襲撃当日、ハマスにガザへ連れ去られた女性、8カ月ぶりに家族と再会
パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスに人質として約8カ月間、身柄を拘束されていたイスラエル人女性のノア・アルガマニさん(26)ら4人が8日、イスラエル軍などの奪還作戦で救出された。
ノアさんは8日、搬送された先の病院で、父親のヤアコブさん(69)と再会を果たした。偶然にもこの日はヤアコブさんの誕生日で、ヤアコブさんは地元メディアの前で、「まるで夢のようだ」と喜びの声を上げた。
イスラエル政府によると、ノアさんは昨年10月、イスラエル南部キブツ・レイム近郊の野外音楽イベントに参加していたところをイスラム組織ハマスに襲撃され、人質として連れ去られた。バイクに乗せられ、悲鳴を上げて助けを求めるノアさんの動画はソーシャルメディアで拡散され、多くの人が無事を祈り続けていた。
ヤアコブさんは昨年末、人質家族の代表団の一人として来日し、人質解放に向けた協力を呼びかけたこともあった。
地元メディアがノアさんの家…
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この記事を書いた人
- 高久潤
- エルサレム支局長
- 専門・関心分野
- グローバリゼーション、民主主義、文化、芸術
パレスチナとイスラエルの間で激しい武力衝突が起き、双方に多大な犠牲者が出ています。最新の動きをお届けします。[もっと見る]