iPad Air（第だい5世代せだい）はUSBの転送てんそう速度そくどが10Gbpsになってどれだけ速はやくなったのか？

2022年ねん05月がつ11日にち 11時じ00分ふん更新こうしん

文ぶん●中山なかやま智さとし　編集へんしゅう●北村きたむら／ASCII

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　2021年ねん9月がつにiPad mini（第だい6世代せだい）、今年ことし3月がつにはiPad Air（第だい5世代せだい）が登場とうじょうした。どちらのモデルも、外部がいぶ接続せつぞく端子たんしとしてType-Cを搭載とうさいしており、タブレットながら周辺しゅうへん機器ききを接続せつぞくしてよりPCライクな使つかい方かたができるようになっている。

左ひだりがiPad mini（第だい6世代せだい）で右みぎがiPad Air（第だい5世代せだい）

　特とくに便利べんりなのが、外部がいぶストレージとしてUSBメモリーやSSDを接続せつぞくしてデータの管理かんりができること。規格きかくとしてはiPad mini（第だい6世代せだい）は5Gbps、iPad Air（第だい5世代せだい）は10Gbpsでの転送てんそうに対応たいおうしており、データサイズが大おおきくても高速こうそくでの転送てんそうが期待きたいできる。

　そこで今回こんかいはSamsungのUSBメモリー「USBメモリ Type-C™」と、外そと付づけSSDの「Portable SSD T7 Touch」を使つかって、実際じっさいにどれくらいの転送てんそう速度そくどで利用りようできるのかテストしてみた。

「USBメモリ Type-C™」（左ひだり）と、SSDの「Portable SSD T7 Touch」（右みぎ）

防水ぼうすい、耐たい衝撃しょうげき、耐たい磁、耐たい熱ねつ、耐たいX線せん対応たいおうの
「USBメモリ Type-C™」

　「USBメモリ Type-C™」は、Samsungの高こう品質ひんしつなNANDフラッシュメモリーを搭載とうさい。インターフェースはUSB 3.1 Gen 1（5Gbps）Type-Cで、今回こんかい使用しようした256GBのモデルは最大さいだい転送てんそう速度そくどが400MB/sとなっている。

256GBモデルの「USBメモリ Type-C™」

　本体ほんたいサイズは約やく33.7(W)×6.4(D)×15.9(H)mm。重量じゅうりょうは最大さいだい3.4gと非常ひじょうにコンパクトで軽量けいりょう。手軽てがるに持もち運はこべるので便利べんりだ。実じつ売うれ価格かかくは5000円えん前後ぜんこうだ。

コンパクトサイズで、そのままType-C端子たんしへ差さし込こめる

指紋しもん認証にんしょう機能きのう付つき外がい付づけSSD
「Portable SSD T7 Touch」

「Portable SSD T7 Touch（以下いか、T7 Touch）」は、1TBのモデルを使用しようしており、実じつ売うれ価格かかくは1万まん9000円えん前後ぜんこう。サイズは約やく85(W)×8(D)×57(H)mmと、こちらも名刺めいし入いれサイズのコンパクトさ。重量じゅうりょうも58gと軽量けいりょうだ。

コンパクトながら1TBの容量ようりょうの「T7 Touch」

　インターフェースはUSB 3.2 Gen 2（10Gbps）Type-Cに対応たいおうしており、シーケンシャルリードは1050MB/s。同おなじく10Gbps（1250MB/s）対応たいおうのiPad Air（第だい5世代せだい）との組くみ合あわせでどれくらいの実力じつりょくを発揮はっきできるか気きになるところだ。

両りょう端はしがType-Cのケーブルと、片側かたがわがType-Aのケーブルの2種類しゅるいが同どう梱こりされている

　なお、T7 Touchには指紋しもん認証にんしょうセンサーを使つかったセキュリティ機能きのうが搭載とうさいされている。ただしiPad用ようのアプリは用意よういされていないため、指紋しもんの登録とうろくは別途べっとアプリが用意よういされているWindowsかMac、Androidデバイスで行おこなう必要ひつようがある。詳くわしくはiPad Air(第だい4世代せだい)での活用かつよう記事きじをご覧らんいただきたい。