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ASCII.jp:日本MSは、いつWindows 10“発売”イベントを開催するか? (1/2)

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マイクロソフト・トゥディ だい147かい

日本にっぽんMSは、いつWindows 10“発売はつばい”イベントを開催かいさいするか?

2015ねん06がつ05にち 1100ふん更新こうしん

ぶん大河原おおかわら克行かつゆき編集へんしゅう●ハイサイ比嘉ひか/ASCII.jp

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 マイクロソフトは、世界せかい190カ国かこくにおいて、7がつ29にちから Windows 10の提供ていきょう開始かいしすると発表はっぴょうした。

 当初とうしょ今年中ことしじゅうとしていたものが、今年ことしあきへとなり、さらに今年ことしなつへと前倒まえだおしに投入とうにゅうすると発表はっぴょう今回こんかい、7がつ29にち正式せいしき発表はっぴょうされたことになる。「なつ」といっても比較的ひかくてきはや時期じきでの投入とうにゅうになったことは、Windows 10をのぞんでいたユーザーにとっては朗報ろうほうだといえよう。

 べいマイクロソフトのテリー・マイヤーソン(Terry Myerson) エグゼクティブバイスプレジデントは、「Windows 10は、ユーザーが様々さまざまなすばらしいことを実現じつげんできるように設計せっけいされたしん世代せだいのWindows。よりパーソナルなコンピューティングを提供ていきょうするというマイクロソフトのビジョンを実現じつげんする製品せいひんであり、個人こじん情報じょうほう確実かくじつ保護ほご様々さまざまなデバイスじょうでの共通きょうつう体験たいけん、そして、音声おんせい、タッチ、インク、ホログラムなどによるWindowsデバイスとの自然しぜん対話たいわ提供ていきょうする」とかたる。

べいマイクロソフトのテリー・マイヤーソン(Terry Myerson) エグゼクティブバイスプレジデント

 発表はっぴょうリリースでは、Windows 10では、したしみのあるスタートメニューを復活ふっかつ。ファイル、ピンめされたアプリケーション、おりを簡単かんたんつけられるようにしていること、高速こうそく起動きどう再開さいかいし、バッテリー持続じぞく時間じかんがこれまでで最長さいちょうになっていることをしめした。また、もっと安全あんぜんなプラットフォームを提供ていきょうするために、パスワードなしにPCにログインできるようにし、生体せいたい認証にんしょうもとづく安全あんぜんなアクセスを提供ていきょうする「Windows Hello」や、シングルサインオンで利用りようできる「Microsoft Passport」、マルウェアから保護ほごする「Windows Defender」がふくまれており、デバイスのサポート期間きかんちゅうは、セキュリティアップデートが無料むりょう提供ていきょうされるとした。

 だが、注目ちゅうもくあつめるデジタルアシスタント「Cortana」は、今回こんかいのWindows 10の提供ていきょう開始かいし時点じてんでは、一部いちぶ市場いちばでのみ利用りよう可能かのうであり、日本にっぽんでは利用りようできないのは残念ざんねんだ。

デジタルアシスタント「Cortana」は、Windows 10の提供ていきょう開始かいし時点じてんでは、一部いちぶ市場いちばでのみ利用りよう可能かのう

 なお、Windows 7およびWindows 8.1を使用しようしているユーザーには、Windows 10への無償むしょうアップグレードが、7がつ29にちからの1年間ねんかん限定げんてい提供ていきょうされる。

Windows 7やWindows 8.1およびWindows Phone 8.1のユーザーは、7がつ29にちから1ねん以内いないであれば、無償むしょうでアップグレード可能かのう

 「これにより、世界中せかいじゅうすうおくにんが、Windows 10に無料むりょうでアップグレードできるようになる」としている。

 ちなみに、Windows 10への無償むしょうアップグレードの対象たいしょうとなるOSを搭載とうさいしたデバイスでは、最新さいしんのWindowsアップデートに、Windows 10へのアップグレード予約よやくくだりなえるアイコンが登場とうじょう。これをクリックすると、7がつ29にちから、Windows 10の環境かんきょう利用りようできるようになる。

Windows 8.1およびWindows 7を搭載とうさいしたPCで、デスクトップ画面がめんみぎのインジケーターに「Windows 10を入手にゅうしゅする」という項目こうもく確認かくにんできる

モバイルデバイスけ、IoTけのWindows 10は対象たいしょうになっていない

 今回こんかいの7がつ29にち発表はっぴょうかんして注目ちゅうもくしておきたいのは、このを、Windows 10の“発売はつばい”という言葉ことば表現ひょうげんしていないてんだ。

 今回こんかい発表はっぴょうしたのは、Windows 10への無償むしょうアップデートが開始かいしされるであり、そして、Windows 10を搭載とうさいしたPCやタブレットが発売はつばいされる可能かのうせいがある、ということである。Windows 10のパッケージの“発売はつばい”は現時点げんじてんではあきらかになっていない。また、今回こんかい発表はっぴょうは、モバイルデバイスけやIoTけのWindows 10は対象たいしょうにはなっていない。これらのWindows 10は、今年ことし後半こうはん提供ていきょうされる予定よていだという。

 こうしてみると、今回こんかい、マイクロソフトから“発売はつばい”するものはまったくなく、無償むしょうアップデートの“提供ていきょう”、OEMベンダーへのライセンスの“提供ていきょう”といういいかたてはまる。日本にっぽんマイクロソフトでも、リリースじょうでは、“発売はつばい”ではなく、“提供ていきょう開始かいし”という表現ひょうげん使つかっている。

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