(Translated by https://www.hiragana.jp/)
 職員令 全80条中58〜80条_現代語訳「養老律令」|官制大観_律令官制下の官職に関するリファレンス
官制大観 表紙へ [トップページ] 更新こうしんのおらせ ( What's New )]
いこい団欒だんらんぼう(ブログ)] 参考さんこう文献ぶんけんリスト] 資源しげんしおり ( リンクしゅう )]

官制かんせい大観たいかんそう目次もくじ 予備よび知識ちしき そう目次もくじ官制かんせい沿革えんかく そう目次もくじ官職かんしょく そう目次もくじ
役所やくしょめい50おとべつ索引さくいん


現代げんだいやく養老ようろうれいぜんさんじゅうへん

養老ようろうかくれい概説がいせつ れいじょうぜん索引さくいん 現代げんだいやく養老ようろうれい凡例はんれい 官位かんいれい 職員しょくいんれい(01〜20)] 職員しょくいんれい(21〜38)] 職員しょくいんれい(39〜57)]職員しょくいんれい(58〜80)] 後宮こうきゅう職員しょくいんれい 東宮とうぐう職員しょくいんれい 家令かれい職員しょくいんれい 神祇じんぎれい 僧尼そうにれい れい(01〜22)] れい(23〜45)] れい(01〜19)] れい(20〜37)] 賦役ふえきれい(01〜14)] 賦役ふえきれい(15〜39)] がくれい せんじょれい(01〜19)] せんじょれい(20〜38)] 継嗣けいしれい 考課こうかれい(01〜49)] 考課こうかれい(50〜75)] ろくれい みやまもるれい ぐんぼうれい(01〜23)] ぐんぼうれい(24〜51)] ぐんぼうれい(52〜76)] 制令せいれい 衣服いふくれい 営繕えいぜんれい 公式こうしきれい(01〜10)] 公式こうしきれい(11〜22)] 公式こうしきれい(23〜61)] 公式こうしきれい(62〜89)] 倉庫そうこれい [廐牧れい やましれい かりやすしれい そうれい せきれい ほろびれい ごくれい(01〜20)] ごくれい(21〜42)] ごくれい(43〜63)] ざつれい(01〜21)] ざつれい(22〜41)]


付録ふろく現代げんだいやく養老ようろうれいぜんさんじゅうへん

だい 職員しょくいんれい ぜん80じょうちゅう58〜80じょう

最終さいしゅう更新こうしん00.03.26

 − 目次もくじ −




 

○58 (弾正だんじょうだいじょう


弾正だんじょうだい〔だんじょうだい〕

いん〔いん〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、風俗ふうぞく(※民間みんかんではなくかんじん綱紀こうき)を粛清しゅくせいし、内外ないがい(=きょうないきょうがい)の非違ひい弾奏だんそう〔だんそう〕(=摘発てきはつおよ奏上そうじょう)すること。}

〔ひち/ひつ〕1人ひとり

だいちゅう〔だいちゅう〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、内外ないがい(=宮城みやぎ内外ないがいきょう内側うちがわ宮門きゅうもんより外側そとがわ)を巡察じゅんさつし、非違ひい糺弾きゅうだんすること。その神祇官じんぎかんだいたすくおなじ。}

しょうちゅう〔しょうちゅう〕2人ふたり。{職掌しょくしょうだいちゅうおなじ。}

だい〔だいしょ/だいそ〕1人ひとり

しょう〔しょうしょ/しょうそ〕1人ひとり

巡察じゅんさつ弾正だんじょう〔じゅんさちだんじょう/じゅんさつだんじょう〕10にん。{職掌しょくしょうは、内外ないがい(=宮城みやぎ内外ないがいきょう内側うちがわ宮門きゅうもんより外側そとがわ)を巡察じゅんさつし、非違ひい糾弾きゅうだんすること。}

史生ふみおにん

使つかい30にん

ちょくひのと2人ふたり


 

○59 (衛門えもんじょう


衛門えもん〔えもんふ〕つかさひとつを管轄かんかつする。}

とく〔かみ/とく〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、しょもん(※ここでは宮城みやぎもん宮門きゅうもん)の禁衛きんえい出入でいり礼儀れいぎのこと、一定いってい時刻じこく巡検じゅんけんすること、および、隼人はやともんせき〔もんじゃく〕(=ひと出入でいり許可きょか証明しょうめい)・もんぱい〔もんぼう〕(=物品ぶっぴん出入でいり許可きょか証明しょうめい)のこと。}

〔すけ〕1人ひとり

大尉たいい〔だいい/たいじょう〕2人ふたり

少尉しょうい〔しょうい/しょうじょう〕2人ふたり

大志たいし〔だいし〕2人ふたり

しょうこころざし〔しょうし〕2人ふたり

医師いしにん

門部かとべ〔もんぶ〕200にん

物部ものべ30にん

使つかい30にん

ちょくひのとにん

衛士えじ〔えじ〕


 

○60 (隼人はやとじょう


隼人はやと〔はやひとのつかさ〕

ただし1人ひとり。{職掌しょくしょうは、(朝廷ちょうていつとめる)隼人はやと検校けんぎょうすること、および、(隼人はやとの)ちょうのこと、歌舞かぶ隼人はやとまいなどの民俗みんぞく芸能げいのう)を教習きょうしゅうすること、たけかさ(※たけ)を造作ぞうさくすること。}

たすく1人ひとり

れいにん

使つかい10にん

ちょくひのと1人ひとり

隼人はやと〔はやひと〕


 

○61 (ひだり衛士えじじょう


ひだり衛士えじ〔さえじふ〕みぎ衛士えじ〔うえじふ〕はこれにじゅんじること。}

とくにん。{職掌しょくしょうは、みやわき(=みや正門せいもんわき小門おかど)を禁衛きんえいすること、たい仗を検校けんぎょうすること、一定いってい時刻じこく巡検じゅんけんすること、衛士えじちょうおよび、差料さしりょう〔さか〕(=徴発ちょうはつ)、だい〔だいび〕ひねしつらえのこと(=おおきな儀式ぎしきさい儀仗ぎじょう陣容じんようのことか)、くるま〔きょが〕(=行幸ぎょうこうする天皇てんのうのこと)の出入でいり前駆ぜんく殿どの〔ごでん〕(=前衛ぜんえい後衛こうえい)すること。}

にん

大尉たいいにん

少尉しょういにん

大志たいしにん

しょうこころざしにん

医師いしにん

使つかい60にん

ちょくひのとにん

衛士えじ


 

○62 (ひだり兵衛ひょうえじょう


ひだり兵衛ひょうえ〔さひょうえふ〕みぎ兵衛ひょうえ〔うひょうえふ〕はこれにじゅんじること。}

とく1人ひとり。{職掌しょくしょうは、兵衛ひょうえ検校けんぎょうし、ごうもん(=内裏だいりしょもん)に分配ぶんぱいすること、一定いってい時刻じこく巡検じゅんけんすること、くるま出入でいり前後ぜんごぶんまもるすること、および、ひだり兵衛ひょうえちょうもんせきのこと。}

1人ひとり

大尉たいいにん

少尉しょういにん

大志たいしにん

しょうこころざしにん

医師いしにん

番長ばんちょう〔ばんちょう〕にん

兵衛ひょうえ〔ひょうえ〕400にん

使つかい30にん

ちょくひのと2人ふたり


 

○63 (ひだりりょうじょう


ひだりうまりょう〔さめりょう〕みぎうまりょう〔うめりょう〕はこれにじゅんじること。}

あたま1人ひとり。{職掌しょくしょうは、ひだりの閑〔うまや〕(=廐)のうま調しらべ習・やしなえ飼のこと、供御くご乗具じょうぐのこと、こくくさ配給はいきゅうすること、および、飼部の戸口とぐち名籍めいせきのこと。}

じょにん

だいまこと1人ひとり

しょうまこと1人ひとり

だいぞくにん

しょうぞくにん

うま〔うまのくすし〕2人ふたり

うま〔めぶ〕60にん

使つかい20にん

ちょくひのと2人ふたり

飼丁〔かうよほろ/しちょう〕


 

○64 (ひだり兵庫ひょうごじょう


ひだり兵庫ひょうご〔さひょうご〕みぎ兵庫ひょうご〔うひょうご〕はこれにじゅんじること。}

あたまにん。{職掌しょくしょうは、ひだり兵庫ひょうご〔つわもののくら〕儀仗ぎじょう兵器へいき、(それらを)所定しょてい場所ばしょ安置あんちすること・出納すいとうすること・曝凉〔ばくりょう〕(=して乾燥かんそうさせること)、および、命令めいれいさずかったときにくつがえそうすること。}

じょにん

だいまこと1人ひとり

しょうまこと1人ひとり

だいぞくにん

しょうぞくにん

使つかい20にん

ちょくひのと2人ふたり


 

○65 (うち兵庫ひょうごじょう


うち兵庫ひょうご〔うちのひょうご〕

せいにん。{職掌しょくしょうは、兵庫ひょうごあたまじゅんじること。}

たすく1人ひとり

れいにん

使つかい10にん

ちょくひのと1人ひとり


 

○66 (左京さきょうしょくじょう


ひだりきょうしょく〔さきょうしき〕みぎきょうしょく〔うきょうしき〕はこれにじゅんじること。つかさひとつを管轄かんかつする。}

大夫たいふ1人ひとり。{職掌しょくしょうは、左京さきょう戸口とぐち名籍めいせきのこと、百姓ひゃくしょう(=人民じんみん)をやしなえ〔じよう〕する(=やしなそだてる(?))こと、所部ところぶ〔しょぶ〕(=管轄かんかつ管区かんく)をただすさっすること、みつぎきょ〔ぐこ〕(=国学こくがくおよ大学だいがくからの任用にんよう推挙すいきょしゃ)、孝義たかよしたくざつ徭、りょうしず訴訟そしょう〔しでん〕(=てん)、度量どりょうくら廩、租調、兵士へいしうつわ仗、みちきょうところ〔かしょ〕(=せき通行つうこう許可きょかしょ)、たけなわのこざつぶつのこと、僧尼そうに名籍めいせきのこと。}

あきら1人ひとり

大進たいしんにん

しょうすすむ2人ふたり

だいぞくにん

しょうぞくにん

ぼうれい〔ぼうりょう/ぼうれい〕12にん

使つかい30にん

ちょくひのと2人ふたり


 

○67 (ひがしじょう


ひがし〔ひんがしのいちのつかさ〕西にし〔にしのいちのつかさ〕はこれにじゅんじること。}

せいにん。{職掌しょくしょうは、財貨ざいか交易こうえき器物きぶつ真偽しんぎ度量どりょう軽重けいちょう売買ばいばいの估価のこと、非違ひいきんさっすること。}

たすく1人ひとり

れいにん

あたいちょうにん

物部ものべ20にん

使つかい10にん

ちょくひのと1人ひとり


 

○68 (摂津せっつしょくじょう


摂津せっつしょく〔しょうしんしき/せっつしき〕〔つ〕くにたいする(※のちしょくはい摂津せっつこくとするまで津国つのくにには国司こくしかない)。}

大夫たいふにん。{職掌しょくしょうは、ほこらしゃ〔ししゃ〕(=まつり・神社じんじゃ)のこと、戸口とぐち簿ちょう〔ふちょう〕(=名籍めいせきふく公文書こうぶんしょ帳簿ちょうぼ)のこと、百姓ひゃくしょうやしなえすること、のうくわすすむすること、所部ところぶただすさっすること、みつぎきょ孝義たかよしたくりょうしず訴訟そしょう廛、度量どりょう軽重けいちょうくら廩、租調、ざつ徭、兵士へいしうつわ仗、みちきょうずみところ上下じょうげ公使こうし(=出入でいりする公使こうし)、郵駅、伝馬てんまたけなわのこざつぶつのこと、舟具ふなぐ検校けんぎょうすること、および、てら僧尼そうに名籍めいせきのこと。}

あきら1人ひとり

大進たいしんにん

しょうすすむ2人ふたり

だいぞくにん

しょうぞくにん

史生ふみおにん

使つかい30にん

ちょくひのと2人ふたり


 

○69 (大宰府だざいふじょう


大宰府だざいふ〔だいさいふ〕筑前ちくぜん〔ちくしのみちのくち〕くにたいする(※ただしべつ国司こくしくのが普通ふつう)。}

主神しゅしん〔しゅじん〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、諸々もろもろ祭祀さいしのこと。}

そち〔そち〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、ほこらしゃのこと、戸口とぐち簿ちょうのこと、百姓ひゃくしょうやしなえすること、のうくわすすむすること、所部ところぶただすさっすること、みつぎきょ孝義たかよしたくりょうしず訴訟そしょう、租調、くら廩、徭役、兵士へいしうつわ仗、鼓吹こすい、郵駅、伝馬てんま、烽候〔ぶうこ〕(=烽火ほうか=のろし)、じょうまき〔じょうぼく〕(=しろ隍とまき)、ところ公私こうしうまうしたけなわのこざつぶつのこと、および、てら僧尼そうに名籍めいせきのこと、しげるきゃく帰化きかきょううたげ〔こうえん/きょうえん〕(=饗宴きょうえん)のこと。}

大弐だいに〔だいに〕1人ひとり。{職掌しょくしょうそちおなじ。}

しょう〔しょうに〕2人ふたり。{職掌しょくしょう大弐だいにおなじ。}

だいかん〔だいけん〕2人ふたり。{職掌しょくしょうは、府内ふないただすばんすること、文案ぶんあんしんしょし、(検出けんしゅつされた)稽失の当否とうひ判断はんだんし、非違ひいさっすること。}

しょうかん〔しょうげん〕2人ふたり。{職掌しょくしょうだいかんおなじ。}

大典たいてん〔だいてん〕2人ふたり。{職掌しょくしょうは、さずかった命令めいれい記録きろくし、文案ぶんあんかんしょし、稽失を検出けんしゅつし、公文こうぶんみあげること。}

しょうてん〔しょうてん〕2人ふたり。{職掌しょくしょう大典たいてんおなじ。}

だい判事はんじ1人ひとり。{職掌しょくしょうは、はんじょう〔ぼんじょう〕(=調書ちょうしょ)をあんくつがえすること、けいめい断定だんていすること、諸々もろもろ争訟そうしょうはんじること。}

しょう判事はんじ1人ひとり。{職掌しょくしょうだい判事はんじおなじ。}

だいれいにん。{職掌しょくしょうは、はんぶんしょううつしすること。}

しょうれいにん。{職掌しょくしょうは、だいれいおなじ。}

大工だいく〔だいく〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、しろ隍、ふねかじえびす〔にゅうき〕(=兵器へいきぐん)、諸々もろもろの営作のこと。}

しょうこう〔しょうく〕2人ふたり。{職掌しょくしょう大工だいくおなじ。}

博士はかせにん。{職掌しょくしょうは、けいぎょう教授きょうじゅし、学生がくせいためしすること。}

陰陽いんようにん。{職掌しょくしょうは、占筮せんぜいし、地相ちそうること。}

医師いしにん。{職掌しょくしょうは、診察しんさつしてやまい治療ちりょうすること。}

さん〔さんし〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、のかずかんけいすること。}

防人さきもりただし〔ぼうにんのかみ〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、防人さきもりちょうえびすきょう〔きょうえつ〕(=教練きょうれん閲兵えっぺい)、および、食料しょくりょうのこと。}

たすく〔まつりごとひと〕1人ひとり。{職掌しょくしょうせいおなじ。}

れいにん

おもせん〔ふねのつかさ〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、ふねかじ修理しゅうりすること。}

しゅくりや〔くりやのつかさ〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、醯〔す〕(=さかなにく発酵はっこうさせた、または汁気しるけおおい、酸味さんみのある食品しょくひん)・ひしお・韲〔あえもの〕(=野菜やさいなどを細切こまぎりしてひしおえた食品しょくひん)・【《くさかんむり》+まないた〔にらぎ〕ひしお・【まめささえ〔くき〕さけ〔ほしいお〕(=各種かくしゅいぬいぎょ。※サケではない)などのこと。}

史生ふみお20にん


 

○70 (大国たいこくじょう


大国たいこく〔だいこく〕

もり〔かみ〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、ほこらしゃのこと、戸口とぐち簿ちょう百姓ひゃくしょうやしなえすること、のうくわすすむすること、所部ところぶただすさっすること、みつぎきょ孝義たかよしたくりょうしず訴訟そしょう、租調、くら廩、徭役、兵士へいしうつわ仗、鼓吹こすい、郵駅、伝馬てんま、烽候、じょうまきところ公私こうしうまうしたけなわのこざつぶつのこと、および、てら僧尼そうに名籍めいせきのこと。そのの(諸国しょこくの)もり職掌しょくしょうについては、これにじゅんじること。陸奥みちのく〔みちのおく〕出羽でわ〔いでわ〕越後えちご〔こしのみちのしり〕などのくには、あわせて、きょうきゅう〔こうごう/きょうきゅう〕(=(蝦夷えぞ帰順きじゅんさせるため)しょくきょうろくきゅうすること)、征討せいとう斥候せっこうること。壱岐いき〔ゆき〕対馬つしま〔つしま〕日向ひなた〔ひゅうが〕薩摩さつま〔さつま〕大隅おおすみ〔おおすみ〕などのくには、鎮捍〔ちんかん〕(=まもふせいでしずめること)・ぼうもりおよび、しげるきゃく帰化きかそうすること。三関さんのせきこく〔さんげんごく〕(=三関さんのせき(=鈴鹿すずか不破ふわあいはつ)がかれている伊勢いせ美濃みの越前えちぜんの3こく)は、また、せきしがらみおよび、せきちぎり〔げんけい/かんけい〕(=ぐん通行つうこうしょう)のこともつかさどること。}

かい〔すけ〕1人ひとり。{職掌しょくしょうもりおなじ。そのの(諸国しょこくの)かい職掌しょくしょうについては、これにじゅんじること。}

だいじょう〔だいじょう〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、国内こくないただすばんすること、文案ぶんあんしんしょし、(検出けんしゅつされた)稽失の当否とうひについて判断はんだんし、非違ひいさっすること。そのの(諸国しょこくの)じょう職掌しょくしょうについては、これにじゅんじること。}

すくなじょう〔しょうじょう〕1人ひとり。{職掌しょくしょうだいじょうおなじ。}

大目おおめ〔おおいそうかん〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、命令めいれいさずかって記録きろくし、文案ぶんあんかんしょし、稽失を検出けんしゅつし、公文こうぶんみあげること。そのの(諸国しょこくの)職掌しょくしょうについては、これにじゅんじること。}

しょう〔すないそうかん〕1人ひとり。{職掌しょくしょう大目おおめおなじ。}

史生ふみおにん


 

○71 (うえこくじょう


うえこく〔じょうごく〕

もり1人ひとり

かい1人ひとり

じょう1人ひとり

〔そうかん〕1人ひとり

史生ふみおにん


 

○72 (中国ちゅうごくじょう


中国ちゅうごく〔ちゅうごく〕

もり1人ひとり

じょう1人ひとり

1人ひとり

史生ふみおにん


 

○73 (したこくじょう


したこく〔げこく〕

もり1人ひとり

1人ひとり

史生ふみおにん


 

○74 (だいぐんじょう


だいぐん〔だいぐん〕

大領だいりょう〔だいりょう〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、所部ところぶ撫養むやすること、ぐんのことを検察けんさつすること。そのの(しょぐんの)りょう職掌しょくしょうについては、これにじゅんじること。}

しょうりょう〔しょうりょう〕1人ひとり。{職掌しょくしょうだいりょうおなじ。}

しゅせい〔しゅしょう〕にん。{職掌しょくしょうは、ぐんないただすばんすること、文案ぶんあんしんしょし、(検出けんしゅつされた)稽失の当否とうひについて判断はんだんし、非違ひいさっすること。そのの(しょぐんの)しゅせい職掌しょくしょうについては、これにじゅんじること。}

おもちょう〔しゅちょう〕にん。{職掌しょくしょうは、さずかった命令めいれい記録きろくし、文案ぶんあんかんしょし、稽失を検出けんしゅつし、公文こうぶんみあげること。そのの(しょぐんの)おもちょう職掌しょくしょうについては、これにじゅんじること。}


 

○75 (上郡かみごおりじょう


上郡かみごおり〔じょうぐん〕

だいりょうにん

しょうりょうにん

しゅせいにん

おもちょうにん


 

○76 (中郡なかごおりじょう


中郡なかぐん〔ちゅうぐん〕

だいりょうにん

しょうりょうにん

しゅせいにん

おもちょうにん


 

○77 (下郡しもごおりじょう


下郡しもごおり〔げぐん〕

だいりょうにん

しょうりょうにん

おもちょうにん


 

○78 (小郡おごおりじょう


小郡おごおり〔しょうぐん〕

りょうにん

おもちょうにん


 

○79 (軍団ぐんだんじょう


軍団ぐんだん〔ぐんだん〕

だいあつし〔だいぎ〕1人ひとり。{職掌しょくしょうは、兵士へいし検校けんぎょうすること、えびすたかし備すること、弓馬きゅうば調しらべならわすること、陳列ちんれつ簡閲かんえつ〔けんえち/けんえつ〕(=閲兵えっぺい)すること。}

しょうあつし〔しょうぎ〕2人ふたり。{職掌しょくしょうだいあつしおなじ。}

おもちょうにん

こうじょう〔こうい〕にん

たびそち〔ろそち/りょそつ〕10にん

たいただし〔たいしょう/たいせい〕20にん


 

○80 (くに博士はかせ医師いしじょう


くに博士はかせ〔こくはかせ〕医師いし〔いし〕は、くにべつかくにん

学生がくせいは、大国たいこくに50にんうえこくに40にん中国ちゅうごくに30にんしたこくに20にん

せいは、それぞれ5ぶんの4をげんじること。(つまり、大国たいこくに10にんうえこくに8にん中国ちゅうごくに6にんしたこくに4にん。)




養老ようろうかくれい概説がいせつ れいじょうぜん索引さくいん 現代げんだいやく養老ようろうれい凡例はんれい 官位かんいれい 職員しょくいんれい(01〜20)] 職員しょくいんれい(21〜38)] 職員しょくいんれい(39〜57)]職員しょくいんれい(58〜80)] 後宮こうきゅう職員しょくいんれい 東宮とうぐう職員しょくいんれい 家令かれい職員しょくいんれい 神祇じんぎれい 僧尼そうにれい れい(01〜22)] れい(23〜45)] れい(01〜19)] れい(20〜37)] 賦役ふえきれい(01〜14)] 賦役ふえきれい(15〜39)] がくれい せんじょれい(01〜19)] せんじょれい(20〜38)] 継嗣けいしれい 考課こうかれい(01〜49)] 考課こうかれい(50〜75)] ろくれい みやまもるれい ぐんぼうれい(01〜23)] ぐんぼうれい(24〜51)] ぐんぼうれい(52〜76)] 制令せいれい 衣服いふくれい 営繕えいぜんれい 公式こうしきれい(01〜10)] 公式こうしきれい(11〜22)] 公式こうしきれい(23〜61)] 公式こうしきれい(62〜89)] 倉庫そうこれい [廐牧れい やましれい かりやすしれい そうれい せきれい ほろびれい ごくれい(01〜20)] ごくれい(21〜42)] ごくれい(43〜63)] ざつれい(01〜21)] ざつれい(22〜41)]

現代げんだいやく養老ようろうれいぜんさんじゅうへん

官制かんせい大観たいかんそう目次もくじ予備よび知識ちしき そう目次もくじ官制かんせい沿革えんかく そう目次もくじ官職かんしょく そう目次もくじ
役所やくしょめい50おとべつ索引さくいん

[トップページ] 更新こうしんのおらせ ( What's New )]
いこい団欒だんらんぼう(ブログ)] 参考さんこう文献ぶんけんリスト] 資源しげんしおり ( リンクしゅう )]


© 1997-2010 MinShig All Rights Reserved.