トランプ氏が経営「SNS会社」の株価で「大統領選の行方がわかる」ってどういうこと！？

　もしトラ→確かくトラ→やっぱりもしトラ！？のような情勢じょうせいになっている米べい大統領だいとうりょう選せん。

　トランプ前ぜん大統領だいとうりょうとカマラ・ハリス副ふく大統領だいとうりょうの支持しじ率りつが拮抗きっこうしているからだが、そんな行方ゆくえの見みえない大統領だいとうりょう選せんの1つの判断はんだん基準きじゅんとなるのでは、と囁ささやかれているのが、トランプ氏しの関連かんれん会社かいしゃの株価かぶかだ。

「3月がつに上場じょうじょうした『トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ』の株価かぶかです。同社どうしゃはSNSのプラットフォーム『トゥルース・ソーシャル』を運営うんえいしていますが、このSNSは、トランプ氏しがTwitter（当時とうじ）やFacebookから追放ついほうされたことによって、自みずからの発言はつげんの場ばを確保かくほするべく、苦肉くにくの策さくとして設立せつりつしたメディアと言いわれていますね」（経済けいざいジャーナリスト）

　とはいえ、仮かりにトランプ氏しが返かえり咲ざけば、トゥルース・ソーシャルがホワイトハウスの公式こうしきメディアのような存在そんざいになり、その結果けっか、利用りよう者しゃが急増きゅうぞうするだろうと見みられているのだ。

「となると、投資とうし家かの判断はんだんが『確かくトラ』に傾かたむけば同社どうしゃの株かぶは『買かい』になる。しかし、『もしトラ』のままなら株価かぶかは上あがらない。そうしたことから、選挙せんきょの勝敗しょうはいを判断はんだんする上じょうでの指標しひょうの1つとなると言いわれているのです」（前出ぜんしゅつ・ジャーナリスト）

　では、実際じっさいはどうなのかと言いえば、7月がつ15日にちに40ドル付近ふきんにいた同社どうしゃの株価かぶかは、以後いご、ジリジリと下さがり、8月がつ12日にち（現地げんち時間じかん）の終値おわりねは25ドルをきっている。これ見みる限かぎり、ハリス氏しの支持しじ率りつの上昇じょうしょうと株価かぶかの動うごきが一致いっちしているようにも見みえる。