CES 2016レポート 第だい43回かい

ソフトウェア「FabPodUI」はUnityで開発かいはつ！

500ドル以下いかで「音声おんせいナビゲーション」搭載とうさい3Dプリンター「FabPod」

「FabPod」

　ボンサイラボは1月がつ6日にち（現地げんち時間じかん）、CES 2016で3Dプリンター「FabPod」とソフトウェア「FabPodUI」を発表はっぴょうした。海外かいがい市場いちば向むけに販売はんばい予定よていで、価格かかくは500ドル以下いかを想定そうていしている。

　FabPodは、本体ほんたいサイズがおよそ幅はば22×奥行おくゆき22cmで「音声おんせいナビゲーション」を搭載とうさいする3Dプリンター。国内こくないの大手おおて部品ぶひんメーカーのTHK、ミネベア、三ツ星ベルトみつぼしべるとから部品ぶひん調達ちょうたつを、ソフトウェアのFabPodUIはインタラクティブラボラトリーと共同きょうどう開発かいはつし、「日本にっぽんならでは」の品質ひんしつと機能きのうの充実じゅうじつを実現じつげんしているという。

　FabPodUIは、特殊とくしゅなカメラで撮影さつえいされた画像がぞうでリアルな世界せかいの光ひかりの情報じょうほうの全ぜん方向ほうこうの状況じょうきょうを捕捉ほそくし、包括ほうかつすることができる3Dレンダリング技術ぎじゅつ「IBL（Image Based Lighting）」を採用さいようし、リアルなレンダリングや仮想かそう体験たいけん的てきな操作そうさを実現じつげんするソフトウェアだとしている。

FabPodUI

　また、ソフト開発かいはつにはゲーム開発かいはつに利用りようされている「Unity」を採用さいようし、今後こんごの3Dプリンターの可能かのう性せいに素早すばやく対応たいおうできるほか、フルスペックの開発かいはつを早期そうきに展開てんかいできるようになったという。将来しょうらい的てきにはARやVRにも随時ずいじ対応たいおうし、「Microsoft HoloLens」や「Oculus Rift」などと組くみ合あわせていく予定よていだ。

　なお、FabPodUIは2016年ねん春はるに日本にっぽんでも無料むりょうで提供ていきょうする予定よていで、使用しようできるプリンターの機種きしゅは問とわない方針ほうしんだという。

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