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ASCII.jp:ソフトバンク激怒 あいつはPepperの親じゃない

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はやしかなめはPepper開発かいはつリーダーではなかったのか:

ソフトバンク激怒げきど あいつはPepperのおやじゃない

2018ねん01がつ23にち 1700ふん更新こうしん

ぶん● G. Raymond

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 ソフトバンクロボティクスが23にち同社どうしゃのヒューマノイドロボット「Pepper」について報道陣ほうどうじん異様いよう案内あんないおくりつけた。ソフトバンクもと社員しゃいんげんGROOVE X代表だいひょう取締役とりしまりやくはやし かなめをPepperのみのおや表現ひょうげんしないようもとめる内容ないようだ。

 案内あんないによればはやしはソフトバンク在籍ざいせきにPepper開発かいはつリーダーであった事実じじつがないにもかかわらず、技術ぎじゅつ開発かいはつ責任せきにんしゃであるかのような呼称こしょう使つかっていたという。つまりはやしがメディア出演しゅつえん同社どうしゃにおける経歴けいれき詐称さしょうしたというものだ。

 はやし登場とうじょうする記事きじには、

「『ペッパー』がせたのうの”トヨタマン”ソフトバンクにんだ勇気ゆうき自信じしん」(東洋とうよう経済けいざいオンライン)
「Pepperのちちはやしかなめさんのしん会社かいしゃ『GROOVE X』がつくるロボットとは?」(ロボスタ)
まご正義まさよし激怒げきどさせたPepperもと開発かいはつリーダーが、その叱責しっせきまなんだ『仕事しごとでいちばん大切たいせつなこと』」(ダイヤモンドオンライン)
「さらばソフトバンク『ペッパーのちち退社たいしゃ真相しんそう」(日経にっけいカレッジカフェ)
「Pepperもと開発かいはつリーダーはやしかなめえがく『ヒトとロボットが“きょうそう”する未来みらい』」(IBM)

 などがある。

 はじめにあげた東洋とうよう経済けいざい記事きじは2014ねんソフトバンク在籍ざいせき当時とうじのもので「世間せけんおどろかせたヒューマノイドロボット『Pepper(ペッパー)』の開発かいはつリーダーである」との記載きさいがある。はやしは2015ねんにソフトバンクを退職たいしょくしたさい、Facebookにも「Pepper開発かいはつリーダーとしての役割やくわりえることとなります」といていた。

 ただし、ソフトバンクでは2014ねん8がつ掲載けいさい広報こうほう記事きじあいのあるロボット『Pepper』の開発かいはつ」において、はやしを「同社どうしゃで『Pepper』の開発かいはつリーダーをつとめるプロダクト本部ほんぶ PMOしつ 室長しつちょうはやし かなめ」と紹介しょうかいしていた。

 本件ほんけんについてははやしにも事実じじつ関係かんけいわせちゅう以下いか全文ぜんぶん

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報道ほうどう関係かんけい各位かくい

ソフトバンクロボティクス株式会社かぶしきがいしゃひとがたロボット「Pepper」にかんする表現ひょうげんについてご認識にんしきいただきたいことがあり、以下いかとおりおねがもうげます。

もと弊社へいしゃ社員しゃいんであり、GROOVE X株式会社かぶしきがいしゃ代表だいひょう取締役とりしまりやくであるはやし かなめについての報道ほうどうにおいて、はやしをPepperの「ちち」「みのおや」「(もと開発かいはつしゃ」「(もと開発かいはつ責任せきにんしゃ」「(もと開発かいはつリーダー」などと呼称こしょうすることで、あたかもはやし弊社へいしゃ在籍ざいせき当時とうじPepperの技術ぎじゅつ開発かいはつ責任せきにんしゃまた中心ちゅうしんてき存在そんざいであったかのような印象いんしょうあたえる表現ひょうげん散見さんけんされます。

しかしながら、はやし弊社へいしゃまたはソフトバンク株式会社かぶしきがいしゃ在籍ざいせきちゅうに、Pepperにかんして、企画きかく・コンセプトづくりやハードまたはソフトの技術ぎじゅつ開発かいはつとう、いかなるてんにおいても主導しゅどうてき役割やくわりたしたり、Pepperにかんする特許とっきょ発明はつめいしたという事実じじつはございません。また、事実じじつとして、当社とうしゃまたはソフトバンク株式会社かぶしきがいしゃのロボット事業じぎょうにおいて「開発かいはつリーダー」という役職やくしょく役割やくわり存在そんざいしたことはありません。

したがって、はやしにPepperの「ちち」「みのおや」「(もと開発かいはつしゃ」「(もと開発かいはつ責任せきにんしゃ」「(もと開発かいはつリーダー」とう呼称こしょうもちいるのはあきらかなあやまりであり、お客様きゃくさま投資とうし皆様みなさまとうたいしても間違まちがった印象いんしょうあたえかねず、Pepper事業じぎょうのオーナーである弊社へいしゃといたしましても看過かんかすることはできません。

これまでも弊社へいしゃすうかいにわたって事実じじつちがった呼称こしょう使つかわないようはやしサイドにたいもうれをおこなってまいりましたが、改善かいぜんがみられないため、今回こんかいあらためて前述ぜんじゅつ認識にんしきについてメディアの皆様みなさまにおつたえさせていただくことにいたしました。

メディアの皆様みなさまにおかれましては、今後こんごはやしについて報道ほうどうされるさいは、「Pepperプロジェクトの(もと)プロジェクトメンバー」など、Pepperの技術ぎじゅつ開発かいはつ責任せきにんしゃまた中心ちゅうしんてき存在そんざいであったかのような印象いんしょうあたえない呼称こしょう使用しようしていただきますようおねがもうげます。

ソフトバンクロボティクス株式会社かぶしきがいしゃ
代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう けん CEO 冨澤とみさわ 文秀ふみひで


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