チュニジア共和きょうわ国こく　2012年ねん〜2014年ねん

チュニジアでスーパー再さいオープン！

2012年ねん1月がつ3日にち 11:00　

ジャスミン革命かくめいより再さい発起ほっき

チュニジアの首都しゅとチュニス近郊きんこうにあるショッピングセンター、チュニス・シティ（Tunis City） に店舗てんぽを構かまえるマブルーク（Mabrouk）グループのスーパージオン（Geant）が2012年ねん1月がつ12日にち再さいオープンする。

約やく36億おく円えんかけて再建さいけん

2011年ねん1月がつにチュニジアで起おきたジャスミン革命かくめいにより、スーパージオンの店舗てんぽは襲撃しゅうげきされ炎上えんじょう、破壊はかいされ営業えいぎょう停止ていしを余儀よぎなくされていた。同店どうてんは10月がつまで破壊はかいされた店舗てんぽの再建さいけんを行おこなっており12月に商品しょうひんの陳列ちんれつを済すました。12月末まつ、マブルークグループはスーパージオンの再さいオープンの発表はっぴょうを行おこなった。

スーパージオンはチュニジアで最もっとも大おおきなスーパーで生鮮せいせん品ひんなどの飲食いんしょく物ぶつの他ほか、電化でんか製品せいひん、家具かぐ、寝具しんぐなど幅広はばひろく販売はんばいしている。その店舗てんぽ面積めんせきは12,000平米へいべい。破壊はかいされた店舗てんぽの再建さいけんには、3600万まんユーロ（約やく36億おく円えん）が費ついやされた。

編集へんしゅう部ぶ　殿塚とのづか

2012/1/13 1:03

中東ちゅうとうの民主みんしゅ化か革命かくめい「アラブの春はる」の発端ほったんとなったチュニジアのベンアリ政権せいけん崩壊ほうかいからまもなく１年ねん。長期ちょうき独裁どくさい政権せいけんを倒たおした同国どうこくやエジプト、リビアではイスラム主義しゅぎ者しゃや政党せいとうが台頭たいとう。新しん勢力せいりょくの伸長しんちょうに伴ともない、内政ないせい・外交がいこうの両面りょうめんで先行さきゆきへの不透明ふとうめい感かんが強つよまっている。投資とうしマネーは革命かくめい後ごの動うごきを注視ちゅうし、各国かっこくの将来しょうらい像ぞうと経済けいざい政策せいさくを慎重しんちょうに見極みきわめようとしている。

11日にち午後ごご、エジプトのイスラム原理げんり主義しゅぎ組織そしきムスリム同胞どうほう団だん系けい「自由じゆう公正こうせい党とう」のカイロ本部ほんぶでモルスィ党首とうしゅは米国べいこくのバーンズ国務こくむ副ふく長官ちょうかんと向むき合あった。米べい高官こうかんと同胞どうほう団だん関係かんけい者しゃの面会めんかいは異例いれい。同どう党とう側がわは「米国べいこくとは平等びょうどうな２国こく間あいだ関係かんけいを求もとめる。イスラエルはアラブ人じんの権利けんりを尊重そんちょうすべきだ」と主張しゅちょうした。

ムバラク前ぜん政権せいけんは同胞どうほう団だんを弾圧だんあつの対象たいしょうとしてきたが、昨年さくねん11月がつ下旬げじゅんから今年ことし１月がつ上旬じょうじゅんにかけて実施じっしされた人民じんみん議会ぎかい（国会こっかい）選挙せんきょで自由じゆう公正こうせい党とうの圧勝あっしょうは確実かくじつで、米国べいこくも反米はんべい・反はんイスラエルの傾向けいこうが強つよい同胞どうほう団だんとのパイプ作づくりに動うごき始はじめた。

主導しゅどう権けん争あらそい激化げきか

ただ議会ぎかい選せん後ごの主導しゅどう権けん争あらそいは激化げきかが予想よそうされる。現在げんざい、エジプトの主要しゅよう政治せいじ勢力せいりょくは軍ぐん最高さいこう評議ひょうぎ会かい、ムスリム同胞どうほう団だん、リベラル系けい若者わかものグループの３みっつ。同胞どうほう団だんは早期そうきの選挙せんきょが自陣じじんに有利ゆうりとみてこれまで軍ぐんに協力きょうりょくしてきた。

しかし、憲法けんぽう制定せいていなど国くにの針路しんろにかかわる問題もんだいが絡からんだ場合ばあい、同胞どうほう団だんと軍ぐんの協調きょうちょう関係かんけいは解消かいしょうされかねない。カイロ・アメリカン大学だいがくのアブドルモネイム・サイード教授きょうじゅは「（６月がつまでに実施じっし予定よていの）大統領だいとうりょう選せんが終おわれば同胞どうほう団だんと軍ぐんの対立たいりつが始はじまる」と指摘してき。一部いちぶでは軍ぐんとリベラル勢力せいりょくが手てを組くみ、同胞どうほう団だんと対峙たいじするとの見方みかたも浮上ふじょうする。

チュニジアでは昨年さくねん10月がつの選挙せんきょでイスラム政党せいとう「アンナハダ」が制憲せいけん議会ぎかいの議席ぎせきの約やく４割わりを獲得かくとく。同どう党とうと連立れんりつを組くむ中道ちゅうどう左派さはのマルズーキ暫定ざんてい大統領だいとうりょうは昨年さくねん12月がつ「６カ月かげつの政治せいじ的てき・社会しゃかい的てきな休戦きゅうせん」を訴うったえ、相次あいつぐ労働ろうどう争議そうぎや生活せいかつ水準すいじゅんの向上こうじょうを求もとめる抗議こうぎデモの収束しゅうそくに全力ぜんりょくを注そそぐ考かんがえを示しめした。イスラム主義しゅぎ者しゃの一部いちぶはアルコールの販売はんばい規制きせい強化きょうかなどを主張しゅちょう、リベラル派はの懸念けねんは強つよい。

カダフィ体制たいせい後ごのリビアも一枚岩いちまいいわとは言いい難がたい。親おや欧米おうべいでリベラルな「首相しゅしょう格かく」だった国民こくみん評議ひょうぎ会かいのナンバなんばー２つー、ジブリル氏しは内戦ないせんで活動かつどうが目立めだったイスラム主義しゅぎ者しゃをまとめきれず、表おもて舞台ぶたいから去さった。民兵みんぺいの武装ぶそう解除かいじょも大おおきな課題かだいだ。

不安定ふあんていな政治せいじ情勢じょうせいを懸念けねんして外資がいし系けい企業きぎょうは投資とうしを手控てびかえている。エジプトやチュニジアのイスラム政党せいとうは自由じゆう主義しゅぎ経済けいざい・外資がいし導入どうにゅうを促進そくしんする政策せいさくの継続けいぞくを表明ひょうめいしたが、外貨がいか獲得かくとく源げんである観光かんこう客数きゃくすうは減少げんしょう。エジプトでは政府せいふの資金繰しきんぐり懸念けねんが浮上ふじょう、国際こくさい通貨つうか基金ききん（ＩＭＦ）の支援しえんは不可避ふかひとの見方みかたが強つよまっている。

損失そんしつ４兆ちょう円えん以上いじょう

ビジネス・トゥデイ・エジプト誌しによると、一連いちれんの政変せいへんで中東ちゅうとう全体ぜんたいの経済けいざい的てきな損失そんしつは550億おくドル（４兆ちょう2400億おく円えん）以上いじょうに上のぼる。うち内戦ないせんが長期ちょうきにわたったリビアでは77億おくドルが失うしなわれた。雇用こよう対策たいさくや低てい所得しょとく者しゃ層そうの救済きゅうさいを目的もくてきとしたバラマキ政策せいさくで財政ざいせいは悪化あっか。チュニジアの2012年ねんの財政ざいせい赤字あかじ見通みとおしは国内こくない総そう生産せいさん（ＧＤＰ）比ひ６％で前年ぜんねんの4.5％から高たかまる。

３月がつ中旬ちゅうじゅんに反はん政府せいふ運動うんどうが始はじまったシリアではアサド政権せいけんの弾圧だんあつによる死者ししゃ数すうは５千せん人にんを超こえ、「春はる」にはほど遠とおい。

過去かこに民主みんしゅ化かした国くにも必かならずしも順調じゅんちょうだったわけではない。軍事ぐんじ政権せいけんだったブラジルでは1989年ねんに大統領だいとうりょうを29年ねんぶりに直接ちょくせつ選挙せんきょで選えらんだが資金しきん流出りゅうしゅつが加速かそく。翌年よくねんの成長せいちょう率りつはマイナス4.2％に落おち込こんだ。スハルト政権せいけんが1998年ねんに倒たおれたインドネシアでも政治せいじの混迷こんめいで経済けいざい再建さいけんに長ながい時間じかんがかかった。中東ちゅうとう諸国しょこくでも「“革命かくめい”にはコストが伴ともなう」（アフリカ開発かいはつ銀行ぎんこうのカベルカ総裁そうさい）。「アラブの春はる」の次じ章しょうは不透明ふとうめいなままだ。

【シディブジド（チュニジア中部ちゅうぶ）＝田尾たお茂樹しげき】チュニジアで２３年ねんに及およんだベンアリ元もと大統領だいとうりょうの独裁どくさい政権せいけん崩壊ほうかいから、１４日にちで１年ねんを迎むかえる。

中部ちゅうぶシディブジドでは、中東ちゅうとう各地かくちに広ひろがった民衆みんしゅう蜂起ほうきの端緒たんしょとなった露天商ろてんしょうの焼身しょうしん自殺じさつ事件じけんの記念きねん碑ひが設置せっちされ、「アラブの春はる」の立役者たてやくしゃをたたえていた。

母ははと弟妹ていまい７人にんを養やしなうため、屋台やたいで野菜やさいや果物くだものを売うっていたムハンマド・ブアジジさん（当時とうじ２６歳さい）が焼身しょうしん自殺じさつを図はかったのは一昨年いっさくねん１２月がつ１７日にち（昨年さくねん１月がつ４日にち死亡しぼう）。当局とうきょくへの賄賂わいろを拒こばみ、屋台やたいを没収ぼっしゅうされたためだった。イスラム圏けんでは、とりわけ焼身しょうしん自殺じさつは禁忌きんきとされる。事件じけんが投稿とうこうサイトなどを通つうじて伝つたえられ、民衆みんしゅうに大おおきな衝撃しょうげきを与あたえた。

地元じもと有志ゆうしが昨年さくねん１２月がつに完成かんせいさせた記念きねん碑ひはブアジジさんの屋台やたいをかたどり、旧きゅう体制たいせいを崩壊ほうかいさせた民衆みんしゅうの力ちからを表現ひょうげん。ブアジジさんの巨大きょだいポスターも掲かかげられた。

（2012年ねん1月がつ14日にち01時じ58分ふん 読売新聞よみうりしんぶん）

2012/1/15 0:27

チュニジアで14日にち、昨年さくねん１月がつにベンアリ前ぜん大統領だいとうりょうが反はん政府せいふデモを受うけて亡命ぼうめいした「ジャスミン革命かくめい」から１年ねんが経過けいかした。首都しゅとチュニス中心ちゅうしん部ぶでは数すう千せん人にん規模きぼの市民しみんが集あつまり、生活せいかつ水準すいじゅんの向上こうじょうなどを求もとめて抗議こうぎの声こえを上あげた。同国どうこくでは昨年さくねん10月がつに憲法けんぽう制定せいてい議会ぎかい選挙せんきょを実施じっしして民主みんしゅ化かを進すすめているが、観光かんこう業ぎょうなどの主要しゅよう産業さんぎょうは依然いぜんとして軌道きどうに乗のっていない。（カイロ支局しきょく）

チュニジア 2-1勝利しょうり

モロッコの追おい上あげかわす

1月がつ 23日にち -- アフリカ選手権せんしゅけん2012・グループステージ C組ぐみは チュニジアが 2-1でモロッコに勝利しょうりして白星しろぼし発進はっしんした。

34分ふんにコルビがフリーキックをゴール前まえにあげ、 誰だれにもさわらずにそのままワンバウンドしてゴールに 決きまり、先制せんせいした。

76分ふんにはムサクニがドリブルでディフェンスを突破とっぱして中央ちゅうおうから シュートを決きめて 2-0とした。

モロッコは 86分ふんにゴール前まえの波状はじょう攻撃こうげきからカルジャが 押おし込こんで 1点てん差さにしたが、同点どうてんには出来できずに 終おわった。

C組ぐみのもう 1試合しあいはガボンが 2-0でニジェールに勝利しょうりした。

資生堂しせいどう／チュニジア共和きょうわ国こくにて化粧けしょう品ひんを販売はんばい

チュニジア共和きょうわ国こくにて化粧けしょう品ひんを販売はんばい

資生堂しせいどうは、2012 年ねん2 月がつより、チュニジア共和きょうわ国こく（以下いか、チュニジア）で世界せかい共通きょうつうのグローバルブランド「SHISEIDO」のスキンケア、メーキャップなどを、最大手さいおおての流通りゅうつう・小売こうりのコングロマリット「UTIC (ユーティーアイシー) グループ（所在地しょざいち、チュニス・チュニジア）」傘下さんかの「ユリッセ・ネゴス社しゃ」と代理だいり店てん契約けいやくを結むすび、高級こうきゅう化粧けしょう品ひん専門せんもん店てんにて販売はんばいします。チュニジアにおける日本にっぽんの化粧けしょう品ひんブランドとしては初はつの市場いちば参入さんにゅうとなります。また、アフリカ市場いちばでの展開てんかいは、2009 年ねんのモロッコ王国おうこく、2010 年ねんの南みなみアフリカ共和きょうわ国こくに続つづく3 カ国かこく目めとなり、今回こんかいの同国どうこくへの参入さんにゅうにて、資生堂しせいどう化粧けしょう品ひんの販売はんばいは世界せかい88 の国くにと地域ちいき（日本にっぽん含ふくむ）となります。

「海外かいがい化粧けしょう品ひん事業じぎょう」における取組とりくみ

資生堂しせいどうは、「日本にっぽんをオリジンとし、アジアを代表だいひょうするグローバルプレイヤー」を目指めざし、「成長せいちょう軌道きどうに乗のる」ことをとテーマとした3 カ年かねん計画けいかく（2011 年ねん-2013 年ねん）に取とり組くんでおり、国内こくない事業じぎょうの活性かっせい化かとともに、グローバル化かの加速かそくに注力ちゅうりょくしています。この計画けいかくでは、4 つの成長せいちょう戦略せんりゃくを掲かかげ、そのひとつである「ニューフロンティア戦略せんりゃく」のなかで、中国ちゅうごくに続つづく、次つぎの成長せいちょうエンジンづくりとして、今後こんごの成長せいちょうが期待きたいされる新興しんこう国こくへの対応たいおう強化きょうかを進すすめています。2012 年ねん1 月がつから、トルコ共和きょうわ国こくにて合弁ごうべん会社かいしゃ「資生堂しせいどうトルコ」による営業えいぎょうを開始かいしし、また、注目ちゅうもくされるインドでは現地げんちニーズの把握はあくと市場いちば調査ちょうさを目的もくてきとした「資生堂しせいどうインド駐在ちゅうざい員いん事務所じむしょ」を開設かいせつしました。さらに、2012 年ねん5 月がつからは、アメリカ、日本にっぽんに続つづき世界せかい3 位いの化粧けしょう品ひん市場いちばであるブラジルでの展開てんかい強化きょうかにむけ、100％子会社こがいしゃの「資生堂しせいどうブラジル」を通つうじて、北米ほくべいの子会社こがいしゃブランド「ベアミネラル」を投入とうにゅうする予定よていです。

進出しんしゅつの背景はいけい

チュニジアは、これまで着実ちゃくじつな経済けいざい発展はってんを遂とげ、ここ数すう年ねんは年率ねんりつ5％の経済けいざい成長せいちょうを継続けいぞくしています。化粧けしょう品ひん市場いちばについても、地元じもと資本しほんの高級こうきゅう化粧けしょう品ひん専門せんもん店てんの販売はんばい網もうが整備せいびされつつあり、欧米おうべいの大手おおて化粧けしょう品ひんブランドが購入こうにゅうできるようになりました。このような背景はいけいのもと、2010 年度ねんどの化粧けしょう品ひん市場いちば規模きぼは、前年ぜんねん対比たいひでプラス10％弱じゃくの9,600 万まんディナール（約やく50 億おく円えん）と拡大かくだいしていることから、市場いちば参入さんにゅうの環境かんきょうが整ととのったと判断はんだんし、「SHISEIDO」ブランドのプレゼンスの確立かくりつに取とり組くみます。

販売はんばいについて

1968 年ねんに創業そうぎょうした「UTIC グループ」は、チュニジアを代表だいひょうするコングロマリットで、流通りゅうつう・小売こうり部門ぶもんを主力しゅりょくとし、製造せいぞう業ぎょうからサービス業ぎょうに至いたるまで幅広はばひろく事業じぎょうを展開てんかいしています。なかでも、化粧けしょう品ひんの販売はんばいにおいては、2000 年ねんより、フランスを本拠地ほんきょちとする世界せかい的てきな高級こうきゅう化粧けしょう品ひん系列けいれつ「マリオノ」との技術ぎじゅつ協力きょうりょくを通つうじ、販売はんばい・マーケティングのノウハウを取とり入いれるなど、高級こうきゅう化粧けしょう品ひんのスキンケアやメーキャップの販売はんばいで実績じっせきを納おさめています。このたび、UTIC グループのなかで化粧けしょう品ひんの輸入ゆにゅう・販売はんばいを手掛てがける「ユリッセ・ネゴス社しゃ」を通つうじ、初年度しょねんどとなる2012 年ねんは10 店てんからスタートし、2014 年ねんには約やく20 店てんでの取とり扱あつかいを目指めざします。

＜ユリッセ・ネゴス社しゃの概要がいよう＞
会社かいしゃ名めい ： ユリッセ・ネゴス社しゃ （Ulysse Negoce）（UTIC グループの化粧けしょう品ひん専せん門もんの輸入ゆにゅう・販売はんばい会社かいしゃ）
所在地しょざいち ： チュニス・チュニジア共和きょうわ国こく
代表だいひょう者しゃ名めい ： 最高さいこう経営けいえい責任せきにん者しゃ アメル・アオウアム（Amel Aouam）
社長しゃちょう ニジブ･ベン・ダッバ (Nejib Ben Debba)
事業じぎょう内容ないよう ： 高級こうきゅう化粧けしょう品ひんの輸入ゆにゅう・販売はんばい

2012年ねん1月がつ26日にち

資生堂しせいどうがチュニジアに進出しんしゅつ

トルコ、アフリカ、ブラジル…加速かそくするグローバル戦略せんりゃく

2012/01/27 12:50

MarkeZine編集へんしゅう部ぶ

資生堂しせいどうは26日にち、チュニジアで2月がつから、グローバルブランド「SHISEIDO」を展開てんかいすると発表はっぴょうした。

資生堂しせいどうは、チュニジアの流通りゅうつう・小売こうり最大手さいおおてUTICグループ参加さんかの企業きぎょうと代理だいり店てん契約けいやくを結むすび、グローバルブランド「SHISEIDO」の商品しょうひんを高級こうきゅう化粧けしょう品ひん専門せんもん店てんで販売はんばいする。チュニジアにおける日本にっぽんの化粧けしょう品ひんブランドとしては初はつの市場いちば参入さんにゅうとなる。

資生堂しせいどうのアフリカ市場いちばでの展開てんかいは、2009年ねんのモロッコ、2010年ねんの南みなみアフリカに続つづく3か国こく目め。資生堂しせいどうは現在げんざい、グローバル化かの加速かそくに注力ちゅうりょくしており、成長せいちょうが期待きたいされる新興しんこう国こくへの対応たいおう強化きょうかを進すすめている。

今年ことし1月がつには、トルコで合弁ごうべん会社かいしゃ「資生堂しせいどうトルコ」の営業えいぎょうを開始かいしし、インドでは市場いちば調査ちょうさを目的もくてきとした「資生堂しせいどうインド駐在ちゅうざい員いん事務所じむしょ」を開設かいせつ。5月からは、アメリカ、日本にっぽんに続つづき世界せかい3位いの化粧けしょう品ひん市場いちばであるブラジルでの展開てんかい強化きょうかにむけ、100％子会社こがいしゃの「資生堂しせいどうブラジル」を通つうじて、北米ほくべいの子会社こがいしゃブランド「ベアミネラル」を投入とうにゅうする。

UPDATED 2012/1/28

チュニジア 2連勝れんしょうで決勝けっしょうＴ進出しんしゅつ

ジェマーが 90分ふんに決勝けっしょう点てん

1月がつ 27日にち -- アフリカ選手権せんしゅけん2012・グループステージ C組ぐみは チュニジアが 2-1でニジェールを下くだして 2連勝れんしょうで決勝けっしょうトーナメント進出しんしゅつを決きめた。

4分ふんにムサクニがドリブルでディフェンスを抜ぬいて 駆がけ上あがり、シュートを決きめて先制せんせいした。

ニジェールは 8分ふんに同点どうてんにし、 チュニジアのキーパーが処理しょりしきれなかった浮うわき球だまを ヌニュが頭あたまで叩たたいて同点どうてんにした。キーパーと競きそった ニジェールのマーズーは 右手みぎてをあげてボールを叩たたいたように見みたが、 審判しんぱんは反則はんそくを取とらなかった。

試合しあいは序盤じょばんで大おおきく動うごいたが、その後ごは落おち着つき、 1-1で進すすんだ。そのまま試合しあい終了しゅうりょうが近ちかづいたが、 90分ふんに裏うらのスペースで縦たてパスを拾ひろったジェマーが ディフェンス 2人にんを振ふり切きってシュートを決きめ、 チュニジアが勝利しょうりをさらった。

C組ぐみのもう 1試合しあいはガボンが 3-2でモロッコに勝利しょうりした。

勝かち点てんはガボン 6、チュニジア 6、ニジェール 0、モロッコ 0となった。

チュニジア：シリア大使たいしを追放ついほう

【カイロ和田わだ浩明ひろあき】ＡＰ通信えいぴーつうしんによると、チュニジア政府せいふは４日にち、シリアのアサド政権せいけんに対たいする政府せいふ承認しょうにんを取とり消けし、シリア大使たいしの追放ついほうを決定けっていした。軍ぐんによる住民じゅうみん弾圧だんあつ事件じけんを受うけての措置そち。アラブ連盟れんめいの諮問しもん機関きかん「アラブ議会ぎかい」は４日にち、加盟かめい国こくにシリアとの国交こっこう断絶だんぜつと大使たいし追放ついほうを呼よびかけた。

毎日新聞まいにちしんぶん　2012年ねん2月がつ6日にち　東京とうきょう夕刊ゆうかん

シリアで米べい仏ふつ記者きしゃ死亡しぼう、有志ゆうし国こくがチュニジアで対応たいおう協議きょうぎへ

cnn.co.jp

2012.02.23 Thu posted at: 10:29 JST

（ＣＮＮ）　反はん体制たいせい派はへの武力ぶりょく弾圧だんあつが続つづくシリア情勢じょうせいについて協議きょうぎするため、チュニジアの首都しゅとチュニスで２４日にち、有志ゆうし国こくによる「シリアの友人ゆうじん」会合かいごうが開ひらかれる。軍ぐんの砲撃ほうげきによる死者ししゃは増ふえ続つづけており、２２日にちには現地げんちで取材しゅざいに当あたっていた米国べいこく人じんとフランス人じんのジャーナリストが死亡しぼうした。

米べい国務省こくむしょうのヌランド報道ほうどう官かんによると、チュニジアの会合かいごうでは「シリア国民こくみんの虐殺ぎゃくさつをやめさせ、民主みんしゅ化か移行いこうに向むけた次つぎの措置そちを具現ぐげん化かする」ことを目指めざす。７０カ国かこく以上いじょうに参加さんかを呼よびかけているが、国連こくれん安全あんぜん保障ほしょう理事りじ会かいの決議けつぎ案あん採決さいけつで拒否きょひ権けんを行使こうししたロシアは不参加ふさんか、中国ちゅうごくは参加さんかするかどうか表明ひょうめいしていないという。

シリアの反はん体制たいせい派はでつくる地域ちいき調整ちょうせい委員いいん会かい（ＬＣＣ）によると、これまでの死者ししゃは９０００人にんに迫せまり、２２日にちには西部せいぶホムスなどで外国がいこく人じんジャーナリスト２人にんを含ふくむ６０人にんが死亡しぼうした。

英紙えいしサンデータイムズは、現地げんちで取材しゅざいしていた米国べいこく人じんのマリー・コルバン記者きしゃ（５６）の死亡しぼうを確認かくにん。フランスのジュペ外相がいしょうは、写真しゃしん家かのレミ・オシュリック氏し（２８）が死亡しぼうしたことを明あきらかにした。

コルバン記者きしゃはこの前日ぜんじつ、ＣＮＮのニュースでもホムスの惨状さんじょうを伝つたえ、「シリア軍ぐんは寒さむさと飢うえに苦くるしむ民間みんかん人じんを砲撃ほうげきしている」と報道ほうどう。胸むねに爆ばく弾だんの破片はへんが当あたって死亡しぼうした幼児ようじを映うつし出だした場面ばめんでは、たくさんの子こどもたちが犠牲ぎせいになっていると話はなし、「この子この姿すがたが人々ひとびとを動うごかし、ホムスで毎日まいにち人じんが殺ころされているのになぜ誰だれも止とめようとしないのか、考かんがえさせてくれるかもしれない」と訴うったえていた。

同どう記者きしゃは昨年さくねんリビアでも取材しゅざいにあたったベテラン特派とくは員いん。シリアの危機ききは自分じぶんがこれまでに取材しゅざいした中なかで最悪さいあくだと話はなしていた。

赤十字せきじゅうじがシリア・ホムスの負傷ふしょう者しゃ救出きゅうしゅつへ

2012年ねん02月がつ25日にち 14:01　発信はっしん地ち:チュニス/チュニジア

【2月がつ25日にち AFP】シリアのアサド（Bashar al-Assad）政権せいけんによる反はん体制たいせい派は弾圧だんあつが激化げきかする中なか、赤十字せきじゅうじ（Red Cross）は24日にち、同国どうこく中部ちゅうぶにある反はん体制たいせい派はの拠点きょてんホムス（Homs）に入はいり、負傷ふしょう者しゃの搬送はんそうに着手ちゃくしゅすると発表はっぴょうした。西側にしがわ諸国しょこくとアラブ各国かっこくは、事態じたいの打開だかいへ向むけ、シリアへの外交がいこう圧力あつりょくを強つよめている。

赤十字せきじゅうじと赤あか新月しんげつ社しゃ（Red Crescent）は、ホムスのババアムル（Baba Amr）地区ちくに救急きゅうきゅう車しゃ3台だいを手配てはいし、シリア政府せいふ軍ぐんの爆ばく撃げきで負傷ふしょうしたシリア人じん7人にんを搬送はんそうした。負傷ふしょうした欧米おうべいの記者きしゃ2人にんと、死亡しぼうした記者きしゃ2人にんの遺体いたいの搬送はんそうにはまだ至いたっていないという。　

赤十字せきじゅうじ国際こくさい委員いいん会かい（International Committee of the Red Cross、ICRC）のサレ・ダバケ（Saleh Dabbakeh）広報こうほうはAFPに対たいし、「すぐに治療ちりょうが必要ひつような人ひとは1人ひとり残のこさず避難ひなんさせられるよう、シリア当局とうきょくや反はん政府せいふ勢力せいりょくと交渉こうしょうを続つづける」と首都しゅとダマスカス（Damascus）で述のべた。

一方いっぽう、チュニジアの首都しゅとチュニスで米べい欧おうやアラブの有志ゆうし国こくによって開ひらかれた「シリアの友人ゆうじん（Friends of Syria）」会合かいごうに参加さんかした60人にん以上いじょうの外相がいしょうらは、シリア政府せいふが弾圧だんあつを即座そくざに停止ていしするよう要求ようきゅうし、同国どうこく政府せいふへの制裁せいさいを強化きょうかすることで合意ごうい。米国べいこくのヒラリー・クリントン（Hillary Clinton）国務こくむ長官ちょうかんはシリア政府せいふが国際こくさい社会しゃかいの意思いしを無視むしすれば、「大おおきな代償だいしょう」を払はらうだろうと警告けいこくした。(c)AFP/Michael Mainville