Linux Tips
	リモートでインストールを行おこなうには（telnet編へん） 北浦きたうら訓さとし行ぎょう 2007/2/14

　Fedora Coreには、リモートインストール機能きのうがある。ここでは、telnetを使用しようしてFedora Coreをインストールする方法ほうほうを紹介しょうかいする。

　まず、Fedora Coreを導入どうにゅうするPCにインストールメディアを入いれて起動きどうする。初期しょき画面がめんで「boot:」プロンプトが表示ひょうじされたら、以下いかのコマンドを入力にゅうりょくして［Enter］キーを押おす。

boot:linux text telnet

　しばらくすると、以下いかのような画面がめんが表示ひょうじされる。

telnetの接続せつぞく待まち状態じょうたいのインストーラ

　別べつのPCからtelnetコマンド（GNOMEの場合ばあいはGNOME端末たんまつ。Windowsの場合ばあいはPuTTYなど）でインストールするPCに接続せつぞくすると、テキストモードのインストール画面がめんが表示ひょうじされる。

GNOME端末たんまつで表示ひょうじされたインストール画面がめん

PuTTYで表示ひょうじされたインストール画面がめん

　通常つうじょうのようにインストール作業さぎょうを進すすめる。

　DHCPでIPアドレスを取得しゅとくすると、その値ねが分わからない場合ばあいがある。その際さい、［Alt］＋［F3］キーを押おすとIPアドレスなどの情報じょうほうを表示ひょうじできる。

10:51:45 INFO    : DHCPv4 eth0 - obtained lease 192.168.0.101 10:51:45 INFO    : DHCPv4 eth0 - option subnet-mask: 255.255.255.0

　［Alt］＋［F1］キーを押おせば、元もとの画面がめんに戻もどる。

　また、インストーラ起動きどう時じにIPアドレスを指定していすることも可能かのうだ。インストールするPCのIPアドレスを「192.168.0.101」に設定せっていする場合ばあいは、「boot:」プロンプト表示ひょうじ後ごに、以下いかのように入力にゅうりょくする。

boot:linux text telnet ip=192.168.0.101 netmask=255.255.255.0

注ちゅう：インストーラの画面がめんでは、キーボード配列はいれつが「US」になっているため「=」の入力にゅうりょくは「^」キーで行おこなう。

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