アドビ、生成せいせいAIに対応たいおうした「AI Assistant」のベータ版ばん（英語えいご）提供ていきょう開始かいし

　アドビは2月がつ21日にち、生成せいせいAIに対応たいおうしたAcrobat ReaderとAcrobatの対話たいわ型がたエンジンとして、新あらたに「AI Assistant」のベータ版ばん（英語えいご）を提供ていきょう開始かいしする。

　Acrobat ReaderとAcrobatのワークフローに深ふかく統合とうごうされているAI Assistantは、長文ちょうぶんのドキュメントから即座そくざに要約ようやくとインサイトを生成せいせいし、質問しつもんに回答かいとうし、利用りよう目的もくてき（電子でんしメール、レポート、プレゼンテーション等とう）に応おうじた文章ぶんしょうでの共有きょうゆうを可能かのうにする。

　 AI Assistantは、モバイル上じょうで応答おうとう性せいの高たかいPDFの閲覧えつらん体験たいけんを実現じつげんするAcrobatの「Liquid Mode」と同おなじ人工じんこう知能ちのうと機械きかい学習がくしゅうモデルを活用かつよう。これらの独自どくじモデルは、PDFの構造こうぞうと内容ないようを深ふかく理解りかいしており、AI Assistantのアウトプットの品質ひんしつと信頼しんらい性せいを高たかめているという。

　複雑ふくざつな実装じっそう作業さぎょうは不要ふようで、Acrobat ReaderもしくはAcrobatを開ひらくだけで以下いかの新しん機能きのうを活用かつようした作業さぎょうを開始かいしできるとする（日本語にほんご版ばんの提供ていきょうは未定みてい）。

　具体ぐたい的てきにはAI Assistantが直感ちょっかん的てきな会話かいわ型がたインターフェースを通つうじてPDFの内容ないように応おうじた質問しつもんの提案ていあんし、ユーザーの質問しつもんに回答かいとうする。

　 また長文ちょうぶんドキュメントの迅速じんそくな理解りかいが可能かのうになるほか、アドビのカスタマイズしたアトリビューションエンジンと独自どくじAIによって引用いんようを生成せいせいするため、ユーザーはAI Assistantの回答かいとうの情報じょうほうソースを容易よういに確認かくにんできるとする。

　さらにAI Assistantに指示しじすることで情報じょうほうを統合とうごうし、要点ようてん、電子でんしメール、プレゼンテーション、レポートなどの利用りよう目的もくてきに合あわせた文章ぶんしょうを作成さくせいなどが可能かのう。

　なお、Acrobat ReaderおよびAcrobatを利用りよう中ちゅうのユーザーは、AI Assistantのベータ版ばんが終了しゅうりょうした時点じてんで、新あたらしいアドオン サブスクリプション プランを通つうじてAI Assistantの全すべての機能きのうにアクセスできるようになる。

　それまでは、AI Assistantの新しん機能きのうは、英語えいごのAcrobatデスクトップ版ばん、ウェブのAcrobat StandardとAcrobat Proおよび法人ほうじん向むけのサブスクプランでベータ版ばんとして利用りよう可能かのう。

　リリースの全文ぜんぶんについてはこちら（英文えいぶん）を参照さんしょうのこと。