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ASCII.jp:こだわりの高性能フルタワーPCで快適ゲームプレイを極めよう!

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「COSMOS C700M」にCore i9とRTX 4070 Tiを搭載とうさい

こだわりの高性能こうせいのうフルタワーPCで快適かいてきゲームプレイをきわめよう!

2023ねん12月26にち 1100ふん更新こうしん

ぶん宮崎みやざき真一しんいち 編集へんしゅう八尋やひろ/ASCII

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「ZEFT Z44SI」

 CoolerMasterのフルタワーがたケース「COSMOS C700M」を採用さいようしたパソコンショップSEVENのゲーミングパソコン「ZEFT Z44SI」(関連かんれん記事きじは、ケースとつりいがれたハイエンドスペックをほこるモデルだ。では、ゲームはどの程度ていど快適かいてきにプレーできるのだろうか。そこで、実際じっさいにテストをおこなうことで、そのポテンシャルを検証けんしょうしてみよう。

 なお、試用しようのCPUはCore i9-13900KFだが、12月12にち現在げんざいではだい14世代せだいのCore i9-14900KFにわっているのはご了承りょうしょういただきたい。

ZEFT Z44SI
https://pc-seven.co.jp/spc/22494
価格かかく(10がつ16にち現在げんざい):税別ぜいべつ:52まん9800えん税込ぜいこみ:58まん2780えん

試用しようおもなスペック
CPU Core i9-13900KF(最大さいだい5.8GHz)、24コア(Pコア:8、Eコア:16)/32スレッド
CPUクーラー iCUE H170i ELITE CAPELLIX XT
グラフィックス GeForce RTX 4070 Ti
メモリー DDR5メモリー RGB仕様しよう 64GB (16GBx4まい)
ストレージ Western Digital SN850X 2TB m.2 SSD×2
PCケース CoolerMaster COSMOS C700M
マザーボード ASUS TUF Gaming Z790-PLUS WIFI
光学こうがくドライブ そとけUSB DVDマルチ ブラック
OS Windows 11 Pro(64bit)

4Kでも快適かいてきなゲームプレーを実現じつげん
FPSやTPSでこうフレームレートを享受きょうじゅ

 まずは、定番ていばんのベンチマークソフト「3DMark」(Version 2.28.8213)の結果けっかからてみよう。DirectX 11を使用しようする「Fire Stike」では、ZEFT Z44SIはFire Strike“無印むじるし”で4まんえるスコアーを発揮はっきし、テスト解像度かいぞうどが3840×2160ドットとなるFire Stike Ultraでも1まん3000だいとかなりたかいパフォーマンスをせている。

「3DMark」(Version 2.28.8213)の結果けっか

 DirectX 12のテストとなる「Time Spy」でもその傾向けいこうわらず、Time Spy“無印むじるし”で2まん2000だい、Time Spy Extremeで1まん1000ほどと優秀ゆうしゅう結果けっかのこしている。描画びょうが負荷ふかたかいもう1つのDirectX 12を使用しようした「Speed Way」でも、ZEFT Z44SIは5000以上いじょうのスコアーをたたしており、3D性能せいのうもうぶんない結果けっかだ。

 では、実際じっさいのゲームではどのなのか、「Call of Duty Modern Warfare 3」のテスト結果けっかうつろう。ここでは、極限きょくげんプリセットを適用てきようしたうえで、「アップスケーリング/シャープニング」から「DLSS」を選択せんたくし、「NVIDIA DLSSフレーム生成せいせい」を「オン」に設定せってい

「Call of Duty Modern Warfare 3」のテスト結果けっか

 この状態じょうたいでベンチマークモードを実行じっこうしているが、ZEFT Z44SIは1920×1080ドットで平均へいきんフレームレートが260fpsほど、1パーセンタイルフレームレートが170fos以上いじょうと、景気けいきのいい結果けっか発揮はっきしている。3840×2160ドットでも、平均へいきんフレームレートは100fps以上いじょう、1パーセンタイルフレームレートも60fpsを下回したまわることはなく、かなり快適かいてきなプレーが実現じつげんできることはだれにもあきらかだ。

 つづいて「Apex Legends」のテスト結果けっかてみよう。ここでは、オプションから描画びょうが負荷ふか最大さいだいとなるように設定せっていしてゲームをプレーし、そのあいだのフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で取得しゅとくした。

「Apex Legends」のテスト結果けっか

 その結果けっかだが、ZEFT Z44SIは1920×1080ドットでは描画びょうが負荷ふかかるぎるようで、ゲームの仕様しよう上限じょうげんとなる300fpsにほぼいた状態じょうたいとなった。3840×2160ドットでも、ZEFT Z44SIは最小さいしょうフレームレートが160fpsと非常ひじょうたかく、これであればこうリフレッシュレートのディスプレーとわせて有利ゆうりまわりが可能かのうだろう。

 さらに、「ファイナルファンタジーXIV: あかつきがつのフィナーレ ベンチマーク」の結果けっか確認かくにんしておきたい。ここでは、「最高さいこう品質ひんしつ」に設定せっていしてベンチマークを実行じっこうしているが、スクウェア・エニックスの指標しひょうではスコアー1まん5000以上いじょう最高さいこう評価ひょうかとされている。ZEFT Z44SIは、3840×2160ドットでもその指標しひょうたしており、スコアーの詳細しょうさいても、最小さいしょうフレームレートは79fpsと、快適かいてきなプレーができることは間違まちがいない。

「ファイナルファンタジーXIV: あかつきがつのフィナーレ ベンチマーク」の結果けっか

「ファイナルファンタジーXIV: あかつきがつのフィナーレ ベンチマーク」計測けいそくのフレームレート

 では、ゲーム以外いがいのパフォーマンスもておきたい。システム全体ぜんたいのパフォーマンスがはかれる「PCMark 10」(Version 2.1.2662)の結果けっかからだが、ここでは無償むしょうばんでも利用りようできるPCMark 10“無印むじるし”のテストを実行じっこうしている。

「PCMark 10」(Version 2.1.2662)の結果けっか

 ZEFT Z44SIの総合そうごうスコアーは9500ほどと非常ひじょうたかく、スコアーの詳細しょうさいると、そのなかでもDigital Content Creationが1まん7000以上いじょう突出とっしゅつしているのがれる。どうテストは、動画どうが編集へんしゅう写真しゃしん加工かこうといったコンテンツ制作せいさくのパフォーマンスをるもので、このテスト結果けっかまえると、ZEFT Z44SIはゲームだけでなく動画どうが編集へんしゅうなどの用途ようとでもたかいパフォーマンスが期待きたいできる。

 また、Webブラウジングなどの基本きほん性能せいのうるEssentialsが1まん2000だい、オフィスアプリケーションの性能せいのうはかるProductivityが1まん1000ほどと、ZEFT Z44SIがあればさまざまな用途ようとだい活躍かつやくすることは間違まちがいない。

 最後さいごに「CrystalDiskMark」(Verion 8.0.4)でストレージの性能せいのうをチェックしておこう。ZEFT Z44SIは、2のSSDを搭載とうさいしているため、それぞれでテストを実行じっこうしているが、どちらもシーケンシャルリードが最大さいだい7000MB/sじゃく、シーケンシャルライトが6700MB/sほどと非常ひじょう高速こうそく

「CrystalDiskMark」(Verion 8.0.4)の結果けっか

「CrystalDiskMark」(Verion 8.0.4)の結果けっか

 ランダムアクセスも、リードが最大さいだい1100MB/s前後ぜんご、ライトが最大さいだい900MB/sと優秀ゆうしゅうで、実際じっさいにゲームをプレーしても、ゲームの起動きどうやデータのロードでストレスをかんじる場面ばめんはまったくなかった。

ジャンルにとらわれない快適かいてきなプレーを実現じつげん
最高さいこう性能せいのうしいのであれば一考いっこう価値かちあり

 以上いじょうのテスト結果けっかからあきらかなように、ZEFT Z44SIはハイエンドマシンらいく、ゲームで高性能こうせいのう発揮はっきする。とくに4Kでもこうフレームレートをしているあたりは評価ひょうかでき、FPSやTPS、それにアクションゲームやRPG、RTSと、ジャンルをえらばず、美麗びれい画面がめんでゲームをあそべるメリットはかなりおおきい。

 またしんモデルでは最新さいしん14世代せだいのCore i9-14900KFにわっているため、性能せいのうがっていると予想よそうできる。価格かかくは58まん2780えんたかめではあるものの、ゲームの要求ようきゅうスペックをにすることなく、安定あんていしたプレーをほっするのであれば、このZEFT Z44SIは一考いっこう価値かちありだ。

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