Synergy＋OpenShiftの検証けんしょう済ずみ構成こうせいから構築こうちく、移行いこうサービスまで、オンプレミス基盤きばんのコンテナ移行いこうサポート

HPE、レッドハットと共同きょうどうで大だい規模きぼコンテナ環境かんきょう導入どうにゅうを支援しえん

2018年ねん06月がつ06日にち 06時じ30分ふん更新こうしん

文ぶん● 大塚おおつか昭彦あきひこ／TECH.ASCII.jp

　日本にっぽんヒューレット・パッカード（HPE）は2018年ねん6月がつ5日にち、レッドハットと共同きょうどうで、企業きぎょうが迅速じんそくかつ大だい規模きぼに本番ほんばん環境かんきょうへのコンテナ導入どうにゅうを推進すいしんできるソリューション群ぐんを発表はっぴょうした。「HPE Synergy」「HPE SimpliVity」と「Red Hat OpenShift Container Platform」の検証けんしょう済ずみ構成こうせいの提供ていきょう、システム構築こうちく、移行いこう、教育きょういくなど幅広はばひろいサービスが提供ていきょうされる。

HPEの“コンポーザブル・インフラ”製品せいひん「HPE Synergy」

　発表はっぴょうによると、今回こんかい2社しゃではコンテナアプリケーションの本格ほんかく展開てんかいを促進そくしんするため、CaaS／PaaS基盤きばんであるレッドハットのOpenShiftをHPE Synergy上うえで稼動かどうさせ、実じつ環境かんきょうを踏ふまえた最適さいてきな構成こうせいを実証じっしょうした。

　これをふまえ両社りょうしゃでは、HPE SynergyやHPE SimpliVityとRed Hat OpenShiftとをリファレンスアーキテクチャに沿そって組くみ合あわせ、構築こうちくサービスと教育きょういくサービスをパッケージした「コンテナ Shiftパック」を提供ていきょうする。これにより、企業きぎょうのオンプレミス基盤きばんを、コンテナを活用かつようしたハイブリッドクラウド基盤きばんへと変革へんかくするとしている。

　そのほか、OpenShiftと「HPE 3PAR」「HPE Nimble Storage」との組くみ合あわせにおける検証けんしょう済ずみ構成こうせいの提供ていきょうとコンテナ向むけ永続えいぞくストレージの実現じつげん、Red Hat Ansibleの活用かつようによるOpenShift展開てんかいの自動じどう化か、HPE Cloud Volumes／HPE Cloud Bank Storageによるパブリッククラウドへのデータバックアップ、HPEのテクニカルサービス部門ぶもんであるPointnextによる包括ほうかつ的てきな「コンテナ移行いこうサービス」など、両社りょうしゃの特徴とくちょうを生いかしたソリューション群ぐんが提供ていきょうされるという。