IoTプラットフォーム構築こうちくに関かんする共同きょうどう実証じっしょう試験しけん

日立ひたち、パナソニックらと共同きょうどうで家いえの電気でんき使用しようを見みえる化か実験じっけん

2016年ねん11月09日にち 09時じ00分ふん更新こうしん

文ぶん● 山口やまぐち

　日立製作所ひたちせいさくしょと東京電力とうきょうでんりょくパワーグリッドとパナソニックは11月7日にち、住宅じゅうたく内ないの電気でんきの使用しよう状じょう況きょうや温度おんどなどの情報じょうほうを収集しゅうしゅう・蓄積ちくせき・加工かこうすることのできるIoTプラットフォーム構築こうちくに関かんする共同きょうどう実証じっしょう試験しけんを開始かいしした。

　実証じっしょう試験しけんでは、家電かでん製品せいひんごとの電気でんき使用しようの変化へんかをリアルタイム検知けんちする専用せんようセンサーと、住宅じゅうたく内ないの温度おんどなどを測定そくていする環境かんきょうセンサーを設置せっち。センターシステムでデータを収集しゅうしゅうし、日立製作所ひたちせいさくしょの専用せんようシステムで蓄積ちくせき・加工かこうするプラットフォームを構築こうちくする。対象たいしょうは東京とうきょう都とを中心ちゅうしんとした関東かんとうエリアのおよそ100戸この住宅じゅうたくで、期間きかんは2016年ねん11月から2017年ねん3月がつまで。

　専用せんようの電力でんりょくセンサーなどを備そなえていない住宅じゅうたくであっても、家電かでん製品せいひんの種類しゅるいごとの電気でんき使用しようの変化へんかを見みえる化かすることで電気でんきの消けし忘わすれや使つかい過すぎなどに気きづくことが可能かのうだという。また、電気でんきの使用しよう状じょう況きょうや温度おんどなどの情報じょうほうを活用かつようしたサービスの検討けんとうも進すすめる予定よていで、見守みまもりや安否あんぴ確認かくにんといったセキュリティーサービス充実じゅうじつに貢献こうけんできるとしてる。