時間じかん)、中東ちゅうとう大手おおてシステムインテグレーターのAOME(Atos Origin Middle East)を買収ばいしゅうすると発表はっぴょうした。AOMEは、バーレーンを拠点きょてんに450にん以上いじょう従業じゅうぎょういんをかかえる。

今回こんかい買収ばいしゅうにより、HPは公共こうきょう石油せきゆ、ガス分野ぶんやへのSAP連携れんけい強化きょうかと、リビア、カタールといった地理ちりてきプレゼンスの拡大かくだいはかる。取引とりひきは11月に完了かんりょうする予定よてい

(RBB TODAY 2007ねん10がつ24にち 07:46)



 
 
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リビア大統領だいとうりょう映画えいが製作せいさく資金しきん供給きょうきゅう

2007/10/30

リビアのムアンマル・カダフィ大統領だいとうりょうが、イタリアによるリビア占領せんりょうえがいた新作しんさく映画えいがに5000まんドルの資金しきん投資とうしをすることになった。

“Years of Torment”(アラビアでは “Dhulm”)とだいされたこの映画えいがは、1911ねんから43ねんまでの30年間ねんかんにおよぶイタリアによるリビア占領せんりょうを、リビアじん外国がいこくじん目撃もくげきだんをもとに詳述しょうじゅつする作品さくひんになる。

ほんさくは、シリアじん監督かんとく/プロデューサーのNajdat Anzourの長編ちょうへん映画えいがデビューさくとなる。かれは、イスラム原理げんり主義しゅぎや、預言よげんしゃムハンマドを風刺ふうししたデンマークの漫画まんがについての討論とうろんといった、論議ろんぎかもすようなテーマを頻繁ひんぱんあつかきわどいラマダン番組ばんぐみ(アラビアでmusalsalatとばれる)を監督かんとくしており、アラブけんでは有名ゆうめい。プロデューサーたちは、英語えいご製作せいさくされるこの作品さくひん撮影さつえい監督かんとくにライナー・クラウスマン(『ヒトラー 〜最期さいごの12日間にちかん〜』)を指名しめいしている。

このプロジェクトは、10月29にち(月)げつ、ローマでの豪華ごうか記者きしゃ会見かいけんせき発表はっぴょうされた。どう会見かいけんには、主催しゅさいしゃがわ費用ひよう全額ぜんがく負担ふたんして世界中せかいじゅうからジャーナリストを招待しょうたいするなどして、40まんドルがかかったという。

イタリアによるリビア占領せんりょう時代じだいには、すうまんにんのリビアじん砂漠さばく収容しゅうようしょおくられ、人口じんこうの1/4がこの時代じだいうしなわれたとする歴史れきし研究けんきゅうもある。  「この映画えいがは、対話たいわ和解わかい精神せいしんにのっとってつくられるものですが、リビアの歴史れきしについてみなおもしてもらうためという目的もくてきもあります。カダフィ大統領だいとうりょう母国ぼこくのためになにかしたいとおもっているのです。これはプロパガンダなどではなく、世間せけん一般いっぱんひと焦点しょうてんてた作品さくひんで、ある事件じけんとおしていろいろなひとたちのあいだにつながりがまれるという『クラッシュ』のような作品さくひんになるでしょう」とAnzourはかたっている。

この作品さくひんは、81ねん製作せいさくのムスタファ・アッカド監督かんとく作品さくひん砂漠さばくのライオン』以来いらいのリビアの長編ちょうへん映画えいがになる。『砂漠さばくのライオン』も、おな時期じきえがいた作品さくひんで、リビアのレジスタンスの英雄えいゆうオマー・ムクターをアンソニー・クインがえんじている。『砂漠さばくのライオン』は82ねんに、当時とうじのイタリアの首相しゅしょうジュリオ・アンドレオッティが、イタリアぐん名誉めいよそこなう作品さくひんだとしてイタリアでは上映じょうえい禁止きんし処分しょぶんになっている。カダフィ大統領だいとうりょうは、この映画えいがにも資金しきん投資とうししたというのが通説つうせつである。

“Years of Torment”の撮影さつえい来年らいねんはじめに開始かいしされる。



 
 
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インテルとMS、てい価格かかくノートPC「Classmate PC」15まんだいをリビアに販売はんばい

ぶん:Reuters

翻訳ほんやく校正こうせい藤原ふじわら聡美さとみ福岡ふくおか洋一よういち

2007/10/31 19:49

IntelとMicrosoftが、てい価格かかくノートPC15まんだいをリビア政府せいふ提供ていきょうしていることが判明はんめいした。1だいあたりの組立くみたて価格かかくは200ドルで、発展はってん途上とじょうこく子供こどもたちのニーズにわせた構成こうせいになっている。

Intelの広報こうほう担当たんとうしゃ、Agnes Kwan米国べいこく時間じかん10にち30にちよる、Reutersのインタビューにおうじ、リビア教育きょういくしょうから8がつ注文ちゅうもんけ、9月に出荷しゅっか開始かいししたとべた。

「これまでのところ順調じゅんちょうすすんでいる。出荷しゅっかはじまってちょうど1カ月かげつぎたところだ」と、Kwanかたった。

ノートPCの販売はんばいについて、リビアの国内こくないメディアは8がつほうじていたとKwanうが、IntelとMicrosoftはこのことについて、リビア国外こくがいではまだ正式せいしきには発表はっぴょうしていない。

Kwanによると、Intelが「Classmate PC」というブランドで販売はんばいしているノートPCにたいして、IntelもMicrosoftも価格かかくめんでの助成じょせいはしていないそうだ。Kwanは、リビア教育きょういくしょう両社りょうしゃにいくら支払しはらっているかはあきらかにしなかった。

Kwanはさらに、Classmate PCの顧客こきゃくリストにあらたにナイジェリア政府せいふくわわることになった、ともべた。ただし、注文ちゅうもん台数だいすうをはじめ、OSがWindowsになるのか、ライバル製品せいひんのLinuxになるのかなどはわからないという。Classmate PCは、どちらのOSも使用しようできる。

リビアへのClassmate PCの販売はんばいは、Intelが2006ねんどう製品せいひんをリリースして以来いらい販売はんばいすうでは2番目ばんめおおい。Intelは4がつに、パキスタンのアラマイクバル公開こうかい大学だいがくに70まんだいのClassmate PCを販売はんばいする契約けいやく獲得かくとくしている。



 
 
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インテルとMS、てい価格かかくノートPC「Classmate PC」15まんだいをリビアに販売はんばい

べいインテルとマイクロソフト、リビア政府せいふにPC15まんだい販売はんばい

2007ねん 10がつ 31にち 15:03 JST

 [ボストン 30にち ロイター] べいインテル(INTC.O: 株価かぶか, 企業きぎょう情報じょうほう, レポート)とべいマイクロソフト(MSFT.O: 株価かぶか, 企業きぎょう情報じょうほう, レポート)は、ラップトップ・コンピューター15まんだいをリビア政府せいふけに販売はんばいしている。1だいたりの製造せいぞうコストは200ドルで、発展はってん途上とじょうこくらすどものニーズにわせた仕様しようになっている。

インテルのスポークスマン、アグネス・クワンは30にちよるおこなわれたインタビューで、リビアの教育きょういくしょうから8がつ注文ちゅうもんけ、9月くがつ出荷しゅっか開始かいしされたことをあきらかにした。同氏どうしはロイターにたいし「これまでのところは順調じゅんちょうすすんでいる。ちょうど1カ月かげつたったところだ」とべた。

クワンによると、インテルとマイクロソフトの両社りょうしゃは、リビア以外いがいでの展開てんかいについてはいまのところ協議きょうぎおこなっていない。また、リビア教育きょういくしょう支払しはらった金額きんがくについてはあきらかにされていない。



 
 
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ザワヒリ容疑ようぎしゃ、カダフィ大佐たいさら4指導しどうしゃ追放ついほうびかけ

【カイロ=みやあきらけいロイタろいた通信つうしんによると、国際こくさいテロ組織そしき「アル・カーイダ」のナンバなんばつー、アイマン・ザワヒリ容疑ようぎしゃは3にち、イスラム過激かげきけいのサイトで、リビアのカダフィ大佐たいさきたアフリカの4指導しどうしゃ追放ついほうするよう「イスラム戦士せんし」たちにびかけた。

びかけは10がつなかばに収録しゅうろくされたとみられるテープでながされた。どう容疑ようぎしゃはそのなかで、あらたにリビアじんのグループが組織そしき加入かにゅうしたことをあきらかにし、「大量たいりょう破壊はかい兵器へいき十字軍じゅうじぐん親玉おやだまゆずわたした」カダフィ大佐たいさのほか、おや欧米おうべいてきなチュニジア、モロッコ、アルジェリアの政権せいけんたおすよう指示しじした。

ザワヒリ容疑ようぎしゃは、ウサマ・ビンラーディン容疑ようぎしゃ同様どうよう、アフガニスタン、パキスタン国境こっきょう付近ふきん山岳さんがく地帯ちたい潜伏せんぷくしているとみられている。

(2007ねん11月3にち2210ふん 読売新聞よみうりしんぶん



 
 
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リビア、外国がいこくじん旅券りょけんにアラビアやく義務ぎむづけ再開さいかい

リビアは入国にゅうこくする外国がいこくじん旅券りょけん名前なまえ国籍こくせきなどのアラビアやく添付てんぷ義務ぎむづける規則きそく再開さいかいした。リビアは国際こくさい社会しゃかいへの復帰ふっきともな外国がいこく投資とうし観光かんこうきゃく増加ぞうかけ、2005ねんどう規則きそく撤廃てっぱいしていた。

ざいリビア日本にっぽん大使館たいしかんなどによると規則きそくは11にちから事前じぜん予告よこくなしに適用てきようされ、すうひゃくにん外国がいこくじん旅券りょけんにアラビアやくがないことを理由りゆう入国にゅうこく許可きょかされず、空港くうこうなどからくににそのままもどされたという。

リビアは欧州おうしゅう連合れんごう(EU)にたいし、加盟かめいこくどこにでもけるEU共通きょうつう査証さしょうをリビアじん発給はっきゅうするよう交渉こうしょうしていたがまとまらず、報復ほうふくたとの見方みかたている。ただぜん外国がいこくじん対象たいしょうのため、対外たいがい開放かいほう政策せいさくへの抵抗ていこうつよめる国内こくない保守ほしゅなどへの配慮はいりょではないかとのこえもある。(カイロ=金沢かなざわ浩明ひろあき)(00:24)



 
 
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べいぐん北朝鮮きたちょうせんなどかく攻撃こうげき想定そうてい 同時どうじテロにシナリオ

2007ねん11月19にち 夕刊ゆうかん

【ワシントン=共同きょうどうべいぐん核兵器かくへいき統括とうかつする戦略せんりゃくぐんが2001ねんべい中枢ちゅうすう同時どうじテロ、「ならずもの国家こっか」による大量たいりょう破壊はかい兵器へいき入手にゅうしゅ警戒けいかいし、かく攻撃こうげき潜在せんざい対象たいしょうこく拡大かくだい、イランや北朝鮮きたちょうせん、リビアなどを念頭ねんとういたかく攻撃こうげきシナリオを策定さくていしていたことが18にちまでに、あらたに機密きみつ解除かいじょされたべいぐん文書ぶんしょあきらかになった。

しかし、米国べいこく昨年さくねん、03ねん大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうき表明ひょうめいしたリビアと復交ふっこう北朝鮮きたちょうせんとは6カ国かこく協議きょうぎつうじたかく問題もんだい外交がいこう解決かいけつ目指めざしており、策定さくていおおきく状況じょうきょう変化へんかしたケースもある。

文書ぶんしょは03ねんべい戦略せんりゃくかく戦争せんそう計画けいかく策定さくていかんする戦略せんりゃくぐん説明せつめい資料しりょう抜粋ばっすい)。べいシンクタンク「全米ぜんべい科学かがくしゃ連盟れんめい」のかく専門せんもんハンス・クリステンセン情報じょうほう公開こうかいほうによって入手にゅうしゅした。

文書ぶんしょおも中国ちゅうごくやロシアへのかく使用しようのシナリオをあつかい、そののシナリオの対象たいしょうこく詳細しょうさいはなおせられているが、シナリオの説明せつめい部分ぶぶん北朝鮮きたちょうせん長距離ちょうきょり弾道だんどうミサイル「テポドン1ごう」やスカッドBミサイルなどの写真しゃしん掲載けいさいされている。

戦略せんりゃくぐん資料しりょうどう時期じき策定さくていされた空軍くうぐん文書ぶんしょちゅうロをのぞく12カ国かこくのミサイル開発かいはつを「脅威きょうい」と認識にんしき、イランや北朝鮮きたちょうせんふくまれていることなどから、同氏どうし両国りょうこくなどがかく攻撃こうげき潜在せんざい対象たいしょうこくとなっているのは「ほとんどうたがいがない」としている。

02ねんがつ公表こうひょうされたべいかく戦略せんりゃく指針ししんかく体制たいせい見直みなおし」の公表こうひょう部分ぶぶん入手にゅうしゅしたべいシンクタンク「グローバル・セキュリティー」はどうがつちゅうロや北朝鮮きたちょうせん、イランなど7カ国かこく非常時ひじょうじかく攻撃こうげき対象たいしょうとなりると公表こうひょうしている。



 
 
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イラクの外国がいこくじんテロはん、6わりがサウジとリビア出身しゅっしん

2007.11.22 18:26

べいニューヨーク・タイムズ(電子でんしばん)は21にち自爆じばくテロなどのため昨年さくねんがつ以降いこう外国がいこくからイラクに潜入せんにゅうしたテロ容疑ようぎしゃの6わりが、サウジアラビアとリビアの出身しゅっしんしゃめられていたことがかったとほうじた。

べいぐんがシリア国境こっきょうにあるテロ組織そしきのアジトを9月くがつ捜索そうさく押収おうしゅうした文書ぶんしょやコンピューターの記録きろくから判明はんめいした。サウジはおや米国べいこくで、リビアも2003ねん大量たいりょう破壊はかい兵器へいき開発かいはつ計画けいかく放棄ほうきともな米国べいこくがテロ支援しえん国家こっか指定してい解除かいじょしており、両国りょうこくとも米国べいこくとテロとのたたかいをすすめていることになっている。

テロ組織そしき外国がいこくじんテロはんだい部分ぶぶん潜入せんにゅう関与かんよしたと判断はんだんしている。同紙どうしによると、このあいだ潜入せんにゅう総数そうすうは700にん以上いじょうで、サウジが305にん、リビアが137にんだった。       (共同きょうどう



 
 
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わりがサウジ、リビアじんべいぐん イラクの外国がいこくじん戦闘せんとういん

2007.11.23

Web posted at: 14:41 JST - CNN

ワシントン(CNN) イラク駐留ちゅうりゅうまいぐん当局とうきょくしゃは22にち、イラクに過去かこねん潜入せんにゅうした外国がいこくじん戦闘せんとういん最大さいだいわりがサウジアラビアとリビア出身しゅっしんしゃだったことをしめ武装ぶそう勢力せいりょく文書ぶんしょ見付みつかったとべた。文書ぶんしょ今年ことしがつたいシリア国境こっきょう実施じっしした捜索そうさく押収おうしゅうした。

潜入せんにゅうした戦闘せんとういんは700にん以上いじょうたっし、文書ぶんしょには身元みもとかれていたという。べい情報じょうほう機関きかん文書ぶんしょ分析ぶんせき、サウジ、リビアじん比率ひりつめた。サウジじんは305にん、リビアじんは137にんだったとしている。

べいぐん長期間ちょうきかん検討けんとうしていた捜索そうさくはシンジャールで実施じっしした。この急襲きゅうしゅう以降いこう外国がいこくじん戦闘せんとういんのイラクへの侵入しんにゅう減少げんしょうしたともしている。

駐留ちゅうりゅうまいぐん当局とうきょくしゃは、シリアとサウジアラビアはここ数カ月すうかげつあいだ外国がいこくじん戦闘せんとういんのイラク潜入せんにゅう阻止そしする措置そち多数たすうこうじているともべた。

具体ぐたいてきには、片道かたみち航空こうくうけんだけで国外こくがい兵役へいえき年齢ねんれい男性だんせい動向どうこう監視かんししているという。外国がいこくじん戦闘せんとういんのイラク潜入せんにゅうは、シリアから陸路りくろあるいは空路くうろおこなうのが通常つうじょうのルート。多数たすう自爆じばく候補者こうほしゃもこの経路けいろはいっているという。

サウジはおや米国べいこくだが、2001ねんがつべい同時どうじ多発たはつテロの実行じっこうはん多数たすう同国どうこくじんだった。べい議会ぎかいなどには、テロ対策たいさくでサウジの消極しょうきょく姿勢しせい批判ひはんするこえもある。



 
 
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おおいなるこころざしめたちいさなラップトップ」

まずしい人々ひとびとのためのコンピュータが、コンピュータのだい企業きぎょうから如何いかにたたかれているか

By STEVE STECKLOW and JAMES BANDLER

2005ねん、ニコラス・ネグロポンテはめる国々くにぐに開発かいはつ途上とじょうこく世界せかい技術ぎじゅつ格差かくさ橋渡はしわたしするアイデアを発表はっぴょうした。その徹底てっていした簡潔かんけつさは魅力みりょくてきであった:$100のラップトップをデザインし、そして4ねんのうちに、世界せかいもっとまずしい1おくせんまんにん生徒せいとたちのわたらせると。

世界中せかいじゅう指導しどうしゃたちと企業きぎょう後援こうえんしゃは、"One Laptop Per Child"とばれる営利えいりのプロジェクトにびついた。マサチュまさちゅセッツ工科大学せっつこうかだいがく休職きゅうしょくちゅうのネグロポンテ開発かいはつ途上とじょうこくからこのラップトップを大量たいりょう導入どうにゅうする確約かくやくけるためにまわっていた。

しかしやくねんたったいま、One Laptopプロジェクトよりコンピュータをったのは、パイロットプログラムに参加さんかするわずかに2,000にん生徒せいとたちだ。ネグロポンテはペルーとも25まんだい発注はっちゅうける寸前すんぜんだとべてはいるが、国家こっかとの取引とりひきとしてはウルグアイからの10まんだい発注はっちゅうのみがいまのところ確定かくていしているものだ。中国ちゅうごく今月こんげつはじまった最初さいしょ量産りょうさんでは30まんだいで、そのうちのなんまんだいものラップトップが米国べいこく消費しょうひしゃとどけられる予定よていである。ネグロポンテ目標もくひょうとする2008 ねんまつまでに1おく5せんまんユーザは達成たっせいできそうもい。

ネグロポンテおおきなゆめのある計画けいかくかれ自身じしんのアイデアのちからによって、部分ぶぶんてきにではあるが、脱線だっせんしつつあるようだ。たたきつけられた$100という値札ねふだ脅威きょういかんじた営利えいり企業きぎょう途方とほうもなくやすいマシンをかれ自身じしん開発かいはつする競争きょうそう参入さんにゅうした。これによってネグロポンテられたIntelやマイクロソフトのWindowsといった企業きぎょうとの競争きょうそうはからずもまれている。

ある意味いみ、ネグロポンテのもくろみは現実げんじつになりはじめている。貧困ひんこんにあえぐ国々くにぐに実際じっさいそれらの国々くにぐに生徒せいとたちのために格安かくやすなラップトップにびついた。ただしかれ期待きたいしていたほどはどこからもかれのラップトップをのぞむところがかった。いまだたる企業きぎょう選択肢せんたくしとしていくつもの格安かくやすモデルを用意よういし、One Laptop Per Child, OLPCはそのニッチプレーヤーとしての役割やくわりわりをげる可能かのうせいたかまってきた。

"わたしはラップトップをるのは上手うまくないようだ,"とネグロポンテ同僚どうりょうらした。"わたし上手うまいのはアイデアをることだ。"

"わたしかんがえでは、もし世界せかいで(OLPCのライバルである会社かいしゃの)3000まんだいのラップトップが来年らいねんまつまでに子供こどもたちのわたるならば、わたしにとってれはおおきな成功せいこうおさめたことになる。"と最近さいきんのインタビューでべた。"わたしのゴールはラップトップをることではない。 OLPCはラップトップビジネスではなく、教育きょういくビジネスにぞくするものだ。"

One Laptop Per Childはそのまさに最初さいしょから、パーソナルコンピュータ市場いちば独占どくせんするソフトウェアの巨人きょじん、マイクロソフトやチップメーカのIntelに脅威きょういあたえていた。ネグロポンテのチーム、MITからえらばれた、はWindowsやIntelチップを利用りようしないマシンを設計せっけいした。OLPCはLinux OSとユーザ自身じしんがいじることの出来できるその汎用はんようてきなオープンソースソフトウェアをもちいている。

昨年さくねん通常つうじょうコンピュータはらないIntelがClassmateとばれる、開発途上国かいはつとじょうこくけのちいさなラップトップを発表はっぴょうした。いまのところその価格かかくは$230〜$300のあいだである。IntelはClassmateを積極せっきょくてきみ、わずかでもげをてる主導しゅどうてき立場たちばっている。しかしIntelがのぞむのはライバルであるAdvanced Micro Devices Inc., つまりAMDがライバルのネグロポンテのコンピュータに採用さいようされている、開発かいはつ途上とじょうこく市場いちば標準ひょうじゅんになることである。

大方おおかたかんがえでは、ネグロポンテかれの20めいのチームはたい環境かんきょうせいすぐれ、教育きょういくのためのすぐれたソフトウェアの搭載とうさいされた革新かくしんてきラップトップをつくった。ちいさなみどりしろのデバイスは非常ひじょうひく電力でんりょく動作どうさするよう設計せっけいされている。ちいさな太陽たいよう電池でんちパネルで十分じゅうぶん稼動かどうさせられるほどの。そしてあめほこりにもえるのである。その独創どくそうてきたか解像度かいぞうど表示ひょうじパネルは直射ちょくしゃ日光にっこうでも十分じゅうぶんあかるさをたもつ。(訳注やくちゅう:XOではバックライトを最大さいだい輝度きどからオフまで段階だんかいてき調しらべこう可能かのうで、直射ちょくしゃ日光にっこうではバックライトをオフにする。すると反射はんしゃがた白黒しろくろパネルにわる。)ラップトップはビデオカメラとインターネットや子供こどもたちのラップトップに接続せつぞくできるワイヤレス接続せつぞく機能きのう内蔵ないぞうする。

しかしながらプロジェクトはコストめん障害しょうがいにぶちあたった。$100の目標もくひょう価格かかくにはとどかなかったものの、ネグロポンテのチームはのどのラップトップよりもやすいデバイスをつくすことに成功せいこうしたのに、である。現在げんざいは$188でられ、配送はいそう費用ひようべつだ。潜在せんざいてき顧客こきゃくである開発途上国かいはつとじょうこく学校がっこう教師きょうしたいする教育きょういく購入こうにゅうのサポートにたい懸念けねんあらわした。ネグロポンテ計画けいかくでは子供こどもたち自身じしん使つかかたまなべるほど、そしていかなる不具合ふぐあい発生はっせいしても解決かいけつできるようマシンを十分じゅうぶんにシンプルであることである。

ある潜在せんざいてき顧客こきゃくはOne Laptop Per Childにたい再考さいこうしはじめている。当初とうしょ120まんだい導入どうにゅう計画けいかくしていたリビア政府せいふすじはWindowsがはいっていないてん、そしてアフターサービスや教師きょうしのトレーニング、そして将来しょうらいてきなアップグレードについて問題もんだいしょうずることを懸念けねんするようになった。

"IntelのマシンのほうがOLPCよりも随分ずいぶんといい。" リビアの技術ぎじゅつ諮問しもん委員いいんかい議長ぎちょうつとめるMohamed Baniはそうこたえるが、かれはラップトップ購入こうにゅうたいする決定けっていけんたない。"わたしくにをこれらのラップトップの産廃さんぱいにはしたくない。" リビアは最終さいしゅうてきに15まんだいのIntel Classmatesの購入こうにゅう決定けっていした。リビアにおけるOne Laptopプログラムのすえ不透明ふとうめいである。

63さいになるネグロポンテは、計算けいさん科学かがく専門せんもんであり、技術ぎじゅつ投資とうしのベテランである。かれはMITのメディアラボを創設そうせつ最初さいしょちょうとなった。かれはまたワイアードマガジンの発刊はっかん支援しえんした。かれはモトローラの役員やくいんつとめる。近年きんねんかれはウォールストリートジャーナルの所有しょゆうしゃであるダウジョーンズしゃ社説しゃせつ正統せいとうせい維持いじするための委員いいんかいくわわるようニューズコーポレーションからえらばれた。ニューズコーポレーションのダウジョーンズ買収ばいしゅう合意ごういによるものである。かれ兄弟きょうだい国務こくむふく長官ちょうかんのジョン・ネグロポンテである。

ニコラス・ネグロポンテは2005ねん1がつスイスのダボスで開催かいさいされた世界せかい経済けいざいフォーラムで$100ラップトップの計画けいかく発表はっぴょうした。計画けいかく世界せかいめぐまれない小学生しょうがくせいたちの教育きょういく変革へんかくし、貧困ひんこん廃絶はいぜつ貢献こうけんするというものだった。そのとしのちかれは1おくから1おくせんまんだいのラップトップを2008ねんのうちに開発かいはつ途上とじょうこく販売はんばいするだろうという予測よそくをした。

Google, AMD, そしてニューズコーポレーションはそれぞれ200まんドルを出資しゅっししている。2005ねん11月、さきのアナン・コフィ国連こくれん事務じむ総長そうちょうはこのコンセプトにたい公式こうしき支持しじ表明ひょうめいし、手回てまわしハンドルで発電はつでん可能かのう初期しょきのプロトタイプのデモをしてみせた。そのこの手回てまわしのアイデアはりやめとなった。(訳注やくちゅう:より現実げんじつてき効率こうりつそとけの発電はつでんデバイスにわっている。Potencoのリールしき発電はつでんデバイスなど)

さかのぼること7ヶ月かげつまえのプレゼンテーションにおいて、ネグロポンテは2007ねんちゅうに250まんだいのラップトップの購入こうにゅうするという確約かくやく各国かっこくからけたとその自信じしん表明ひょうめいした。しかしながら台湾たいわん本拠ほんきょ製造せいぞうメーカ、クァンタコンピュータはこのとしわずかに30まんだいのユニットを製造せいぞうしなかったと最近さいきんのインタビューでべた。このつき会議かいぎで、かれは2008ねんあらたな目標もくひょうとして月産げっさん100まんだい表明ひょうめいした。しかし目標もくひょう到達とうたつする時期じきについては言明げんめいできないとくわえた。

初期しょき生産せいさんすう予定よていよりもすくなかったので、プロジェクトは期待きたいしていたスケールメリットによる利益りえきげられなかった。仕様しよう強化きょうか、つまりよりおおくのメモリとはやいプロセッサが価格かかく追加ついかされたことは表向おもてむきプロジェクトの営業えいぎょう部門ぶもん負担ふたんをかけた。

たとえばナイジェリアはいまのところ、ぜん大統領だいとうりょうの100まんだい購入こうにゅう誓約せいやく遵守じゅんしゅたせなかった。ナイジェリアまれの技術ぎじゅつ企業きぎょうでネグロポンテをナイジェリア政府せいふわせることに腐心ふしんしたTomi Daviesは、部分ぶぶんてきにはプロジェクトがラップトップを1だい$100でつくれなくなったことによるものだとべた。

計画けいかくよりたかくなった価格かかくはまた、より一般いっぱんてきなWindowsベースの機械きかい販売はんばいしゃとの競争きょうそうりょく脆弱ぜいじゃくにした。おおくのくに教育きょういくしょうにとって"マイクロソフトとの比較ひかく障壁しょうへきとなるものはくなった"とDeviesべた。

One Laptoptプロジェクトの主導しゅどうけん台湾たいわん、インド、そしてイスラエルのよりやすいWindowsラップトップの販売はんばいしゃとの競争きょうそう直面ちょくめんしている。これらの会社かいしゃは10おくものわか潜在せんざいてき消費しょうひしゃかかえる開発かいはつ途上とじょうこく国々くにぐに非常ひじょうおおきな営業えいぎょう機会きかいとみなしている。

カリフォルニアのサンタクララに本拠ほんきょくIntelはいまのところもっとおおきな脅威きょういとなっている。てい価格かかくの Classmateの登場とうじょうはネグロポンテ非難ひなんのきっかけとなった。は、Intelは卑劣ひれつなやりかた営利えいり活動かつどう攻撃こうげきしようとしていると非難ひなんしている。Intelはこの7月しちがつすうひゃくまんドルの寄付きふをOne Laptopプロジェクトへ提供ていきょうし、その役員やくいんかいつらねることとなった。

それでもなおIntelはこの営利えいり団体だんたい競争きょうそうつづけており、ついには勝利しょうりおさめつつあるようにえる。Intel は最近さいきんすうじゅうまんだいのClassmatesをナイジェリア、リビア、そしてパキスタンに販売はんばいする契約けいやく調印ちょういんした。これらの国々くにぐにはネグロポンテ導入どうにゅう予定よていしていたところである。Intelはこれらの国々くにぐにでパイロットプロジェクトをげた。そしてすくなくとも22のその国々くにぐにすう船台せんだいのマシンを寄付きふし、 Classmateをテストすると表明ひょうめいした。

ここすうヶ月かげつ、ネグロポンテ初期しょき戦略せんりゃく、つまりはんダースほどの開発かいはつ途上とじょうこく国々くにぐに、アルジェリア、ブラジル、リビア、ナイジェリア、パキスタン、そしてタイ、にそれぞれ100まんだいずつ購入こうにゅうするよう説得せっとくすることをあきらめた。そしてプロジェクトはよりすくない注文ちゅうもん受付うけつけ開始かいしし、イタリアやスペインなどよりゆた国々くにぐににより貧困ひんこん国々くにぐにへのラップトップ配布はいふ資金しきん援助えんじょ説得せっとくこころみるようになっている。

販売はんばいにおける問題もんだいたかまるにつれ、プロジェクトは最近さいきん米国べいこく消費しょうひしゃにはデバイスを販売はんばいしない、という計画けいかくにおいてその方針ほうしん転換てんかんした。11/12、プロジェクトは米国べいこくとカナダの購入こうにゅうしゃたいし、$399で2だいのラップトップの販売はんばい開始かいししている。"Give One. Get One."とばれるこのプログラムでは、2だいのうち1だいはハイチのようまずしいくに生徒せいとおくられ、もういちだい購入こうにゅうしゃわたる。プログラムは当初とうしょわずか2週間しゅうかん予定よていであったが、この木曜日もくようび、よりおおくの人々ひとびと参加さんかしたがっている、ということで(2007ねん11月22にち)One Laptopプロジェクトは12/31まで延期えんきすることを発表はっぴょうした。ネグロポンテ最初さいしょの9日間にちかんに45,000けんの2だいセットの注文ちゅうもん(そしてじつにその半分はんぶん初日しょにちに)があったとべた。

供給きょうきゅう会社かいしゃ予想よそうあやまり、出荷しゅっか期待きたいすうひく見積みつもりすぎたことに不満ふまんらした。"我々われわれ間違まちがいなくもっとおおくを出荷しゅっかできるとしんじている"とChie MeiグループのScott Soongはべている。かれ台湾たいわんのラップトップの表示ひょうじパネル製造せいぞう業者ぎょうしゃだ。かれ会社かいしゃはOne Laptopの基板きばん供給きょうきゅうしている。ラップトップメーカであるクァンタはこの年頭ねんとう初期しょきオーダは5ひゃくまんから8ひゃくまんあいだだとべていたが、このことにくわしい人物じんぶつによれば、おなじようにがっかりしているという。

"我々われわれみなたがいに不満ふまん鬱積うっせきしている。"とネグロポンテはクァンタと部品ぶひん供給きょうきゅうメーカとの摩擦まさつについてべている。"みな非常ひじょうみじかくなっている。"

かれもっともいらついているのはIntelにたいしてのようだ。Intelの販売はんばいチームはナイジェリアやモンゴリアにおいてかれのラップトップをいて声高こわだかにClassmateを宣伝せんでんしてまわっているからだ。そこで配布はいふされている宣伝せんでん素材そざいはIntelのマシンがっていると主張しゅちょうしている。"このようなことはたまたまではない。"とかれ最近さいきんのインタビューでべている。"日常にちじょう茶飯事さはんじなのだ。"

マサチューセッツ、ケンブリッジで今月こんげつ開催かいさいされたマケドニア代表だいひょうとの会合かいごうで、ネグロポンテは、マケドニア政府せいふが Classmateのテストも検討けんとうしているということをり、そこでのパイロットプロジェクトをためらった。かれは”パン焼ぱんやきコンテスト”に参加さんかするのはぴらごめんだとかたった。

ネグロポンテ今月こんげつ、Intelの最高さいこう経営けいえい責任せきにんしゃであるPaul Otelliniと連絡れんらくり、IntelにたいしClassmateの販売はんばいをやめるよう要望ようぼうしたとべた。広報こうほう担当たんとうによると、まだ市場いちばてき飽和ほうわしていないとかんがえるIntelはこのもう拒否きょひしたということだ。

ネグロポンテはカンボジアやその開発かいはつ途上とじょうこくにおける教育きょういくプロジェクトのあと、この活動かつどう最初さいしょはじめるアイデアをおもいついたとのことである。コンピュータは間違まちがいなく子供こどもたちが学習がくしゅう教室きょうしつそと探求たんきゅうすることを促進そくしんするということをったということだ。

2005ねん11月、かれはチュニジアで開催かいさいされた国連こくれん技術ぎじゅつ会議かいぎせきでアナンにワーキングプロトタイプのデモを実施じっしした。"サミットのなか一番いちばんのハイライトだった。"と国連こくれん開発かいはつプログラムで上級じょうきゅう技術ぎじゅつアドバイザをつとめるRaul Zambranoはかたる。国連こくれん開発かいはつプログラムは開発かいはつ途上とじょうこく支援しえん実施じっしし、そしてネグロポンテしとブースを共有きょうゆうしていた。"人々ひとびとはおかねにぎめてやってきて、'いまそれをってくれ!'とうんだよ"とZambranoかえる。

ネグロポンテはNPOからは給料きゅうりょうをもらっていない。NPOで有給ゆうきゅうはたら社員しゃいんわずかに20めいである。過去かこ年間ねんかんほとんど、かれはそのアイデアを世界中せかいじゅういてまわり、すうおおくの各国かっこく首脳しゅのう会談かいだんした。2006ねん中盤ちゅうばん、One Laptopはプロジェクトがナイジェリア、ブラジル、アルゼンチン、そしてタイがそれぞれ100まんだいのラップトップを購入こうにゅうする確約かくやくけたと公式こうしき発表はっぴょうした。組織そしきはそのこの宣言せんげん撤回てっかいした。2006ねん10がつ、ニューヨークタイムズはリビアが最大さいだい120まんだいのラップトップを2008ねん6がつまでに購入こうにゅうすることに合意ごういしたと報道ほうどうした。

Intelとマイクロソフトの関係かんけいすじはあからさまにネグロポンテへの侮蔑ぶべつをあらわにした。2005ねん12月、 Intelの会長かいちょうDraig R Barrettは初期しょきバージョンを"$100のおもちゃ"とび、成功せいこうするわけがいとった。2006ねん3がつ会議かいぎにおいてマイクロソフトの会長かいちょうビル・ゲイツはつぎのようにかたった:"やれやれ、ちゃんと文書ぶんしょめるまともなコンピュータを使つかったら?文字もじちたいのにすわらずにそのへんなものをまわしつづけるなんて(ありえない)。"

このとし、ゲイツ中国ちゅうごくにおいてマイクロソフトが開発途上国かいはつとじょうこくけにWindowsや生徒せいとけのMicrosoft Officeと教育きょういくプログラムをふくむ$3のパッケージを提供ていきょうするつもりであることを発表はっぴょうした。ネグロポンテはこのうごきはかれのプロジェクトにたいするあからさまな挑戦ちょうせんである。"とべた。発展はってん途上とじょうこくわか人々ひとびと対象たいしょうとする部門ぶもんであるマイクロソフトのアンリミティッドポテンシャルグループの部長ぶちょう、James Utzschneiderは、これを否定ひていしている。

Utzschneiderは、リビアとエジプトはこの$3のソフトウェアを購入こうにゅうする予定よていである、とべている。ネグロポンテはこの両国りょうこくかれのLinxuベースのマシンを販売はんばいすることをのぞんでいた。Utzschneiderすくなくとも20まんのコピーを最大さいだい80まんのオプションととも購入こうにゅうする合意ごういしょにロシアの組織そしき調印ちょういんしたとべている。かれによれば、ロシアは、One Laptopのもうひとつのライバルである台湾たいわんのAsustek Computer Inc.が製造せいぞうするていコストのラップトップにまずインストールする予定よていであるとべている。

このはる世界せかい指導しどうしゃたちがネグロポンテ非公式ひこうしきわした100まんだいのラップトップ購入こうにゅう約束やくそく白紙はくしもどってしまったようである。

プロジェクトにもどってきたタイの総理そうり大臣だいじん軍事ぐんじクーデターのなか退陣たいじんさせられた。ナイジェリアは代替だいたいあん模索もさくちゅうで、その背景はいけいひとつとしてはマシンのコストぞうである、とはナイジェリアでOne Laptopを支援しえんしているTomi Daviesのげんだ。先月せんげつ、IntetのBarrettはナイジェリアを訪問ほうもんし、Intelが3,000だいのClassmatesをナイジェリアの学校がっこう寄贈きぞうし、15まん教師きょうしがそれらのコンピュータを教室きょうしつ使つかえるよう訓練くんれんすると発表はっぴょうした。

"我々われわれあらそえない。"とナイジェリアのOne Laptopの弁護士べんごし、Ayo Kusamotuは非難ひなんする。"我々われわれ指導しどうりょく発揮はっきはじめるや、ただちにかれら[Intel]もみを強化きょうかする。"ナイジェリアは最近さいきん17,000だいのClassmatesの購入こうにゅう合意ごういした。

がつ、ネグロポンテはCBSの"60ミニッツ"に出演しゅつえんし、IntelはかれのNPOをビジネスからそうとしているとIntelを非難ひなんした。IntelのBarrettはそのかんがえを"くるっている"とひょうした。2ヵ月かげつ、IntelはOne Laptopの役員やくいん参加さんかすると表明ひょうめいした。ネグロポンテによると、合意ごうい文書ぶんしょは"相互そうご非難ひなん排除はいじょ"の条項じょうこうふくむ。これによってIntelとOne Laptopの両者りょうしゃ相互そうご非難ひなんをしないことを約束やくそくした。

IntelにおけるClassmateの販売はんばい監督かんとくをするJohn Daviesはこの放送ほうそうのち、Intelはライバルのラップトップを直接的ちょくせつてき比較ひかくするようなあらゆる販促はんそく材料ざいりょうげる決定けっていをしたとべた。しかしながら先月せんげつ、Intelの代表だいひょうしゃがClassmateとOne Laptopのマシンとをこうから比較ひかくしたパワーポイントの資料しりょうによってモンゴルの政府せいふすじ説明せつめいおこなった。IntelはClassmateが、プロセッサスピードやことなるOSへの対応たいおうなどをふくむ13のカテゴリのうちの9についてっていると主張しゅちょうした。配布はいふされた資料しりょうはこのことをしめしている。

IntelのDaviesはこのプレゼンテーションは会社かいしゃ方針ほうしん侵害しんがいしているとべている。"ときどきこんな逸脱いつだつした人間にんげんがいるでしょう"とかれう。そして販売はんばいスタッフにたいなんらかの"さい教育きょういく"をほどこすとくわえた。

ネグロポンテは2週間しゅうかんまえ、Intelの最高さいこう経営けいえい責任せきにんしゃたい抗議こうぎしたことをかたった。そして"和解わかいした"と。かれは、 IntelとOne Laptopプロジェクトは来年らいねんがつ初頭しょとうまでにあたらしい"インテルベースの"One Laptopデバイスのデザインをするために協業きょうぎょうすることに合意ごういしたとかたる。Intelの広報こうほう担当たんとうはネグロポンテ説明せつめい裏付うらづけた。しかしかれはいかなるコメントも"時期じき尚早しょうそうである"とかたった。すでにそのチップセットがOne Laptopの現在げんざいのマシンに利用りようされているAMDはコメントをけた。

ネグロポンテのプロジェクトが危機ききひんしてえつつあるというような兆候ちょうこうなにい。OLPCの資金しきん運用うんよう部門ぶもん責任せきにんしゃであるRobert Fadelは、このNPOは過去かこすうねん十分じゅうぶん資金しきん獲得かくとくしているとべる。NPOの12にのぼ今年ことし企業きぎょう後援こうえんしゃから1650まんドルの資金しきん提供ていきょうけているといい、そしてラップトップが1だいれるごとに管理かんり費用ひようが$1使つかわれると。昨年さくねん、NPOはしゅとして篤志とくしから760まんドルの収益しゅうえきげ、今年ことし予算よさんやく 950まんドルであるということだ。9月の時点じてんでは、NPOは870まんドルの資金しきんゆうしていることを内部ないぶ資料しりょうしめしている。

しかしながらNPOは依然いぜん、プロジェクトの対象たいしょうとなる人々ひとびとからの懐疑かいぎろんにさらされつづけている。今月こんげつケンブリッジで開催かいさいされた、開発かいはつ途上とじょうこく多数たすう教育きょういくしゃ技術ぎじゅつ専門せんもんおおきなグループにけたトレーニング会議かいぎでは、出席しゅっせきしゃはネグロポンテとそのほかのプロジェクトの代表だいひょうしゃたち教師きょうしのトレーニングとソフトウェアのバグにたいするきびしい質問しつもんびせかけた。"バグというものはつねにあるもので、永久えいきゅう完全かんぜんということはない。"とネグロポンテ聴衆ちょうしゅうかたった。そして(そのため)ほとん毎朝まいあさのように、かれのWidnowsベースのコンピューターと"格闘かくとう"しているのだ、とくわえた。

その、ルワンダとの非公式ひこうしき会議かいぎにて、かれは"Give One. Get One."プログラムの厚意こういによる、20,000だいのラップトップがまもなく配布はいふされる予定よていだとアナウンスした。ルワンダの情報じょうほう技術ぎじゅつ委員いいんかいはたらく Carine Umutesiは、こわれたときにだれなおすのか?と質問しつもんした。

ネグロポンテは、ある程度ていど初期しょきてき技術ぎじゅつサポートはマイアミに拠点きょてんくワイヤレス機器きき販売はんばい会社かいしゃである Brightstar Corp.が提供ていきょうをするとべた。かれは、これからすうねんはまさにだれがアフターサポートをしてくれるのか?という質問しつもんが"ドキッとする質問しつもんだ。"とべた。また"生徒せいと出来できるだけおおくのメンテナンスをせねばならないだろう"とべた。

A Little Laptop With Big Ambitions



 
 
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現代げんだい建設けんせつ、リビアで272おくえん発電はつでんしょ工事こうじ受注じゅちゅう

現代げんだい建設けんせつがリビアで2おく5000まんドル(やく271おく8500まんえん規模きぼ発電はつでんしょ工事こうじ受注じゅちゅうした。

現代げんだい建設けんせつは26にち最近さいきんリビアでん力水ちからみず資源しげんガス発注はっちゅうした5おく4000まんドル(やく586おく1700まんえん規模きぼ発電はつでんしょ工事こうじ現地げんち企業きぎょうのジェスコと共同きょうどう受注じゅちゅうしたと発表はっぴょうした。現代げんだい建設けんせつ受注じゅちゅうぶんは、総額そうがく2おく5200まんドル(やく272おく9920まんえん)。

今回こんかい受注じゅちゅうしたリビア・サリル発電はつでんしょ工事こうじは、リビア・ベンガジから580キロみなみ位置いちするサリル地域ちいき位置いちし、250メガワットきゅうガスタービン発電はつでん3構成こうせいされ、工期こうきは36カ月かげつだ。

これに先立さきだち、現代げんだい建設けんせつ最近さいきん、リビアで1おく5000まんドル(やく162おく8250まんえん規模きぼ送電そうでんせん工事こうじと13おく6000まんドル(やく1476おく2800まんえん規模きぼ発電はつでんしょ2けん工事こうじ受注じゅちゅうしている。

現代げんだい建設けんせつは1980ねん9がつ、ラスランファ港湾こうわん工事こうじでリビアに進出しんしゅつして以来いらい現在げんざいまでリビアで21けんやく47おく5000まんドル(やく5156おく1250まんえん相当そうとう工事こうじおこなってきた。

今回こんかい受注じゅちゅうにより、現代げんだい建設けんせつ今年ことしはいってから石油せきゆ化学かがくおよびガスプラント、発電はつでんしょおく変電へんでんしょ港湾こうわん埋立うめたて建築けんちく工事こうじなど38おく8000まんドル(やく 4211おく7400まんえん)の海外かいがい受注じゅちゅうだか計上けいじょう今年ことし海外かいがい受注じゅちゅう目標もくひょうの34おくドル(やく3690おく7000まんえん)をえる成果せいかげている。

edaily/朝鮮日報ちょうせんにっぽう日本語にほんごばん



 
 
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アラブのあばれんぼう“リビア” 優良ゆうりょう投資とうしこく変貌へんぼう

たちばな 尚人なおとちょ公開こうかい:2007ねん11月26にち 13:30

テロ支援しえん国家こっか名指なざしされ、カダフィ大佐たいさ独裁どくさい国家こっかとしておそれられたリビアが、2003ねんかく開発かいはつ放棄ほうきしてだい変身へんしん。いまや米国べいこくやユーロ諸国しょこくから優良ゆうりょう投資とうしこくとして評価ひょうかされ、石油せきゆをはじめとする豊富ほうふ資源しげんゆうして成長せいちょう目指めざしている。

テロ支援しえん国家こっか劇的げきてきだい変身へんしん

砂漠さばく狂犬きょうけん

「アラブのあばれんぼう

きたアフリカの狂信きょうしんしゃ

こんなすうねんまえまで一般いっぱんてきだったリビアの最高さいこう指導しどうしゃ、カダフィ大佐たいさは2003ねん一方いっぽうてきかく放棄ほうき宣言せんげんをして、米国べいこくをはじめとする先進せんしんこくから、テロ支援しえん国家こっか指定してい解除かいじょされた。

それまでリビアは、1988ねんきたパンナム爆破ばくは事件じけんなど多発たはつする過激かげきによるテロを支援しえんしているとして、国際こくさいてき非難ひなん制裁せいさいけていたが、かく廃棄はいき宣言せんげん以降いこう先進せんしん諸国しょこくとの関係かんけい劇的げきてき改善かいぜんされる。

不倶戴天ふぐたいてんてきだった米国べいこくとも国交こっこうひらき、ライス国務こくむ長官ちょうかんのリビア訪問ほうもんちかいとされている。そうなれば、石油せきゆ資源しげんはいうまでもなく、おおくの鉱物こうぶつ潜在せんざいこくであり、ある程度ていどのインフラも整備せいびされ、生活せいかつ水準すいじゅんもアフリカ有数ゆうすうのこのくにが、投資とうし開発かいはつラッシュになることは間違まちがいない。

ここで、リビアというくに簡単かんたん紹介しょうかいしておこう。正式せいしきめいは「だいリビア・アラブ社会しゃかい主義しゅぎ人民じんみんジャマーヒーリアこく」といい、国土こくど176まんキロメートル(日本にっぽんの4.6ばい)、人口じんこう574まんにんゆうしている。古代こだいローマ時代じだい都市とし遺跡いせき「レプティス・マグナ」は世界せかい遺産いさんとして観光かんこう名所めいしょとなっている。

おも産業さんぎょうは、石油せきゆ関連かんれん産業さんぎょうほかセメント、どう石膏せっこうなどの鉱業こうぎょうで、国内こくないそう生産せいさん(GDP)260おくドル、1人ひとりたりだと3,403ドルということになっている。

国民こくみん生活せいかつは、玉子たまご1個いっこが0.1ディナール(やく5えん)、タクシーの初乗はつの料金りょうきん1ディナール(やく91えん)とアフリカでは高水準こうすいじゅんたもっていて、治安ちあんもよくみやすい。外貨がいか獲得かくとくは、石油せきゆ産出さんしゅつりょうの95%を輸出ゆしゅつてることでまかなっており、産業さんぎょうてきにはまだまだ開発かいはつといってよい。

ただし潜在せんざい能力のうりょくおおきなものがあり、欧米おうべい諸国しょこくとくにフランスやイギリスはサルコジ大統領だいとうりょうやブレアぜん首相しゅしょう最高さいこう首脳しゅのうみずか訪問ほうもんして、同国どうこくへの投資とうし事業じぎょう後押あとおししている。

原子力げんしりょく事業じぎょうすフランスの世界せかい最大さいだい原子げんしメーカー

フランスのサルコジ大統領だいとうりょうは、2007ねん7がつ25にち、カダフィ大佐たいさ会談かいだんし、軍事ぐんじ保健ほけん教育きょういく・テロ対策たいさく民生みんせい原子力げんしりょく利用りようなどにかんする協力きょうりょく協定きょうてい調印ちょういんした。

この協力きょうりょく協定きょうていなか注目ちゅうもくされるのは、民生みんせいようとはいえ、フランスが原子力げんしりょく分野ぶんやでの協力きょうりょく合意ごういしたてんである。本来ほんらいなら、かく開発かいはつ放棄ほうきしたとはいえデリケートにならざるをない原子力げんしりょく関連かんれん事業じぎょうを、米国べいこく先駆さきがけて推進すいしんする方針ほうしんだ。

サルコジ大統領だいとうりょう側近そっきんすじは「原子げんし設置せっち海水かいすい淡水たんすいによって飲料いんりょうすい製造せいぞうするためのもので、(合意ごういは)それへの協力きょうりょくぎない」とかたって、純粋じゅんすい民生みんせいようでの協力きょうりょくであることを強調きょうちょうしている。

両国りょうこく共同きょうどう声明せいめいは、「フランスとリビアは、こくあいだ関係かんけいあらたな推進すいしんりょくあたえたいとの両国りょうこくねがいを確認かくにんするものであり、両国りょうこくあいだ戦略せんりゃくてきパートナーシップを構築こうちくするものである」 としている。

さらに 「協力きょうりょく協定きょうていなかには軍事ぐんじ協力きょうりょくふくまれているほか、了解りょうかい事項じこう(メモ)には、両国りょうこく指導しどうしゃ原子力げんしりょくエネルギーの平和へいわ利用りよう共同きょうどうむことがうたわれている」。

しかしそのうらには、政治せいじよりビジネスを優先ゆうせんし、米国べいこくいてチャンスをつかもうという目論見もくろみがある。

今回こんかい民生みんせいよう原子力げんしりょく分野ぶんやでの協力きょうりょく合意ごういは、世界せかい最大さいだい原子げんし製造せいぞうメーカーであるフランスのAreva(アレヴァしゃ)が中心ちゅうしんとなって締結ていけつされた。同社どうしゃは、すでに昨年さくねん(2006ねん)からリビア国内こくない活動かつどうしているが、フランス共和きょうわこく政府せいふ原子力げんしりょく政策せいさく転換てんかんによって誕生たんじょうした持株もちかぶ会社かいしゃである。

傘下さんかには、原子げんしプラントの製造せいぞうおこなうフラマトムしゃ ( Framatome )などがあり、この部門ぶもんでは、フランスとドイツ以外いがいに、中国ちゅうごくなど新興しんこう諸国しょこくでの受注じゅちゅう実績じっせきがある。じつ同社どうしゃは、日本にっぽん三菱重工みつびしじゅうこうとも提携ていけい関係かんけいむすんでおり、人的じんてき交流こうりゅう技術ぎじゅつ交流こうりゅうはかりながら、アライアンス契約けいやく締結ていけつしている。

現在げんざい世界せかいでは石油せきゆ高騰こうとうして、今後こんごもイスラム諸国しょこく不安定ふあんてい要素ようそかかえていることもあり、原子力げんしりょく発電はつでん見直みなおされつつある。「原子力げんしりょくルネッサンス」とばれて、おおきなビジネスチャンスをかえている。両社りょうしゃむことで、リビアのプラントにも積極せっきょくてき進出しんしゅつしていく可能かのうせいたかい。

これまで敵視てきし政策せいさくつづけてきた米国べいこくも、原子力げんしりょくプラント事業じぎょう膨大ぼうだい利益りえき巨大きょだいビジネスなので、おめおめとフランスの後塵こうじんはいするわけにもいかず、政府せいふ要人ようじん頻繁ひんぱん訪問ほうもんさせたりして、フィニキアグループなど米国べいこく企業きぎょうによる投資とうし事業じぎょうならしをしているところである。

BP、エクソンなど続々ぞくぞく参入さんにゅうする国際こくさい石油せきゆ資本しほん

もう1つ注目ちゅうもくされる事業じぎょうに、天然てんねんガスプラントがある。ロイヤルダッチシェルが2ねんまえ権利けんり獲得かくとくしており、ガス発見はっけんされれば、LNG(液化えきか天然てんねんガス)プラントをげる計画けいかくになっている。

ちなみに、2007ねん前半ぜんはん数ヵ月すうかげつあいだだけでも、欧米おうべい企業きぎょうがリビア国内こくない数カ所すうかしょ油田ゆでんやガス発見はっけんしたと発表はっぴょうしていることもあり、進出しんしゅつ企業きぎょう必死ひっしになって探査たんさ発掘はっくつ作業さぎょうちからそそいでいる。

さらに、石油せきゆ化学かがくプラントも米国べいこくのダウケミカルしゃがリビア国営こくえい石油せきゆ公社こうしゃとの合弁ごうべん事業じぎょう調印ちょういんして、今後こんご投資とうしがく見通みとおしとして、80おくドル(9,000おくえん程度ていど)を見込みこんでいる。同社どうしゃはこの石油せきゆ化学かがく事業じぎょうで、世界せかいはじめて同国どうこく参入さんにゅうする企業きぎょうとなった。

国営こくえい石油せきゆ公社こうしゃのガーネム総裁そうさいは、つぎのようにかたっている。

「リビアの石油せきゆ産業さんぎょうは、十分じゅうぶん発展はってんができるはずであったが、公正こうせいにもせられた制裁せいさい悪影響あくえいきょうけたことから定期ていきてきなメンテナンスがおこなわれず、製油せいゆしょ能力のうりょく拡大かくだいおこなわれてこなかった」

近々ちかぢか、リビアの国内こくない企業きぎょうにもエネルギー部門ぶもんでの投資とうし機会きかいあたえるが、巨額きょがく探鉱たんこう活動かつどう外国がいこく企業きぎょうまかされることになろう。だが石油せきゆ産業さんぎょう巨額きょがく投資とうし必要ひつようとするので、リビアとしては、探鉱たんこうリスクに巨額きょがくそそぐことはできない。わがくにはこの分野ぶんや外国がいこく企業きぎょうまかせる」

つまり、外国がいこく企業きぎょうにいくらでも進出しんしゅつしてほしいといっているのだ。

この分野ぶんや事業じぎょう進出しんしゅつ虎視眈々こしたんたんねらっていた英国えいこくのBPしゃ(ブリティッシュペトロリアム)が、ブレアぜん首相しゅしょう後押あとおしもあり、ついにガスでん探査たんさけんた。じつは、同社どうしゃには1974ねんにリビア革命かくめいこり、すべての企業きぎょう国営こくえいされたさいに、一度いちど退去たいきょしたにが経験けいけんがあるが、いまふたたおおきなビジネスチャンスがおとずれたのである。

この権利けんり譲渡じょうとは、本来ほんらいなら入札にゅうさつおこなわれるのだが、今回こんかいはブレアぜん首相しゅしょう口添くちぞえにより直接ちょくせつ交渉こうしょう獲得かくとくしたといわれている。それほどまでに、英国えいこくくにをあげてちからそそいでいるということだ。じつは2007ねん前半ぜんはんかえっただけでも、米国べいこく英国えいこく、フランス、イタリアにくわえて、ロシア、インド、中国ちゅうごくといった諸国しょこく有力ゆうりょく大手おおて石油せきゆ企業きぎょう幹部かんぶたちが独自どくじ技術ぎじゅつ経験けいけんみつつ、資金しきん計画けいかくたずさえてトリポリもうでをおこなっている。

同年どうねん2がつには世界せかい最大さいだいのメジャーであるエクソン・モービルのレックス・ティラーソン会長かいちょうが、探査たんさ事業じぎょう調印ちょういんしき出席しゅっせきするためにわざわざリビアりして、米国べいこく本腰ほんごしげつつある。

IMFなど国際こくさい機関きかんのお墨付すみつきをたリビアの経済けいざい成長せいちょうりょく

もう1つ注目ちゅうもくしたいビジネスが金融きんゆう事業じぎょうだ。リビア中央ちゅうおう銀行ぎんこうが、フランスのBNPパリバをサハラ銀行ぎんこう戦略せんりゃくてきパートナーに選定せんていしたのだ。

これによってBNPパリバは、地中海ちちゅうかい地域ちいきにおける金融きんゆう機関きかんのトップグループの1つになるという、同行どうこう戦略せんりゃくかっていち前進ぜんしんした。と同時どうじに、リビアでフルバンキングサービスを供与きょうよする最初さいしょ外国がいこく銀行ぎんこうとなった。

ビジネス規模きぼおおきくなり、経済けいざい成長せいちょうすればするほど、貨幣かへい流通りゅうつうりょうおおくなり金融きんゆう機関きかん利益りえきげる構造こうぞうになる。日本にっぽんでもれたバリバは、ここにけて進出しんしゅつしたわけで、おおいなる発展はってん期待きたいできる。

このように、各国かっこくともおおきなビジネスチャンスを獲得かくとくするために、くにをあげてメンツをけたはげしい競争きょうそうつづくものとられている。

IMF(国際こくさい通貨つうか基金ききん)は最新さいしん推計すいけいで、リビアの今後こんご5年間ねんかん経済けいざい成長せいちょうりつ年率ねんりつ平均へいきん6.5%が見込みこまれるとしており、経済けいざい見通みとおしは中期ちゅうきてき良好りょうこうとしている。

また、世界せかい経済けいざいフォーラムは、2007ねん4がつ10日とおかから2日間にちかんにわたって、カタールのドーハで開催かいさいされた「世界せかい経済けいざいフォーラム・アラブ世界せかい競争きょうそうりょく・ラウンドテーブル」でアラブ13ヵ国かこく競争きょうそうりょく報告ほうこくしょ発表はっぴょうした。

リビア、オマーン、シリアは今回こんかいはじめて対象たいしょうこくとされたが、報告ほうこくしょはリビアについて、石油せきゆ輸出ゆしゅつ増加ぞうか財政ざいせい黒字くろじ拡大かくだいしているとして良好りょうこう評価ひょうかあたえている。

おおくの邦人ほうじん企業きぎょうがリビアの油田ゆでん探鉱たんこうけんゆうしている

信頼しんらいのおける国際こくさい機関きかんからのお墨付すみつきがでたおかげで、今後こんごますます投資とうし機会きかいえるとおもわれる。しかし、日本にっぽんからは飛行機ひこうきで17あいだもかかるという、はるかにとおくににどうしたら投資とうしできるのだろうか。

日本にっぽんでは、リビア投資とうしについてはまだ投資とうし雑誌ざっししょうテーマにもげられていない。なぜなら、リビアが大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうきあきらかにしてからすでに3ねんはん以上いじょう経過けいかしたが、G7のなかでこのあいだに、大統領だいとうりょう首相しゅしょう同国どうこく訪問ほうもんしていないのは日本にっぽん米国べいこくだけである。

一見いっけん日本にっぽんとリビアとの関係かんけい希薄きはくなイメージがあるが、じつはわがくにおおくの企業きぎょう石油せきゆ資源しげん開発かいはつしん日本石油にほんせきゆ開発かいはつ帝国石油ていこくせきゆなど)が多数たすう油田ゆでん探鉱たんこうけんているといわれている。

そこで邦人ほうじん企業きぎょう油田ゆでん発見はっけんすれば、その企業きぎょうかぶ石油せきゆ資源しげん開発かいはつ帝国石油ていこくせきゆ)は暴騰ぼうとうする可能かのうせいがあるが、原油げんゆだか現在げんざい、すでに高騰こうとうしていることもあり、さらにおおきく上昇じょうしょうするかは断言だんげんできない。しかし、一挙いっきょ投資とうしこくとして、リビアが注目ちゅうもくあつめることは確実かくじつで、将来しょうらいてき中長期ちゅうちょうき成長せいちょう見込みこめることになるだろう。

したがって、ここはじっくり、リビアにビジネス展開てんかいする外国がいこく企業きぎょう投資とうしするほうが賢明けんめいだとおもわれる。今回こんかいは、BPしゃとダウケミカルしゃ、そして日本にっぽんではArevaと提携ていけいした三菱重工みつびしじゅうこうということになるだろう。残念ざんねんながら、原子力げんしりょく事業じぎょうゆう、Arevaと世界せかい有数ゆうすう石油せきゆメジャー、ロイヤルダッチシェルには日本にっぽんからは投資とうしできない。

ダウケミカルしゃかぶは、米国べいこくへの株式かぶしき投資とうしあつかっている楽天らくてん証券しょうけんなどで、購入こうにゅうできる。また、BPしゃもADR(米国べいこく預託よたく証券しょうけん)として、楽天らくてん証券しょうけんなどで購入こうにゅう可能かのうだ。三菱重工みつびしじゅうこうはいうまでもないが、このクラスの安定あんていかぶであれば、余程よほどのことがないかぎり、劇的げきてき変化へんかすることはありえない。

したがって、長期ちょうき投資とうし目標もくひょうにじっくりとかまえることが大切たいせつだ。

前回ぜんかい続編ぞくへん暴騰ぼうとうする韓国かんこく市場いちば北朝鮮きたちょうせん関連かんれんかぶ

じつは、前回ぜんかい紹介しょうかいした韓国かんこく現代げんだいグループの株価かぶか高騰こうとうしている。どうグループの金剛山こんごうさん開発かいはつ担当たんとうする現代げんだい峨山は、観光かんこうきゃく大幅おおはば増加ぞうかしたことで、史上しじょうはつの100おくウォン(やく12おく6,000まんえんだいという3ケタの営業えいぎょう利益りえきかせ見込みこみとなった。

そのうえ、2008ねんからは白頭山はくとうさん開城かいじょう観光かんこう本格ほんかくすることになっており、市場いちばでの評価ひょうかおおきくわりつつある。同社どうしゃ株価かぶかは、南北なんぼく首脳しゅのう会談かいだん開催かいさい発表はっぴょうされた2007ねん8がつはじめに、1まん7,000ウォン(やく2,140えん)から1まん8,000ウォン(やく2,270えん)ほどだった株価かぶかが、3ヵ月かげつで 2ばいとなった。

また、8,000ウォン(やく1,010えん)から9,000ウォン(やく1,135えん)ほどだった2006ねんはじめにくらべると、4ばいにも急騰きゅうとうしたことになり、今年ことし8がつ以降いこう史上しじょうさい高値たかねつづ更新こうしんしている(11月6にち現在げんざい:※1)。

このように、おおきく利益りえきげるには、まだメディアが注目ちゅうもくするまえに、それもダメだとバッシングしているときに、じっくり研究けんきゅうして納得なっとくがいけば、リスクをってリターンをねらうことが唯一ゆいいつ方法ほうほうなのだ。



 
 
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JOGMEC、ペトロベトナムと探鉱たんこう開発かいはつ協力きょうりょく

2007/11/27 (12:41)| インドシナ

【ベトナム】独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん石油せきゆ天然てんねんガス・金属きんぞく鉱物こうぶつ資源しげん機構きこう(JOGMEC)は27にち、ベトナムの国営こくえい石油せきゆガス会社かいしゃベトナム・オイル&ガス・グループ(ペトロベトナム)と石油せきゆ天然てんねんガス探鉱たんこう開発かいはつかんする包括ほうかつ協力きょうりょく協定きょうていむすんだ。ベトナムやだい3こくでの石油せきゆ天然てんねんガスの探鉱たんこう開発かいはつ協力きょうりょくする。

JOGMECはこれまでに、インドの国営こくえいOVL、リビア国営こくえい石油せきゆ会社かいしゃ、ブラジルのペトロブラス、ウズベキスタンのウズベキネフテガスと同様どうよう包括ほうかつ協定きょうていむすんでいる。



 
 
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OPECおぺっく総会そうかい増産ぞうさん見送みおく決定けってい来年らいねんがつ総会そうかいさい検討けんとう

アラブ首長しゅちょうこく連邦れんぽう(UAE)・アブダビ――石油せきゆ輸出ゆしゅつこく機構きこうOPECおぺっく)は5にち、アブダビで総会そうかい開催かいさいし、原油げんゆ増産ぞうさんきを決定けっていした。AP通信えいぴーつうしんによると、リビアの代表だいひょうだんあきらかにした。

来年らいねんがつ臨時りんじ総会そうかいひらき、今回こんかい決定けっていさい検討けんとうすることもめた。増産ぞうさん原油げんゆ高騰こうとうけた消費しょうひこくがわ要請ようせいしていた。増産ぞうさん見送みおくりについては、価格かかく最近さいきん下落げらく傾向けいこうにあることを理由りゆうにしている。

OPECおぺっく加盟かめいこく現在げんざい生産せいさん目標もくひょうは、イラクなどをのぞき、にちりょう2725まんバレル。国際こくさい指標しひょうであるニューヨーク市場いちば原油げんゆ先物さきもの価格かかくは11がつ下旬げじゅんに1バレル=99.29ドルのさい高値たかね記録きろくしたが、今回こんかいOPECおぺっく総会そうかいでの増産ぞうさん合意ごうい観測かんそくからその、10ドルちょう下落げらくしている。

ただ、原油げんゆ市場いちば今後こんご冬季とうき暖房だんぼう需要じゅようたかまり、需給じゅきゅう緊迫きんぱくする局面きょくめんはいる。OPECおぺっく決定けっていけ、原油げんゆだかあらたに上昇じょうしょう基調きちょう突入とつにゅうする可能かのうせいもある。



 
 
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パスポートにアラビア表記ひょうきないと入国にゅうこく拒否きょひ リビア

2007.12.6 09:43

リビアは6にちまでに、入国にゅうこく希望きぼうしゃのパスポートにアラビア表記ひょうきがない場合ばあい査証さしょう(ビザ)を取得しゅとくしていても入国にゅうこく拒否きょひする規制きせいはじめた。なん公告こうこくもなく突然とつぜん導入どうにゅうされたため、観光かんこうきゃく空港くうこう足止あしどめされた本国ほんごくかえすなどの混乱こんらんきている。

フランス公共こうきょうラジオによると、リビア当局とうきょくしゃは「決定けっていくつがえすつもりはない。外国がいこくのパスポートは入国にゅうこく管理かんり職員しょくいん混乱こんらんさせる。かれらは外国がいこくからないからだ」とはなしているが、欧州おうしゅうのあるくにでリビア当局とうきょくしゃ入国にゅうこく拒否きょひされたことにたいする報復ほうふくではないかとの観測かんそくた。

リビアは2003ねん大量たいりょう破壊はかい兵器へいき廃棄はいき表明ひょうめいするなど欧米おうべいとの協調きょうちょう路線ろせん転換てんかん観光かんこうきゃく外国がいこくからの投資とうしれを拡大かくだいしている。こうしたながれに逆行ぎゃっこうするような規制きせい導入どうにゅうに、欧州おうしゅう諸国しょこくなどで困惑こんわくひろがっている。

規制きせいはじまったのは11月じゅういちがつ。リビア西部せいぶセブハに到着とうちゃくしたチャちゃ便びんのフランスじん乗客じょうきゃくやく170にんが、パスポートにアラビア表記ひょうきがないとの理由りゆうで、飛行機ひこうきからりることも拒否きょひされ、そのままフランスにもどった。べつ飛行機ひこうき到着とうちゃくした英国えいこくやインドネシア、スイスの旅行りょこうしゃおな理由りゆう入国にゅうこく拒否きょひされた。

リビアはローマ時代じだい遺跡いせきなど観光かんこう資源しげんめぐまれている。(共同きょうどう



 
 
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アラブのあばれんぼう「リビア」 優良ゆうりょう投資とうしこく変貌へんぼう

たちばな 尚人なおと

テロ支援しえん国家こっか劇的げきてきだい変身へんしん

砂漠さばく狂犬きょうけん

「アラブのあばれんぼう

きたアフリカの狂信きょうしんしゃ

こんなすうねんまえまで一般いっぱんてきだったリビアの最高さいこう指導しどうしゃ、カダフィ大佐たいさは2003ねん一方いっぽうてきかく放棄ほうき宣言せんげんをして、米国べいこくをはじめとする先進せんしんこくから、テロ支援しえん国家こっか指定してい解除かいじょされた。

それまでリビアは、1988ねんきたパンナム爆破ばくは事件じけんなど多発たはつする過激かげきによるテロを支援しえんしているとして、国際こくさいてき非難ひなん制裁せいさいけていたが、かく廃棄はいき宣言せんげん以降いこう先進せんしん諸国しょこくとの関係かんけい劇的げきてき改善かいぜんされる。

不倶戴天ふぐたいてんてきだった米国べいこくとも国交こっこうひらき、ライス国務こくむ長官ちょうかんのリビア訪問ほうもんちかいとされている。そうなれば、石油せきゆ資源しげんはいうまでもなく、おおくの鉱物こうぶつ潜在せんざいこくであり、ある程度ていどのインフラも整備せいびされ、生活せいかつ水準すいじゅんもアフリカ有数ゆうすうのこのくにが、投資とうし開発かいはつラッシュになることは間違まちがいない。

ここで、リビアというくに簡単かんたん紹介しょうかいしておこう。正式せいしきめいは「だいリビア・アラブ社会しゃかい主義しゅぎ人民じんみんジャマーヒーリアこく」といい、国土こくど176まんキロメートル(日本にっぽんの4.6ばい)、人口じんこう574まんにんゆうしている。古代こだいローマ時代じだい都市とし遺跡いせき「レプティス・マグナ」は世界せかい遺産いさんとして観光かんこう名所めいしょとなっている。

おも産業さんぎょうは、石油せきゆ関連かんれん産業さんぎょうほかセメント、どう石膏せっこうなどの鉱業こうぎょうで、国内こくないそう生産せいさん(GDP)260おくドル、1人ひとりたりだと3,403ドルということになっている。

国民こくみん生活せいかつは、玉子たまご1個いっこが0.1ディナール(やく5えん)、タクシーの初乗はつの料金りょうきん1ディナール(やく91えん)とアフリカでは高水準こうすいじゅんたもっていて、治安ちあんもよくみやすい。外貨がいか獲得かくとくは、石油せきゆ産出さんしゅつりょうの95%を輸出ゆしゅつてることでまかなっており、産業さんぎょうてきにはまだまだ開発かいはつといってよい。

ただし潜在せんざい能力のうりょくおおきなものがあり、欧米おうべい諸国しょこくとくにフランスやイギリスはサルコジ大統領だいとうりょうやブレアぜん首相しゅしょう最高さいこう首脳しゅのうみずか訪問ほうもんして、同国どうこくへの投資とうし事業じぎょう後押あとおししている。

原子力げんしりょく事業じぎょうすフランスの世界せかい最大さいだい原子げんしメーカー

フランスのサルコジ大統領だいとうりょうは、2007ねん7がつ25にち、カダフィ大佐たいさ会談かいだんし、軍事ぐんじ保健ほけん教育きょういく・テロ対策たいさく民生みんせい原子力げんしりょく利用りようなどにかんする協力きょうりょく協定きょうてい調印ちょういんした。

この協力きょうりょく協定きょうていなか注目ちゅうもくされるのは、民生みんせいようとはいえ、フランスが原子力げんしりょく分野ぶんやでの協力きょうりょく合意ごういしたてんである。本来ほんらいなら、かく開発かいはつ放棄ほうきしたとはいえデリケートにならざるをない原子力げんしりょく関連かんれん事業じぎょうを、米国べいこく先駆さきがけて推進すいしんする方針ほうしんだ。

サルコジ大統領だいとうりょう側近そっきんすじは「原子げんし設置せっち海水かいすい淡水たんすいによって飲料いんりょうすい製造せいぞうするためのもので、(合意ごういは)それへの協力きょうりょくぎない」とかたって、純粋じゅんすい民生みんせいようでの協力きょうりょくであることを強調きょうちょうしている。

両国りょうこく共同きょうどう声明せいめいは、「フランスとリビアは、こくあいだ関係かんけいあらたな推進すいしんりょくあたえたいとの両国りょうこくねがいを確認かくにんするものであり、両国りょうこくあいだ戦略せんりゃくてきパートナーシップを構築こうちくするものである」 としている。

さらに 「協力きょうりょく協定きょうていなかには軍事ぐんじ協力きょうりょくふくまれているほか、了解りょうかい事項じこう(メモ)には、両国りょうこく指導しどうしゃ原子力げんしりょくエネルギーの平和へいわ利用りよう共同きょうどうむことがうたわれている」。

しかしそのうらには、政治せいじよりビジネスを優先ゆうせんし、米国べいこくいてチャンスをつかもうという目論見もくろみがある。

今回こんかい民生みんせいよう原子力げんしりょく分野ぶんやでの協力きょうりょく合意ごういは、世界せかい最大さいだい原子げんし製造せいぞうメーカーであるフランスのAreva(アレヴァしゃ)が中心ちゅうしんとなって締結ていけつされた。同社どうしゃは、すでに昨年さくねん(2006ねん)からリビア国内こくない活動かつどうしているが、フランス共和きょうわこく政府せいふ原子力げんしりょく政策せいさく転換てんかんによって誕生たんじょうした持株もちかぶ会社かいしゃである。

傘下さんかには、原子げんしプラントの製造せいぞうおこなうフラマトムしゃ ( Framatome )などがあり、この部門ぶもんでは、フランスとドイツ以外いがいに、中国ちゅうごくなど新興しんこう諸国しょこくでの受注じゅちゅう実績じっせきがある。じつ同社どうしゃは、日本にっぽん三菱重工みつびしじゅうこうとも提携ていけい関係かんけいむすんでおり、人的じんてき交流こうりゅう技術ぎじゅつ交流こうりゅうはかりながら、アライアンス契約けいやく締結ていけつしている。

現在げんざい世界せかいでは石油せきゆ高騰こうとうして、今後こんごもイスラム諸国しょこく不安定ふあんてい要素ようそかかえていることもあり、原子力げんしりょく発電はつでん見直みなおされつつある。「原子力げんしりょくルネッサンス」とばれて、おおきなビジネスチャンスをかえている。両社りょうしゃむことで、リビアのプラントにも積極せっきょくてき進出しんしゅつしていく可能かのうせいたかい。

これまで敵視てきし政策せいさくつづけてきた米国べいこくも、原子力げんしりょくプラント事業じぎょう膨大ぼうだい利益りえき巨大きょだいビジネスなので、おめおめとフランスの後塵こうじんはいするわけにもいかず、政府せいふ要人ようじん頻繁ひんぱん訪問ほうもんさせたりして、フィニキアグループなど米国べいこく企業きぎょうによる投資とうし事業じぎょうならしをしているところである。

BP、エクソンなど続々ぞくぞく参入さんにゅうする国際こくさい石油せきゆ資本しほん

もう1つ注目ちゅうもくされる事業じぎょうに、天然てんねんガスプラントがある。ロイヤルダッチシェルが2ねんまえ権利けんり獲得かくとくしており、ガス発見はっけんされれば、LNG(液化えきか天然てんねんガス)プラントをげる計画けいかくになっている。

ちなみに、2007ねん前半ぜんはん数ヵ月すうかげつあいだだけでも、欧米おうべい企業きぎょうがリビア国内こくない数カ所すうかしょ油田ゆでんやガス発見はっけんしたと発表はっぴょうしていることもあり、進出しんしゅつ企業きぎょう必死ひっしになって探査たんさ発掘はっくつ作業さぎょうちからそそいでいる。

さらに、石油せきゆ化学かがくプラントも米国べいこくのダウケミカルしゃがリビア国営こくえい石油せきゆ公社こうしゃとの合弁ごうべん事業じぎょう調印ちょういんして、今後こんご投資とうしがく見通みとおしとして、80おくドル(9,000おくえん程度ていど)を見込みこんでいる。同社どうしゃはこの石油せきゆ化学かがく事業じぎょうで、世界せかいはじめて同国どうこく参入さんにゅうする企業きぎょうとなった。

国営こくえい石油せきゆ公社こうしゃのガーネム総裁そうさいは、つぎのようにかたっている。

「リビアの石油せきゆ産業さんぎょうは、十分じゅうぶん発展はってんができるはずであったが、公正こうせいにもせられた制裁せいさい悪影響あくえいきょうけたことから定期ていきてきなメンテナンスがおこなわれず、製油せいゆしょ能力のうりょく拡大かくだいおこなわれてこなかった」 「近々ちかぢか、リビアの国内こくない企業きぎょうにもエネルギー部門ぶもんでの投資とうし機会きかいあたえるが、巨額きょがく探鉱たんこう活動かつどう外国がいこく企業きぎょうまかされることになろう。だが石油せきゆ産業さんぎょう巨額きょがく投資とうし必要ひつようとするので、リビアとしては、探鉱たんこうリスクに巨額きょがくそそぐことはできない。わがくにはこの分野ぶんや外国がいこく企業きぎょうまかせる」

つまり、外国がいこく企業きぎょうにいくらでも進出しんしゅつしてほしいといっているのだ。

この分野ぶんや事業じぎょう進出しんしゅつ虎視眈々こしたんたんねらっていた英国えいこくのBPしゃ(ブリティッシュペトロリアム)が、ブレアぜん首相しゅしょう後押あとおしもあり、ついにガスでん探査たんさけんた。じつは、同社どうしゃには1974ねんにリビア革命かくめいこり、すべての企業きぎょう国営こくえいされたさいに、一度いちど退去たいきょしたにが経験けいけんがあるが、いまふたたおおきなビジネスチャンスがおとずれたのである。

この権利けんり譲渡じょうとは、本来ほんらいなら入札にゅうさつおこなわれるのだが、今回こんかいはブレアぜん首相しゅしょう口添くちぞえにより直接ちょくせつ交渉こうしょう獲得かくとくしたといわれている。それほどまでに、英国えいこくくにをあげてちからそそいでいるということだ。じつは2007ねん前半ぜんはんかえっただけでも、米国べいこく英国えいこく、フランス、イタリアにくわえて、ロシア、インド、中国ちゅうごくといった諸国しょこく有力ゆうりょく大手おおて石油せきゆ企業きぎょう幹部かんぶたちが独自どくじ技術ぎじゅつ経験けいけんみつつ、資金しきん計画けいかくたずさえてトリポリもうでをおこなっている。

同年どうねん2がつには世界せかい最大さいだいのメジャーであるエクソン・モービルのレックス・ティラーソン会長かいちょうが、探査たんさ事業じぎょう調印ちょういんしき出席しゅっせきするためにわざわざリビアりして、米国べいこく本腰ほんごしげつつある。 IMFなど国際こくさい機関きかんのお墨付すみつきをたリビアの経済けいざい成長せいちょうりょく

もう1つ注目ちゅうもくしたいビジネスが金融きんゆう事業じぎょうだ。リビア中央ちゅうおう銀行ぎんこうが、フランスのBNPパリバをサハラ銀行ぎんこう戦略せんりゃくてきパートナーに選定せんていしたのだ。

これによってBNPパリバは、地中海ちちゅうかい地域ちいきにおける金融きんゆう機関きかんのトップグループの1つになるという、同行どうこう戦略せんりゃくかっていち前進ぜんしんした。と同時どうじに、リビアでフルバンキングサービスを供与きょうよする最初さいしょ外国がいこく銀行ぎんこうとなった。

ビジネス規模きぼおおきくなり、経済けいざい成長せいちょうすればするほど、貨幣かへい流通りゅうつうりょうおおくなり金融きんゆう機関きかん利益りえきげる構造こうぞうになる。日本にっぽんでもれたバリバは、ここにけて進出しんしゅつしたわけで、おおいなる発展はってん期待きたいできる。

このように、各国かっこくともおおきなビジネスチャンスを獲得かくとくするために、くにをあげてメンツをけたはげしい競争きょうそうつづくものとられている。

IMF(国際こくさい通貨つうか基金ききん)は最新さいしん推計すいけいで、リビアの今後こんご5年間ねんかん経済けいざい成長せいちょうりつ年率ねんりつ平均へいきん6.5%が見込みこまれるとしており、経済けいざい見通みとおしは中期ちゅうきてき良好りょうこうとしている。

また、世界せかい経済けいざいフォーラムは、2007ねん4がつ10日とおかから2日間にちかんにわたって、カタールのドーハで開催かいさいされた「世界せかい経済けいざいフォーラム・アラブ世界せかい競争きょうそうりょく・ラウンドテーブル」でアラブ13ヵ国かこく競争きょうそうりょく報告ほうこくしょ発表はっぴょうした。

リビア、オマーン、シリアは今回こんかいはじめて対象たいしょうこくとされたが、報告ほうこくしょはリビアについて、石油せきゆ輸出ゆしゅつ増加ぞうか財政ざいせい黒字くろじ拡大かくだいしているとして良好りょうこう評価ひょうかあたえている。 おおくの邦人ほうじん企業きぎょうがリビアの油田ゆでん探鉱たんこうけんゆうしている

信頼しんらいのおける国際こくさい機関きかんからのお墨付すみつきがでたおかげで、今後こんごますます投資とうし機会きかいえるとおもわれる。しかし、日本にっぽんからは飛行機ひこうきで17あいだもかかるという、はるかにとおくににどうしたら投資とうしできるのだろうか。

日本にっぽんでは、リビア投資とうしについてはまだ投資とうし雑誌ざっししょうテーマにもげられていない。なぜなら、リビアが大量たいりょう破壊はかい兵器へいき放棄ほうきあきらかにしてからすでに3ねんはん以上いじょう経過けいかしたが、G7のなかでこのあいだに、大統領だいとうりょう首相しゅしょう同国どうこく訪問ほうもんしていないのは日本にっぽん米国べいこくだけである。

一見いっけん日本にっぽんとリビアとの関係かんけい希薄きはくなイメージがあるが、じつはわがくにおおくの企業きぎょう石油せきゆ資源しげん開発かいはつしん日本石油にほんせきゆ開発かいはつ帝国石油ていこくせきゆなど)が多数たすう油田ゆでん探鉱たんこうけんているといわれている。

そこで邦人ほうじん企業きぎょう油田ゆでん発見はっけんすれば、その企業きぎょうかぶ石油せきゆ資源しげん開発かいはつ帝国石油ていこくせきゆ)は暴騰ぼうとうする可能かのうせいがあるが、原油げんゆだか現在げんざい、すでに高騰こうとうしていることもあり、さらにおおきく上昇じょうしょうするかは断言だんげんできない。しかし、一挙いっきょ投資とうしこくとして、リビアが注目ちゅうもくあつめることは確実かくじつで、将来しょうらいてき中長期ちゅうちょうき成長せいちょう見込みこめることになるだろう。

したがって、ここはじっくり、リビアにビジネス展開てんかいする外国がいこく企業きぎょう投資とうしするほうが賢明けんめいだとおもわれる。今回こんかいは、BPしゃとダウケミカルしゃ、そして日本にっぽんではArevaと提携ていけいした三菱重工みつびしじゅうこうということになるだろう。残念ざんねんながら、原子力げんしりょく事業じぎょうゆう、Arevaと世界せかい有数ゆうすう石油せきゆメジャー、ロイヤルダッチシェルには日本にっぽんからは投資とうしできない。

ダウケミカルしゃかぶは、米国べいこくへの株式かぶしき投資とうしあつかっている楽天らくてん証券しょうけんなどで、購入こうにゅうできる。また、BPしゃもADR(米国べいこく預託よたく証券しょうけん)として、楽天らくてん証券しょうけんなどで購入こうにゅう可能かのうだ。三菱重工みつびしじゅうこうはいうまでもないが、このクラスの安定あんていかぶであれば、余程よほどのことがないかぎり、劇的げきてき変化へんかすることはありえない。

したがって、長期ちょうき投資とうし目標もくひょうにじっくりとかまえることが大切たいせつだ。

前回ぜんかい続編ぞくへん暴騰ぼうとうする韓国かんこく市場いちば北朝鮮きたちょうせん関連かんれんかぶ

じつは、前回ぜんかい紹介しょうかいした韓国かんこく現代げんだいグループの株価かぶか高騰こうとうしている。どうグループの金剛山こんごうさん開発かいはつ担当たんとうする現代げんだい峨山は、観光かんこうきゃく大幅おおはば増加ぞうかしたことで、史上しじょうはつの100おくウォン(やく12おく6,000まんえんだいという3ケタの営業えいぎょう利益りえきかせ見込みこみとなった。

そのうえ、2008ねんからは白頭山はくとうさん開城かいじょう観光かんこう本格ほんかくすることになっており、市場いちばでの評価ひょうかおおきくわりつつある。同社どうしゃ株価かぶかは、南北なんぼく首脳しゅのう会談かいだん開催かいさい発表はっぴょうされた2007ねん8がつはじめに、1まん7,000ウォン(やく2,140えん)から1まん8,000ウォン(やく2,270えん)ほどだった株価かぶかが、3ヵ月かげつで 2ばいとなった。

また、8,000ウォン(やく1,010えん)から9,000ウォン(やく1,135えん)ほどだった2006ねんはじめにくらべると、4ばいにも急騰きゅうとうしたことになり、今年ことし8がつ以降いこう史上しじょうさい高値たかねつづ更新こうしんしている(11月6にち現在げんざい:※1)。

このように、おおきく利益りえきげるには、まだメディアが注目ちゅうもくするまえに、それもダメだとバッシングしているときに、じっくり研究けんきゅうして納得なっとくがいけば、リスクをってリターンをねらうことが唯一ゆいいつ方法ほうほうなのだ。



 
 
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リビアのカダフィ大佐たいさ欧州おうしゅう大国たいこくにアフリカへの植民しょくみん支配しはい時代じだい補償ほしょうもとめる

* 2007ねん12月08にち 07:46 発信はっしん:リスボン/ポルトガル

【12月8にち AFP】リビアの最高さいこう指導しどうしゃムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐たいさは7にち翌日よくじつから開催かいさいされるだい2かいEU・アフリカ首脳しゅのう会議かいぎ出席しゅっせきするため訪問ほうもんしているポルトガルのリスボン大学だいがく(Lisbon University)で講演こうえんおこない、欧州おうしゅう大国たいこくたいしアフリカに植民しょくみん支配しはい時代じだい補償ほしょうおこなうようもとめた。

カダフィ大佐たいさは、「宗主そうしゅこく植民しょくみん支配しはいし、とみ略奪りゃくだつした人々ひとびとたい補償ほしょうするべきだ」と主張しゅちょう、またこの補償ほしょう問題もんだい首脳しゅのう会議かいぎ主要しゅよう課題かだいの1つとしてげられる見通みとおしだとくわえた。

どう大佐たいさはまた、西側にしがわ大国たいこく相対あいたいしたさい無力むりょくかんおぼえ、テロ行為こうい依存いぞんしてしまう人々ひとびとがいるのも理解りかいできるとの見方みかたしめした。

さらに、「今日きょう人々ひとびとみなおそれている。だい2世界せかい大戦たいせん国連こくれん(UN)が設置せっちされ平和へいわらしができるようになるとかんがえていたが、国連こくれんたいする期待きたいえてしまった」とべ、「世界せかい議会ぎかい」としての国連こくれん役割やくわり強調きょうちょうし、権限けんげん一部いちぶ大国たいこく代表だいひょうする安全あんぜん保障ほしょう理事りじかい(UN Security Council)ではなく、国連こくれん総会そうかい(General Assembly)にあるべきと主張しゅちょうした。(c)AFP



 
 
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カダフィ大佐たいさ弱者じゃくしゃがテロリズムにたよるのは自然しぜんのこと」  欧州おうしゅうアフリカ首脳しゅのう会議かいぎまえ講演こうえん

2007.12.8 09:54

【パリ=山口やまぐち昌子まさこ】リビアの最高さいこう指導しどうしゃ、カダフィ大佐たいさは7にちゆう日本にっぽん時間じかんにち未明みめい)、8にちからポルトガルのリスボンでひらかれるだいかい欧州おうしゅうアフリカ首脳しゅのう会議かいぎまえにリスボンだい講演こうえんし、「きゅう宗主そうしゅこくは、植民しょくみんされてとみ略奪りゃくだつされた人々ひとびと補償ほしょうしなければならない」とべ、植民しょくみん時代じだい補償ほしょう問題もんだいどう会議かいぎ主要しゅよう会議かいぎひとつとするかんがえをしめした。

また、どう大佐たいさは「ちょう大国たいこく国際こくさいほう国連こくれん無視むしし、こうした枠組わくぐみを逸脱いつだつして行動こうどうしたことから、弱者じゃくしゃがテロリズムにたよるのは自然しぜんなことだ」とべ、テロ行為こうい一定いってい理解りかいしめ持論じろん展開てんかい。さらに、国連こくれん弱体じゃくたいぶりを指摘してきしたうえで、「エリートだけが代表だいひょうになっている国連こくれん常任じょうにん理事りじこくでなく、ぜん加盟かめいこく出席しゅっせきする国連こくれん総会そうかい権限けんげんたせるべきだ」とべた。

欧州おうしゅうアフリカ首脳しゅのう会議かいぎは8、9にち日程にってい開催かいさいされ、やく70カ国かこく首脳しゅのう出席しゅっせき。(1)平和へいわ治安ちあん(2)民主みんしゅ主義しゅぎ人権じんけん(3)貿易ぼうえき開発かいはつ(4)気候きこう変動へんどうとエネルギー(5)移民いみん雇用こよう−の5議題ぎだい協議きょうぎする。



 
 
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カダフィ大佐たいさ、フランスを公式こうしき訪問ほうもん

* 2007ねん12がつ10日とおか 18:17 発信はっしん:パリ/フランス

【12月10にち AFP】リビアの最高さいこう指導しどうしゃムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐たいさ原子げんし航空機こうくうき購入こうにゅう契約けいやくむすぶため、10日とおかから5日間にちかん日程にっていでフランスを公式こうしき訪問ほうもんする。ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領だいとうりょうがカダフィ大佐たいさ訪問ほうもんれたことにたいしては、国内こくないからつよ批判ひはんている。

カダフィ大佐たいさ大統領だいとうりょうエリゼ宮えりぜきゅう(Elysee Palace)ちかくに設営せつえいされた暖房だんぼうきのベドウィンテントに滞在たいざい総額そうがく30おくユーロ(やく4900おくえん)のエアバス(Airbus)航空機こうくうき原子げんし購入こうにゅう契約けいやく調印ちょういんするほか、ラファール(Rafale)戦闘せんとう購入こうにゅうする可能かのうせいがある。

カダフィ大佐たいさのフランス訪問ほうもんは1973ねん以来いらい10日とおかと12にちすくなくとも2かい、サルコジ大統領だいとうりょうとの会談かいだん予定よていしている。カダフィ大佐たいさ息子むすこセイフ・アル・イスラム(Seif al-Islam)今回こんかい訪問ほうもんについて、両国りょうこくあいだの「あらたな関係かんけい」を記念きねんするものになるとべた。

今回こんかい訪問ほうもん先立さきだち、リビアではブルガリアの看護かんごどもをHIVに感染かんせんさせたつみわれ、サルコジ大統領だいとうりょうもとつまのセシリアさんの尽力じんりょく釈放しゃくほうされた経緯けいいがある。サルコジ大統領だいとうりょうはその直後ちょくごにリビアをおとずれ、原子げんし建設けんせつなどの協定きょうてい調印ちょういん長年ながねん孤立こりつしていたリビアの国際こくさい社会しゃかいへの復帰ふっき印象いんしょうけた。

しかし、テロリスト支援しえん人権じんけん侵害しんがい長年ながねん批判ひはんされてきたリビアの最高さいこう指導しどうしゃれをめぐっては、サルコジ大統領だいとうりょうたい野党やとうからつよ非難ひなんこえがっている。

ブルガリアでは9にち解放かいほうされた看護かんごが、カダフィ大佐たいさ訪問ほうもんかさなる日程にっていになっていたフランス訪問ほうもんをキャンセルしたことをあきらかにした。(c)AFP/Emma Charlton



 
 
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リビアの天然てんねんガス日本にっぽんぜい落札らくさつできず

【トリポリ=安部あべ健太郎けんたろう】リビア政府せいふは9にち首都しゅとトリポリで天然てんねんガス鉱区こうく公開こうかい入札にゅうさつはじめておこない、ロシアのガスプロム、アルジェリアのソナトラックなどがけい4鉱区こうく落札らくさつした。日本にっぽんからは国際こくさい石油せきゆ開発かいはつ石油せきゆ資源しげん開発かいはつ応札おうさつしたが、落札らくさつできなかった。

今回こんかい入札にゅうさつではけい12鉱区こうく開放かいほう国際こくさい石油せきゆ開発かいはつしゅ開発かいはつ企業きぎょうとして1鉱区こうく応札おうさつ石油せきゆ資源しげん開発かいはつしゅ開発かいはつ企業きぎょう応札おうさつ資格しかくったロシアのルークオイルなどとみ2鉱区こうく応札おうさつしたが落札らくさつできなかった。今回こんかい有望ゆうぼうなガスでん応札おうさつ集中しゅうちゅうする一方いっぽう、6鉱区こうくではさつはいらなかった。

リビアの天然てんねんガス埋蔵まいぞうりょうやく46ちょう立方りっぽうフィートで世界せかいだい24(2006ねん)。国際こくさい社会しゃかい経済けいざい制裁せいさい開発かいはつおくれていたが米国べいこくなどとの関係かんけい改善かいぜんすすみ、05ねんから油田ゆでん・ガスでん外資がいし開放かいほうすすめている。昨年さくねんまでにおこなわれた油田ゆでん入札にゅうさつでは、3かいのうち2かい国際こくさい石油せきゆ開発かいはつなど日本にっぽん企業きぎょう落札らくさつしていた。 (13:30)



 
 
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カダフィ大佐たいさ訪仏ほうふつ・サルコジ大統領だいとうりょう会談かいだん

【パリ=野見山のみやま祐史ゆうじ】リビアの最高さいこう指導しどうしゃ、カダフィ大佐たいさ10日とおか訪仏ほうふつし、サルコジ大統領だいとうりょう会談かいだんした。

訪仏ほうふつは1973ねん以来いらい34ねんぶり。民間みんかん航空機こうくうき原子げんし兵器へいきなど総額そうがくで30おくユーロ(やく5000おくえんちょう購入こうにゅう契約けいやくわす見通みとおし。りょう首脳しゅのうは7がつにも会談かいだんしており、2こく関係かんけい軍事ぐんじ産業さんぎょう分野ぶんや中心ちゅうしんににわかに接近せっきんしている。独裁どくさい国家こっかとの関係かんけい強化きょうかふつ国内こくないでは批判ひはんこえおおい。(00:52)



 
 
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カダフィ大佐おおさフランス訪問ほうもん、サルコジ大統領だいとうりょう会見かいけん

* 2007ねん12月11にち 04:16 発信はっしん:パリ/フランス

【12月11にち AFP】リビアの最高さいこう指導しどうしゃムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐たいさ10日とおかさんじゅうすうねんぶりにフランスを訪問ほうもんした。カダフィ大佐たいさ訪仏ほうふつれをめぐっては、人権じんけん団体だんたい抗議こうぎデモをおこない、政府せいふないからもRama Yade人権じんけん担当たんとうしょう非難ひなんこえをあげるなど、はげしい批判ひはんている。

カダフィ大佐たいさにとって今回こんかい訪仏ほうふつは、4ねんまえ大量たいりょう破壊はかい兵器へいき開発かいはつ計画けいかく放棄ほうきし、国際こくさい社会しゃかいとの関係かんけい回復かいふくして以来いらい最高さいこうレベルの外国がいこく訪問ほうもん。カダフィ大佐たいさはオルリ(Orly)空港くうこうでミシェル・アリヨマリ(Michele Alliot-Marie)内相ないしょう歓迎かんげいけたのちしろいリムジンで大統領だいとうりょうであるエリゼ宮えりぜきゅう(Elysee Palace)に移動いどうし、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)ふつ大統領だいとうりょう会見かいけんした。

会見かいけん、サルコジ大統領だいとうりょうは、リビアと100おくユーロ(やく1ちょう6400おくえん相当そうとう契約けいやくむすぶことを発表はっぴょうした。契約けいやくには原子力げんしりょく発電はつでん利用りようした淡水たんすい設備せつび武器ぶきなどもふくまれているという。

サルコジ大統領だいとうりょうはさらに、カダフィ大佐たいさたいして人権じんけん問題もんだいでの進展しんてん要請ようせいしたこともあきらかにし、国内こくない批判ひはんをかわした。(c)AFP



 
 
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リビア、ふつせいラファール戦闘せんとう14購入こうにゅう合意ごうい

* 2007ねん12月11にち 10:07 発信はっしん:パリ/フランス

【12月11にち AFP】フランスを訪問ほうもんちゅうのリビアの最高さいこう指導しどうしゃムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐たいさとニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)ふつ大統領だいとうりょう10日とおか午後ごごふつ-リビアあいだのおよそ10の売買ばいばい契約けいやく締結ていけつした。このなかには、ふつせいラファール(Rafale)戦闘せんとう14とヘリコプター35、その装備そうびひんふくめた総額そうがく45おくユーロ(やく7400おくえん)となる武器ぶき購入こうにゅう計画けいかくふくまれている。ふつ大統領だいとうりょう関係かんけいしゃ10日とおかあきらかにした。

交渉こうしょう関係かんけいしゃによると、リビアとフランスのりょう政府せいふ武器ぶき売買ばいばいかんする覚書おぼえがき調印ちょういんしたが、詳細しょうさいについては来年らいねん7がつ1にち交渉こうしょうおこなわれるという。

リビアの武器ぶき購入こうにゅう計画けいかくなかにはラファール戦闘せんとうほかに、6せき船舶せんぱく装甲車そうこうしゃ対空たいくうレーダーなどの購入こうにゅうや、すでに購入こうにゅうみの最新さいしんがたミラージュ(Mirage)F1戦闘せんとう納入のうにゅうなどがふくまれている。

ラファール戦闘せんとう売買ばいばい契約けいやく成立せいりつすれば、同機どうきはじめて海外かいがい売却ばいきゃくされることになる。(c)AFP



 
 
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2007/12/11-07:10 ふつ、リビアと大型おおがた経済けいざい協力きょうりょく=1ちょうせんおくえん協定きょうてい調印ちょういん

【パリ10にち時事じじ】フランスのサルコジ大統領だいとうりょうは10にち訪仏ほうふつしたリビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさ会談かいだん、「テロを放棄ほうきし、核兵器かくへいき保有ほゆう放棄ほうきしたくに元首げんしゅ支援しえんすべきだ」と強調きょうちょう、かつて「テロの黒幕くろまく」とばれたどう大佐たいさ国際こくさい社会しゃかい復帰ふっき擁護ようごした。こののち双方そうほうはリビアへの原子げんし、エアバス21売却ばいきゃくなど総額そうがく100おくユーロ(やくちょう6000おくえん規模きぼ経済けいざい協力きょうりょくかんする協定きょうてい調印ちょういんした。



 
 
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2007/12/11-00:01 カダフィ大佐たいさ、34ねんぶり訪仏ほうふつ西側にしがわとの関係かんけい改善かいぜんさらに前進ぜんしん

【カイロ10にち時事じじ】リビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさは10にち、フランスを訪問ほうもん、サルコジ大統領だいとうりょう会談かいだんした。テロとのたたかいや、どう大統領だいとうりょう提唱ていしょうする「地中海ちちゅうかい連合れんごう構想こうそうなどが議題ぎだいとなるとみられる。どう大佐たいさ訪仏ほうふつは34ねんぶりで、近年きんねん進展しんてんしているリビアと西側にしがわ諸国しょこくとの関係かんけい改善かいぜんあらたないちとなる。

ふつ大統領だいとうりょうによれば、カダフィ大佐たいさは15にちまでの滞在たいざいちゅう、12にちどう大統領だいとうりょう再度さいどうほか、国民こくみん議会ぎかいおとずれる予定よてい



 
 
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リビア、にちりょう300まんバレルへ原油げんゆ増産ぞうさん・2012ねんメド

リビア国営こくえい石油せきゆのガーネム総裁そうさいは9にち日本経済新聞にほんけいざいしんぶん記者きしゃなどにたいし「2012ねんにちりょう300まんバレルの原油げんゆ生産せいさん目指めざす」とべ、生産せいさんりょう現在げんざいやく 1.7ばいげるかんがえをしめした。これにともない「300おく―400おくドル規模きぼ投資とうし必要ひつよう」とし、日本にっぽんなど国外こくがいからの新規しんき投資とうしへの期待きたいべた。

リビアの原油げんゆ生産せいさんりょう現在げんざいにちりょう175まんバレル前後ぜんこう。2005ねん以降いこう実施じっししてきた油田ゆでん開発かいはつ公開こうかい入札にゅうさつ欧米おうべい日本にっぽん、ロシアなどの企業きぎょう参入さんにゅうしており、生産せいさんりょう拡大かくだいする見込みこみ。生産せいさんりょうなやんでいる既存きそん油田ゆでんについても、増産ぞうさん開発かいはつ生産せいさん契約けいやく見直みなおしをすすめる可能かのうせい示唆しさした。ただ、公開こうかい入札にゅうさつ新規しんき油田ゆでん開発かいはつできたのはいち鉱区こうくにとどまるもよう。(トリポリ=安部あべ健太郎けんたろう)(07:02)



 
 
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リビア、ふつと1ちょう6000おくえん契約けいやくへ・カダフィ大佐たいさが34ねんぶり訪問ほうもん

【パリ=野見山のみやま祐史ゆうじ】リビアの最高さいこう指導しどうしゃ、カダフィ大佐たいさ10日とおか訪仏ほうふつし、サルコジ大統領だいとうりょう会談かいだんした。訪仏ほうふつは1973ねん以来いらい34ねんぶり。大統領だいとうりょう会談かいだん、「100おくユーロ(やくちょう6000おくえん)の売買ばいばい契約けいやく締結ていけつ合意ごういした」と発表はっぴょうりょう首脳しゅのうは7がつにも会談かいだんしており、2こく関係かんけい軍事ぐんじ産業さんぎょう分野ぶんや中心ちゅうしん急速きゅうそくちかづく。独裁どくさい国家こっかとの関係かんけい強化きょうかふつないでは批判ひはんおおい。

同日どうじつ会談かいだんでは航空機こうくうき原子げんしのほか、哨戒しょうかいてい軍用ぐんようヘリコプターなどおおくの武器ぶき売買ばいばい基本きほん合意ごういした。取引とりひきがくはエアバスしゃ航空機こうくうきだけで30おくユーロにたっするとみられており、最終さいしゅうてきには100おくユーロの大台おおだいせる。

サルコジ会談かいだんについて「人権じんけん問題もんだいについての進展しんてんがあった」と説明せつめい。このほか同氏どうし提唱ていしょうする「地中海ちちゅうかい諸国しょこく連合れんごう」などについてもはなったもようだ。(07:02)



 
 
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ふつとリビア エアバス、原発げんぱつ軍事ぐんじ装備そうびなど契約けいやく調印ちょういん

2007.12.11 08:49

【パリ=山口やまぐち昌子まさこ】リビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさは10にち、フランスを公式こうしき訪問ほうもんし、パリのエリゼ宮えりぜきゅうふつ大統領だいとうりょう)でサルコジふつ大統領だいとうりょう首脳しゅのう会談かいだんおこなった。大統領だいとうりょう会談かいだん会見かいけんで、リビアとやく100おくユーロ(1ユーロ=やく165えん)の契約けいやくむすんだことをあきらかにし、「雇用こよう経済けいざい成長せいちょうのために契約けいやくかった」との認識にんしきしめした。

フランス通信つうしん(AFP)によると、リビアは欧州おうしゅう製造せいぞう旅客機りょかくきエアバスのA350など21原子げんしふく民事みんじ利用りよう原子力げんしりょくエネルギー開発かいはつ軍事ぐんじ装備そうびかんする調印ちょういんおこなった。原子力げんしりょくエネルギーにかんする調印ちょういんさき大統領だいとうりょうのアルジェリア訪問ほうもんでもおこなわれており、アラブ諸国しょこくとの契約けいやく今回こんかいで2度目どめ

一方いっぽう大佐たいさが7にち、「弱小じゃくしょうこくがテロにうったえるのは当然とうぜん」とテロを容認ようにんするような発言はつげんおこなったため、野党やとう社会党しゃかいとう人権じんけん団体だんたい大佐たいさ訪仏ほうふつ反対はんたい人権じんけん団体だんたいが10にちエリゼ宮えりぜきゅう付近ふきんでデモをおこない、警官けいかんたいとこぜりあいをし騒然そうぜんとした雰囲気ふんいきつつまれた。(共同きょうどう



 
 
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[ロシアかぶ]ガスプロム、リビアの産地さんち開発かいはつけん獲得かくとく

市況しきょう株式かぶしき】 V 2007/12/11(火) 17:51

 リビアにある炭化たんか水素すいそ産地さんち開発かいはつけん取得しゅとくする入札にゅうさつで、ガスプロムが落札らくさつ石油せきゆ主要しゅよう資源しげんとするどう産地さんち入札にゅうさつには、ルクオイルとノヴァテクも参加さんかしていた。

 石油せきゆガス区画くかく10ヶ所かしょにおける入札にゅうさつでは、ガスプロム以外いがいに、えいShell、ポーランドPGNiG、アルジェリアのSonatrachも落札らくさつした。今回こんかい入札にゅうさつでは全体ぜんたいで35企業きぎょう参加さんかしていた。

※この記事きじは、日本にっぽんはつのロシアかぶ専門せんもん証券しょうけん会社かいしゃであるARUJI GATE証券しょうけん株式会社かぶしきがいしゃ提供ていきょうです。日本にっぽん実際じっさいにロシアかぶ売買ばいばいができるほか、ロシアおよびロシアかぶかんする詳細しょうさい情報じょうほう発信はっしんしています。URL : http://www.arujigate.co.jp/



 
 
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カダフィ大佐たいさきびしい

2007.12.12 20:40

フランスを公式こうしき訪問ほうもんちゅうのリビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさは12にち、サルコジ大統領だいとうりょうと2度目どめ会談かいだんおこなうが、10にち最初さいしょ会談かいだん大統領だいとうりょうが「人権じんけん問題もんだい」に言及げんきゅうしたとべたのにたいし、大佐たいさは11にちのテレビ会見かいけんでこれを否定ひてい人権じんけん問題もんだい無視むししたとしてフランス国内こくない反発はんぱつつよまっている。

サルコジ大統領だいとうりょうは10にち、リビアとのあいだでエアバス21売買ばいばい契約けいやくなど「10すうおくユーロ」の契約けいやく締結ていけつ満足まんぞく表明ひょうめいしたが、野党やとう社会党しゃかいとうは「(人権じんけん無視むしする)大佐たいさ訪仏ほうふつで(大統領だいとうりょうは)フランスに嫌悪けんおすべきこっけいなイメージをあたえた」と非難ひなんしたほか、11にち国民こくみん議会ぎかい歓迎かんげいレセプションも、野党やとう議員ぎいんのほか与党よとう国民こくみん運動うんどう連合れんごう(UMP)の一部いちぶ議員ぎいん出席しゅっせき拒否きょひした。

10にちよるにはクシュネル外相がいしょうがドイツのシュタインマイヤー外相がいしょうとの約束やくそく口実こうじつ大佐たいさとの夕食ゆうしょくかい欠席けっせき。セネガル出身しゅっしんのヤド人権じんけん担当たんとうしょうはパリジャンで「テロリストであろうがなかろうが、フランスは大罪だいざいいたあしをぬぐうあしふきマットではない」などとこきおろした。

 (パリ 山口やまぐち昌子まさこ



 
 
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パリ市長しちょう、カダフィ大佐たいさ訪問ほうもんのためのはし閉鎖へいさいか

2007ねん 12月 13にち 20:05 JST

[パリ 12にち ロイター] フランスを訪問ほうもんちゅうのリビアの最高さいこう指導しどうしゃカダフィ大佐たいさのクルーズのため、パリの警察けいさつ当局とうきょくが12にちにセーヌがわかるはし閉鎖へいさしたことにたいし、社会党しゃかいとう所属しょぞくのパリ市長しちょういかりを表明ひょうめいした。

カダフィ大佐たいさによる5日間にちかんのパリ滞在たいざいをめぐっては、サルコジ大統領だいとうりょうがリビア政府せいふとのビジネスを確保かくほするために同国どうこく人権じんけん侵害しんがい疑惑ぎわく軽視けいししたとの批判ひはんるなど、左派さは指導しどうしゃからいかりのこえがっていた。

ドラノエ市長しちょうは、声明せいめいで「リビアの指導しどうしゃ散策さんさくするとの理由りゆう首都しゅとにあるすべてのはし閉鎖へいさするのは、わたしかぎはじめて。おどろくばかりか、おおくの利用りようしゃにも不都合ふつごうをもたらす」とコメント。

カダフィ大佐たいさがフランスを訪問ほうもんするのは34ねんぶり。すでにサルコジ大統領だいとうりょう官邸かんてい食事しょくじったほか、リッツ・ホテルで会談かいだんおこなった。



 
 
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しん日石にっせきなど石油せきゆ3しゃ、「リビアに製油せいゆしょ建設けんせつへ」の報道ほうどう否定ひてい

2007ねん 12月 14にち 12:11 JST

東京とうきょう 14にち ロイター] しん日本石油にほんせきゆ(5001.T: 株価かぶか, ニュース, レポート) は14にち同社どうしゃふく日本にっぽん企業きぎょうしゃ連合れんごうが「リビアで製油せいゆしょ建設けんせつ交渉こうしょうすすめていることがあきらかになった」とする同日どうじつづけ日本経済新聞にほんけいざいしんぶん朝刊ちょうかん報道ほうどうについて、「リビアにおける上流じょうりゅうあぶらガスでん開発かいはつ)と下流かりゅう精製せいせい販売はんばい)をわせた事業じぎょう検討けんとう課題かだいではあるものの、報道ほうどうされた内容ないよう具体ぐたいてきまっているものはなにもない」とコメントした。同社どうしゃ広報こうほう担当たんとうしゃがロイターにかたった。

しゃ連合れんごうなかがった国際こくさい石油せきゆ開発かいはつみかどせきホールディングス(1605.T: 株価かぶか, ニュース, レポート)と石油せきゆ資源しげん開発かいはつ(1662.T: 株価かぶか, ニュース, レポート)の広報こうほう担当たんとうしゃはそれぞれ、報道ほうどう内容ないようについて「事実無根じじつむこん」とかたった。



 
 
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【ニュースな言葉ことば 週刊しゅうかんこどもじゅくOPECおぺっく 原油げんゆ高騰こうとう注目ちゅうもく

2007.12.18 08:24

11月じゅういちがつ17にち、7ねんぶりに石油せきゆ輸出ゆしゅつこく機構きこう(せきゆゆしゅつこくきこう)(OPECおぺっく(オペック))の首脳しゅのう会議かいぎがサウジアラビアの首都しゅとリヤドでひらかれました。

Q OPECおぺっくってなに

A 世界せかい石油せきゆうごかす巨大きょだい国際こくさい石油せきゆ資本しほん(メジャー)が1959ねんに、産油さんゆこく承認しょうにん(しょうにん)のないまま原油げんゆ価格かかくげをおこないました。不満ふまんった産油さんゆこくのイラン、イラク、クウェート、サウジアラビア、ベネズエラは、1960ねん産油さんゆこく利益りえきまもるため、石油せきゆ輸出ゆしゅつこく機構きこうOPECおぺっく)を発足ほっそくさせました。本部ほんぶはオーストリアのウィーンにあります。

その、カタール、インドネシア、リビア、アラブ首長しゅちょうこく連邦れんぽう、アルジェリア、ナイジェリア、アンゴラ、エクアドルもくわわり、現在げんざいは13カ国かこく加盟かめいしています。

Q 石油せきゆ価格かかくOPECおぺっくのつながりは?

A だい中東ちゅうとう(ちゅうとう)戦争せんそうで、アラブ諸国しょこく対立たいりつするイスラエルを支持しじする先進せんしんこくたいし、1973ねんOPECおぺっく原油げんゆ価格かかく大幅おおはばげ、石油せきゆ価格かかく高騰こうとう(こうとう)しました。これはだいいち石油せきゆ危機きき(オイルショック)とばれています。

Q いまガソリンがたかくなっているけど?

A 12月じゅうにがつはいって、全国ぜんこくのレギュラーガソリンの平均へいきん店頭てんとう価格かかくは1リットルあたり155えんえて、過去かこ最高さいこう更新こうしんしました。これは、中国ちゅうごくなどのきゅう成長せいちょうで、世界せかい石油せきゆ需要じゅよう(じゅよう)(使用しようりょう)がえているのに、供給きょうきゅう(きょうきゅう)(生産せいさんりょう)がえていない、などの原因げんいんで、原油げんゆ価格かかくたかくなっているためです。

OPECおぺっくないでは原油げんゆ生産せいさんりょうやすあんもありましたが、12月じゅうにがつにち臨時りんじ(りんじ)総会そうかい見送みおくられることとなりました。

協力きょうりょく 日能研にちのうけん



 
 
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アルカーイダ サウジ・リビアの20だい主力しゅりょく

2007.12.23 18:13

【ワシントン=有元ありもと隆志たかし】イラクで自爆じばくテロ攻撃こうげきなどをおこな国際こくさいテロ組織そしきアルカーイダのメンバーは、サウジアラビアやリビアからた20だい若者わかものおおいことが、23にちまでにべい陸軍りくぐん士官しかん学校がっこうたいテロセンターの調しらべであきらかになった。

報告ほうこくしょによると、全体ぜんたいの4わり(244にん)がサウジアラビアからで、リビア(112にん)、シリア(49にん)、イエメン(48にん)、アルジェリア(43にん)とつづく。

どうセンターでは2006ねんがつから07ねんがつまでの期間きかん、イラクにはいってきた外国がいこくじんテロリストやく600にん対象たいしょうに、国籍こくせきぐんなどが押収おうしゅうした資料しりょうなどをもと調しらべた。

とくにリビアの割合わりあいえており、報告ほうこくしょではリビアのイスラム武装ぶそう勢力せいりょくがアルカーイダとの協力きょうりょくふかめていることと関係かんけいがあるのではないかとしている。

これらの外国がいこくじんテロリストは自爆じばくテロや国籍こくせきぐんとのたたかいに参加さんかするために、おもにシリアからイラクへはいってきている。

平均へいきん年齢ねんれいやく24さいで、なかには15さい少年しょうねんもいた。報告ほうこくしょではわか世代せだい参加さんかしていることについて、「アルカーイダがおおくの若者わかものきつける存在そんざいであるかぎりは、世界せかい安全あんぜん保障ほしょうにとって重大じゅうだい脅威きょういだ」と警告けいこく学生がくせいおお参加さんかしており、報告ほうこくしょでは「大学だいがくがアルカーイダの重要じゅうようなリクルートさきになっている」と指摘してきした。



UP:2007 REV:20180618, 20190807, 08
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