(Translated by https://www.hiragana.jp/ )
視労協編『障害の地平』No.77
last update: 20210528
■全文 ぜんぶん
表紙 ひょうし
SSK通巻 つうかん 増刊 ぞうかん ―障害 しょうがい 者 しゃ 開放 かいほう 運動 うんどう の理論 りろん 的 てき ・実践 じっせん 的 てき 飛躍 ひやく のために―
子宮 しきゅう から墓場 はかば までノーマライゼーション!
―視 み 労協 ろうきょう ―
障害 しょうがい の地平 ちへい No.77
視 し 労協 ろうきょう 、アクセス・ナウ!
視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ 労働 ろうどう 問題 もんだい 協議 きょうぎ 会 かい
一 いち 九 きゅう 七 なな 一 いち 年 ねん 六 ろく 月 がつ 十 じゅう 七 なな 日 にち 第 だい 三種 さんしゅ 郵便 ゆうびん 物 ぶつ 許可 きょか (毎月 まいつき 六 ろく 回 かい 五 ご の日 ひ ・0の日 ひ 発行 はっこう )
一 いち 九 きゅう 九 きゅう 三 さん 年 ねん 十 じゅう 一 いち 月 がつ 十 じゅう 八 はち 日 にち 発行 はっこう SSK通巻 つうかん 増刊 ぞうかん 三 さん 三 さん 九 きゅう 号 ごう
目次 もくじ
視 し 労協 ろうきょう 的 てき 気分 きぶん
「何 なに かが見 み えて、何 なに かが足 た りない」 的野 まとの 碩 せき 郎 ろう ……1
誌上 しじょう インタビュー「益田 ますだ 毅 あつし さんに聞 き く」(第 だい 3回 かい )……4
視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ にとって「福祉 ふくし のまちづくりとは?」……8
視 し 労協 ろうきょう 、駅 えき 点検 てんけん 報告 ほうこく ……10
交通 こうつう アクセス行動 こうどう 交渉 こうしょう 報告 ほうこく ……20
住宅 じゅうたく 問題 もんだい 一 いち 応 おう 解決 かいけつ 白男川 しらおがわ 久雄 ひさお ……22
「障害 しょうがい の地平 ちへい 」への御 ご 意見 いけん 、感想 かんそう を……23
〈資料 しりょう 1〉 重度 じゅうど 障害 しょうがい 者 しゃ の雇用 こよう 促進 そくしん を中心 ちゅうしん とする障害 しょうがい 者 しゃ 対策 たいさく の積極 せっきょく 的 てき 推進 すいしん ……24
〈資料 しりょう 2〉 障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワークヘの協力 きょうりょく のお願 ねが い……26
会費 かいひ ・定期 ていき 購読 こうどく 費 ひ 納入 のうにゅう のお願 ねが い
編集 へんしゅう 後記 こうき
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視 し 労協 ろうきょう 的 てき 気分 きぶん
「何 なに かが見 み えて何 なに かが足 た りない」
的野 まとの 碩 せき 郎 ろう
ぼくの率直 そっちょく な感想 かんそう として言 い えば、「何 なに かが見 み えてきているのだが、何 なに かが足 た りない」ではないだろうか。今 いま までの集会 しゅうかい とも違 ちが って、結構 けっこう 具体 ぐたい 的 てき なテーマや体験 たいけん が語 かた られ、いわゆる抽象 ちゅうしょう 的 てき で理論 りろん だけが見 み える集会 しゅうかい と違 ちが ってきている。そこには少 すこ しの生活 せいかつ の匂 にお いもしてきている。間近 まぢか な課題 かだい が取 と り上 あ げられてきた。一定 いってい の情報 じょうほう も、教科書 きょうかしょ 的 てき 、役所 やくしょ 的 てき ものから、その個人 こじん に会 あ った情報 じょうほう 提供 ていきょう が始 はじ まった。さらには、理論 りろん が先行 せんこう していた運動 うんどう の中 なか に具体 ぐたい 的 てき 実践 じっせん が、変 かわ って表 おもて 舞台 ぶたい に立 た ち始 はじ めた。
障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワークの誕生 たんじょう 、まちづくり条例 じょうれい の連絡 れんらく 会議 かいぎ 、弁護士 べんごし の障害 しょうがい 者 しゃ 問題 もんだい のネットワーク、そして、従来 じゅうらい からの交通 こうつう アクセスや雇用 こよう 問題 もんだい の実行 じっこう 委員 いいん 会 かい と、具体 ぐたい 的 てき 課題 かだい を抱 かか える集合 しゅうごう 体 たい が動 うご き出 だ している。DPIもさらに幅 はば を広 ひろ げてきた。少 すこ しづつ、少 すこ しづつ動 うご いているものを感 かん じる。
では視 し 労協 ろうきょう 運動 うんどう はどうであろうか。真 しん に視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ の立場 たちば に立 た てているだろうか。視 し 労協 ろうきょう らしさは、どんな所 ところ に見 み い出 だ したのだろうか。
まちづくりにしろ、交通 こうつう アクセスにしろ、三 さん 療問題 もんだい にしろ、教職 きょうしょく の障害 しょうがい 保障 ほしょう 制度 せいど 作 づく りにしろ、やっと始 はじ まったところである。視 し 労協 ろうきょう 連動 れんどう の歴史 れきし の中 なか のひずみから、徐々 じょじょ にではあるが、何 なに かが変 かわ ろうとしている。しかし、それが視 み 労協 ろうきょう そのものを、飛躍 ひやく させるための力 ちから なのかは見 み えてこない。
ぼくの年代 ねんだい 、つまり40代 だい を迎 むか えている人達 ひとたち は、それなりの思 おも いがある。ある人 ひと は、三 さん 療という枠 わく から抜 ぬ け出 だ したいと思 おも っているし、あるいは、独 ひと り立 だ ちしたいと思 おも ってもいる。40数 すう 年 ねん という歴史 れきし は、ほんの少 すこ しの自信 じしん を持 も たせてくれるらしい。豊 ゆた かな生活 せいかつ (?)が、社会 しゃかい 全体 ぜんたい を覆 おお う中 なか でのもがきであるのだろうか。今 いま 、ぼくのまわりには、変 かわ ろうとする人達 ひとたち がたくさんいる。
視 し 労協 ろうきょう で、10の駅 えき 点検 てんけん をしてみた。やればやるほどおもしろさが出 で てくる。
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当事 とうじ 者 しゃ を外 はず して、計画 けいかく ・実行 じっこう したことがよくわかる。駅舎 えきしゃ そのものの問題 もんだい もあるが、やはり、どの駅 えき にも駅員 えきいん が少 すく ない。点検 てんけん の途中 とちゅう に声 こえ をかけてくれたのは、むしろ乗客 じょうきゃく なのだ。これから繰返 くりかえ し点検 てんけん をしながら、交渉 こうしょう へと進 すす めるしかなさそうだ。今 いま まで車椅子 くるまいす を中心 ちゅうしん とした障害 しょうがい 者 しゃ の交通 こうつう アクセスが、クローズアップしていたせいか、視覚 しかく や聴覚 ちょうかく 障害 しょうがい 者 しゃ は、当事 とうじ 者 しゃ として、問題 もんだい 拾 ひろ い出 だ しにはやや遅 おく れていたが、やっと視 し 労協 ろうきょう もその気 き になった。ただ、他 た の「盲 めくら 界 かい 」でも取 と り組 く んでいるわけで、これから先 さき 、どのような視 し 労協 ろうきょう らしさに期待 きたい できるのだろうか。
三 さん 療はさらに輪 わ をかけて大変 たいへん である。まず、いくつかの問題 もんだい がずらっと並 なら ぶ。初 はじ めての免許 めんきょ 取得 しゅとく のための国家 こっか 試験 しけん の結果 けっか 、視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ の合格 ごうかく 率 りつ は低 ひく くさらに不 ふ 合格 ごうかく の人 ひと をどうフォローするかという問題 もんだい も出 で てきた。病院 びょういん マッサージ師 し の解雇 かいこ も相次 あいつ いでいる。カイロプラクティックのひどさも、カイロ大学 だいがく 作 づく りと合 あ わせて再 さい 浮上 ふじょう してきた。そして何 なに よりも、ここのところ健常 けんじょう 者 しゃ の三 さん 療開業者 ぎょうしゃ が、はるかに視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ を越 こ えて、その唯一 ゆいいつ とも言 い える三 さん 療業をおびやかしているということ。しかも、これらへの対応 たいおう は福祉 ふくし 団体 だんたい や業 ごう 団体 だんたい など、「盲 めくら 界 かい 」では、おのれの利益 りえき を有利 ゆうり に導 みちび くための発想 はっそう を、相変 あいかわ らず推進 すいしん している。この三 さん 療問題 もんだい は、ほとんどタッチしてこなかった視 し 労協 ろうきょう にとっては、きびしいものがある。それに、健常 けんじょう 者 しゃ と切 き り拓 ひら いたはずのマッサージユニオンも、不 ふ 況 きょう や治療 ちりょう 費 ひ の値上 ねあ げなどの影響 えいきょう で、現場 げんば の努力 どりょく も空 むな しく先細 さきぼそ り。どうやって、視 し 労協 ろうきょう として、三 さん 療を視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ の手 て に戻 もど せばいいと言 い うのだ。かろうじてマッサージユニオンだけが、最後 さいご のもがきとして患者 かんじゃ の掘 ほ り起 お こしや、ビラの集中 しゅうちゅう 的 てき 配 くば りや、組合 くみあい 員 いん への再度 さいど の出資 しゅっし 願 ねが いや、金 きむ 集 あつ めと奮闘 ふんとう している。もちろん、全 まった く知 し らん顔 かお をしているわけはない。学習 がくしゅう 会 かい や内部 ないぶ 討論 とうろん は、地道 じみち ではあるが続 つづ いている。それでも、それでも、どうずればいいかが見 み えてこない。
教員 きょういん 問題 もんだい もそうだ。障害 しょうがい 保障 ほしょう 制度 せいど 作 づく りに一 いち 歩 ほ 踏 ふ み出 だ したのだが、現実 げんじつ の中 なか でダブルハンディで働 はたら き続 つづ ける事 こと や、持 も ち時間 じかん 軽減 けいげん や、異動 いどう といった問題 もんだい は鈍 にぶ い動 うご きだ。
他 ほか にもいくつかの課題 かだい はあるが、こうしてみてくると、障害 しょうがい 者 しゃ 運動 うんどう 全体 ぜんたい で感 かん じている、「何 なに かが見 み えてきているが、何 なに かが足 た りない」が、この視 み 労協 ろうきょう にあてはまってくる。
10数 すう 年 ねん も前 まえ に比 くら べれば、人 ひと も金 かね も集 あつ まらなくなった。同 おな じ人 じん がどの集会 しゅうかい でも顔 かお を出 だ す。でも、それがいい、悪 わる いと言 い うのではなく、その人達 ひとたち がまちが
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いなく変 かわ ってきている。変 かわ らざるをえないのかも知 し れないが……。
もうひとつ、どの団体 だんたい もそろって、世代 せだい 交代 こうたい という問題 もんだい も出 で てきている。どこまで続 つづ くかわからない細川 ほそかわ 政権 せいけん を、どうとらえるか。まきこむかという共通 きょうつう 課題 かだい もある。
話 はなし は横道 よこみち になるのかもしれない。いや、ひょっとしたら、これがメインなのかもしれない。ぼく自身 じしん 、今 いま 何 なに をしたいのだろうか。どこかで爆発 ばくはつ したいものが、沸 にえ 々とあって、それをおさえたり、自 みずか ら認 みと めたくなかったりする思 おも いが片方 かたがた にあって、「もう年 とし だから」とか、「こんなもんじゃないか」があったり、「コツコツやっていこうよ」があったりと、「何 なに かが見 み えてきている」つもりでいても、ひとつも具体 ぐたい 的 てき に先 さき に進 すす まない。流 なが れる事 こと だけは結構 けっこう 上手 じょうず になったり、鳴 な りをひそめたり、現 あら われたりのかくれみのを使 つか った芝居 しばい も上手 じょうず になったり、そんなこんなを、さらに、さらに、上手 じょうず にあやつれたり。それでも、それでも、じーっと止 と まっていたくない気持 きもち が渦巻 うずま いて、線路 せんろ のない蒸気 じょうき 機関 きかん 車 しゃ みたいに、力 ちから はあり余 あま って脱線 だっせん 転覆 てんぷく 。
仲間 なかま の一人 ひとり がよくぼくに言 い う。「まだがんばるんですか?」と。ぼくは力 ちから なく「うーん」。
私事 しじ だが、去年 きょねん の10月 がつ から、ぼくの勤 つと め先 さき の経営 けいえい 者 しゃ が変 か わり、それに伴 ともなえ なって上司 じょうし 陣 じん の総 そう 入 いれ 替 がえ や、経営 けいえい 方針 ほうしん (言 い ってみれば、管理 かんり 主体 しゅたい の医療 いりょう ビジネス)が変 かわ った。ぼくの部署 ぶしょ も、病院 びょういん の端 はじ っこの暗 くら い、狭 せま い所 ところ から一気 いっき に、メインの場所 ばしょ で広 ひろ さも持 も て余 あま す所 ところ へと移 うつ ったり、患者 かんじゃ がいようといまいと、一 いち 日 にち 中 ちゅう 部屋 へや への廊下 ろうか 側 がわ の出入口 でいりぐち は、開 ひらき っ放 ぱな しにされ、さらに隣 となり の診察 しんさつ 室 しつ との境 さかい も開 ひらけ っ放 ぱな しとなって、プライバシーもプライドもすっかり踏 ふ みにじられてしまった。四六時中 しろくじちゅう 、管理 かんり 職 しょく が出入 でい りし、ひどい時 とき には、郵便 ゆうびん 物 ぶつ の開封 かいふう までされ、電話 でんわ は勤務 きんむ 中 ちゅう ということで取 と りつがれず、入院 にゅういん 患者 かんじゃ は全員 ぜんいん にちかく指示 しじ が出 で て。この話題 わだい は別 べつ の機会 きかい とするが、と、いうような職場 しょくば 環境 かんきょう に落 お とし込 こ まれている今 いま 、ぼくも視 み 労協 ろうきょう 運動 うんどう も、障害 しょうがい 者 しゃ 運動 うんどう も、どこか似 に ている立場 たちば にあるのではと、ふと思 おも った。いろいろあるけど、まだ、がんばるしかないと、とりあえず言 い っておく。
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誌上 しじょう インタビュー
―益田 ますだ 毅 あつし さんに聞 き く―(第 だい 3回 かい )
き手 きて 奥山 おくやま 幸 さいわい 博 ひろし
インタビューも3回 かい 目 め になりました。今回 こんかい は「益田 ますだ 流 りゅう アクセス」についてお聞 き きしました。
(益 えき )=益田 ますだ (奥 おく )=奥山 おくやま
(奥 おく )昔 むかし に比 くら べて、視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ は街 まち 中 ちゅう を歩 ある きやすくなったと思 おも いますか。
(益 えき )車 しゃ が増 ふ えたということが大 おお きな意味 いみ を持 も っています。国 くに 障 さわ 年 とし 以降 いこう 、声 こえ をかけてくれる人 ひと が増 ふ えました5戦 せん 後 ご の一時期 いちじき 、健常 けんじょう 者 しゃ にゆとりがなかったせいか、障害 しょうがい 者 しゃ に対 たい する接 せっ し方 かた が、私 わたし 達 たち にとっては辛 つら いような事 こと もありました。最近 さいきん は地下鉄 ちかてつ などで「御 ご 案内 あんない しましょうか」と声 こえ をかける人 ひと が多 おお くなりました。
(奥 おく )外 そと を歩 ある くことはどうでしょう。昔 むかし は点字 てんじ ブロックなどなかったと思 おも いますが。
(益 えき )昔 むかし は歩道 ほどう の方 ほう がかえって歩 ある きにくかったですね。終戦 しゅうせん 直後 ちょくご などは車 くるま もほとんど通 とお らなかったので、車道 しゃどう を歩 ある いた事 こと もありました。大 おお きな通 とお りでは・歩道 ほどう もそれなりに広 ひろ いのですが・裏通 うらどお りの歩道 ほどう は狭 せま いし、電柱 でんちゅう もあったりして危険 きけん ですね。大 おお きな道路 どうろ から一 ひと つ中 ちゅう に入 はい った少 すこ し大 おお きめの裏道 うらみち を歩 ある くのがいい方法 ほうほう だと思 おも います。これも時代 じだい によりますが、現在 げんざい のように家 いえ が沢山 たくさん 建 た っているといいのですが、何 なに もなくて原 はら っぱになっていると困 こま ります。
(奥 おく )駅 えき を使 つか ったり、電車 でんしゃ に乗 の ることで感 かん じていることはありますか。
(益 えき )よく利用 りよう しているのは、JRでは田端 たばた 、地下鉄 ちかてつ では千代田 ちよだ 線 せん の千駄木 せんだぎ です。三田 みた 線 せん では千 せん 石 せき を使 つか います。千石 せんごく は使 つか いやすい駅 えき だと思 おも います。三田 みた 駅 えき では3番線 ばんせん に着 つ いたり、4番線 ばんせん に着 つ いたりします。そうすると、降 お り口 こう の位置 いち が変 かわ ってしまうので、必 かなら ず3番線 ばんせん に着 つ くのか、4番線 ばんせん に着 つ くのかを言 い ってもらいたいと思 おも います。まだまだ言 い わない車掌 しゃしょう もい
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ますので。僕 ぼく の場合 ばあい は脇 わき のお客 きゃく さんに「終点 しゅうてん までいらっしゃいますか」と聞 き きます。そして何 なん 番線 ばんせん に着 つ いたのか見 み てもらいます。勘違 かんちが いして、転落 てんらく して怪我 けが をした人 ひと もいるようです。
(奥 おく )駅 えき での券売 けんばい 機 き や改札 かいさつ 、ホームヘの案内 あんない などはどうですか。
(益 えき )僕 ぼく の場合 ばあい は、大体 だいたい 晴眼 せいがん 者 しゃ に買 か ってもらいます。20年 ねん ほど前 まえ 、視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ の集 あつ まりの時 とき にこんな事 ごと を言 い った人 ひと がいました。「点字 てんじ 表示 ひょうじ などができることによって、多 おお くのものを失 うしな うことに気付 きづ かないか。見方 みかた によっては一 いち 歩 ほ 前進 ぜんしん かもしれないが、それまでの駅員 えきいん との関係 かんけい なども失 うしな われてしまうことになる。他 た の乗客 じょうきゃく も、自分 じぶん 達 たち の手 て が省 はぶ けるというように理解 りかい してしまうかもしれない。」
(奥 おく )自分 じぶん でキップを買 か うことはほとんどないわけですか。
(益 えき )そうですね。周囲 しゅうい の人 じん か、あるいは駅員 えきいん に頼 たの みます。
(奥 おく )改札 かいさつ は、有人 ゆうじん 、自動 じどう のどちらを通 とお りますか。
(益 えき )都 と 盲 めくら 協 きょう で説明 せつめい 会 かい があり、その際 さい 「皆 みな さんは有人 ゆうじん 改札 かいさつ を通 とお って下 くだ さい」という話 はなし がありました。最初 さいしょ は有人 ゆうじん を使 つか っていましたが、最近 さいきん は自動 じどう にも少 すこ し慣 な れてきたので、そちらを使 つか う事 こと もあります。
(奥 おく )ホームで柱 はしら や自動 じどう 販売 はんばい 機 き にぶつかったり、線路 せんろ に落 お ちた経験 けいけん はありますか。
(益 えき )柱 はしら などは逆 ぎゃく に目安 めやす になります。降 お りる駅 えき の階段 かいだん の場所 ばしょ をあらかじめ駅 えき に電話 でんわ で確 たし かめておいて、適当 てきとう な車両 しゃりょう に乗 の るようにしています。乗 の る時 とき は、例 たと えば一番 いちばん 後 うし ろに乗 の って車内 しゃない を移動 いどう するわけです。これは人 ひと に教 おし えてもらった事 こと ですが、「我々 われわれ はホームを歩 ある くよりも、車内 しゃない を移動 いどう した方 ほう が安全 あんぜん である」と。晴眼 せいがん 者 しゃ は車内 しゃない を歩 ある いているのを見 み かけると、出入口 でいりぐち を捜 さが しているのかと思 おも ってしまうようです。「出口 でぐち はこちらです」とか「席 せき が空 あ いていますよ」などと声 こえ がかかりますね。そうするとこちらの事情 じじょう を説明 せつめい するようにしています。
(奥 おく )話 はなし は戻 もど りますが、線路 せんろ に落 お ちた経験 けいけん はないのですか。
(益 えき )あります。最初 さいしょ は盲学校 もうがっこう の遠足 えんそく の帰 かえ りです。上野 うえの でした。半 はん 盲 めくら の人 ひと と一緒 いっしょ に歩 ある いていたのですが、彼 かれ が先 さき に出 で ちゃったんです。僕 ぼく を捜 さが しに戻 もど ったらしいんですが、僕 ぼく もいつまでももたもたしていたらいけないと思 おも って、動 うご いたんです。そうしたら落 お ちてしまいました。同級生 どうきゅうせい の父兄 ふけい が助 たす けてくれました。2番目 ばんめ は田端 たばた 駅 えき で、10年 ねん ほど前 まえ です。駅員 えきいん 2人 にん で上 あ げてくれました。
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(奥 おく )それはどういう状況 じょうきょう だったんですか。
(益 えき )まだ一番 いちばん 端 はし ではないと思 おも って歩 ある いていたら落 お ちてしまいました。
(奥 おく )バスの停留所 ていりゅうじょ の位置 いち はどのように確 たし かめますか。
(益 えき )最近 さいきん は「あんどん型 がた 」が増 ふ えたので安全 あんぜん ですね。まわりの人 ひと に聞 き きます。椅子 いす のおいてある所 ところ も多 おお くなったのでわかりやすくなりました。
(奥 おく )バスで不便 ふべん を感 かん じることはありますか。
(益 えき )不便 ふべん というよりも、最近 さいきん は運転 うんてん 手 しゅ の態度 たいど が良 よ くなりましたね。昔 むかし は横柄 おうへい な人 ひと がいると会社 かいしゃ に電話 でんわ をして「今 いま こういうバスに乗 の ったんだが対応 たいおう が悪 わる かった」とクレームをつけました。バスを降 お りてからの事 こと ですが工事 こうじ などでバス停 ばすてい の位置 いち が時々 ときどき 変 かわ る事 こと があるんですが、これは困 こま りますね。近 ちか くの客 きゃく に駅 えき まで案内 あんない してもらうこともあります。
(奥 おく )タクシーについてはどうですか。
(益 えき )大勢 おおぜい 並 なら んでいる時 とき は、前 まえ の人 ひと に頼 たの むと、「どうぞお先 さき に」と言 い われてしまうので、後 ご の人 ひと に頼 たの むことにしています。後 のち にいない場合 ばあい には前 まえ の人 ひと に頼 たの みますが、後 のち に来 き たらその人 ひと に頼 たの んで、「後 ご の人 ひと に頼 たの みましたから」と前 まえ の人 ひと に伝 つた えます。
(奥 おく )路上 ろじょう で止 と める時 とき は。
(益 えき )大体 だいたい 人 じん に頼 たの みます。
(奥 おく )では益田 ますだ さんの基本 きほん パターンは、まわりの人 ひと に頼 たの んでしまうということですね。
(益 えき )そうですね。
(奥 おく )タクシーに乗 の ってトラブルになったような事 こと はありますか。
(益 えき )ずっと昔 むかし に一度 いちど ありましたね。こちらが少 すこ し文句 もんく を言 い ったら、「だから私 わたし 達 たち も乗 の せるのが嫌 いや なんですよ」と言 い ってました。しかし、トラブルみたいなことはほとんどありませんね。
(奥 おく )飛行機 ひこうき に乗 の ったことは。
(益 えき )一 いち 回 かい あります。刑法 けいほう 改悪 かいあく に関 かん する集会 しゅうかい が九州大学 きゅうしゅうだいがく で行 おこな われた時 とき です。新幹線 しんかんせん で行 い くつもりでしたが、間 あいだ に会 あ わなくて精神 せいしん 科 か のお医者 いしゃ さんと一緒 いっしょ に行 い きました。
(奥 おく )何 なに か交通 こうつう 機関 きかん のことなどで気 き になることは。
(益 えき )乗換 のりか えですね。夢 ゆめ にみたこともありますよ。かなり気 き になっていたんですね。秋葉原 あきはばら で総武 そうぶ 線 せん に乗 の り換 か えたりする場合 ばあい 、近 ちか くの客 きゃく に誘導 ゆうどう を頼 たの みます。地下鉄 ちかてつ は比較的 ひかくてき そういうサービスをよくしてくれます。
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JRも大部 たいぶ 変 かわ りました。駅員 えきいん は減 へ ったかもしれませんが、サービスは良 よ くなったように感 かん じます
(奥 おく )歩道 ほどう の自動 じどう 販売 はんばい 機 き などはじゃまになりませんか。
(益 えき )商店 しょうてん の看板 かんばん が出 で ていることがありますが、あれは困 こま りますね。
(奥 おく )音 おと の出 で る信号 しんごう も増 ふ えましたが。
(益 えき )特 とく に便利 べんり とは感 かん じません。人 ひと に頼 たの みますから。荻 おぎ 昌弘 まさひろ さんという評論 ひょうろん 家 か の弟 おとうと という人 ひと に誘導 ゆうどう してもらったことがあります。声 こえ がよく似 に ていました。
(奥 おく )ガイドヘルパーについて何 なに かありますか。
(益 えき )比較的 ひかくてき 利用 りよう しています。以前 いぜん は1日 にち 4時 じ 間 あいだ という制限 せいげん がありましたが、最近 さいきん はなくなりました。何人 なんにん いても足 た りないという気 き がします。主婦 しゅふ の方 ほう が多 おお いので夜間 やかん はむづかしいようです。
(奥 おく )制度 せいど 面 めん で改善 かいぜん すべき所 ところ はありますか。
(益 えき )講習 こうしゅう を受 う けなければならないことになっていますが、緩 ゆる やかでもいいと思 おも っています。
(奥 おく )どうもありがとうございました。一応 いちおう 3回 かい 目 め ということでインタビューは区切 くぎ りにしたいと思 おも いますが、機関 きかん 誌 し などについて御 ご 意見 いけん があればおねがいします。
(益 えき )こういう形 かたち で取 と り上 あ げてもらって感謝 かんしゃ しています。できれば自分 じぶん で文章 ぶんしょう を書 か いてみようかという気 き になりました。
(奥 おく )是非 ぜひ 書 か いて下 くだ さい。それでは終 お わります。
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視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ にとって「福祉 ふくし のまちづくりとは?」
視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ 労働 ろうどう 問題 もんだい 協議 きょうぎ 会 かい (文責 ぶんせき 宮 みや )
はじめに
「すべての人 ひと があらゆる社会 しゃかい の領域 りょういき で自由 じゆう に行動 こうどう し、社会 しゃかい 参加 さんか できるようなまちづくり」(大阪 おおさか 府 ふ 福祉 ふくし のまちづくり条例 じょうれい )
「建物 たてもの に入 い れない事 こと 、交通 こうつう 機関 きかん を使 つか えない事 こと 、教育 きょういく ・雇用 こよう への参加 さんか を否定 ひてい されている事 こと 、これらを私 わたし 達 たち は差別 さべつ と呼 よ ぶのです。」(A・ラツカ)
視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ にとって住 す みよいまちとは?
(1)自分 じぶん が今 いま どこにいるのかがわかりやすいまち。
(2)行 い きたい方向 ほうこう や場所 ばしょ へ行 い く方法 ほうほう がわかりやすいまち。
(3)落 お ちたりぶつかったりする危険 きけん の少 すく ないまち。
(一言 ひとこと で言 い えば情報 じょうほう と安全 あんぜん が確保 かくほ されているまち)
視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ の問題 もんだい の特徴 とくちょう
(1)いわゆる「ハード」よりはソフトにあたる部分 ぶぶん が重要 じゅうよう であること。(視覚 しかく は物理 ぶつり 的 てき ちからは持 も たないが、極 きわ めて優 すぐ れた情報 じょうほう 器官 きかん であるから)
(2)施設 しせつ ・設備 せつび がなくても何 なに とか出来 でき ない事 こと はないが、設備 せつび があっても完 かん 壁 かべ とはならない。(例 たと えば点字 てんじ ブロックがなければ絶対 ぜったい に歩 ある けないわけではないが、あっても安全 あんぜん が「保障 ほしょう 」されるわけではない。)
具体 ぐたい 的 てき な要望 ようぼう と課題 かだい
(1)音声 おんせい による情報 じょうほう 提供 ていきょう の充実 じゅうじつ ―言葉 ことば と音声 おんせい による情報 じょうほう は視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ にとって最 もっと も古 ふる く、最 もっと も手軽 てがる で、直接的 ちょくせつてき で、効果 こうか 的 てき なものである。音響 おんきょう 式 しき 信号 しんごう 機 き の一層 いっそう の拡大 かくだい 。公共 こうきょう 施設 しせつ 等 とう の入口 いりくち の誘導 ゆうどう チャイム。バス、電車 でんしゃ 等 とう の車内 しゃない ・車外 しゃがい の放送 ほうそう 、エレベーターや現金 げんきん 自動 じどう 預 あずか 払 はらい 機 き 、各種 かくしゅ 自販機 じはんき の音声 おんせい ガイド。
(2)点字 てんじ ブロックの意味 いみ を明確 めいかく 化 か する事 こと と、その限界 げんかい を認識 にんしき する事 こと 。―点字 てんじ ブロックにははっきりした意味 いみ を持 も たせなければならないが、同時 どうじ にあまりに多 おお くの種類 しゅるい や意味 いみ を持 も たせる事 こと は、足 あし の裏 うら の(靴 くつ 底 そこ の)感覚 かんかく を媒介 ばいかい にする限 かぎ り非 ひ 実用 じつよう 的 てき である。段差 だんさ を知 し らせるブロックは弱視 じゃくし にもわかりやすい色 いろ や材質 ざいしつ にする事 こと 。
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(3)利用 りよう 者 しゃ の身 み になって点字 てんじ 表示 ひょうじ をつける。―券売 けんばい 機 き や自販機 じはんき などへの点字 てんじ 表示 ひょうじ を一定 いってい 程度 ていど 義務付 ぎむづ けると共 とも に、駅 えき の階段 かいだん 、曲 ま がり角 かど 等 とう にも点字 てんじ 表示 ひょうじ を付 つ ける。
(4)各 かく 地域 ちいき や商店 しょうてん 街 がい 等 とう 、身近 みぢか な場所 ばしょ の点字 てんじ マップを充実 じゅうじつ させる。―誰 だれ にとっても、これから行 い く場所 ばしょ に対 たい する予備 よび 知識 ちしき がある事 こと は心強 こころづよ い。特 とく に視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ にとってはそれは測 はか り知 し れない安心 あんしん 感 かん をもたらす。各 かく 地域 ちいき で点訳 てんやく サークルや市民 しみん グループによって作 つく られている、そうした身近 みぢか な地域 ちいき のマップ作 づく りに助成 じょせい し、それを視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ が購入 こうにゅう しやすくする。
(5)各種 かくしゅ 道路 どうろ 工事 こうじ の際 さい の安全 あんぜん 確保 かくほ のための十分 じゅうぶん な基準 きじゅん を作 つく る。―昨年 さくねん 、秋田 あきた で下水道 げすいどう 工事 こうじ 中 ちゅう の道路 どうろ で視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ が転落 てんらく し重傷 じゅうしょう を負 お っている。建設 けんせつ 局 きょく 、交通 こうつう 局 きょく 、水道局 すいどうきょく に対 たい し下請 したう けも含 ふく めた安全 あんぜん 基準 きじゅん 作 づく りを要求 ようきゅう する。
(6)ホームに地下鉄 ちかてつ 南北 なんぼく 線 せん のような開閉 かいへい 式 しき 安全 あんぜん 柵 しがらみ を設置 せっち する事 こと 。(点字 てんじ ブロックは絶対 ぜったい ではない。事実 じじつ 、ここ2、3年 ねん かえって事故 じこ が増 ふ えているかも。)
(7)いつでも、どこでもガイドヘルパーが使 つか えるようにする。―情報 じょうほう 、誘導 ゆうどう 、安全 あんぜん 、すべての条件 じょうけん からみて「人間 にんげん 」は優秀 ゆうしゅう なガイドシステムである。但 ただ し、一人 ひとり で移動 いどう する「危険 きけん な自由 じゆう 」も捨 す てがたいし、まして、「ガイドつき」で歩 ある くことが陰 かげ に陽 ひ に押 お しつけられるような事 こと は許 ゆる されない。
(8)とかく忘 わす れがちな、弱視 じゃくし のための情報 じょうほう や安全 あんぜん を確保 かくほ する対策 たいさく に力 ちから を入 い れる。
(9)まちづくりの基本 きほん として障害 しょうがい 者 しゃ が「住 す む権利 けんり 」を確立 かくりつ する。―移動 いどう の自由 じゆう はもちろん大切 たいせつ だが、そもそも一人 ひとり の市民 しみん としてまちに住 す む権利 けんり が確立 かくりつ されていなければ、「福祉 ふくし のまちづくり」はあり得 え ない。障害 しょうがい 者 しゃ の住 す める公営 こうえい 住宅 じゅうたく を充実 じゅうじつ させると共 とも に、民間 みんかん アパート等 とう の借上 かりあ げや不動産 ふどうさん 業者 ぎょうしゃ への指導 しどう を通 つう じて、障害 しょうがい 者 しゃ が住 す みたい地域 ちいき に自由 じゆう に住 す める住環境 じゅうかんきょう を整備 せいび する。ある意味 いみ で福祉 ふくし のまちづくりの第一歩 だいいっぽ 。
(10)エレベーター、ATM等 とう のタッチセンサー式 しき の機械 きかい を視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ にも使 つか えるものにする事 こと 。
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視 し 労協 ろうきょう 、駅 えき 点検 てんけん 報告 ほうこく
※営団 えいだん 地下鉄 ちかてつ 南北 なんぼく 線 せん 『箱 はこ 形 がた ホーム』も見 み て来 き ましたよう!!
今年 ことし も、交通 こうつう アクセス全国 ぜんこく 大 だい 行動 こうどう が10月11・12日 にち の両日 りょうじつ 行 おこ なわれ、各地 かくち でさまざまな形 かたち の取 と り組 く みがなされました。
私 わたし 達 たち 視 し 労協 ろうきょう は行動 こうどう に参加 さんか するにあたって、視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ の立場 たちば で駅 えき 点検 てんけん を実施 じっし しました。東京 とうきょう のJR山 やま の手線 てせん 内 ない 29駅 えき のうち、10駅 えき を選 えら び、(1)券売 けんばい 機 き および階段 かいだん ・てすりの点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ 、(2)点字 てんじ ブロックの敷設 ふせつ 状 じょう 況 きょう と危険 きけん 箇所 かしょ のチェック、(3)構内 こうない および車内 しゃない アナウンスの3点 てん に注目 ちゅうもく しながら歩 ある いて見 み ました。勤務 きんむ 時間 じかん 外 がい や休日 きゅうじつ を利用 りよう して行 おこ ないましたが、たくさんの利用 りよう 者 しゃ のすきまをみつけて券売 けんばい 機 き に触 ふ れたりホームでは、頻繁 ひんぱん に出入 でい りする電車 でんしゃ の合間 あいま を縫 ぬ って、柱 はしら や人 ひと をよけたり人 ひと にぶつかったりしながら、端 はし から端 はし まで歩 ある くのですからなかなか大変 たいへん なものがありました。さらに、行動 こうどう 日 び 当日 とうじつ 営団 えいだん 地下鉄 ちかてつ 南北 なんぼく 線 せん の『箱 はこ 形 がた ホーム』を点検 てんけん するという独自 どくじ の行動 こうどう を組 く みました。以下 いか 、それらの点検 てんけん 報告 ほうこく をします。
1 JR山 やま の手線 てせん
※点検 てんけん を行 おこ なった駅 えき 東京 とうきょう 、神田 かんだ 、秋葉原 あきはばら 、上野 うえの 、池袋 いけぶくろ 、高田馬場 たかだのばば 、新宿 しんじゅく 、渋谷 しぶや 、品川 しながわ 、田町 たまち 。
1.東京 とうきょう 駅 えき
(1)点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ
(ア)券売 けんばい 機 き :八重洲 やえす 北口 きたぐち 、丸ノ内 まるのうち 北口 きたぐち 同 おな じく地下 ちか 北口 きたぐち いずれもJR線 せん 内 ない 近距離 きんきょり 運賃 うんちん ボタン、呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しボタンにあり。その他 た 、切符 きっぷ 枚数 まいすう 、子供 こども 切 き り換 か えボタン、新幹線 しんかんせん 自由 じゆう 券 けん 、他 た の路線 ろせん 乗換 のりか え、回数 かいすう 券 けん 、カード専用 せんよう なし。自動 じどう 精算 せいさん 機 き には、一切 いっさい なし。
(イ)階段 かいだん ・てすり:場所 ばしょ によって在 あ る所 ところ と無 な い所 ところ あり。なお、現在 げんざい 全面 ぜんめん 工事 こうじ 中 ちゅう の9番線 ばんせん には、その旨 むね の表示 ひょうじ その他 た の案内 あんない 全 まった くなし。
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(2)点字 てんじ ブロックの敷設 ふせつ 状 じょう 況 きょう と危険 きけん 箇所 かしょ のチェック。
(ア)通路 つうろ には誘導 ゆうどう ブロックなし。各 かく 階段 かいだん おどり場 ば なし。ホームあり。
(イ)1・2番線 ばんせん [中央 ちゅうおう 線 せん ]:有楽町 ゆうらくちょう 側 がわ は工事 こうじ 中 ちゅう の為 ため 、仮 かり のブロックが敷設 ふせつ されておりやや細 ほそ め。さらに、場所 ばしょ によって上 うえ からテープどめされており、弱視 じゃくし にはとびとびに見 み え足 あし 先 さき でも不安定 ふあんてい 。
(ウ)3・4番線 ばんせん [京浜東北 けいひんとうほく 線 せん 、山 やま の手線 てせん ]:3番線 ばんせん のブロックのすぐ接 せっ した位置 いち に2・3本 ほん 柱 はしら あり。南口 みなみぐち への階段 かいだん 脇 わき に接 せっ して柱 はしら があり、登 のぼ ってすぐ回 まわ り込 こ むと衝突 しょうとつ する。同 おな じく、有楽町 ゆうらくちょう 側 がわ は工事 こうじ 中 ちゅう の為 ため のフェンスがブロック上 じょう にあり、直進 ちょくしん すると衝突 しょうとつ する。
(エ)5・6番線 ばんせん [京浜東北 けいひんとうほく 線 せん 、山 やま の手線 てせん ]:中央 ちゅうおう 階段 かいだん のエスカレーターに乗 の る際 さい ブロックは無 な いが、ホームに登 のぼ って進 すす むと1m程 ほど 前 まえ に、エスカレーターのはばに併 あわ せて横 よこ に敷設 ふせつ されている(必要 ひつよう かどうか?)。工事 こうじ 中 ちゅう の為 ため のフェンスがブロック上 じょう にあり他 ほか のホーム同様 どうよう 危険 きけん 。
(オ)7・8番線 ばんせん [東海道 とうかいどう 線 せん ]:ブロックと柱 はしら との間 あいだ が狭 せま い。神田 かんだ 側 がわ ホームから通路 つうろ への階段 かいだん の下 した 1/3程 ほど から徐々 じょじょ に横 よこ はばが広 ひろ くなっており不安 ふあん 感 かん がある。
(カ)9・10番線 ばんせん [東海道 とうかいどう 線 せん ]:10番線 ばんせん の先端 せんたん はブロックが切 き れている。
(キ)八重洲 やえす 南口 みなみぐち への通路 つうろ で6・7段 だん の階段 かいだん を登 のぼ ると、ブロックが5・60cm せんちめーとる 離 はな れて敷設 ふせつ 。又 また 、登 のぼ った所 ところ に大 おお きな柱 はしら 在 あ り。
(ク)丸ノ内 まるのうち 北口 きたぐち 、有人 ゆうじん 改札 かいさつ を出 で て自動 じどう 改札 かいさつ を右手 みぎて にして並行 へいこう に進 すす むと壁 かべ に突 つ き当 あ たる。
(ケ)地下 ちか ホームではホームまでの三 みっ つの動 うご く歩道 ほどう 、三 みっ つのエスカレーター乗 の り継 つ ぎの間 あいだ 誘導 ゆうどう ブロックなし。1・2番線 ばんせん [京葉 けいよう 線 せん 、武蔵野線 むさしのせん 方面 ほうめん ]はブロックとホームの淵 ふち までの距離 きょり が60cm せんちめーとる 程 ほど と狭 せま い。さらに、丸 まる い大 おお きな柱 はしら がブロックに接近 せっきん しているため衝突 しょうとつ の恐 おそ れが有 あ るうえ、それをよけて歩 ある くと電車 でんしゃ との接触 せっしょく も考 かんが えられる。ホーム先端 せんたん ではストップのしるしが無 な いため壁 かべ に衝突 しょうとつ する危険 きけん 性 せい あり。3・4番線 ばんせん も同様 どうよう で柱 はしら が接近 せっきん しており、先端 せんたん もブロックからいきなり壁 かべ になる。さらに、反対 はんたい 側 がわ の端 はし には両側 りょうがわ とも柵 しがらみ が無 な いため転落 てんらく の恐 おそ れもある。
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(コ)神田 かんだ 側 がわ 階段 かいだん 下 か のブロックは階段 かいだん にぴったり接 せっ して細 ぼそ くきづかない可能 かのう 性 せい があり、色 いろ も階段 かいだん と同形 どうけい 色 しょく のため弱視 じゃくし には非常 ひじょう に見 み にくくなっている。
2.神田 かんだ 駅 えき
(1)点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ
(ア)券売 けんばい 機 き :JR線 せん 内 ない 近距離 きんきょり 運賃 うんちん ボタンと、呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しボタン(無 む い所 どころ もあるが)に、表示 ひょうじ あり。その他 た のものにはなし。自動 じどう 精算 せいさん 機 き には無 な し。運賃 うんちん 一覧 いちらん 表 ひょう が券売 けんばい 機 き と券売 けんばい 機 き の間 あいだ 1箇所 かしょ に張 は り出 だ されている。(偶然 ぐうぜん 発見 はっけん )
(イ)階段 かいだん ・てすり:5・6番線 ばんせん なし。3・4番線 ばんせん 東京 とうきょう 側 がわ あり。(片側 かたがわ )
(2)点字 てんじ ブロックの敷設 ふせつ 状 じょう 況 きょう と危険 きけん 箇所 かしょ のチェック。
(ア)通路 つうろ は改札 かいさつ 近 ちか くにのみ誘導 ゆうどう ブロックあり。各 かく 階段 かいだん のおどり場 ば にはなし。ホームあり。
(イ)1・2番線 ばんせん [京浜東北 けいひんとうほく 線 せん 、山 やま の手線 てせん ]:ホームが他 た の二 ふた つのホームよりやや短 みじか いため他 た のホームに気 き をとられていると危険 きけん かもしれない。
(ウ)3・4番線 ばんせん [京浜東北 けいひんとうほく 線 せん 、山 やま の手線 てせん ]秋葉原 あきはばら 側 がわ 先端 せんたん のブロックの終 おわ る位置 いち は柱 はしら が在 あ ってホームも非常 ひじょう に狭 せま くなっており危険 きけん である。又 また 、ホームを斜 なな めに走 はし る細 ほそ い溝 みぞ (みずはけのものか?)がブロックと交差 こうさ していて紛 まぎ らわしい。
(エ)5・6番線 ばんせん [中央 ちゅうおう 線 せん ]:東京 とうきょう 側 がわ のブロックが終 おわ ってさらに先端 せんたん まで距離 きょり が在 あ るにもかかわらず両側 りょうがわ に柵 しがらみ が全 まった くない。ブロックとホームの淵 ふち との距離 きょり が6・70cm せんちめーとる しかない。3・4番線 ばんせん と同様 どうよう 溝 みぞ とブロックが交差 こうさ している箇所 かしょ がある。
(オ)北 きた ・南口 みなみぐち :改札 かいさつ へむかって降 お り階段 かいだん に大 おお きな柱 はしら がはみだしている。改札 かいさつ をはさんでブロックが並行 へいこう に敷設 ふせつ されているが、有人 ゆうじん 改札 かいさつ の反対 はんたい 側 がわ の改札 かいさつ 内 ない は男子 だんし トイレになっている。(女子 じょし トイレは階段 かいだん 側 がわ 。点字 てんじ 表示 ひょうじ なし)
(カ)北 きた ・東口 ひがしぐち :(オ)と同様 どうよう に改札 かいさつ に並行 へいこう のブロックは改札 かいさつ 内 ない では蕎 そば 屋 や 、外 そと では壁 かべ に突 つ き当 あ たっている。
3.秋葉原 あきはばら 駅 えき
(1)点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ 。
(ア)券売 けんばい 機 き :JR線 せん 内 ない 近距離 きんきょり 運賃 うんちん ボタン、呼 よ び出 だ し、取消 とりけし ボタンあり。
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その他 た なし。運賃 うんちん 一覧 いちらん 表 ひょう あり。自動 じどう 精算 せいさん 機 き にはなし。
(イ)階段 かいだん ・てすり:全 まった くなし。
(2)点字 てんじ ブロックの敷設 ふせつ 状 じょう 況 きょう と危険 きけん 箇所 かしょ のチェック。
(ア)通路 つうろ は誘導 ゆうどう ブロックなし。(但 ただ し、電機 でんき 街 がい 口 こう 改札 かいさつ 近 ちか くにはあり。)階段 かいだん おどり場 ば なし。ホームあり。
(イ)1・2番線 ばんせん [京浜東北 けいひんとうほく 線 せん 、山 やま の手線 てせん ]:ホームが非常 ひじょう に狭 せま くブロックとホームの淵 ふち との距離 きょり も短 みじか く柱 はしら がブロックに接近 せっきん しており歩 ある きにくい。
(ウ)3・4番線 ばんせん [京浜東北 けいひんとうほく 線 せん 、山 やま の手線 てせん ]:御徒 おかち 町 まち 側 がわ 先端 せんたん は停車 ていしゃ 位置 いち をややこえた所 ところ で建物 たてもの に突 つ き当 あ たり、ブロックがさらにその脇 わき を走 はし っている。そこから逆戻 ぎゃくもど りして神田 かんだ 側 がわ に歩 ある くと一 ひと つ目 め の登 のぼ り階段 かいだん に行 い く間 あいだ に柱 はしら が3本 ほん も接近 せっきん している。1・2番線 ばんせん 同様 どうよう ホームが狭 せま く階段 かいだん 脇 わき を通 とお るのも恐怖 きょうふ である。
(エ)5番線 ばんせん 、6番線 ばんせん ともそれぞれ相対 そうたい 形 がた ホームで1・2番線 ばんせん 、3・番線 ばんせん の2本 ほん の並行 へいこう したホームの上 うえ に直角 ちょっかく に走 はし っている。1・2、3・4から5番線 ばんせん 、6番線 ばんせん に行 い くにはそれぞれ色分 いろわ けしているようである。
(オ)6番線 ばんせん [総武線 そうぶせん ]昭和 しょうわ 通 どお り口 こう への誘導 ゆうどう ブロック無 な し。エスカレーターでホームに登 のぼ り中央 ちゅうおう を進 すす むと鉄板 てっぱん が誘導 ゆうどう ブロックと思 おも い違 ちが いしそうな状態 じょうたい で続 つづ く。
4.上野 うえの 駅 えき
(1)点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ 。
(ア)券売 けんばい 機 き :JR線 せん 内 ない 近距離 きんきょり 運賃 うんちん ボタンあり。(但 ただ し、ボタンの上側 うわがわ に表示 ひょうじ されている形 かたち が多 おお いが中 なか には下 した のものもみとめられ不 ふ 統一 とういつ 。)呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しボタンあり。(但 ただ し、下 した 側 がわ がほとんどだが中央 ちゅうおう 口 こう にはボタンの横 よこ にはがれかけて付 つ いているものや下 した に在 あ ってもボタンからかなり離 はな れているものがある。)その他 た なし。運賃 うんちん 一覧 いちらん 表 ひょう 一 いち 応 おう あり。
(イ)階段 かいだん ・てすり:全 すべ てにあり。(但 ただ し、どちら側 がわ がなん番線 ばんせん か不明瞭 ふめいりょう 。どの方面 ほうめん の改札 かいさつ 口 こう かの案内 あんない はされている。)
(2)点字 てんじ ブロックの敷設 ふせつ 状 じょう 況 きょう と危険 きけん 箇所 かしょ のチェック。
(ア)各 かく 通路 つうろ 誘導 ゆうどう ブロックあり。各 かく 階段 かいだん おどり場 ば なし。ホームあり。
(イ)1・2番線 ばんせん [京浜東北 けいひんとうほく 線 せん 、山 やま の手線 てせん ]:ブロックに接 せっ している柱 はしら がなん本 ほん もある。公園 こうえん 口 こう ・浅草 あさくさ ロホームからの登 のぼ り階段 かいだん 脇 わき に大 おお きな柱 はしら がある。
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ホーム先端 せんたん はブロックが続 つづ いているが両側 りょうがわ 柵 しがらみ なし。
(ウ)3・4番線 ばんせん [京浜東北 けいひんとうほく 線 せん 、山 やま の手線 てせん ]:ブロックに接近 せっきん して柱 はしら あり。それぞれの端 はし に柵 しがらみ なし。停車 ていしゃ 位置 いち をこえてブロックが敷設 ふせつ されており、そのまま進 すす むと転落 てんらく や衝突 しょうとつ の危険 きけん あり。
(エ)1・2番線 ばんせん から3・4番線 ばんせん にかけての中央 ちゅうおう 不 ふ 忍 にん 口 こう にむかう通路 つうろ 上 じょう に、天井 てんじょう がかなり低 ひく い所 ところ が在 あ り確実 かくじつ に頭 あたま がぶつかる。
(オ)1・2番線 ばんせん と3・4番線 ばんせん の間 あいだ で中央 ちゅうおう 口 こう から不 ふ 忍 にん 口 こう へ抜 ぬ けるホームと並行 へいこう した通路 つうろ があり3・4段 だん 下 お りるのだが上下 じょうげ どちらもブロックなし。
(カ)浅草 あさくさ 口 こう 公園 こうえん 口 こう へ登 のぼ るとかなり広 ひろ いフロアーになっていて誘導 ゆうどう ブロックはあるが方向 ほうこう を定 さだ めにくい。又 また 、新幹線 しんかんせん 乗 の り場 ば とJR改札 かいさつ の誘導 ゆうどう チャイムが同 おな じ音 おん であるため非常 ひじょう に不便 ふべん である。
5.池袋 いけぶくろ 駅 えき
(1)点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ 。
(ア)券売 けんばい 機 き :JR線 せん 内 ない 近距離 きんきょり 運賃 うんちん ボタンあり。(但 ただ し、西口 にしぐち 、北口 きたぐち はボタンの上側 うわがわ 。中央 ちゅうおう 口 こう は上下 じょうげ の2種類 しゅるい 。南口 みなみぐち は下 した というように不 ふ 統一 とういつ 。)呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しボタンあり。回数 かいすう 券 けん の券売 けんばい 機 き に呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しボタンあり。自動 じどう 精算 せいさん 機 き にはなし。運賃 うんちん 一覧 いちらん 表 ひょう 一 いち 応 おう あり。
(イ)階段 かいだん ・てすり:在 あ る所 ところ と無 な い所 ところ 在 あ り。(在 あ っても、『階段 かいだん 下 お りて改札 かいさつ 出口 でぐち 』というようにどの出口 でぐち なのかわからないとか番線 ばんせん の確認 かくにん ができないなど不明瞭 ふめいりょう 。)
(2)点字 てんじ ブロックの敷設 ふせつ 状 じょう 況 きょう と危険 きけん 箇所 かしょ のチェック。
(ア)通路 つうろ の誘導 ゆうどう ブロックあり。各 かく 階段 かいだん おどり場 ば になし。ホームあり。
(イ)3・4番線 ばんせん [埼京線 さいきょうせん ]:誘導 ゆうどう ブロックがホームの淵 ふち のブロックと20cm せんちめーとる 程 ほど の距離 きょり をおいて並行 へいこう に敷設 ふせつ されている箇所 かしょ が一部分 いちぶぶん あるので注意 ちゅうい 。ホーム中央 ちゅうおう 一 いち 部分 ぶぶん に誘導 ゆうどう ブロックあり。(意味 いみ 不明 ふめい 。)
(ウ)5・6番線 ばんせん [山 やま の手線 てせん ]:柱 はしら とブロックが接近 せっきん している。
(エ)3・4番線 ばんせん から中央 ちゅうおう 口 こう へ続 つづ く階段 かいだん のてすりが4・5段 だん のこして切 き れている。(そのてすりは表示 ひょうじ なし。)
(オ)西口 にしぐち に券売 けんばい 機 き までの誘導 ゆうどう ブロックあり。
(カ)北口 きたぐち の改札 かいさつ 内通 ないつう 路 ろ の床 ゆか 面 めん のカラータイルと同形 どうけい 色 しょく で弱視 じゃくし には間違 まちが い
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易 やす く不安 ふあん 感 かん が在 あ る。
6.高田馬場 たかだのばば 駅 えき
(1)点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ
(ア)券売 けんばい 機 き :JR線 せん 内 ない 近距離 きんきょり 運賃 うんちん ボタン(上 うえ )、呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しボタン(下 した )あり。他 た の路線 ろせん 乗換 のりか え券売 けんばい 機 き に呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しあり。その他 た なし。運賃 うんちん 一覧 いちらん 表 ひょう と時刻 じこく 表 ひょう あり。(戸山 とやま 口 こう )
(イ)階段 かいだん ・てすり:全 すべ てあり。(但 ただ し、西武 せいぶ 連絡 れんらく 口 こう への階段 かいだん では2・3段 だん 登 のぼ った位置 いち にずれている。)
(2)点字 てんじ ブロックの敷設 ふせつ 状 じょう 況 きょう と危険 きけん 箇所 かしょ のチェック
(ア)通路 つうろ は誘導 ゆうどう ブロックあり。階段 かいだん おどり場 ば なし。ホームあり。
(イ)ブロックに柱 はしら が接近 せっきん している。
(ウ)ホーム先端 せんたん 柵 しがらみ あり。
(エ)西武 せいぶ 連絡 れんらく 階 かい 段上 だんじょう 誘導 ゆうどう ブロックなし。
(オ)戸山 とやま 口 くち 側 がわ ホーム先端 せんたん 降 ぶ りかいだんにむかうブロックとその両側 りょうがわ の柵 しがらみ の間 あいだ を歩 ある いて行 い くと、一部 いちぶ 迷路 めいろ になっていてうっかりすると行 い き止 ど まりになってしまう。
7.新宿 しんじゅく 駅 えき
(1)点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ
(ア)券売 けんばい 機 き :JR線 せん 内 ない 近距離 きんきょり 運賃 うんちん ボタンあり(上 うえ )。呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しボタンあり(下 した )。一部 いちぶ カード専用 せんよう に運賃 うんちん 、呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しボタンあり。その他 た なし。回数 かいすう 券 けん 呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しあり。自動 じどう 精算 せいさん 機 き 呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しあり(これは10駅 えき のうち渋谷 しぶや と新宿 しんじゅく のみ)。
(イ)階段 かいだん ・てすり:片側 かたがわ だけの階段 かいだん もあるがほとんどあり、指示 しじ も分 わ かりやすい。
(2)点字 てんじ ブロックの敷設 ふせつ 状 じょう 況 きょう と危険 きけん 箇所 かしょ のチェック
(ア)通路 つうろ は誘導 ゆうどう ブロックあり。各 かく 階段 かいだん おどり場 ば なし。ホームあり。
(イ)13・14番線 ばんせん [総武線 そうぶせん 、山 やま の手線 てせん ]:南口 みなみぐち 階段 かいだん を降 お りて14番線 ばんせん 側 がわ ホームの代々木 よよぎ 側 がわ 先端 せんたん 、ブロックの終 おわ りが不明瞭 ふめいりょう なうえ柵 しがらみ がない。又 また 、階段 かいだん おどり場 ば てすり近 ちか くに柱 はしら 。13番線 ばんせん 側 がわ のブロックを新大久保 しんおおくぼ 方面 ほうめん に歩 ある くと登 のぼ り階段 かいだん 脇 わき 柱 ばしら 。さらに、先端 せんたん にむかって進 すす むと途中 とちゅう でブロックが切 き れてしま
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ってその前 ぜん 線路 せんろ ぎわには柵 しがらみ なし。但 ただ し、14番線 ばんせん 側 がわ のみ柵 しがらみ あり。
(ウ)11・12番線 ばんせん [総武線 そうぶせん 、山 やま の手線 てせん ]12番線 ばんせん 新大久保 しんおおくぼ 側 がわ 先端 せんたん 中央 ちゅうおう にホームと並行 へいこう にブロックあり(意味 いみ 不明 ふめい )。柵 しがらみ なし。12番線 ばんせん 側 がわ 柵 しがらみ あり。
(エ)9・10番線 ばんせん [中央 ちゅうおう 線 せん ]:大久保 おおくぼ 側 がわ 先端 せんたん 、ブロックがきれてその前 ぜん やや間 あいだ があいて柵 しがらみ あり。なお、7・8中央 ちゅうおう 通路 つうろ 南側 みなみがわ 階段 かいだん の案内 あんない 表示 ひょうじ が2・3段 だん 降 お りた位置 いち にある。
(オ)5・6番線 ばんせん [甲府 こうふ 方面 ほうめん 特急 とっきゅう ]:南口 みなみぐち 登 のぼ り階段 かいだん 上 じょう に突然 とつぜん 柵 しがらみ 。
(カ)3・4番線 ばんせん [成田 なりた 方面 ほうめん ]:3番線 ばんせん 側 がわ を南口 みなみぐち 方面 ほうめん に歩 ある くと、ホーム淵 ふち の滑 すべ り止 と めとブロックがまぎらわしい。
(キ)1・2番線 ばんせん [埼京線 さいきょうせん ]:柱 はしら が近 ちか い。ホーム端 はし のブロックを歩 ある いていると階段 かいだん が見付 みつ けにくい。埼京線 さいきょうせん 新 しん 南口 みなみぐち 階段 かいだん 下 か ブロックなし。代々木 よよぎ 側 がわ 一 いち 番 ばん 端 はし の停車 ていしゃ 位置 いち のややてまえで突然 とつぜん ブロックが終 おわ っていて、最 もっと も端 はし のドアからの乗 の り降 お りが危 あぶ ない。
8.渋谷 しぶや 駅 えき
(2)点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ
(ア)券売 けんばい 機 き :JR線 せん 内 ない 近距離 きんきょり 運賃 うんちん ボタンあり。カード専用 せんよう に呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しあり。左 ひだり から2、3だいめの券売 けんばい 機 き は、はがれたまま放置 ほうち 。その他 た なし。
(以上 いじょう 玉川口 たまがわぐち )自動 じどう 精算 せいさん 機 き 呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しあり(10駅 えき の内 うち 渋谷 しぶや と新宿 しんじゅく の2駅 えき のみ)。
(イ)階段 かいだん ・てすり:あり(但 ただ し、番線 ばんせん とどの方面 ほうめん かが不明瞭 ふめいりょう )。
(2)点字 てんじ ブロックの敷設 ふせつ 状 じょう 況 きょう と危険 きけん 箇所 かしょ のチェック
(ア)通路 つうろ は誘導 ゆうどう ブロックなし。各 かく 階段 かいだん おどり場 ば なし。ホームあり。
9.品川 しながわ 駅 えき
(1)点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ
(ア)券売 けんばい 機 き :JR線 せん 内 ない 近距離 きんきょり 運賃 うんちん ボタンあり(上 うえ )。呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しあり。(但 ただ し、はがれて放置 ほうち されているものあり)。その他 た なし。
(イ)階段 かいだん ・てすり:全 すべ てあり(但 ただ し、番線 ばんせん のみ。通路 つうろ の指示 しじ は、あり)。なお、使用 しよう していないホーム多数 たすう 在 あ るもよう。
(2)点字 てんじ ブロックの敷設 ふせつ 状 じょう 況 きょう と危険 きけん 箇所 かしょ のチェック
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(ア)通路 つうろ は誘導 ゆうどう ブロックなし。各 かく 階段 かいだん おどり場 ば なし。ホームあり。
(イ)柱 はしら をよけて回 まわ りこむ形 かたち の敷設 ふせつ 箇所 かしょ あり。
10.田町駅 たまちえき
(1)点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ
(ア)券売 けんばい 機 き :JR線 せん 内 ない 近距離 きんきょり 運賃 うんちん ボタンあり(下 した )。呼 よ び出 だ し、取 と り消 け しあり。その他 た なし。
(イ)階段 かいだん ・てすり:全 まった くなし。
(2)点字 てんじ ブロックの敷設 ふせつ 状 じょう 況 きょう と危険 きけん 箇所 かしょ のチェック
(ア)通路 つうろ は誘導 ゆうどう ブロックなし・階段 かいだん おどり場 ば なし。ホームあり。
(イ)1・2番線 ばんせん [京浜東北 けいひんとうほく 線 せん 、山 やま の手線 てせん ]:品川 しながわ 側 がわ は2番線 ばんせん から1番線 ばんせん 方向 ほうこう に傾斜 けいしゃ しておりさらに、ホームが狭 せま くなっていて、両側 りょうがわ のブロックの聞は1m20cm せんちめーとる 程 ほど 。ブロックが終 おわ ってさらに先端 せんたん まで距離 きょり が在 あ るが、両側 りょうがわ に柵 しがらみ が無 な くてホームの終 おわ りにかろうじて柵 しがらみ あり。
(ウ)3・4番線 ばんせん [京浜東北 けいひんとうほく 線 せん 、山 やま の手線 てせん ]:品川 しながわ 側 がわ の登 のぼ り階段 かいだん 裏 うら がむきだしの為 ため けがの恐 おそ れあり。その近 ちか くに喫煙 きつえん コーナー。
11.その他 た
(1)構内 こうない アナウンスは幾 いく 種類 しゅるい もの電車 でんしゃ が発着 はっちゃく する駅 えき では番線 ばんせん と、どの方面 ほうめん の電車 でんしゃ なのかを比較的 ひかくてき 案内 あんない している。[東京 とうきょう 、高田馬場 たかだのばば 、新宿 しんじゅく 、品川 しながわ ]京浜東北 けいひんとうほく と山 やま の手 て だけの駅 えき ではほとんど『1番線 ばんせん に電車 でんしゃ がまいります』のように、どの方面 ほうめん なのかが分 わ からない。又 また 、車内 しゃない アナウンスは小 ちい さくて聞取 ききと りにくいばあいや日 にち 中 ちゅう など全 まった く案内 あんない の無 な いばあいも在 あ る。
(2)誘導 ゆうどう チャイムは、人 ひと の動 うご きで消 け されぎみだったりするが一応 いちおう 目安 めやす になる。[上野 うえの 、池袋 いけぶくろ 、高田馬場 たかだのばば 、新宿 しんじゅく
(3)ホームの淵 ふち の音声 おんせい 案内 あんない 『足下 あしもと に御 ご 注意 ちゅうい ください』と電車 でんしゃ の入 はい っている間 あいだ 繰 く り返 かえ すもの。どの程度 ていど 役 やく だっているか検討 けんとう の必要 ひつよう あり。[新宿 しんじゅく 、渋谷 しぶや ]
(4)エスカレーター周辺 しゅうへん の誘導 ゆうどう の在 あ り方 かた (登 のぼ りか下 くだ りかの案内 あんない 。乗 の る位置 いち の確認 かくにん 方法 ほうほう など)。
(5)トイレは壁 かべ にてすりを付 つ けて点字 てんじ 表示 ひょうじ が在 あ ると良 よ い。左右 さゆう の統一 とういつ 。
(6)喫煙 きつえん コーナーにブロックを。
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2.営団 えいだん 地下鉄 ちかてつ 南北線 なんぼくせん
1.駒込 こまごみ 駅 えき
(1)点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ
(ア)券売 けんばい 機 き :運賃 うんちん ボタンにあり。運賃 うんちん 一覧 いちらん 表 ひょう あり(現在 げんざい 6駅 えき )。
(イ)階段 かいだん ・てすり:地下 ちか に降 お りる階段 かいだん ・てすりに南北 なんぼく 線 せん で有 あ る事 こと と階段 かいだん 番号 ばんごう 明記 めいき 。改札 かいさつ 内 ない てすりにも明確 めいかく に表示 ひょうじ されている。
(2)点字 てんじ ブロックの敷設 ふせつ 状 じょう 況 きょう と危険 きけん 箇所 かしょ のチェック
(ア)通路 つうろ は誘導 ゆうどう ブロックあり。階段 かいだん おどり場 ば なし。ホームあり。
(イ)ホームは階段 かいだん 以外 いがい 全 すべ てフェンスに囲 かこ まれており転落 てんらく の危険 きけん はない。
(ウ)ホーム淵 ふち のブロックは電車 でんしゃ とフェンスの2重 じゅう ドアの位置 いち に敷設 ふせつ 。
(エ)なれないせいかやや圧迫 あっぱく 感 かん あり。
2.その他 た
(1)車内 しゃない アナウンスはテープによるもの。
(2)各 かく 車両 しゃりょう にボックス席 せき 一 ひと つ。4両 りょう 編成 へんせい の3両 りょう 目 め (駒込 こまごめ から王子 おうじ 方向 ほうこう のばあい。逆 ぎゃく は2両 りょう 目 め )車椅子 くるまいす 席 せき あり。まどは上 うえ が開 ひら くように成 な っている。車内 しゃない 全体 ぜんたい がゆったりしている。
以上 いじょう の点検 てんけん 結果 けっか から現在 げんざい の駅 えき は事故 じこ が何 なん 時 じ 起 お きても不思議 ふしぎ では無 な い危険 きけん な状態 じょうたい に有 あ る事 こと が明 あき らかです。点字 てんじ ブロックを利用 りよう して移動 いどう したばあいの柱 はしら や壁 かべ との衝突 しょうとつ 、又 また 、階段 かいだん 脇 わき を歩 ある けば大 おお きな柱 はしら をよけて電車 でんしゃ との接触 せっしょく が考 かんが えられます。狭 せま いホームではラッシュ時 じ に押 お し出 だ されて線路 せんろ に転落 てんらく した事故 じこ も過去 かこ に有 あ りました。衝突 しょうとつ 、接触 せっしょく 、転落 てんらく …全 すべ て私 わたし 達 たち 障害 しょうがい 者 しゃ だけの問題 もんだい では無 な く利用 りよう 者 しゃ 全員 ぜんいん に拘 かか わって来 く るものです。
又 また 、視覚 しかく だけでなく聴覚 ちょうかく にも障害 しょうがい の有 あ るなかまたちにとってはさらに深刻 しんこく な状況 じょうきょう に違 ちが い有 あ りません。同 おな じ視覚 しかく 障害 しょうがい といってもそれぞれ得意 とくい 不得意 ふとくい も有 あ り同 おな じ危険 きけん と言 い っても様々 さまざま です。そういう中 なか から共通 きょうつう 部分 ぶぶん を見 み いだしたり違 ちが いを確認 かくにん したりする為 ため に多 おお くのなかまや健常 けんじょう 者 しゃ にも呼 よ び掛 か けて、駅 えき や町 まち をテーマに学習 がくしゅう 会 かい を組 く むのも必要 ひつよう ではないでしょうか。
南北線 なんぼくせん ホームの点検 てんけん 報告 ほうこく の所 ところ でも触 ふ れたように、より安全 あんぜん なものを求 もと めて
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追究 ついきゅう して行 い く必要 ひつよう が有 あ るのだと思 おも います。電車 でんしゃ が駅 えき に着 つ いてドアが開 ひら いたのにフェンス側 がわ が開 ひら かないとしたら閉 と じ込 こ められてどうすればよいでしょうか。勿論 もちろん それは手動 しゅどう で開 あ けられるでしょう。でも実際 じっさい にそうなったら怖 こわ い気 き がします。なにかの状況 じょうきょう で線路 せんろ 上 じょう を歩 ある いても、駅 えき も壁 かべ になっていてホームに上 あ がる事 こと が出来 でき ない…などなど考 かんが えれば際限 さいげん は有 あ りませんが、あらゆる角度 かくど から検討 けんとう しておく必要 ひつよう は有 あ ると思 おも います。確 たし かに現状 げんじょう では最 もっと も安全 あんぜん な方法 ほうほう かも知 し れないのですから。
今回 こんかい は改札 かいさつ 外 がい 通路 つうろ など充分 じゅうぶん 点検 てんけん 出来 でき なかった所 ところ もたくさん有 あ りましたが、多 おお くの危険 きけん な箇所 かしょ を見付 みつ けました。又 また 、点字 てんじ 表示 ひょうじ やアナウンス、誘導 ゆうどう チャイムなど私 わたし 達 たち が快適 かいてき に利用 りよう 出来 でき る為 ため の手段 しゅだん をより充実 じゅうじつ させる必要 ひつよう が有 あ る事 こと も確認 かくにん しました。引 ひ き続 つづ き点検 てんけん や分析 ぶんせき を重 かさ ね具体 ぐたい 的 てき な対策 たいさく を申 もう し入 い れて行 い かなければなりません。
私 わたし 達 たち 視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ は、移動 いどう に関 かん して比較的 ひかくてき 自由 じゆう で有 あ り又 また 、収入 しゅうにゅう の面 めん でも(多 おお くの問題 もんだい を含 ふく んでいるにしても)3療[按摩 あんま ・マッサージ・指圧 しあつ 、鍼、灸 やいと ]という職業 しょくぎょう が有 あ ります。24時 じ 間 あいだ 介護 かいご を必要 ひつよう とする状況 じょうきょう にも有 あ りません。ですから、他 た の障害 しょうがい 者 しゃ のように深刻 しんこく な訴 うった えをするにいたっていないばあいが多 おお いようです。しかし、私 わたし 達 たち も生 い きて行 い く為 ため には解決 かいけつ しなければならない問題 もんだい はたくさん有 あ ります。多 おお くの障害 しょうがい 者 しゃ と共 とも にそして、健常 けんじょう 者 しゃ と共 とも に生 い きるには独自 どくじ の課題 かだい をしっかり見詰 みつ めて前進 ぜんしん することではないでしょうか。
今回 こんかい の駅 えき 点検 てんけん 活動 かつどう は、そういう姿勢 しせい を持 も つ為 ため の独自 どくじ の取 と り組 く みであったと考 かんが えています。
以上 いじょう 、報告 ほうこく を終 おわ ります。
(報告 ほうこく 、森 もり )
※東京 とうきょう 京王 けいおう 線 せん ・府中 ふちゅう 駅 えき では高架 こうか に伴 ともな う大 だい 工事 こうじ の際 さい エレベーターが設置 せっち され階段 かいだん ・てすりも点字 てんじ 案内 あんない 表示 ひょうじ が設 もう けられました。さらに、トイレにはそれぞれの入 い り口 くち に中 なか の説明 せつめい 図 ず と水 みず の流 なが れる音 おと を組込 くみこ んだ案内 あんない 板 ばん が登場 とうじょう しました。
みなさんが、利用 りよう されている駅 えき で設備 せつび や対応 たいおう など気 き が付 つ いた点 てん 、気 き になることなど有 あ りましたらぜひお知 し らせください。
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交通 こうつう アクセス行動 こうどう 交渉 こうしょう 報告 ほうこく
―営団 えいだん 、JR東日本 じぇいあーるひがしにほん ―
10月11日 にち 、DPI日本 にっぽん 会議 かいぎ の呼 よ び掛 か けで、「誰 だれ もが使 つか える交通 こうつう 機関 きかん を求 もと める全国 ぜんこく 行動 こうどう 」が行 おこな われました。全国 ぜんこく 22ヶ所 かしょ で、2500人 にん の仲間 なかま が参加 さんか して多様 たよう なとりくみが展開 てんかい されました。
東京 とうきょう においても、新宿 しんじゅく 駅 えき を中心 ちゅうしん にマラソントーク、ビラまき、署名 しょめい 活動 かつどう 、電車 でんしゃ 、バスヘの乗 の り込 こ み行動 こうどう などが300名 めい の参加 さんか 者 しゃ によって展開 てんかい されました。
視 し 労協 ろうきょう からは10名 めい 程 ほど が参加 さんか し、地下鉄 ちかてつ 南北 なんぼく 線 せん のホームドアなどの点検 てんけん を行 おこな いました。翌 よく 12日 にち には、東京 とうきょう 都 と 交通 こうつう 局 きょく 、関東 かんとう バス協会 きょうかい 、営団 えいだん 、JR東日本 じぇいあーるひがしにほん とそれぞれ交渉 こうしょう が行 おこな われましたが、営団 えいだん とJR東日本 じぇいあーるひがしにほん との交渉 こうしょう について、視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ に関 かか わる部分 ぶぶん に絞 しぼ って報告 ほうこく します。交渉 こうしょう 全体 ぜんたい としては、エレベーター設置 せっち をめぐるやりとりが多 おお く、視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ の課題 かだい が十分 じゅうぶん 議論 ぎろん されたとは言 い えない状況 じょうきょう です。今後 こんご は点検 てんけん 活動 かつどう の一層 いっそう の強化 きょうか とともに、独自 どくじ の交渉 こうしょう 設定 せってい も必要 ひつよう です。
〔帝都 ていと 高速度 こうそくど 交通 こうつう 営団 えいだん 〕
◎要望 ようぼう 項目 こうもく
1.視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ ・聴覚 ちょうかく 障害 しょうがい 者 しゃ が安全 あんぜん に利用 りよう できるよう、音声 おんせい 誘導 ゆうどう や文字 もじ 誘導 ゆうどう 、点字 てんじ 表示 ひょうじ の整備 せいび を行 おこな うこと。
2.ホームについて、視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ 向 む けの誘導 ゆうどう ブロックや音声 おんせい 案内 あんない 、点字 てんじ 表示 ひょうじ を徹底 てってい すること。
3.券売 けんばい 機 き は点字 てんじ 表示 ひょうじ すること。
◎回答 かいとう の概要 がいよう
1.できる所 ところ から順次 じゅんじ 進 すす めている。
2.誘導 ゆうどう ブロックは全 ぜん 駅 えき で設置 せっち している。点字 てんじ 表示 ひょうじ についてもできる所 ところ から順次 じゅんじ 行 い っている。
3.券売 けんばい 機 き については、全 ぜん 駅 えき 、全 ぜん 券売 けんばい 機 き で点字 てんじ 表示 ひょうじ している。
・南北 なんぼく 線 せん のような安全 あんぜん 柵 しがらみ を既設 きせつ 線 せん に設置 せっち することは物理 ぶつり 的 てき に不可能 ふかのう 、一番 いちばん 良 よ いシステムとは考 かんが えているH7年度 ねんど には溜池 ためいけ まで、H9年度 ねんど には目黒 めぐろ までが開業 かいぎょう する予定 よてい 。その間 あいだ の駅 えき についてはホームドア式 しき を設置 せっち する。
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・階段 かいだん の手摺 てすり 等 とう にも、全 ぜん 駅 えき ではないが点字 てんじ 表示 ひょうじ をしている。今後 こんご 増 ふ やしていきたい。
・文字 もじ 表示 ひょうじ については、銀座 ぎんざ 線 せん の新車 しんしゃ で実施 じっし している。丸 まる の内 うち 線 せん の新車 しんしゃ も同様 どうよう 。今後 こんご 新車 しんしゃ 導入 どうにゅう の際 さい につけていきたい。
・新 しん 線 せん の予定 よてい は11号線 ごうせん 北上 ほくじょう ルート。水天 すいてん 宮前 みやまえ から錦糸 きんし 町 まち を通 とお って押上 おしあげ まで。今年度 こんねんど 着工 ちゃっこう 、H12年度 ねんど 開業 かいぎょう 予定 よてい 。
〔東日本旅客鉄道 ひがしにほんりょかくてつどう 株式会社 かぶしきがいしゃ 〕
◎要望 ようぼう 項目 こうもく
1.視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ 向 む けの誘導 ゆうどう ブロックや音声 おんせい 案内 あんない 、点字 てんじ 表示 ひょうじ を徹底 てってい すること。
2.券売 けんばい 機 き は点字 てんじ 表示 ひょうじ すること。
3.聴覚 ちょうかく 障害 しょうがい 者 しゃ への情報 じょうほう 伝達 でんたつ を行 おこな うこと。
◎回答 かいとう の概要 がいよう
1.誘導 ゆうどう ブロックは、首都 しゅと 圏 けん においては終 おわ っている。今後 こんご 、コンコースの整備 せいび について順次 じゅんじ 進 すす めていきたい。
2.券売 けんばい 機 き には全部 ぜんぶ 点字 てんじ 表示 ひょうじ している。点字 てんじ の運賃 うんちん 表 ひょう 、手摺 てすり への表示 ひょうじ については、東京 とうきょう の近郊 きんこう 区間 くかん の駅 えき には概 おおむ ね設置 せっち している。
3.電光 でんこう 掲示板 けいじばん を採用 さいよう している。今後 こんご 遅延 ちえん 情報 じょうほう なども、新 あら たに設備 せつび をすることによってとり入 い れたい。駅 えき にコインファクスを置 お いて、利用 りよう してもらいたいと思 おも う。
◎視 み 労協 ろうきょう から口頭 こうとう で要望 ようぼう したこと。
・券売 けんばい 機 き には多 おお くの種類 しゅるい (取 と り消 け し、枚数 まいすう 、回数 かいすう 券 けん 専用 せんよう など)があり、これらへも点字 てんじ 表示 ひょうじ を。
・運賃 うんちん 表 ひょう もどこにあるのかがわかるようにすること。
・階段 かいだん の手摺 てすり については、踊 おど り場 ば にも点字 てんじ 表示 ひょうじ を。
・アナウンスについては「何 なん 番線 ばんせん に○○行 ぎょう の電車 でんしゃ が入 はい る」を明確 めいかく に。車内 しゃない では十分 じゅうぶん な音量 おんりょう による放送 ほうそう を。
・転落 てんらく 防止 ぼうし の柵 しがらみ などの点検 てんけん を行 おこな い、早急 そうきゅう に対処 たいしょ すること。
(報告 ほうこく 奥山 おくやま )
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住宅 じゅうたく 問題 もんだい 一応 いちおう 解決 かいけつ
視 し 労 ろう 協会 きょうかい 員 いん 白男川 しらおがわ 久雄 ひさお
私 わたし たち夫婦 ふうふ は現在 げんざい 住 す んでいる所 ところ に1991年 ねん 12月に引 ひ っ越 こ して来 き ましたが、約 やく 1年 ねん 半 はん の間 あいだ 、大家 たいか に「賃貸 ちんたい 契約 けいやく は無効 むこう だから、退去 たいきょ しろ」と言 い われ続 つづ けてきました。私 わたし たちはこれを障害 しょうがい 者 しゃ に対 たい する差別 さべつ だととらえ、闘 たたか ってきましたが、この8月 がつ 、不動産 ふどうさん 屋 や が一旦 いったん 大家 たいか から物件 ぶっけん を借 か り受 う け、それをわれわれに転貸借 てんたいしゃく するということで、一応 いちおう 決着 けっちゃく することになりました。ここにご報告 ほうこく いたします。
大家 たいか ならびに不動産 ふどうさん 屋 や とわれわれのい分 いぶん の詳 くわ しい内容 ないよう は、以前 いぜん 『障害 しょうがい の地平 ちへい 』に載 の せましたので、そちらを参照 さんしょう してください。
簡単 かんたん に書 か きますと、向 む こう側 がわ のい分 いぶん は「奥 おく さんは目 め の見 み える人 ひと だと思 おも って契約 けいやく したら、実際 じっさい は見 み えない人 ひと だった。これは錯誤 さくご に基 もと づく契約 けいやく だから無効 むこう だ」というのです。錯誤 さくご というのは、たとえば、家 いえ を建 た てるつもりで土地 とち を買 か ったが、実際 じっさい は建 た てられない土地 とち だったというような場合 ばあい のことです。奥 おく さんが目 め が見 み えなかったから錯誤 さくご だなどと、全 まった くナンセンスなことを言 い って、契約 けいやく を拒否 きょひ してきたわけです。
これに対 たい してわれわれは、東京 とうきょう ユニオンの千葉 ちば さんに相談 そうだん に乗 の ってもらい、またわれわれの代理人 だいりにん にもなってもらい、これは民法 みんぽう 上 じょう の錯誤 さくご だ、なんだということでなく、差別 さべつ 問題 もんだい だということで、闘 たたか うことになりました。その間 あいだ 、視 し 労協 ろうきょう の皆 みな さんにも、相手 あいて 側 がわ の代理人 だいりにん である弁護士 べんごし と差別 さべつ について徹底的 てっていてき にレクチャーしていただきました。
テープに採 と ったわけでは無 な いので、証拠 しょうこ は残 のこ っておりませんが、この弁護士 べんごし は千葉 ちば さんとの電話 でんわ の中 なか で「だって、障害 しょうがい 者 しゃ は気持 きも ち悪 わる いでしょう」と言 い ったそうです。このことに関 かん して、話 はな し合 あ いのときに、障害 しょうがい 者 しゃ かどうか、なにを基準 きじゅん に分 わ けるのかと問 と い質 ただ しますと、「白 しろ い杖 つえ を持 も っているか、いないかでしょうね」という答 こた えが返 かえ って来 き ました。人権 じんけん の擁護 ようご 者 しゃ であるはずの弁護士 べんごし がこういう感覚 かんかく しか持 も っていないということは、本当 ほんとう に残念 ざんねん なことです。権利 けんり ではなく、利権 りけん のことしかきっと頭 あたま にないのでしょう。
さて、大家 たいか は、あくまで障害 しょうがい 者 しゃ とは契約 けいやく を結 むす びたくないらしく、転貸借 てんたいしゃく ということになりましたが、差別 さべつ は解決 かいけつ していないわけです。しかし、そう簡単 かんたん に差別 さべつ がなくなるものでもありません。一応 いちおう 住 す めることになりましたので、
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住 す み続 つづ けることで、徐々 じょじょ に差別 さべつ をなくしていけるのではないかということで、この転貸借 てんたいしゃく に応 おう じることといたしました。ご支援 しえん いただきました皆 みな さん、本当 ほんとう にありがとうございました。それから、代理人 だいりにん の千葉 ちば さん、本当 ほんとう に助 たす かりました。ありがとうございました。この紙面 しめん を借 か りて、お礼 れい 申 もう し上 あ げます。
最近 さいきん 『点字 てんじ 毎日 まいにち 』で、「土地 とち の値 ね が下 さ がるから、団地 だんち を出 で ていってくれ」と不動産 ふどうさん 屋 や に言 い われたという視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ の記事 きじ を読 よ みましたが、おそらくわれわれの場合 ばあい もこれと同 おな じような理由 りゆう から、契約 けいやく を拒否 きょひ されたのだと思 おも います。われわれの場合 ばあい は、賃貸借 ちんたいしゃく 契約 けいやく とともに家賃 やちん の自動 じどう 引 ひ き落 お としの契約 けいやく も結 むす んでおりましたので、あくまで契約 けいやく どおりに行 い こうという方針 ほうしん を立 た てました。つまり、向 む こう側 がわ としては家賃 やちん を引 ひ き落 お とすと契約 けいやく を認 みと めたことになるので、引 ひ き落 お とせなかったわけです。結果 けっか として、バブル崩壊 ほうかい で苦 くる しむ不動産 ふどうさん 屋 や に対抗 たいこう できたわけですが、差別 さべつ をなくす闘 たたか いは、これからだと思 おも います。「差別 さべつ をなくすには、まず実践 じっせん 」ということを、改 あらた めて実感 じっかん した次第 しだい です。
「障害 しょうがい の地平 ちへい 」への御 ご 意見 いけん 、感想 かんそう を
視 し 労協 ろうきょう の運動 うんどう 、機関 きかん 誌 し について是非 ぜひ 意見 いけん をお寄 よ せ下 くだ さい。また各地 かくち の様々 さまざま な視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ に関 かん する情報 じょうほう をお待 ま ちしています。
○視 し 労協 ろうきょう の事務 じむ 局 きょく は
〒239 横須賀 よこすか 市 し 長沢 ながそ 115 グリーンハイツ 2‐7‐405 奥山 おくやま 気付 きつけ 視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ 労働 ろうどう 問題 もんだい 協議 きょうぎ 会 かい
〈連絡 れんらく 先 さき 〉(昼間 ひるま のみ)
奥山 おくやま 0460‐22‐6711
宮 みや (マッサージユニオン)03-3780-0585(月 つき 、水 みず 、土 ど )
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資料 しりょう 1
重度 じゅうど 障害 しょうがい 者 しゃ の雇用 こよう 促進 そくしん を中心 ちゅうしん とする障害 しょうがい 者 しゃ 対策 たいさく の積極 せっきょく 的 てき 推進 すいしん
〔平成 へいせい 6年度 ねんど 重点 じゅうてん 施策 しさく (案 あん )〕
1 身体 しんたい 障害 しょうがい 者 しゃ 雇用 こよう 率 りつ 制度 せいど の厳正 げんせい な運用 うんよう 等 とう
(1)雇 やとい 入 い れ及 およ び雇用 こよう 継続 けいぞく のための指導 しどう 、相談 そうだん 援助 えんじょ の充実 じゅうじつ
(障害 しょうがい 者 しゃ 雇用 こよう 指導 しどう コーナーの拡充 かくじゅう 、集団 しゅうだん 管理 かんり 選考 せんこう 方式 ほうしき による雇用 こよう 促進 そくしん 会 かい の拡充 かくじゅう )
(2)精神 せいしん 障害 しょうがい 者 しゃ 担当 たんとう 職業 しょくぎょう 相談 そうだん 員 いん の拡充 かくじゅう 等 とう によるきめ細 こま かな職業 しょくぎょう 相談 そうだん の実施 じっし
2 重度 じゅうど 障害 しょうがい 者 しゃ 雇用 こよう 対策 たいさく の充実 じゅうじつ
(1)重度 じゅうど 障害 しょうがい 者 しゃ の雇用 こよう を促進 そくしん するための総合 そうごう 的 てき な事業 じぎょう の推進 すいしん
イ「障害 しょうがい 者 しゃ 雇用 こよう 支援 しえん センター(仮称 かしょう )」に対 たい する援助 えんじょ
・市町村 しちょうそん レベルにおいて福祉 ふくし 部門 ぶもん と雇用 こよう 部門 ぶもん の連携 れんけい を図 はか りながら、就職 しゅうしょく ・職業 しょくぎょう 定着 ていちゃく に至 いた るまでの相談 そうだん ・援助 えんじょ を一貫 いっかん して行 おこな う専門 せんもん 施設 しせつ としての「障害 しょうがい 者 しゃ 雇用 こよう 支援 しえん センター(仮称 かしょう )」の設置 せっち について必要 ひつよう な助成 じょせい を行 おこな う。
ロ 通勤 つうきん 対策 たいさく 、住宅 じゅうたく ・福祉 ふくし 施設 しせつ の整備 せいび 、人的 じんてき 支援 しえん の拡充 かくじゅう 等 とう 障害 しょうがい 者 しゃ の職業 しょくぎょう 生活 せいかつ の支援 しえん の充実 じゅうじつ
ハ 地域 ちいき 障害 しょうがい 者 しゃ 雇用 こよう 推進 すいしん 総合 そうごう モデル事業 じぎょう の拡充 かくじゅう
(2)重度 じゅうど 視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ に対 たい する職業 しょくぎょう 適応 てきおう 指導 しどう の実施 じっし
・重度 じゅうど 視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ の職域 しょくいき 拡大 かくだい 及 およ び雇用 こよう の促進 そくしん を図 はか るため、文書 ぶんしょ 処理 しょり に必要 ひつよう なアクセス機器 きき やソフトを適切 てきせつ に選択 せんたく して、操作 そうさ 方法 ほうほう を習得 しゅうとく させるための職業 しょくぎょう 適応 てきおう 指導 しどう を、中央 ちゅうおう 広域 こういき 障害 しょうがい 者 しゃ 職業 しょくぎょう センター(国立 こくりつ 職業 しょくぎょう リハビリテーションセンター)において新 あら たに実施 じっし する。
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(3)重度 じゅうど 障害 しょうがい 者 しゃ 雇用 こよう 促進 そくしん プロジェクト事業 じぎょう の充実 じゅうじつ
・専門 せんもん 家 か の特別 とくべつ のプロジェクトによる重度 じゅうど 障害 しょうがい 者 しゃ の雇用 こよう 促進 そくしん 事業 じぎょう について、精神 せいしん 薄弱 はくじゃく 者 しゃ に対 たい する事業 じぎょう の実施 じっし 県 けん を拡大 かくだい するとともに、聴覚 ちょうかく 障害 しょうがい 者 しゃ についての事業 じぎょう を新 あら たに実施 じっし する。
(4)第 だい 3セクター方式 ほうしき による重度 じゅうど 障害 しょうがい 者 しゃ 雇用 こよう 企業 きぎょう の設置 せっち 促進 そくしん
3 職業 しょくぎょう リハビリテーションの充実 じゅうじつ
(1)職業 しょくぎょう 準備 じゅんび 訓練 くんれん 、職域 しょくいき 開発 かいはつ 援助 えんじょ 事業 じぎょう の拡大 かくだい 実施 じっし
イ 職業 しょくぎょう 準備 じゅんび 訓練 くんれん の全国 ぜんこく 的 てき 実施 じっし
ロ 小規模 しょうきぼ 作業 さぎょう 所 しょ との連携 れんけい 等 とう による職域 しょくいき 開発 かいはつ 援助 えんじょ 事業 じぎょう の充実 じゅうじつ
(2)重度 じゅうど 障害 しょうがい 者 しゃ の職域 しょくいき 拡大 かくだい のための就労 しゅうろう 支援 しえん 機器 きき の開発 かいはつ
(3)障害 しょうがい の多様 たよう 化 か 等 とう に対応 たいおう する職業 しょくぎょう 探索 たんさく システムの開発 かいはつ
4 精神 せいしん 薄弱 はくじゃく 者 しゃ ・精神 せいしん 障害 しょうがい 者 しゃ の雇用 こよう の促進 そくしん
(1)精神 せいしん 薄弱 はくじゃく 者 しゃ の職業 しょくぎょう 的 てき 自立 じりつ 援助 えんじょ 事業 じぎょう の実施 じっし
・精神 せいしん 薄弱 はくじゃく 者 しゃ の職業 しょくぎょう 的 てき 自立 じりつ を促進 そくしん するため、保護 ほご 者 しゃ 等 とう の雇用 こよう に関 かん する理解 りかい の促進 そくしん を図 はか る「精神 せいしん 薄弱 はくじゃく 者 しゃ 職業 しょくぎょう 的 てき 自立 じりつ 援助 えんじょ 事業 じぎょう 」を新 あら たに実施 じっし する。
(2)重度 じゅうど 精神 せいしん 薄弱 はくじゃく 者 しゃ 雇用 こよう 促進 そくしん プロジェクト事業 じぎょう の拡大 かくだい 実施 じっし (再掲 さいけい )
(3)精神 せいしん 障害 しょうがい 者 しゃ に対 たい する職業 しょくぎょう レディネス指導 しどう 事業 じぎょう の実施 じっし
・精神 せいしん 障害 しょうがい 者 しゃ に対 たい する職業 しょくぎょう 準備 じゅんび 訓練 くんれん への円滑 えんかつ な移行 いこう を図 はか るための「職業 しょくぎょう レディネス指導 しどう 事業 じぎょう 」を、障害 しょうがい 者 しゃ 職業 しょくぎょう 総合 そうごう センターにおいて新 あら たに実施 じっし する。
(4)精神 せいしん 障害 しょうがい 者 しゃ 担当 たんとう の職業 しょくぎょう 相談 そうだん 員 いん の拡充 かくじゅう (再掲 さいけい )
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1993年 ねん 月 つき 日 ひ (校正 こうせい 者 しゃ 注 ちゅう :月日 つきひ 、空白 くうはく )
〈資料 しりょう 2〉
障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワーク準備 じゅんび 会 かい
代表 だいひょう 世話人 せわにん 二日市 ふつかいち 安 やす
障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワークヘのご協力 きょうりょく のお願 ねが い
「国連 こくれん ・障害 しょうがい 者 しゃ の10年 ねん 」も昨年 さくねん で終 お わり,今年 ことし から「アジア・太平洋 たいへいよう 障害 しょうがい 者 しゃ の10年 ねん 」などで新 あら たな一 いち 歩 ほ が踏 ふ み出 だ されることになりました。
しかし,本年 ほんねん 1月 がつ の中央 ちゅうおう 心身 しんしん 対策 たいさく 協議 きょうぎ 会 かい の「意見 いけん 具申 ぐしん 」にも述 の べられているとおり,完全 かんぜん 参加 さんか と平等 びょうどう のための施策 しさく はまだ緒 いとぐち についたばかりです。
とりわけ,障害 しょうがい 者 しゃ が地域 ちいき 社会 しゃかい で健常 けんじょう 者 しゃ と共 とも に自立 じりつ した生活 せいかつ を送 おく り,一般 いっぱん の職場 しょくば で共 とも に働 はたら き,地域 ちいき の学校 がっこう で共 とも に学 まな び,安全 あんぜん かつ自由 じゆう に移動 いどう でき,さまざまの情報 じょうほう を等 ひと しく利用 りよう するには,今 いま なお多 おお くの障壁 しょうへき が存在 そんざい しています。
そして,現在 げんざい の障害 しょうがい 者 しゃ に関 かん する政策 せいさく の多 おお くは,官僚 かんりょう 主導 しゅどう であり,私 わたし たちとは遠 とお く離 はな れた場所 ばしょ でいつのまにか進 すす められていて,私 わたし たちに知 し らされるのは,ほぼ完成 かんせい した段階 だんかい においてというのがほとんどです。
私 わたし たちはこのような現状 げんじょう から抜 ぬ け出 だ すことを目的 もくてき として,別紙 べっし 設立 せつりつ 趣意 しゅい 書 しょ に記 しる しましたように,「障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワーク」(略称 りゃくしょう BEGIN)を創立 そうりつ いたしました。このネットワークを通 つう じて,誰 だれ もが生 なま の行政 ぎょうせい 情報 じょうほう その他 た の資料 しりょう を入手 にゅうしゅ し,それを分析 ぶんせき できるようにしようと計画 けいかく しております。そのようにしてこそ初 はじ めて広 ひろ く深 ふか い検討 けんとう や研究 けんきゅう そして批判 ひはん と提言 ていげん がおこなえるようになるのだと思 おも います。
このネットワークはまだ動 うご き始 はじ めたばかりで,運営 うんえい 面 めん でも,研究 けんきゅう の面 めん でもまだまだ不十分 ふじゅうぶん です。これまで様々 さまざま な面 めん でご協力 きょうりょく をいただいてきた皆 みな さんにさらにお願 ねが いするのは誠 まこと に恐縮 きょうしゅく ですが,私 わたし どもの趣旨 しゅし をおくみとりの上 うえ ,このネットワークにお力 ちから をお貸 か しいただき,「政策 せいさく 立案 りつあん 過程 かてい への障害 しょうがい 者 しゃ 自身 じしん の参加 さんか 」という目的 もくてき に向 む かって共 とも に進 すす んでいただければありがたいと存 ぞん じます。
なにとぞ暖 あたた かいご配慮 はいりょ を賜 たまわ りますようお願 ねが いいたします。
〒112 東京 とうきょう 都 と 文京 ぶんきょう 区 く 関口 せきぐち 1‐16‐1 東海 とうかい 文京 ぶんきょう マンション701
電話 でんわ ・FAX ふぁっくす 03‐5228‐3484
(最寄 もよ り駅 えき :地下鉄 ちかてつ 有楽町 ゆうらくちょう 線 せん 江戸川橋 えどがわばし 駅 えき )
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障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワーク会員 かいいん 募集 ぼしゅう 要項 ようこう
障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワークは,会員 かいいん を募 つの り,その会費 かいひ によって情報 じょうほう 提供 ていきょう を行 おこな い,運営 うんえい を行 おこな っていこうと考 かんが えています。会員 かいいん には,以下 いか のようにA会員 かいいん とB会員 かいいん および賛助 さんじょ 会員 かいいん とあります。ほかに季刊 きかん の情報 じょうほう ・研究 けんきゅう 誌 し の購読 こうどく のみの購読 こうどく 会員 かいいん もありますが,個人 こじん の方 ほう はできるだけA会員 かいいん かB会員 かいいん としてご加入 かにゅう いただくようお願 ねが いいたします。団体 だんたい の方々 かたがた には賛助 さんじょ 会員 かいいん もあります。
なお,定期 ていき 発行 はっこう 物 ぶつ の版 はん 型 がた ,内容 ないよう 等 とう まだ確定 かくてい できていない面 めん もあることをあらかじめご了解 りょうかい ください。
障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワークの会員 かいいん とは
障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワークは,単 たん なる情報 じょうほう サービス機関 きかん ではありません。もちろん行政 ぎょうせい 情報 じょうほう を中心 ちゅうしん とした,さまざまな情報 じょうほう の入手 にゅうしゅ と流通 りゅうつう は,私 わたし たちの活動 かつどう の大 おお きな柱 はしら です。しかし,その行政 ぎょうせい 情報 じょうほう の入手 にゅうしゅ 一 ひと つとってもたとえば地方自治体 ちほうじちたい の情報 じょうほう の入手 にゅうしゅ には,各地 かくち に入手 にゅうしゅ について協力 きょうりょく いただく方 ほう が不可欠 ふかけつ です。また入手 にゅうしゅ した情報 じょうほう の検討 けんとう と研究 けんきゅう は,私 わたし たちの活動 かつどう のもう一 ひと つの柱 はしら です。ここにも,多 おお くの,とりわけ障害 しょうがい 当事 とうじ 者 しゃ の方々 かたがた の意見 いけん が反映 はんえい されなくてはなりません。この研究 けんきゅう の成果 せいか を持 も ち寄 よ って,全国 ぜんこく 的 てき な研究 けんきゅう 集会 しゅうかい をもったり,各地 かくち でミニ研究 けんきゅう 集会 しゅうかい を開催 かいさい したいと考 かんが えています。こうした情報 じょうほう 収集 しゅうしゅう と研究 けんきゅう ,そして共同 きょうどう の集会 しゅうかい について皆 みな さまに会員 かいいん となって参加 さんか していただきたいのです。
障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワークは,皆 みな さんからの「発信 はっしん 」に開 ひら かれています。配布 はいふ 資料 しりょう も,事務 じむ 局 きょく で入手 にゅうしゅ した資料 しりょう のみが対象 たいしょう ではありません。皆 みな さんからも積極 せっきょく 的 てき にリクエストを出 だ してください。また,どうぞお持 も ちの資料 しりょう をお寄 よ せください。ネットワークを通 つう じて広 ひろ く流通 りゅうつう させ,共有 きょうゆう 化 か を図 はか っていきませんか。「あなた」にとって有用 ゆうよう な情報 じょうほう は,みんなにとってもきっと有用 ゆうよう です。
このように,障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワークの会員 かいいん は「受 う け手 て 」や「利用 りよう 者 しゃ 」にとどまらず「発信 はっしん 者 しゃ 」であり「研究 けんきゅう 者 しゃ 」でもあるのだ,と考 かんが えています。
具体 ぐたい 的 てき な運営 うんえい については,世話人 せわにん 会 かい や事務 じむ 局 きょく 会議 かいぎ で討議 とうぎ し遂行 すいこう していきます。その内容 ないよう については,『月刊 げっかん ビギン』にその都度 つど 掲載 けいさい していきます。ご意見 いけん やご質問 しつもん がありましたら,どうぞお寄 よ せください。
皆 みな さんの積極 せっきょく 的 てき ご参加 さんか をお待 ま ちいたします。
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A会員 かいいん (会費 かいひ :年間 ねんかん 3万 まん 円 えん )
@〜Dまでのサービスが提供 ていきょう されます
@月刊 げっかん ビギンをお送 おく りします
A4判 ばん で8頁 ぺーじ 前後 ぜんこう 。内容 ないよう としては,その月 つき に入手 にゅうしゅ した資料 しりょう の紹介 しょうかい や月間 げっかん の動 うご きなどを掲載 けいさい していきます。これによって,会員 かいいん の方々 かたがた の資料 しりょう 入手 にゅうしゅ の参考 さんこう となる情報 じょうほう を提供 ていきょう していこうと考 かんが えております。
A季刊 きかん で発行 はっこう する情報 じょうほう ・研究 けんきゅう 誌 し をお送 おく りします
体裁 ていさい ・頁 ぺーじ 数等 すうとう は未定 みてい ですが,A5版 はん 120頁 ぺーじ 前後 ぜんこう のものを想定 そうてい しています。障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワークとして収集 しゅうしゅう した資料 しりょう のうち,特 とく に重要 じゅうよう と思 おも われるものを採録 さいろく したり,その時々 ときどき の課題 かだい についての研究 けんきゅう 論文 ろんぶん や調査 ちょうさ 報告 ほうこく 等 とう を掲載 けいさい していく予定 よてい です。
Bご希望 きぼう の資料 しりょう (行政 ぎょうせい 文書 ぶんしょ など)をご依頼 いらい に応 おう じて取 と り寄 よ せ提供 ていきょう いたします
当 とう 障害 しょうがい 者 しゃ 総合 そうごう 情報 じょうほう ネットワークの中心 ちゅうしん 的 てき 業務 ぎょうむ です。お読 よ みになりたい資料 しりょう をお知 し らせください。当方 とうほう で探 さが し出 だ し,入手 にゅうしゅ し,提供 ていきょう いたします。手数料 てすうりょう や郵送 ゆうそう 料 りょう は,年間 ねんかん 500枚 まい ,郵送 ゆうそう 料 りょう 3,000円 えん 分 ぶん までは無料 むりょう です。これを超 こ えてご利用 りよう になったときは,コピー代 だい を1枚 まい あたり30円 えん と,郵送 ゆうそう 料 りょう の実費 じっぴ をいただきます。
C随時 ずいじ 必要 ひつよう に応 おう じて発行 はっこう する速報 そくほう 紙 し をお送 おく りします
体裁 ていさい や頁 ぺーじ 数 すう としては,A4またはB5判 びーごばん で1枚 まい 程度 ていど を随時 ずいじ に発行 はっこう いたします。例 たと えば,法 ほう 改正 かいせい がされる,というようなときに国会 こっかい 周辺 しゅうへん の動 うご きや,運動 うんどう 側 がわ の動 うご きなどをタイムリーにお伝 つた えします。必要 ひつよう に応 おう じて,資料 しりょう 文書 ぶんしょ も付録 ふろく のかたちで添付 てんぷ してお送 おく りいたします。
Dネットワークの活動 かつどう への優先 ゆうせん 参加 さんか
研究 けんきゅう 集会 しゅうかい ・シンポジウム等 とう への参加 さんか 費 ひ の割引 わりび きなど,当 とう ネットワークの活動 かつどう への優先 ゆうせん 参加 さんか 。
B会員 かいいん 会費 かいひ :年額 ねんがく 1万 まん 円 えん
提供 ていきょう されるサービス
A会員 かいいん に提供 ていきょう するサービスのうち,@Aを提供 ていきょう いたします。BCについては,ご希 まれ 塾 じゅく の方 ほう にコピー代 だい 1枚 まい あたり30円 えん と,郵送 ゆうそう 料 りょう の実費 じっぴ を頂戴 ちょうだい して,提供 ていきょう いたします。
賛助 さんじょ 会員 かいいん (団体 だんたい 募集 ぼしゅう のみ)会費 かいひ :1口 くち 年額 ねんがく 1万 まん 円 えん
提供 ていきょう されるサービス
B会員 かいいん に提供 ていきょう する内容 ないよう に準 じゅん じますが,季刊 きかん 誌 し はご加入 かにゅう いただいた口数 くちかず の範囲 はんい でご相談 そうだん に応 おう じて提供 ていきょう いたし,月刊 げっかん 誌 し は1部 ぶ のみお送 おく りいたします。
購読 こうどく 会員 かいいん 会費 かいひ :年額 ねんがく 6,000円 えん
提供 ていきょう されるサービス
季刊 きかん の情報 じょうほう ・研究 けんきゅう 誌 し をお送 おく りします。
資料 しりょう の提供 ていきょう については,コピー代 だい として1枚 まい あたり40円 えん と郵送 ゆうそう 料 りょう の実費 じっぴ をいただきます。
裏表紙 うらびょうし の裏 うら
会費 かいひ 、定期 ていき 購読 こうどく 費 ひ 納入 のうにゅう のお願 ねが い
視 し 労協 ろうきょう もようやく点字 てんじ プリンター、パソコンを購入 こうにゅう しました。今後 こんご 、点字 てんじ 印刷物 いんさつぶつ の充実 じゅうじつ を図 はか っていきたいと考 かんが えています。しかし、皆様 みなさま 御存知 ごぞんじ の通 とお り、これらの機器 きき はかなりの高額 こうがく で、もともと余裕 よゆう のない財政 ざいせい 状況 じょうきょう を一層 いっそう きびしいものにしています。皆様 みなさま の御 ご 協力 きょうりょく と御 ご 理解 りかい を心 しん よりお願 ねが い致 いた します。
○会費 かいひ 年間 ねんかん 4800円 えん
○定期 ていき 購読 こうどく 費 ひ 年 とし 4回 かい 発行 はっこう 880円 えん (送料 そうりょう 込 こ み)
○郵便 ゆうびん 振替 ふりかえ 口座 こうざ 東京 とうきょう 8‐92981
加入 かにゅう 者 しゃ 名 めい 視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ 労働 ろうどう 問題 もんだい 協議 きょうぎ 会 かい
☆年末 ねんまつ カンパもよろしく!!
―編集 へんしゅう 後記 こうき ―
今回 こんかい の機関 きかん 誌 し は、「アクセス特集 とくしゅう 号 ごう 」となりました。読者 どくしゃ の皆 みな さんの感想 かんそう や各地 かくち の状況 じょうきょう をお知 し らせ下 くだ さい。
11月7日 にち に、「三 さん 療問題 もんだい 学習 がくしゅう 会 かい 」を行 おこな いました。視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ にとっての「三 さん 療」は、まさに危機 きき 的 てき 状況 じょうきょう にある事 こと を再 さい 認識 にんしき する内容 ないよう でした。運動 うんどう 課題 かだい として何 なに から始 はじ めていいのか、暗中模索 あんちゅうもさく というのが視 み 労協 ろうきょう の現状 げんじょう です。しかし、視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ にとって「三 さん 療」は避 さ けて通 とお る事 こと のできない重要 じゅうよう 課題 かだい でもあります。粘 ねば り強 づよ い議論 ぎろん を重 かさ ねたいと思 おも います。そして実践 じっせん への手掛 てが かりを見 み つける努力 どりょく をしなければと思 おも います。(奥 おく )
裏表紙 うらびょうし (奥付 おくづけ )
1993年 ねん 11月14日 にち 定価 ていか 200円 えん
編集 へんしゅう 人 じん 視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ 労働 ろうどう 問題 もんだい 協議 きょうぎ 会 かい
〒239 横須賀 よこすか 市 し 長沢 ながそ 115グリーンハイツ2‐7‐405 奥山 おくやま 幸 さいわい 博 ひろし 気付 きつけ
発行 はっこう 人 じん 身体 しんたい 障害 しょうがい 者 しゃ 団体 だんたい 定期 ていき 刊行 かんこう 物 ぶつ 協会 きょうかい
世田谷 せたがや 区 く 砧 きぬた 6〜26〜21
視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ 労働 ろうどう 問題 もんだい 協議 きょうぎ 会 かい
■引用 いんよう
■書評 しょひょう ・紹介 しょうかい
■言及 げんきゅう
*作成 さくせい :仲尾 なかお 謙二 けんじ