「南北なんぼく」を含ふくむ日記にっき

■南北なんぼくに通つうじる道路どうろを爆破ばくはした北朝鮮きたちょうせんに喝采かっさいを浴あびせる自称じしょう保守ほしゅとやら

彼かれらの理想りそうとする政治せいじ体制たいせいがどのようなものか

あからさますぎてむしろウケる

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■三四郎さんしろうはそれなり寝ねついた。運命うんめいも与次郎よじろうも手てを下くだしようのないくらいすこやかな眠ねむりに入はいった。すると半はん鐘かねの音おとで目めがさめた。どこかで人声ひとごえがする。東京とうきょうの火事かじはこれで二にへん目めである。三四郎さんしろうは寝巻ねまきの上うえへ羽織はおりを引ひっかけて、窓まどをあけた。風ふうはだいぶ落おちている。向むこうの二に階かい屋やが風かぜの鳴なる中なかに、まっ黒くろに見みえる。家いえが黒くろいほど、家いえのうしろの空そらは赤あかかった。 　三四郎さんしろうは寒さむいのを我慢がまんして、しばらくこの赤あかいものを見みつめていた。その時とき三四郎さんしろうの頭あたまには運命うんめいがありありと赤あかく映うつった。三四郎さんしろうはまた暖あたたかい蒲団ふとんの中なかにもぐり込こんだ。そうして、赤あかい運命うんめいの中なかで狂くるい回まわる多おおくの人ひとの身みの上うえを忘わすれた。 　夜よるが明あければ常つねの人ひとである。制服せいふくをつけて、ノートを持もって、学校がっこうへ出でた。ただ三さん十じゅう円えんを懐ふところにすることだけは忘わすれなかった。あいにく時間割じかんわりのつごうが悪わるい。三さん時じまでぎっしり詰つまっている。三さん時じ過すぎに行いけば、よし子こも学校がっこうから帰かえって来きているだろう。ことによれば里見さとみ恭助きょうすけという兄あにも在宅ざいたくかもしれない。人ひとがいては、金かねを返かえすのが、まったくだめのような気きがする。 　また与次郎よじろうが話はなししかけた。 「ゆうべはお談義だんぎを聞きいたか」 「なにお談義だんぎというほどでもない」 「そうだろう、野々宮ののみやさんは、あれで理由りゆうのわかった人ひとだからな」と言いってどこかへ行いってしまった。二に時間じかん後ごの講義こうぎの時ときにまた出会であいった。 「広田ひろた先生せんせいのことは大丈夫だいじょうぶうまくいきそうだ」と言いう。どこまで事ことが運はこんだか聞きいてみると、 「いや心配しんぱいしないでもいい。いずれゆっくり話はなす。先生せんせいが君きみがしばらく来こないと言いって、聞きいていたぜ。時々ときどき行いくがいい。先生せんせいは一人ひとりものだからな。我々われわれが慰なぐさめてやらんと、いかん。今度こんど何なにか買かって来こい」と言いいっぱなして、それなり消きえてしまった。すると、次つぎの時間じかんにまたどこからか現あらわれた。今度こんどはなんと思おもったか、講義こうぎの最中さいちゅうに、突然とつぜん、 「金かね受うけ取とったりや」と電報でんぽうのようなものを白紙はくしへ書かいて出だした。三四郎さんしろうは返事へんじを書かこうと思おもって、教師きょうしの方ほうを見みると、教師きょうしがちゃんとこっちを見みている。白紙はくしを丸まるめて足あしの下したへなげた。講義こうぎが終おわるのを待まって、はじめて返事へんじをした。 「金かねは受うけ取とった、ここにある」 「そうかそれはよかった。返かえすつもりか」 「むろん返かえすさ」 「それがよかろう。はやく返かえすがいい」 「きょう返かえそうと思おもう」 「うん昼過ひるすぎおそくならいるかもしれない」 「どこかへ行いくのか」 「行いくとも、毎日まいにち毎日まいにち絵えにかかれに行いく。もうよっぽどできたろう」 「原口はらぐちさんの所ところか」 「うん」 　三四郎さんしろうは与次郎よじろうから原口はらぐちさんの宿所しゅくしょを聞ききとった。

https://anond.hatelabo.jp/20241002004712

　広田ひろた先生せんせいが病気びょうきだというから、三四郎さんしろうが見舞みまいに来きた。門もんをはいると、玄関げんかんに靴くつが一足いっそくそろえてある。医者いしゃかもしれないと思おもった。いつものとおり勝手かって口くちへ回まわるとだれもいない。のそのそ上あがり込こんで茶ちゃの間まへ来くると、座敷ざしきで話はなし声ごえがする。三四郎さんしろうはしばらくたたずんでいた。手てにかなり大おおきな風呂敷ふろしき包つつみをさげている。中なかには樽柿たるがきがいっぱいはいっている。今度こんど来くる時ときは、何なにか買かってこいと、与次郎よじろうの注意ちゅういがあったから、追分おいわけの通とおりで買かって来きた。すると座敷ざしきのうちで、突然とつぜんどたりばたりという音おとがした。だれか組打くみうちを始はじめたらしい。三四郎さんしろうは必定ひつじょう喧嘩けんかと思おもい込こんだ。風呂敷ふろしき包つつみをさげたまま、仕切しきりの唐紙からかみを鋭するどどく一いち尺しゃくばかりあけてきっとのぞきこんだ。広田ひろた先生せんせいが茶ちゃの袴はかまをはいた大おおきな男おとこに組くみ敷しかれている。先生せんせいは俯伏ふしの顔かおをきわどく畳たたみから上あげて、三四郎さんしろうを見みたが、にやりと笑わらいながら、

「やあ、おいで」と言いった。上うえの男おとこはちょっと振ふり返かえったままである。

「先生せんせい、失礼しつれいですが、起おきてごらんなさい」と言いう。なんでも先生せんせいの手てを逆ぎゃくに取とって、肘ひじの関節かんせつを表ひょうから、膝頭ひざがしらで押おさえているらしい。先生せんせいは下したから、とうてい起おきられないむねを答こたえた。上うえの男おとこは、それで、手てを離はなして、膝ひざを立たてて、袴はかまの襞ひだを正ただしく、いずまいを直なおした。見みればりっぱな男おとこである。先生せんせいもすぐ起おき直なおった。

「なるほど」と言いっている。

「あの流りゅうでいくと、むりに逆さからったら、腕うでを折おる恐おそれがあるから、危険きけんです」

　三四郎さんしろうはこの問答もんどうで、はじめて、この両人りょうにんの今いま何なにをしていたかを悟さとった。

「御お病気びょうきだそうですが、もうよろしいんですか」

「ええ、もうよろしい」

　三四郎さんしろうは風呂敷ふろしき包つつみを解といて、中なかにあるものを、二人ふたりの間あいだに広ひろげた。

「柿かきを買かって来きました」

　広田ひろた先生せんせいは書斎しょさいへ行いって、ナイフを取とって来くる。三四郎さんしろうは台所だいどころから包丁ほうちょうを持もって来きた。三さん人にんで柿かきを食くいだした。食くいながら、先生せんせいと知しらぬ男おとこはしきりに地方ちほうの中学ちゅうがくの話はなしを始はじめた。生活せいかつ難なんの事こと、紛擾ふんじょうの事こと、一ひとつ所しょに長ながくとまっていられぬ事こと、学科がっか以外いがいに柔術じゅうじゅつの教師きょうしをした事こと、ある教師きょうしは、下駄げたの台だいを買かって、鼻緒はなおは古ふるいのを、すげかえて、用もちいられるだけ用もちいるぐらいにしている事こと、今度こんど辞職じしょくした以上いじょうは、容易よういに口くちが見みつかりそうもない事こと、やむをえず、それまで妻つまを国元くにもとへ預あづけた事こと――なかなか尽つきそうもない。

　三四郎さんしろうは柿かきの核かくを吐はき出だしながら、この男おとこの顔かおを見みていて、情なさけなくなった。今いまの自分じぶんと、この男おとこと比較ひかくしてみると、まるで人種じんしゅが違ちがうような気きがする。この男おとこの言葉ことばのうちには、もう一いちぺん学生がくせい生活せいかつがしてみたい。学生がくせい生活せいかつほど気楽きらくなものはないという文句もんくが何なん度ども繰くり返かえされた。三四郎さんしろうはこの文句もんくを聞きくたびに、自分じぶんの寿命じゅみょうもわずか二に、三さん年ねんのあいだなのかしらんと、ぼんやり考かんがえはじめた。与次郎よじろうと蕎麦そばなどを食くう時ときのように、気きがさえない。

　広田ひろた先生せんせいはまた立たって書斎しょさいに入はいった。帰かえった時ときは、手てに一いち巻かんの書物しょもつを持もっていた。表紙ひょうしが赤黒あかぐろくって、切きり口くちの埃ほこりでよごれたものである。

「これがこのあいだ話はなしたハイドリオタフヒア。退屈たいくつなら見みていたまえ」

　三四郎さんしろうは礼れいを述のべて書物しょもつを受うけ取とった。

「寂寞せきばくの罌粟げし花はなを散ちらすやしきりなり。人ひとの記念きねんに対たいしては、永劫えいごうに価あたいするといなとを問とうことなし」という句くが目めについた。先生せんせいは安心あんしんして柔術じゅうじゅつの学士がくしと談話だんわをつづける。――中学ちゅうがく教師きょうしなどの生活せいかつ状態じょうたいを聞きいてみると、みな気きの毒どくなものばかりのようだが、真しんに気きの毒どくと思おもうのは当人とうにんだけである。なぜというと、現代げんだい人ひとは事実じじつを好このむが、事実じじつに伴ともなえなう情操じょうそうは切きり捨すてる習慣しゅうかんである。切きり捨すてなければならないほど世間せけんが切迫せっぱくしているのだからしかたがない。その証拠しょうこには新聞しんぶんを見みるとわかる。新聞しんぶんの社会しゃかい記事きじは十じゅうの九きゅうまで悲劇ひげきである。けれども我々われわれはこの悲劇ひげきを悲劇ひげきとして味あじわう余裕よゆうがない。ただ事実じじつの報道ほうどうとして読よむだけである。自分じぶんの取とる新聞しんぶんなどは、死人しにん何なん十じゅう人にんと題だいして、一いち日にちに変死へんしした人間にんげんの年齢ねんれい、戸籍こせき、死因しいんを六ろく号ごう活字かつじで一いち行ぎょうずつに書かくことがある。簡潔かんけつ明瞭めいりょうの極きょくである。また泥棒どろぼう早見はやみという欄らんがあって、どこへどんな泥棒どろぼうがはいったか、一目いちもくにわかるように泥棒どろぼうがかたまっている。これも至極しごく便利べんりである。すべてが、この調子ちょうしと思おもわなくっちゃいけない。辞職じしょくもそのとおり。当人とうにんには悲劇ひげきに近ちかいでき事ことかもしれないが、他人たにんにはそれほど痛切つうせつな感かんじを与あたえないと覚悟かくごしなければなるまい。そのつもりで運動うんどうしたらよかろう。

「だって先生せんせいくらい余裕よゆうがあるなら、少すこしは痛切つうせつに感かんじてもよさそうなものだが」と柔術じゅうじゅつの男おとこがまじめな顔かおをして言いった。この時ときは広田ひろた先生せんせいも三四郎さんしろうも、そう言いった当人とうにんも一いち度どに笑わらった。この男おとこがなかなか帰かえりそうもないので三四郎さんしろうは、書物しょもつを借かりて、勝手かってから表ひょうへ出でた。

「朽くちざる墓はかに眠ねむり、伝つたわる事ことに生いき、知しらるる名なに残のこり、しからずば滄桑の変へんに任まかせて、後ごの世よに存そんせんと思おもう事こと、昔むかしより人ひとの願ねがいなり。この願ねがいのかなえるとき、人ひとは天国てんごくにあり。されども真しんなる信仰しんこうの教法きょうほうよりみれば、この願ねがいもこの満足まんぞくも無なきがごとくにはかなきものなり。生いきるとは、再さいの我がに帰かえるの意いにして、再さいの我がに帰かえるとは、願ねがいにもあらず、望のぞみにもあらず、気高けだかき信者しんじゃの見みたるあからさまなる事実じじつなれば、聖徒せいとイノセントの墓地ぼちに横よこたわるは、なおエジプトの砂すな中ちゅうにうずまるがごとし。常住じょうじゅうの我身わがみを観みじ喜よろこべば、六ろく尺しゃくの狭せまきもアドリエーナスの大だい廟びょうと異ことなる所ところあらず。成なるがままに成なるとのみ覚悟かくごせよ」

　これはハイドリオタフヒアの末節まっせつである。三四郎さんしろうはぶらぶら白山はくさんの方ほうへ歩あるきながら、往来おうらいの中なかで、この一節いっせつを読よんだ。広田ひろた先生せんせいから聞きくところによると、この著者ちょしゃは有名ゆうめいな名文めいぶん家かで、この一いち編へんは名文めいぶん家かの書かいたうちの名文めいぶんであるそうだ。広田ひろた先生せんせいはその話はなしをした時ときに、笑わらいながら、もっともこれは私わたしの説せつじゃないよと断ことわられた。なるほど三四郎さんしろうにもどこが名文めいぶんだかよくわからない。ただ句切くぎりが悪わるくって、字じづかいが異様いようで、言葉ことばの運はこび方かたが重苦おもくるしくって、まるで古ふるいお寺てらを見みるような心持こころもちがしただけである。この一節いっせつだけ読よむにも道程どうていにすると、三さん、四よん町まちもかかった。しかもはっきりとはしない。

　贏ちえたところは物もの寂さびている。奈良ならの大仏だいぶつの鐘かねをついて、そのなごりの響ひびきが、東京とうきょうにいる自分じぶんの耳みみにかすかに届とどいたと同おなじことである。三四郎さんしろうはこの一節いっせつのもたらす意味いみよりも、その意味いみの上うえに這いかかる情緒じょうちょの影かげをうれしがった。三四郎さんしろうは切実せつじつに生死せいしの問題もんだいを考かんがえたことのない男おとこである。考かんがえるには、青春せいしゅんの血ちが、あまりに暖あたたかすぎる。目めの前まえには眉まゆを焦こがすほどな大おおきな火ひが燃もえている。その感かんじが、真しんの自分じぶんである。三四郎さんしろうはこれから曙あけぼの町まちの原口はらぐちの所ところへ行いく。

　子供こどもの葬式そうしきが来きた。羽織はおりを着きた男おとこがたった二に人にんついている。小ちいさい棺かんはまっ白しろな布ぬので巻まいてある。そのそばにきれいな風車かざぐるまを結ゆいつけた。車くるまがしきりに回まわる。車くるまの羽はね弁べんが五ご色しょくに塗ぬってある。それが一色いっしょくになって回まわる。白しろい棺かんはきれいな風車かざぐるまを絶たえ間まなく動うごかして、三四郎さんしろうの横よこを通とおり越こした。三四郎さんしろうは美うつくしい弔ちょういだと思おもった。

　三四郎さんしろうは人ひとの文章ぶんしょうと、人ひとの葬式そうしきをよそから見みた。もしだれか来きて、ついでに美禰子みねこをよそから見みろと注意ちゅういしたら、三四郎さんしろうは驚おどろいたに違ちがいない。三四郎さんしろうは美禰子みねこをよそから見みることができないような目めになっている。第だい一いちよそもよそでないもそんな区別くべつはまるで意識いしきしていない。ただ事実じじつとして、ひとの死しに対たいしては、美うつくしい穏おだやかな味あじわいがあるとともに、生いきている美禰子みねこに対たいしては、美うつくしい享楽きょうらくの底そこに、一種いっしゅの苦悶くもんがある。三四郎さんしろうはこの苦悶くもんを払はらおうとして、まっすぐに進すすんで行いく。進すすんで行いけば苦悶くもんがとれるように思おもう。苦悶くもんをとるために一足ひとあしわきへのくことは夢ゆめにも案あんじえない。これを案あんじえない三四郎さんしろうは、現げんに遠とおくから、寂滅じゃくめつの会かいを文字もじの上うえにながめて、夭折ようせつの哀あわれを、三さん尺しゃくの外そとに感かんじたのである。しかも、悲かなしいはずのところを、快こころよくながめて、美うつくしく感かんじたのである。

　曙あけぼの町まちへ曲まがると大おおきな松まつがある。この松まつを目標もくひょうに来こいと教おそわった。松まつの下したへ来くると、家いえが違ちがっている。向むこうを見みるとまた松まつがある。その先さきにも松まつがある。松まつがたくさんある。三四郎さんしろうは好よい所ところだと思おもった。多おおくの松まつを通とおり越こして左ひだりへ折おれると、生垣いけがきにきれいな門もんがある。はたして原口はらぐちという標札ひょうさつが出でていた。その標札ひょうさつは木き理りの込こんだ黒くろっぽい板いたに、緑みどりの油あぶらで名前なまえを派手はでに書かいたものである。字じだか模様もようだかわからないくらい凝こっている。門もんから玄関げんかんまではからりとしてなんにもない。左右さゆうに芝しばが植うえてある。

　玄関げんかんには美禰子みねこの下駄げたがそろえてあった。鼻緒はなおの二に本ほんが右左みぎひだりで色いろが違ちがう。それでよく覚おぼえている。今いま仕事しごと中なかだが、よければ上あがれと言いう小女こおんなの取次とりつぎぎについて、画室がしつへはいった。広ひろい部屋へやである。細長ほそながく南北なんぼくにのびた床ゆかの上うえは、画家がからしく、取とり乱みだれている。まず一部分いちぶぶんには絨毯じゅうたんが敷しいてある。それが部屋へやの大おおきさに比くらべると、まるで釣つり合ごういが取とれないから、敷物しきものとして敷しいたというよりは、色いろのいい、模様もようの雅みやびな織物おりものとしてほうり出だしたように見みえる。離はなれて向むこうに置おいた大おおきな虎とらの皮かわもそのとおり、すわるための、設もうけの座ざとは受うけ取とれない。絨毯じゅうたんとは不ふ調和ちょうわな位置いちに筋すじかいに尾おを長ながくひいている。砂すなを練ねり固がためたような大おおきな甕うがある。その中なかから矢やが二に本ほん出でている。鼠色ねずみいろの羽根はねと羽根はねの間あいだが金箔きんぱくで強つよく光ひかる。そのそばに鎧よろいもあった。三四郎さんしろうは卯うの花はな縅おどしというのだろうと思おもった。向むこう側がわのすみにぱっと目めを射いるものがある。紫むらさきの裾模様すそもようの小袖こそでに金糸きんしの刺繍ししゅうが見みえる。袖そでから袖そでへ幔幕まんまくの綱つなを通とおして、虫干むしぼしの時ときのように釣つるした。袖そでは丸まるくて短たんかい。これが元禄げんろくかと三四郎さんしろうも気きがついた。そのほかには絵えがたくさんある。壁かべにかけたのばかりでも大小だいしょう合あわせるとよほどになる。額縁がくぶちをつけない下絵したえというようなものは、重かさねて巻まいた端はしが、巻まきくずれて、小口おぐちをしだらなくあらわした。

　描えがかれつつある人ひとの肖像しょうぞうは、この彩色さいしきの目めを乱みだす間あいだにある。描えがかれつつある人ひとは、突つき当あたりの正面しょうめんに団扇うちわをかざして立たった。描えがく男おとこは丸まるい背せをぐるりと返かえして、パレットを持もったまま、三四郎さんしろうに向むかった。口くちに太ふといパイプをくわえている。

「やって来きたね」と言いってパイプを口くちから取とって、小ちいさい丸まるテーブルの上うえに置おいた。マッチと灰皿はいざらがのっている。椅子いすもある。

「かけたまえ。――あれだ」と言いって、かきかけた画布がふの方ほうを見みた。長ながさは六ろく尺しゃくもある。三四郎さんしろうはただ、

「なるほど大おおきなものですな」と言いった。原口はらぐちさんは、耳みみにも留とめないふうで、

「うん、なかなか」とひとりごとのように、髪かみの毛けと、背景はいけいの境さかいの所ところを塗ぬりはじめた。三四郎さんしろうはこの時ときようやく美禰子みねこの方ほうを見みた。すると女おんなのかざした団扇うちわの陰かげで、白しろい歯はがかすかに光ひかった。

　それから二に、三さん分ふんはまったく静せいかになった。部屋へやは暖炉だんろで暖あたためてある。きょうは外面がいめんでも、そう寒さむくはない。風ふうは死しに尽つくした。枯かれた木きが音おとなく冬ふゆの日ひに包つつみまれて立たっている。三四郎さんしろうは画室がしつへ導みちびかれた時とき、霞かすみの中なかへはいったような気きがした。丸まるテーブルに肱ひじを持もたして、この静しずかさの夜よるにまさる境さかいに、はばかりなき精神せいしんをおぼれしめた。この静しずかさのうちに、美禰子みねこがいる。美禰子みねこの影かげが次第しだいにでき上あがりつつある。肥ふとった画工がこうの画筆がひつだけが動うごく。それも目めに動うごくだけで、耳みみには静しずかかである。肥ふとった画工がこうも動うごくことがある。しかし足音あしおとはしない。

　静しずかなものに封ふうじ込こめられた美禰子みねこはまったく動うごかない。団扇うちわをかざして立たった姿すがたそのままがすでに絵えである。三四郎さんしろうから見みると、原口はらぐちさんは、美禰子みねこを写うつしているのではない。不可思議ふかしぎに奥行おくゆきのある絵えから、精出せいだして、その奥行おくゆきだけを落おとして、普通ふつうの絵えに美禰子みねこを描えがき直なおしているのである。にもかかわらず第だい二にの美禰子みねこは、この静しずかさのうちに、次第しだいと第だい一いちに近ちかづいてくる。三四郎さんしろうには、この二人ふたりの美禰子みねこの間あいだに、時計とけいの音おとに触ふれない、静しずかな長ながい時間じかんが含まれているように思おもわれた。その時間じかんが画家がかの意識いしきにさえ上のぼらないほどおとなしくたつにしたがって、第だい二にの美禰子みねこがようやく追おいついてくる。もう少すこしで双方そうほうがぴたりと出合であって一ひとつに収おさまるというところで、時ときの流ながれが急きゅうに向むきを換かえて永久えいきゅうの中なかに注そそいでしまう。原口はらぐちさんの画筆がひつはそれより先さきには進すすめない。三四郎さんしろうはそこまでついて行いって、気きがついて、ふと美禰子みねこを見みた。美禰子みねこは依然いぜんとして動うごかずにいる。三四郎さんしろうの頭あたまはこの静しずかな空気くうきのうちで覚おぼえず動うごいていた。酔よった心持こころもちである。すると突然とつぜん原口はらぐちさんが笑わらいだした。

「また苦くるしくなったようですね」

　女おんなはなんにも言げんわずに、すぐ姿勢しせいをくずして、そばに置おいた安楽あんらく椅子いすへ落おちるようにとんと腰こしをおろした。その時とき白しろい歯はがまた光ひかった。そうして動うごく時ときの袖そでとともに三四郎さんしろうを見みた。その目めは流星りゅうせいのように三四郎さんしろうの眉間みけんを通とおり越こしていった。

　原口はらぐちさんは丸まるテーブルのそばまで来きて、三四郎さんしろうに、

「どうです」と言いいながら、マッチをすってさっきのパイプに火ひをつけて、再ふたたび口くちにくわえた。大おおきな木きの雁首がんくびを指ゆびでおさえて、二に吹ふきばかり濃こい煙けむりを髭ひげの中なかから出だしたが、やがてまた丸まるい背中せなかを向むけて絵えに近ちかづいた。かってなところを自由じゆうに塗ぬっている。

　絵えはむろん仕上しあがっていないものだろう。けれどもどこもかしこもまんべんなく絵えの具ぐが塗ぬってあるから、素人しろうとの三四郎さんしろうが見みると、なかなかりっぱである。うまいかまずいかむろんわからない。技巧ぎこうの批評ひひょうのできない三四郎さんしろうには、ただ技巧ぎこうのもたらす感かんじだけがある。それすら、経験けいけんがないから、すこぶる正鵠せいこくを失しっしているらしい。芸術げいじゅつの影響えいきょうに全然ぜんぜん無む頓着とんじゃくな人間にんげんでないとみずからを証拠しょうこ立たてるだけでも三四郎さんしろうは風流ふうりゅう人ひとである。

　三四郎さんしろうが見みると、この絵えはいったいにぱっとしている。なんだかいちめんに粉こなが吹ふいて、光沢こうたくのない日光にっこうにあたったように思おもわれる。影かげの所ところでも黒くろくはない。むしろ薄うすい紫むらさきが射さしている。三四郎さんしろうはこの絵えを見みて、なんとなく軽快けいかいな感かんじがした。浮ういた調子ちょうしは猪牙ちょき船せんに乗のった心持こころもちがある。それでもどこかおちついている。けんのんでない。苦にがったところ、渋しぶったところ、毒々どくどくしいところはむろんない。三四郎さんしろうは原口はらぐちさんらしい絵えだと思おもった。すると原口はらぐちさんは無む造作ぞうさくに画筆がひつを使つかいながら、こんなことを言いう。

「小川おがわさんおもしろい話ばなしがある。ぼくの知しった男おとこにね、細君さいくんがいやになって離縁りえんを請求せいきゅうした者ものがある。ところが細君さいくんが承知しょうちをしないで、私わたしは縁えんあって、この家いえへかたづいたものですから、たといあなたがおいやでも私わたしはけっして出でてまいりません」

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■ 加州かしゅうの「加か」は…

カロライナの「カロ」と思おもったら違ちがった

カリフォルニア（加か利り福ぶく尼あま亜あ）の「加か」なんてわかるかよ

ちなみにカロライナの漢字かんじ表記ひょうきは卡羅来らい納おさめだ

「卡」って何なに？ノースカロライナ州しゅうとサウスカロライナ州しゅうの南北なんぼくを合あわせて「卡」？と思おもったら違ちがった

「卡」一いち文字もじで「か」と読よむようだ

「卡路里さと」（カロリー）という漢字かんじ表記ひょうきもあるそうな

ううむ、カタカナ語ごの漢字かんじ表記ひょうきは難むずかしい

Permalink | 記事きじへの反応はんのう(2) | 10:12

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■

https://togetter.com/li/2420338

イタリアでも南北なんぼくの国民こくみんの間あいだで意識いしきの対立たいりつがあるという話はなしが新鮮しんせんだったけど、こういうのって割わりとあるんだよな

• 沖縄おきなわ vs 内地ないち
• ホーチミン vs ハノイ（ハノイ民みんはホーチミン民みんをめっちゃ見下みくだしてる）

みたいな

Permalink | 記事きじへの反応はんのう(0) | 09:57

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■anond:20240814134727

南北なんぼくが惑星わくせいの磁力じりょくで決きまると思おもってる？

Permalink | 記事きじへの反応はんのう(0) | 13:55

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■anond:20240731113244

神奈川かながわ県けん 川崎かわさき市し 横浜よこはま市し

区くで言いわれると見当けんとうつかないや

急きゅうに横浜よこはま市しになるし

そんな事ことはどうでもいいけど自分じぶんのために おさらいメモ

川崎かわさき市し 県けん北きた東ひがし端はし都と県境けんきょう 東西とうざいに長ながい

• 中原なかはら区く JR武蔵むさし小杉こすぎ駅えき
• 宮前みやまえ区く 東急とうきゅう田園都市線でんえんとしせん 宮前平みやまえだいら駅えき
• 幸さいわい区く JR川崎かわさき駅えきの北西ほくせい部ぶ

横浜よこはま市し 県けん東ひがし端はし中央ちゅうおう 南北なんぼくに長ながく広ひろい卵たまご型がた

• 青葉あおば区く 市し北部ほくぶ 東急とうきゅう田園都市線でんえんとしせん 市いちが尾お駅えき 町田まちだ隣となり 都と県境けんきょう
• 都筑つづき区く 市し北部ほくぶ 横浜よこはま市し営地下鉄ちかてつ センター南みなみ駅えき 東急とうきゅう田園都市線でんえんとしせんと東急東横とうきゅうとうよこ線せんに挟はさまる
• 港北こうほく区く 市し北部ほくぶ JR新横浜しんよこはま駅えき 東急東横とうきゅうとうよこ線せん沿線えんせん

東京とうきょう通勤つうきん通学つうがく民みんばかりの新興しんこう住宅じゅうたく地ちや大だい規模きぼ造成ぞうせい地ちかな

新興しんこうっても50年ねんくらいは経たってそうか

長年ながねん住すんでた元々もともとの現地げんち民みんより造成ぞうせい地ちができて入はいってきた通勤つうきん民みんが多おおくて

通勤つうきん民みんには地域ちいきのつながりシガラミは薄うすそう

川崎かわさきはわからないが横浜よこはまの方ほうは田畑たはたも結構けっこう残のこってる土地とちだ

横浜よこはま市しは東京とうきょう湾わん沿ぞいなら

横浜よこはま駅えき西にし区くも桜木町さくらぎちょう駅えき中ちゅう区くも南みなみの金沢かなざわ区くも変かわりばえしない感かんじ、でもないか

中ちゅう区くは北側きたがわ西側にしがわ繁華はんか街がいと南側みなみがわ山手やまてのオハイソで全然ぜんぜん違ちがう

青葉あおば区く都筑つづき区くに南みなみで隣接りんせつしてる緑みどり区くは都筑つづき区くと変かわらない感かんじ

この増田ますだの基準きじゅんは開発かいはつ造成ぞうせい時期じきが新あたらしい方ほうなのかなあ

小中こなかお受験じゅけんする高給こうきゅう取とりが多おおそうな

元々もともと増田ますだ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240730135740

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■anond:20240730092732

日本にっぽんに渡わたってきたのは、南北なんぼくと西にしからの三さん方ぽう向むかい。半島はんとう経由けいゆも多おおいとは言いえ「朝鮮ちょうせん人じん」ではないな。「朝鮮ちょうせん人じん」はその後ご10世紀せいきか20世紀せいきかけて半島はんとう内うちで煮詰につまってできた蟲むし毒どくみたいな人種じんしゅだから。

Permalink | 記事きじへの反応はんのう(3) | 09:31

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■倦怠けんたい感かん、筋肉きんにく緊張きんちょう、火照ほてり、関節かんせつ痛いたみ、頭痛ずつう、睡眠すいみん障害しょうがい、めまい、吐はき気け、吐はき気け

これらの症状しょうじょうは、電磁波でんじはの影響えいきょうで、引ひき起おこす場合ばあいがあるんや

被害ひがい者しゃにとって問題もんだいなのは電磁波でんじはは目めに見みえへんから自然しぜん現象げんしょうや病気びょうきだと思おもわされるんや

だから、意図いと的てきに加害かがいされていると思おもわへんし気きづかへん

さらにテレビを使つかってダメ押だめおし！

テレビ番組ばんぐみで、こんな病気びょうきが流行りゅうこうっていると取とり上あげて、真実味しんじつみを刷すり込こんでいると思おもわれる！

目的もくてきは差別さべつと嫌いやがらせ！

痛いたみを感かんじる加害かがいを繰くり返かえす事ことで苦痛くつうを与あたえ、精神せいしん的てきに追おい込こむ！

汚水おすい、汚物おぶつの微粒子びりゅうしを電磁波でんじはで身体しんたいにかけて嫌いやがらせをする！

例たとえば、汚水おすいを口くちに入いれても、痰たんやヨダレと勘違かんちがいしてくれる！

額がくや背中せなかに汚水おすいの微粒子びりゅうしをかけても、汗あせと勘違かんちがいしてくれる！

差別さべつ行為こういや傷害しょうがい行為こういをバレないようにできるのが電磁波でんじはを使つかった犯罪はんざい

もし犯罪はんざいがバレそうになると加害かがい者しゃが大勢おおぜいで連携れんけいしてお前まえを精神せいしん疾患しっかんだと言いって貶おとしめようとする

１．被害ひがい者しゃの対応たいおう策さく

これらの症状しょうじょうが意図いと的てきか不可抗力ふかこうりょくによるものかを確認かくにんするで

電磁でんじ過敏かびん症しょうが不可抗力ふかこうりょくによると判断はんだんできるのは、電磁波でんじはが発生はっせい時じに発生はっせい源げんに接せっする状態じょうたいで暮くらしてるんや

高こう圧あつ送電そうでん線せんの下したで暮くらしているなどの場合ばあいに暴露ばくろする場合ばあいがあるで

例たとえば電子でんしレンジから電磁波でんじはが発生はっせいすると言いわれてるやん？

電磁波でんじはは発生はっせい源げんから離はなれるほど弱よわくなる

使用しよう中なかに電子でんしレンジに近ちかづかなければ人体じんたいに影響えいきょうを及およぼすような暴露ばくろはしないと言いわれちょる

だから普通ふつうに生活せいかつをしている範囲はんいでは電磁波でんじはの影響えいきょうで電磁でんじ過敏かびん症しょうになることは考かんがえにくいと考かんがえられる

★★★意図いと的てきに電磁波でんじはを照射しょうしゃされているかを確認かくにんする方法ほうほう★★★

１．コンパスで確認かくにんする

コンパスは通常つうじょう、針はりが南北なんぼくを指さす

そこで自分じぶんの周囲しゅういでコンパスを移動いどうさせる

周囲しゅういに電気でんき製品せいひんや磁石じしゃくがないのに針はりが南北なんぼく以外いがいの方向ほうこうに振ふれることがあれば、そこに磁場じばがあると分わかる

それがあちこちで確認かくにんできたら、電磁波でんじはを使つかった加害かがいをされていると分ぶんかるというわけや！

２．携帯けいたい電話でんわの磁力じりょく計測けいそくアプリで確認かくにん

携帯けいたい電話でんわにもコンパスが搭載とうさいされている場合ばあい磁力じりょくを計測けいそくするセンサーが搭載とうさいされてる

磁力じりょくを確認かくにんするアプリをダウンロードして磁力じりょくの方位ほういや強度きょうどを確認かくにんできる

磁石じしゃくと同様どうように南北なんぼく以外いがいの方位ほういから強つよい磁力じりょくが計測けいそくできたら電磁波でんじはを使つかった加害かがいをされてると判断はんだんできるんや！

３．盗聴とうちょう器き発券はっけん機きで確認かくにん

盗聴とうちょう器き発見はっけん器うつわで電磁波でんじはの電波でんぱを計測けいそくできる

電波でんぱが飛とんできている方位ほういにアンテナを向むけると受信じゅしん感度かんどが高たかくなるから警報けいほう音おとが高たかくなる

部屋へやのあちこちで警報けいほう音おとがなったら電磁波でんじはによる被害ひがいにあっていると判断はんだんできるやで！

４．マジックライトペンで確認かくにん

百均ひゃっきんや家電かでんの文具ぶんぐ売うり場ばで販売はんばいされているLEDのブラックライトを電磁波でんじはを操作そうさしている所ところに照射しょうしゃするとライトが電磁波でんじはに反応はんのうして点滅てんめつし、消きえます

それで電磁波でんじは加害かがいを確認かくにんできるやで！

★★★電磁波でんじは加害かがいに必要ひつような細工ざいくを至いたる所ところにされている★★★

１．手てを叩たたいて共鳴きょうめいを確認かくにん

手てを１回かい大おおきな音おとが出でるように叩たたくと、僅かに共鳴きょうめいしているのが聞きこえたら、そこに電磁波でんじはを操作そうさする細工ざいくをされとる

集団しゅうだんストーカー・テクノロジー犯罪はんざいは、主おもに音おとを使つかって電磁波でんじはを操作そうさしとるんや！

２．キズや汚よごれのある場所ばしょに要注意ようちゅうい

集団しゅうだんストーカー・テクノロジー犯罪はんざいがバレないように使つかわれている電子でんし機器ききは

一般いっぱん的てきな製品せいひんの形かたちやのうて目視もくしでは分ぶんからないナノサイズのICチップと磁性じせい素材そざいが多様たようされとる

コンピューターが何なにをするかを指示しじする画像がぞうが現場げんばに描えがかれちょる

それがキズや汚よごれに見みえるように描えがかれとる！

３．フローリングや家具かぐ類るいの木目もくめに注意ちゅうい！

集団しゅうだんストーカー・テクノロジー犯罪はんざいでは異物いぶつを飲食いんしょく物ぶつに混入こんにゅうさせたり磁性じせい素材そざいを人体じんたいに塗ぬりつけたりするために室内しつないに隠かくし置おきされてるで

例たとえば木製もくせい家具かぐの木目もくめに合あわせて、木目もくめに見みえるように装備そうびされてたりするんや

木目もくめを爪楊枝つまようじで擦こすると粉こな状じょうの素材そざいが剥はがれ落おちたら電磁波でんじは加害かがいされてる証拠しょうこやで！

４．部屋へやの隅々すみずみに空洞くうどうが作つくられている

空洞くうどうは高音こうおんから低音ていおんまで異ことなる音おとが出でるように細工ざいくされとる

窓まど枠わくやドアーが接せっする部分ぶぶんに隙間すきまを作つくられとる

隙間すきまは外部がいぶから汚水おすいや汚物おぶつを運はこび入いれるために

空洞くうどうは汚水おすいや汚物おぶつを入いれることと、音おと加害かがいに使つかわれとる

これらが見みつかるとヤバイで！

★★★自分じぶんの身体しんたいを調しらべる！★★★

１．歯はのチップ確認かくにん

電磁波でんじはで身体しんたいに加害かがいされているならば、歯はにチップをつけられとる

そのチップを操作そうさして電磁波でんじはを移動いどうさせるためや

確認かくにんはマジックライトペンか盗聴とうちょう発見はっけん器うつわでできるで！

２．顔かおのチップ確認かくにん

ターゲットの目鼻めはな口こうに液えき滴しずくを運はこび入いれるため操作そうさをするためにICチップが皮下ひかに埋うめ込こみまれとる

目安めやすはホクロ、シミ、おでき

チップのアンテナになる磁性じせい素材そざいでこれらを演出えんしゅつされているのが理由りゆうや！

３．手足てあしのチップを確認かくにん

手足てあしにも液えき滴しずくを操作そうさするためのチップが埋うめ込こみまれとる

飲食いんしょく時ときに手てを口くちに近ちかづけた時ときの電磁波でんじはの移動いどうルートやモーション操作そうさに使つかわれとるで

ホクロ、シミ、おでき、ケロイド状じょうに見みえるものがチップの特徴とくちょうや！

４．磁石じしゃくが身体しんたいにくっつかないか？

電磁波でんじはを操作そうさされとる場合ばあい身体しんたいに磁性じせい素材そざいがくっつけられとる

そこに磁石じしゃくがくっついたり反発はんぱつする箇所かしょがあるやん

おでこ、鼻はな、頬骨ほおぼね、腕うでが特とくにそうや

磁石じしゃくがくっついたら最悪さいあくの状況じょうきょうになっとるで！

これらの確認かくにんで１ひとつでも該当がいとうすることがあれば電磁波でんじはを操作そうさして加害かがいされていることを疑うたがうしかないで！

Permalink | 記事きじへの反応はんのう(0) | 23:00

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■[Webクリップ]

もし地球ちきゅうの極きょくの磁気じき力ちからが、反対はんたいの方向ほうこうに作用さようする磁気じき力ちからによって中和ちゅうわさせられるならば、鋼鉄こうてつの大おおきな球たまでも空中くうちゅうを飛とぶ事ことが出来できるであらう。

またもし地球ちきゅうの極きょく磁気じき波なみが研究けんきゅうされ、分析ぶんせきされ、計量けいりょうされるならば、早晩そうばん、同様どうような反対はんたいの力ちからを生うみ出だす方法ほうほうも発見はっけんされるであらう。

そしてあらゆる固体こたいを、重おもさが無なくなる状態じょうたいにする事ことも可能かのうである。それを更さらに進すすめて行いけば、地球ちきゅうの磁気じき引力いんりょくを超こえて、宇宙うちゅう間あいだに飛とび出だすことが出来できるのである。

人間にんげんの身体しんたいの振動しんどうが、効果こうか的てきにこのやうな結果けっかを齎もたらすことが出来できるといふ説せつがある。

浮翔法ほうの実験じっけんからすれば、確かくかに出来できるといふ解答かいとうがなされさうである。

聖きよしテレサやその他たの聖者せいじゃ達いたるが、熱烈ねつれつな祈祷きとうの後のちに必要ひつような振動しんどうを生うみ出だして地上ちじょうから飛とんだことがあった。

これも一種いっしゅの例れいとして見みることが出来できよう。

もしこの振動しんどうが意志いしによって適当てきとうに調整ちょうせいされることが出来できるならば、もっと自由じゆうな飛翔ひしょうが可能かのうであるのかも知しれない。

反はん磁性じせい体からだへ下方かほうから非常ひじょうに強つよい磁場じばをかけると、その反発はんぱつ力りょくが重力じゅうりょくに打うち勝かち、磁気じき浮上ふじょうする。

例たとえば実験じっけん室しつなどで15～20T程度ていどの磁場じばを発生はっせいさせ物質ぶっしつにかけると、水みずを多おおく含ふくんだりんごや卵たまご、生物せいぶつなどを浮うかせることができる。

また、反はん磁性じせいの強つよい熱ねつ分解ぶんかいカーボン（英えい: Pyrolytic carbon）やビスマスなどは、磁力じりょくの強つよいネオジム磁石じしゃくを用もちいた室温しつおん実験じっけんでも十分じゅうぶん浮上ふじょうさせることができる。