お笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介が妹で女優・伊藤沙莉の気前の良さについて言及。相方・畠中悠も“まるで殿様”なプレゼントをもらったことがあると明かしている。
現在、NHK朝ドラ「虎に翼」でヒロインを任されるなど、国民的女優の地位を固めつつある沙莉。そんな伊藤家の誇りである妹に関し、6月8日放送の「モモコのOH!それみ~よ!」(関西テレビ)に出演した俊介は「もうタメ口でしゃべれなくなりました。朝ドラの主演の方とは、もうタメ口でしゃべれない」と語り、「虎に翼」への主演が決まった際には「いよいよだな…」と感服したようだ。
かつては沙莉と2人で一緒に暮らしていた時期もある俊介だが、当時は稼ぎも少なく「家賃はボクが4万円で、沙莉が22万円」と太っ腹な妹に甘えた“ヒモ同然”だったと説明。「この金額がボクがギリギリお兄ちゃんでいられる最後の金額でした」と表現し、当時から経済的には頼りっぱなしだったという。
また、畠中も俊介を通して沙莉と親交が深まり、「一度、テレビで大喜利をした時に、次の日にLINEが来て、『あの大喜利、面白かったわ』って言ってくれて。ギフトでフグをくれました」と沙莉からの高価なプレゼントを紹介した。これに俊介が「もう殿様ですよ」と語ると、畠中も「“面白かったからフグを授けよう”って」と沙莉の“面倒見の良さ”に感謝している。
「貧しい家庭環境に育った俊介と沙莉ですが、妹は9歳の頃からドラマにデビューしたエリートで、2人が同居していた2019年時点ですでに一定の評価を確立している実力派女優でした。兄・俊介の活躍や動向は常にチェックしているようで、同年に俊介が30歳の誕生日を迎えると、沙莉はインスタグラムから『お誕生日おめでとう。楽しそうでいてくれりゃそれで大満足だよ』と家族思いなコメントを投稿。20年7月にようやく俊介が沙莉との同居を解消し、引っ越しを決めると、俊介はXで『長年に渡った妹の扶養を外れることになりました』『本当にありがとうございました』『本当に仕送り期待してます』とユーモアを交えて感謝の想いを綴っています」(テレビ誌ライター)
ちなみに沙莉は19年1月配信のラジオ「saireek channel」(JFN PARK)で伊藤と共演した際、“兄のスゴさ”について「(何かをしてもらうことが)当たり前にならないところが『すげぇな』って。何事も当たり前だと思ってない感じが、『感謝』みたいな感じがあるでしょ? お兄ちゃんって。『ありがたや』みたいな」と語っていた。
ついつい沙莉が“恵んで”しまうのは、そんな兄の姿に魅了されているからなのかもしれない。
(木村慎吾)