SBOMを作成さくせいしている日本にっぽん企業きぎょうは37%、OSSの安全あんぜん性せいを確保かくほしているのは51%

ソフトウェアサプライチェーン攻撃こうげき、日本にっぽん企業きぎょうの57%が過去かこ1年間ねんかんに経験けいけん ― シノプシスが実態じったい調査ちょうさ

　日本にっぽんシノプシスは、2024年ねん7月がつ3日にち、ソフトウェアサプライチェーン攻撃こうげきに関かんするグローバル調査ちょうさの結果けっかを発表はっぴょうした。

　調査ちょうさによると、日本にっぽん企業きぎょうの57%（グローバル全体ぜんたい平均へいきんは54%）が「過去かこ1年間ねんかんにソフトウェアサプライチェーン攻撃こうげきを経験けいけんしている」ことが分わかった。最もっとも多おおい攻撃こうげき手法しゅほうは依然いぜんとして「脆弱ぜいじゃく性せいを突つく攻撃こうげき」だったが、「マルウェアや悪意あくいのあるパッケージを利用りようする攻撃こうげき」も急速きゅうそくに増加ぞうかしているという。

　また日本にっぽん企業きぎょうの50%（グローバル全体ぜんたいも50%）が、攻撃こうげきに対応たいおうするために「1か月げつ以上いじょう」を要ようしていた。日本にっぽん企業きぎょうの23％（グローバル全体ぜんたいは20％）は「自じ組織そしきには、ソフトウェアサプライチェーン攻撃こうげきを効率こうりつ的てきに検出けんしゅつ・対処たいしょする能力のうりょくがない」とも回答かいとうしている。

　安全あんぜんなソフトウェアサプライチェーンを構築こうちくするために不可欠ふかけつなソフトウェア部品ぶひん表ひょう（SBOM）を作成さくせいしているのは、日本にっぽん企業きぎょうの37%（グローバル全体ぜんたいは35％）。また「サプライチェーン内ないのOSSの安全あんぜん性せいを確保かくほしている」という回答かいとうは、日本にっぽん企業きぎょうの51%（グローバル全体ぜんたいは47％）だった。

　本ほん調査ちょうさは、北米ほくべい、EMEA（ヨーロッパ/中東ちゅうとう/アフリカ）、そして日本にっぽんにおける、ソフトウェアサプライチェーンに関かかわるIT・セキュリティ担当たんとう者しゃ1278名めいを対象たいしょうに実施じっしされている。

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