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IoTのたのしさをAWSとラズパイで紹介しょうかい「AWS Dev Day 2022 Japan 登壇とうだんレポート」

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 ほん記事きじはソラコムが提供ていきょうする「SORACOM公式こうしきブログ」に掲載けいさいされた「IoTのたのしさをAWSとラズパイで紹介しょうかい「AWS Dev Day 2022 Japan 登壇とうだんレポート」」をさい編集へんしゅうしたものです。

こんにちは、ソラコムのエバンジェリスト松下まつした(ニックネーム: Max)です。
AWS IoT ヒーローでして、きなAWSサービスはAWS IoT Coreです!

AWSをもちいた開発かいはつしゃけカンファレンス「AWS Dev Day 2022 Japan」でセッション公募こうぼわく獲得かくとくし、AWSとRaspberry Pi(ラズパイ)をわせたIoTアーキテクチャの基礎きそ紹介しょうかいするセッションで発表はっぴょうをしてきました。

このブログでは発表はっぴょう内容ないようくわえて、登壇とうだん経緯けいいから資料しりょうやライブデモの準備じゅんびといった舞台裏ぶたいうら紹介しょうかいします。今後こんご登壇とうだんしてみたいほうへの参考さんこうになればさいわいです。

発表はっぴょう資料しりょう内容ないよう

内容ないようやっつのトピックでした。これをよっつのライブデモをふくめて、45ふん発表はっぴょうしました。

趣旨しゅしとしては、とくにクラウドのエンジニアのほうがIoTにさい疑問ぎもんとなる「IoTデバイスの開発かいはつ」と「IoTデバイスとのアーキテクチャ」について、基本きほんてきかんがかたからベストプラクティスの紹介しょうかいつうじて、手間てまらせればとかんがえてつくっています。

  1. IoTそのものを、事例じれいともかえ
  2. IoTにおけるラズパイの役割やくわり位置いちづけ
  3. センサーとラズパイの接続せつぞく方法ほうほうと、プログラミングの概要がいよう 【ライブデモふくむ】
  4. IoTデバイスがつくす2系統けいとうのデータの整理せいり蓄積ちくせきさきかんがかた
  5. IoTデバイスとAmazon Simple Storage Service(S3)あいだのアーキテクチャ【ライブデモふくむ】
  6. Amazon API Gateway と AWS IoT Core のことなるてん、IoT Core の利点りてん 【ライブデモふくむ】
  7. AWS IoT Greengrass の概要がいようと、Lambda 関数かんすうのデプロイ 【ライブデモふくむ】
  8. ラズパイのIoT活用かつよう事例じれいと IoT プラットフォーム「SORACOM」の通信つうしん

発表はっぴょう資料しりょう公開こうかいしています。あわせてごらんください。

登壇とうだん舞台裏ぶたいうら】きっかけから準備じゅんびまで

ここからは、舞台裏ぶたいうらをご紹介しょうかいします。

きっかけはCfP

AWS Dev Day(以下いか、Dev Day) のブレイクアウトセッションは公募こうぼ (CfP; Call for Proposal)で、CfPの選考せんこう結果けっか登壇とうだん決定けっていします。

Dev DayのCfPはGitHubじょうおこなわれました。エントリー内容ないよう公開こうかいされ、みなさんからのリアクションボタンによる投票とうひょう選考せんこうおおきく影響えいきょうするとのことでした。最終さいしゅうてきには82のエントリーがあり、そのなかやく20セッションのなかえらんでいただきました。投票とうひょういただいた皆様みなさま本当ほんとうにありがとうございます。

わたしのエントリー内容ないようは「IoTのたのしさをライブデモで!AWSとラズパイで「つくらずにつくる」IoTのハジメ」というものです。

選考せんこう理由りゆう開示かいじされていませんが、個人こじんてきかえったことを共有きょうゆうします。
まず、IoTというテーマ設定せっていがありそうです。CfPでもIoTはよっつと競争きょうそうりつひくめでした。また、初級しょきゅうけに設定せっていしたのもおおきかったとかんがえています。IoTが普及ふきゅうかっているなか、これからはじめるかたけコンテンツという位置いちづけです。そしてライブデモがかったかもしれません。「やってみる」を一番いちばん表現ひょうげんしやすい手段しゅだんがライブデモです。

参考さんこうまでに、このCfPの作成さくせい手順てじゅん紹介しょうかいします。
時間じかんやく20ふん程度ていど作成さくせいしました。さきにアブストラクト(概要がいようぶん)ができて、そこからタイトルしています。わたし場合ばあい概要がいようからつく傾向けいこうつよいですね。まず紹介しょうかいすること列挙れっきょして、そのリストをもと概要がいようぶんをまとめげます。最後さいごに、概要がいようぶんから特徴とくちょうてき単語たんごをピックアップしてわせるという手順てじゅんです。

たまにスパっとタイトルからつくることもありますが、みなさんの参考さんこうになればとおも紹介しょうかいしました。

ライブデモの準備じゅんび

IoTの場合ばあい、パソコン画面がめんだけでなく物理ぶつりてきなIoTデバイスをてもらうために、手元てもとうつこと不可欠ふかけつです。
最近さいきんわたしのスタイルは、手元てもとようカメラをオープンなストリーミング配信はいしん録画ろくがソフトウェア「OBS Studio」 の “プレビューウィンドウ” で表示ひょうじする手法しゅほう利用りようしています。

画面がめんみぎが OBS Studio の “プレビューウィンドウ”

OBS Studio のプレビューウィンドウはタイトルバーだけのシンプルな表示ひょうじであるため、ライブデモでも邪魔じゃまになりません。また、OBS Studioで映像えいぞう調整ちょうせいもできるため、撮影さつえい条件じょうけんにも対応たいおうできます。あとは三脚さんきゃく固定こていしていくわけです。

パソコン画面がめんでの操作そうさも、ライブデモでは配慮はいりょ必要ひつようです。
それが認証にんしょう情報じょうほうなどのセンシティブな情報じょうほうあつかいです。とくにクラウドでは URL やリソース ID、認証にんしょう情報じょうほうなど、外部がいぶ漏洩ろうえいすると問題もんだいとなる情報じょうほうおおいです。これを動的どうてきかく方法ほうほうとして CSS3による動的どうてきなマスキング利用りようしています。

ブラウザじょう限定げんていではありますが、クラウドの管理かんり画面がめんはブラウザで操作そうさすることがほとんどですので、これで回避かいひできます。

ネットワークの準備じゅんび

モバイルWi-Fiなど、自前じまえでのネットワークを準備じゅんびしておくと安心あんしんです。

実際じっさいにあったはなしですが、会場かいじょうでネットワークがおりできなかったことがありました。ライブデモのほとんどがネット接続せつぞく必要ひつようとしますので、どんな現場げんばでも対応たいおうできるようにしておくと、ライブデモの成功せいこうかくりつ格段かくだんがります。

今回こんかいわたしはラズパイにUSBドングルがたLTEモデム「SORACOM Onyx」けて、ラズパイから直接ちょくせつインターネット接続せつぞくをするようにしました。結果けっか安定あんていてきにリモートアクセスのライブデモができたのでよかったですね。

ひだりくろいUSBデバイスが「SORACOM Onyx

あとは、操作そうさようパソコンけのネットワークとして、たとえばスマートフォンのテザリングを使つかえるようにしておくと、いざというときに対応たいおうできるのでオススメです。

当日とうじつにむけた練習れんしゅう失敗しっぱい対策たいさく

登壇とうだん当日とうじつけた練習れんしゅうは、ライブデモそのものもおこないますが、くわえてカメラとう機材きざい設置せっち調整ちょうせい練習れんしゅうします。休憩きゅうけい時間じかんない設置せっちができないとセッションそのものがはじめられませんので、この練習れんしゅう重要じゅうようです。どのくらい練習れんしゅうしているかというと、じつは10かいくらい実施じっししています。時間じかん計測けいそくしたり手順てじゅん効率こうりつもしていきます。

失敗しっぱい対策たいさくとしては「ライブデモの内容ないようをあらかじめ動画どうが撮影さつえいしておく」や「べつ解説かいせつコンテンツを用意よういしておく」がかんがえられます。ともかく、失敗しっぱいしてもあわてずに対処たいしょする手段しゅだんっておくことが大切たいせつです。

ライブデモはスマートさが重要じゅうようです!練習れんしゅうかさねることと、失敗しっぱい想定そうていしておくことで安心あんしんしてのぞめますので、ぜひ練習れんしゅう準備じゅんびをしましょう。

【おわりに】情報じょうほう発信はっしんは「自分じぶんのために」

AWS Dev Day の登壇とうだん内容ないようと、舞台裏ぶたいうらをご紹介しょうかいしました。
ラズパイやAWSのIoTけサービスの紹介しょうかいつうじて「自分じぶんでも挑戦ちょうせんできそう」とおもっていただければなによりです。

また、今回こんかい紹介しょうかいした舞台裏ぶたいうらをきっかけに、さらなる情報じょうほう発信はっしんえればいともかんがえています。おしえることがまなぶために非常ひじょう効果こうかてきという言葉ことばがあるように、みなさん自身じしんまなびをふかめる手段しゅだんとして、情報じょうほう発信はっしんをしてみてください。
わたし自身じしんも、ラズパイで使つかうmicroSDの使つかかたラズパイをWi-Fiアクセスポイントにしてトラフィック計測けいそくをする方法ほうほう公開こうかいつうじて、自身じしん知識ちしき技術ぎじゅつのアップデートをおこなっています!

また、今回こんかい紹介しょうかいしたAWSとIoTの連携れんけいやアーキテクチャにご興味きょうみのあるほうてきしたセミナーのご紹介しょうかいです。
11/17(木)もく 午後ごごからのオンラインセミナー「IoTデータ収集しゅうしゅう活用かつようっておきたい、AWSの基礎きそ実践じっせんセミナー」をおおくりします。ライブデモをまじえて、基礎きそから実践じっせん役立やくだつヒントまで解説かいせつしますので、是非ぜひ参加さんかください。

また、ソラコムではみなさんの情報じょうほう発信はっしん応援おうえんするキャンペーンとして「Try! SORACOM キャンペーン」を開催かいさいちゅうです。イベントに参加さんかしたレポートやIoTプラットフォームSORACOMのサービスや機能きのう、ソラカメを使つかったブログ記事きじいたほうへ、もれなく特製とくせいプレゼントをおとどけするキャンペーンです。
情報じょうほう発信はっしん第一歩だいいっぽとして、ご応募おうぼください!

― ソラコム松下まつした (Max)

投稿とうこう IoTのたのしさをAWSとラズパイで紹介しょうかい「AWS Dev Day 2022 Japan 登壇とうだんレポート」SORACOM公式こうしきブログ最初さいしょ表示ひょうじされました。

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