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十勝地震、現地調査報告、十勝沖地震、出光興産、タンク火災、北海道十勝沖地震

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平成へいせい15ねん十勝とかちおき地震じしん現地げんち調査ちょうさ報告ほうこく
天井てんじょうちた出発しゅっぱつロビー(釧路くしろ空港くうこう 津波つなみげたふね豊頃とよころまち大津おおつこう) 

そのとき防災ぼうさい無線むせんとサイレンがひびいた
 平成へいせい15ねんがつ26にちわたし岩手いわてけん宮古みやふる市内しないのホテルの8かいていた。今年ことし三陸さんりく地震じしん津波つなみ70周年しゅうねんに、にちまえから陸中りくちゅう海岸かいがん沿津波つなみあと調査ちょうさかけていたのだ。午前ごぜん50ふん突然とつぜんつよれでました。振幅しんぷくおおきいよこれが40びょうぐらいつづいた。すぐテレビをつける。震源しんげん十勝とかちおきでM8、十勝とかち地方ちほう震度しんどじゃく宮古みやこ震度しんど4。いまけやらぬ宮古みやこそらに、津波つなみ注意報ちゅういほうげる防災ぼうさい無線むせん重苦おもくるしいサイレンがひびいた。気象庁きしょうちょう地震じしん発生はっせいふん津波つなみ警報けいほう津波つなみ注意報ちゅういほう発令はつれいした。(宮古みやふるでは防潮ぼうちょうとびらめようとした消防しょうぼうだんいんアキレス腱あきれすけん重傷じゅうしょうった)
ただちに北海道ほっかいどう十勝とかち目指めざ
 苫小牧とまこまい原油げんゆタンク炎上えんじょう映像えいぞうながれる。わたしただちに現地げんちきを決意けつい携帯けいたいラジオで情報じょうほうきながら、バスで宮古みやこから盛岡もりおか経由けいゆ花巻空港はなまきくうこうき、空路くうろせんさいんだ。そのまま釧路くしろかおうとしたが、釧路くしろ空港くうこう管制塔かんせいとうこわ空港くうこう閉鎖へいさされているとのこと。また、根室本線ねむろほんせん特急とっきゅうまりもが脱線だっせん不通ふつう。とりあえず帯広おびひろまでき、そこからくるま十勝とかち管内かんないはいった。
津波つなみ2人ふたり行方ゆくえ不明ふめい
 すで地震じしん発生はっせいから10あいだ経過けいかしていたが、時折ときおり余震よしんおそ道路どうろわき電柱でんちゅう電線でんせん不気味ぶきみれる。津波つなみ地震じしん発生はっせい30ふんから数時間すうじかんかえ沿岸えんがんおそい、十勝とかちがわ奥深おくふかく(すうKmも)さかのぼったという。十勝とかちがわ河口かわくち付近ふきんではあきアジ(さけ)の一本釣いっぽんづりをしていた男性だんせいにん(66さいと69さい)が津波つなみまれた模様もようで、必死ひっし捜索そうさくにもかかわらずいま行方ゆくえ不明ふめいとなっている。
道路どうろ寸断すんだんするも、M8にしてはさいわ被害ひがいすくなかった
 17市町しちょう避難ひなん勧告かんこくされ、まち々にサイレンがひび避難ひなんしゃ停電ていでん暗闇くらやみなか不安ふあんよるごしていた。国道こくどう336号線ごうせんなど主要しゅようどうはし損壊そんかいし、各所かくしょ通行止つうこうどめや交通こうつう規制きせいおこなわれていた。道路どうろには亀裂きれつおおきな段差だんさがあり、道路どうろわきにある多数たすう電柱でんちゅうみなおおきく傾斜けいしゃしていた。それを迂回うかいしながら十勝とかちこうから釧路くしろまでの現地げんち調査ちょうさ実施じっしした。
 津波つなみ午前ごぜん24ふん広尾ひろおまち十勝とかちこうで2m53cmのだい一波いっぱ観測かんそくしたが、襲来しゅうらいまでのタイムラグがあったこともさいわいした。また、1993ねんがつ釧路くしろおき地震じしん、1994ねん北海道ほっかいどう東方とうほうおき地震じしんなど、たびたび地震じしん経験けいけんしている住民じゅうみんは、地震じしんイコール津波つなみという意識いしきつねにあり、被害ひがい最小限さいしょうげんめることができた。また、地震じしん発生はっせいふん発令はつれいした気象庁きしょうちょう迅速じんそく津波つなみ警報けいほうと、地元じもと防災ぼうさい関係かんけいしゃ迅速じんそく適切てきせつ広報こうほう活動かつどう厳戒げんかい態勢たいせいこうそうした。
しかし、地震じしんにはマグニチュードのおおきさや震度しんどけいあらわれないかおがある。今回こんかいM8にしては被害ひがいすくなかったが、それで油断ゆだん禁物きんもつ震度しんどじゃくおそわれた地区ちく人々ひとびとくと、今回こんかい地震じしん特徴とくちょう振幅しんぷくおおきいゆっくりしたれ(ちょう周期しゅうき)がながつづいたことであった。ゴーッというおとともなが時間じかんよこれをかんじたと証言しょうげんする。かたのせいか、ガラスの破損はそん建物たてもの損壊そんかい一部いちぶのぞき、ほとんどられなかったことはさいわいであった。しかし、一般いっぱん住宅じゅうたくなどでの被害ひがい軽微けいびだったものの、ちょう周期しゅうき地震じしん(3〜8びょう)は出光興産いでみつこうさん北海道ほっかいどう製油せいゆしょ苫小牧とまこまい)の原油げんゆタンクなどに新潟にいがた地震じしん昭和しょうわ39ねん以来いらいのスロッシング現象げんしょうこした。粘性ねんせいのある液体えきたい地震じしんれでえきめん波打なみうち、うわぶた変形へんけいさせおおくのタンクを損壊そんかいさせ、火災かさい発生はっせいさせた。新潟にいがた地震じしん以来いらい40ねんにして、あのときの教訓きょうくんまったかされていなかったことに愕然がくぜんとする。今後こんご想定そうていされる東海とうかいひがし南海なんかい南海なんかい地震じしんでもちょう周期しゅうきれがおそうとみられているが、阪神はんしん大震災だいしんさいのようなたん周期しゅうき(1びょう以内いない)とちがい、ちょう周期しゅうき地震じしんではちょう高層こうそうビル、プラントなどにもおおくの被害ひがいおよぼすと想定そうていされる。いまのうちに、ちょう周期しゅうき地震じしん検証けんしょう対策たいさく至急しきゅうこうずるべきである。
現状げんじょう津波つなみたか発表はっぴょう方法ほうほう混乱こんらんまね
 札幌さっぽろ管区かんく気象台きしょうだい発表はっぴょうした「03じゅうしょうおき地震じしん」の最大さいだい津波つなみは、日高ひだか管内かんない浦河うらかわこうの1.3mのたかさ(26にち午前ごぜん24ふん)だった。しかし、北海道ほっかいどう開発かいはつきょく十勝とかち管内かんない広尾ひろおまち十勝とかちこう潮位ちょうい通常つうじょうより2.53mたかまっていることを観測かんそくしている。
 また、北海道大学ほっかいどうだいがく地震じしん火山かざん研究けんきゅう観測かんそくセンターの西村にしむら裕一ひろいち助手じょしゅと、東北大学とうほくだいがく大学院だいがくいん工学こうがく研究けんきゅう付属ふぞく災害さいがい制御せいぎょ研究けんきゅうセンターの今村いまむら文彦ふみひこ教授きょうじゅらの合同ごうどう調査ちょうさだん現地げんち調査ちょうさした結果けっか日高ひだか管内かんないえりもまち百人浜ひゃくにんはまで4mをえる津波つなみせたとかんがえられると発表はっぴょうした。気象庁きしょうちょう発表はっぴょうする津波つなみたかさは潮位ちょういである。しかし、実際じっさいおそう(またおそった)なみたかさでなければ一般いっぱん市民しみん津波つなみ実感じっかんできない。1993ねんがつ北海道ほっかいどう南西なんせいおき地震じしん奥尻おくしりとうのように、気象庁きしょうちょう発表はっぴょう潮位ちょうい実際じっさいおそった津波つなみたかさとはおおきく乖離かいりしている。津波つなみ警報けいほうで1mか2mの津波つなみわれても「1mか2mくらいなら、たいしたことはいだろう」とかんじてしまう。しかし、それで油断ゆだんしていて、実際じっさいにはそのすうばいたかさの津波つなみおそってきたら・・・・今回こんかいにんじん津波つなみにさらわれて行方ゆくえ不明ふめいとなった。
津波つなみたかさは、震源しんげんいき位置いち海底かいていわん形状けいじょうによってことなるにしても、現在げんざいのコンピュータ技術ぎじゅつ容易ようい推定すいていできる範囲はんいである。
現実げんじつにそぐわない、津波つなみたか発表はっぴょう方法ほうほう即時そくじあらためるべきである。そうしないと、津波つなみ警報けいほう無視むししたり、誤解ごかいして犠牲ぎせいしゃとなる悲劇ひげきがこれからもかえされることになる。
ぜん半壊はんかい31むね火災かさいけん重軽傷じゅうけいしょうしゃ(734にん)は家具かぐ電化でんか製品せいひん転倒てんとう落下らっか原因げんいん
 それにしても、マグニチュード8という巨大きょだい地震じしんにもかかわらず、さいわいなことにいちじるしい建物たてもの被害ひがいはあまりられず、住宅じゅうたくなどのガラスもほとんどれていない(ぜん半壊はんかい31むね)。それでも重軽傷じゅうけいしょうしゃは734にん重傷じゅうしょう57にん軽傷けいしょう677にん)にのぼる。そのほとんどは室内しつない家具かぐ電化でんか製品せいひん転倒てんとう落下らっかによるものとおもわれる。火災かさい苫小牧とまこまい出光興産いでみつこうさん北海道ほっかいどう製油せいゆしょふくめ4けん、ほとんどが事業じぎょうしょからの出火しゅっか
である。|地震じしんとタンク火災かさい
今後こんご警戒けいかい必要ひつよう災害さいがい危機きき管理かんり重要じゅうよう
 しかし、した写真しゃしんにもあるように、各所かくしょ亀裂きれつ陥没かんぼつ多数たすう発生はっせいしている。今後こんご大雨おおあめなどによる土砂どしゃ災害さいがいおそれがある。また、建物たてものなどもえないところで地盤じばん崩壊ほうかい陥没かんぼつしている可能かのうせいがある。今後こんごつよ余震よしんでの崩壊ほうかい懸念けねんされる。そうした観点かんてんからの、緊急きんきゅう防災ぼうさい対策たいさく耐震たいしん診断しんだん防災ぼうさいパトロールなどが急務きゅうむである。一旦いったん鎮火ちんかした苫小牧とまこまい出光いでみつタンクのさい炎上えんじょうが、災害さいがい危機きき管理かんり重要じゅうようさを物語ものがたっている。M8の地震じしんだと今後こんご余震よしん数ヶ月すうかげつつづくとおもわれる。警戒けいかいおこたってはいけない。
日本にっぽん列島れっとう地震じしん活動かつどうはいった?(今年ことし不気味ぶきみとし
 今年ことし釧路くしろおき地震じしん北海道ほっかいどう南西なんせいおき地震じしんから10周年しゅうねん日本海にほんかい中部ちゅうぶ地震じしんから20周年しゅうねん根室半島ねむろはんとう地震じしんから30周年しゅうねん鳥取とっとり地震じしんから60周年しゅうねん三陸さんりく地震じしん津波つなみから70周年しゅうねん関東大震災かんとうだいしんさいから80周年しゅうねんふるくは元禄げんろく地震じしんから300周年しゅうねん節目ふしめにあたる。
このように2003ねんしくもすうおおくのだい地震じしんしゅうねんにあたるということは、過去かこ周年しゅうねんごとにだい地震じしん発生はっせいしてたということでもある。今年ことしがつ宮城みやぎ地震じしん発生はっせいし、この十勝とかちおき地震じしんわせて震度しんど以上いじょう地震じしん余震よしんまでれるとすでに5かい発生はっせいしている。周年しゅうねんはともかく、間違まちがいなく日本にっぽん列島れっとう地震じしん活動かつどうはいったようながする。今後こんごもどこでだい地震じしん発生はっせいしてもおかしくない状況じょうきょうにある。こころして防災ぼうさい対策たいさく推進すいしんすべきである。|山村やまむら武彦たけひこ防災ぼうさいシステム研究所けんきゅうじょ

 平成へいせい15ねんがつ26にち午前ごぜん50ふん北海道ほっかいどう十勝とかちおき北緯ほくい41.47東経とうけい144.05)を震源しんげんとするM8.0の地震じしん発生はっせいした。震源しんげんふかさはやく42Km。震源しんげんいきは1952ねん十勝とかちおき地震じしんとほぼおな場所ばしょ北米ほくべいプレートにもぐりこむ太平洋たいへいようプレートとの境界きょうかい発生はっせいしたものとおもわれる。この地震じしんひろ地域ちいきつよよこれをかんじた。北海道ほっかいどう新冠にいかっぷまち静内しずないまち鹿追しかおいまち幕別まくべつまち豊頃とよころまち釧路くしろまち厚岸あっけしまち忠類ちゅうるいまち震度しんどじゃく記録きろくし、その1あいだにもM7の地震じしんき、再度さいど震度しんど6のじゃく記録きろくするなど余震よしんいまつづいている。地震じしんによりひろ範囲はんい停電ていでん断水だんすいし、一時いちじやく38まん世帯せたい被害ひがいけ、やくまんにん避難ひなんした。(地震じしん被害ひがい概要がいよう
地震じしん発生はっせいふん気象庁きしょうちょう北海道ほっかいどう青森あおもり岩手いわてなど太平洋たいへいよう沿岸えんがんひろ範囲はんい津波つなみ警報けいほう津波つなみ注意報ちゅういほう発令はつれい津波つなみは、5てら40ふん根室ねむろで90cmせんちめーとる。624ふん浦河うらかわまちで130cmせんちめーとる。9ふん釧路くしろで120cmせんちめーとるなどを観測かんそくしたと気象庁きしょうちょう発表はっぴょうした。地震じしん発生はっせいの25ふんから30ふんから数時間すうじかんにわたってかえ沿岸えんがんおそい、みなと漁船ぎょせんなどに被害ひがいたほか、十勝とかちこうなどで漁業ぎょぎょう関係かんけいしゃ車両しゃりょうすうじゅうだいながされ、じんにん行方ゆくえ不明ふめいとなっている。津波つなみ警報けいほうは13あいだ解除かいじょされた。しかし、実際じっさいには襟裳岬えりもみさきで4m以上いじょう津波つなみおそったと発表はっぴょうされるなど、気象庁きしょうちょう津波つなみたか発表はっぴょう方法ほうほう課題かだいのこした。

地震じしんにより2りょうめが脱線だっせんした特急とっきゅうまりも(音別おんべつまち 各所かくしょ道路どうろ損壊そんかい豊頃とよころまち)し、交通こうつうもう寸断すんだん

行方ゆくえ不明ふめいしゃめい捜索そうさく広尾ひろおまち十勝とかち河口かこう付近ふきん 十勝とかちがわ堤防ていぼう各所かくしょ亀裂きれつ広尾ひろおまち災害さいがいおそ

幣舞ぬさまい(ぬさまい)きょう橋脚きょうきゃくのこされた津波つなみ水位すいい釧路くしろこう 厳島いつくしま神社じんじゃ大鳥居おおとりい倒壊とうかい釧路くしろ

苫小牧とまこまい原油げんゆタンク炎上えんじょう
 地震じしん発生はっせい直後ちょくご午前ごぜん52ふん消防しょうぼうさとし)、苫小牧とまこまいにある出光興産いでみつこうさん北海道ほっかいどう製油せいゆしょ原油げんゆタンクから火災かさい発生はっせい炎上えんじょう。(26にち火災かさい概要がいよう
まんトンタンクとのタンクをつなぐからあぶられて発火はっかしたものとられている。100mものぼくろけむりは、津波つなみ余震よしんおびえる市民しみん一層いっそう不安ふあんおとしいれた。
28にちふたたどう製油せいゆしょべつのタンク炎上えんじょう
 26にち出火しゅっかしたタンクはやくあいだ鎮火ちんかしたが、28にちになってのタンクからふたた炎上えんじょうした。このタンクはやく26000klきろりっとるのナフサを貯蔵ちょぞうしている。前回ぜんかい炎上えんじょうしたタンクから200mしかはなれていない。消防しょうぼう車両しゃりょうやく30だいや、出光いでみつ自衛じえい消防しょうぼうたい緊急きんきゅう消防しょうぼう援助えんじょたいなどが、あわ消火しょうか薬剤やくざい大量たいりょう注入ちゅうにゅうし、30にち午前ごぜん55ふん、44あいだぶりに鎮火ちんか。そのあいだ強風きょうふうにあおられたくろけむりあわ消火しょうかざい市街地しがいちそそぎ、異臭いしゅうまちおおった。
炎上えんじょうしたタンクはたかさ24m、直径ちょっけい42mの円柱えんちゅうがた上部じょうぶ鉄製てつせいうわぶた地震じしんかたむき、ナフサが内側うちがわしたと推測すいそくされている。 (28にち火災かさい概要がいよう
あま危機きき管理かんり
 この製油せいゆしょにはやく105のタンクがあるが、地震じしんにそのうち6のタンクで内容ないようぶつがふたのじょうれ、そのうちの4からあぶら外部がいぶしたと消防しょうぼう本部ほんぶとどけたが、今回こんかい出火しゅっかした2のタンクは報告ほうこくされていない。「異臭いしゅうがする」という苦情くじょうで、消防しょうぼうわせたところ、「ナフサれだが危険きけんはない」と回答かいとうしていた。さいわ死傷ししょうしゃかったものの、通報つうほう義務ぎむ違反いはん危機きき管理かんりあまさなどが指摘してきされている。これまでに度々たびたびどう製油せいゆしょ火災かさいもあり、今後こんご出火しゅっか原因げんいん究明きゅうめい責任せきにん追及ついきゅうされる。また、ほかに30のタンク破損はそん発見はっけんされ、当分とうぶんあいだ業務ぎょうむ停止ていしとなるため、燃料ねんりょう供給きょうきゅうバランスにに支障ししょう可能かのうせいもある。



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