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ソニー、プロのこえ進化しんかしたミラーレス「αあるふぁ9 II」国内こくない発表はっぴょう。11月1にち発売はつばいやく55まんえん

ソニーは、スポーツや報道ほうどう撮影さつえいのプロフェッショナルのワークフローをサポートする高速こうそく通信つうしん性能せいのう進化しんかさせた、ミラーレスデジタルいちカメラ「αあるふぁ9 II」を国内こくない発表はっぴょうした。11月1にち発売はつばいで、店頭てんとう予想よそう価格かかくは55まんえん前後ぜんこう

αあるふぁ9 IIに、別売べつばいのSEL600F4GMを装着そうちゃくしたところ

Eマウントを採用さいよう有効ゆうこうやく2,420まん画素がそのメモリー内蔵ないぞう35mmフルサイズ積層せきそうがたCMOSイメージセンサー「Exmor RS」と、画像がぞう処理しょりエンジン「BIONZ X」をわせ、無音むおん振動しんどう電子でんしシャッターによる高速こうそく20コマ/びょうのブラックアウトフリー連続れんぞく撮影さつえい可能かのう

αあるふぁ9 IIの進化しんかてんとして、プロの現場げんばでの撮影さつえいから納品のうひんまでのワークフローを強力きょうりょくにサポートするため、リモート撮影さつえいやデータ納品のうひん高速こうそくデータ転送てんそう実現じつげん。さらに、堅牢けんろうせい操作性そうさせいわるなども強化きょうかしている。

αあるふぁ9 II

最高さいこう1Gbpsのたか転送てんそう速度そくど実現じつげんする1000BASE-Tに対応たいおうしたLAN端子たんし内蔵ないぞう。リモート撮影さつえいやデータ納品のうひん高速こうそくデータ転送てんそう実現じつげんしている。

また、PCようアプリケーション「Remote Camera Tool」をもちいたPCリモート(テザー)撮影さつえいにおいて、レリーズタイムラグ、ライブビュー画面がめん遅延ちえんなどをおさえた、快適かいてき撮影さつえい可能かのう

また、FTPS(File Transfer Protocol over SSL/TLS)規格きかく対応たいおうし、SSLまたはTLSで暗号あんごうしたデータ転送てんそうができるため、たかいセキュリティーを確保かくほ本体ほんたいない無線むせんLAN機能きのうは、IEEE 802.11ac規格きかくにも対応たいおうαあるふぁ9とおなじ2.4GHzにくわえ、5GHz帯域たいいきでの高速こうそくなデータ転送てんそう可能かのうになった。

あらたに音声おんせいメモ機能きのう搭載とうさい撮影さつえい現場げんばにて撮影さつえいシーンや位置いちなどの情報じょうほう音声おんせいデータとして画像がぞう付与ふよし、納品のうひん活用かつようできる。

また、「Imaging Edge」のモバイルアプリケーション「Transfer & Tagging add-on」を使つかい、αあるふぁ9 IIからモバイル機器きき画像がぞう音声おんせいデータ(WAVEファイル)を転送てんそうし、音声おんせい自動じどうでテキストし、てIPTCメタ情報じょうほうとして画像がぞうむことも可能かのう

モバイルアプリにあらたに搭載とうさいされた、サーバーへの自動じどうFTPアップロード機能きのうわせ、モバイル機器きき操作そうさせず、テキストされた音声おんせいデータ画像がぞうをサーバーに納品のうひんできる。「撮影さつえいから納品のうひんまでのスピードがもとめられるスポーツや報道ほうどうけいのプロフォトグラファーのワークフローの効率こうりつ実現じつげんする」という。

最大さいだい60かい/びょう演算えんざんによるAF/AE追従ついしょう最高さいこう1/32,000びょうゆがみを極限きょくげんまでおさえるアンチディストーションシャッターなどの高速こうそく性能せいのうをも装備そうび進化しんかてんとして、メカシャッターを使用しようしたさいも、あらたに最高さいこうやく10コマ/びょう高速こうそくれんうつし可能かのうになった(従来じゅうらいモデルはやく5コマ/びょう)。

さらに、蛍光けいこうとうなどの人工じんこう光源こうげん点滅てんめつによるフリッカーの影響えいきょうすくないタイミングを検出けんしゅつし、シャッターをるフリッカーレス撮影さつえいにも対応たいおう

AF性能せいのうは、693てんぞうめん位相いそうAFセンサーを撮像さつぞうエリアのやく93%に高密度こうみつど配置はいち。AFアルゴリズムの最適さいてきで、安定あんていしたフレーミングがむずかしいシーンやうごきと速度そくど緩急かんきゅうのある動体どうたいたいしても、追従ついしょう安定あんていせい精度せいど向上こうじょう実現じつげんした。

AIをもちいて動体どうたいこう精度せいど追従ついしょうつづけるリアルタイムトラッキングと、リアルタイムひとみAFにも対応たいおう。リアルタイムトラッキングでは、被写体ひしゃたい人物じんぶつ場合ばあい自動じどうひとみAFによるフォーカスの追従ついしょうおこない、被写体ひしゃたいかおえていない場面ばめん被写体ひしゃたい人物じんぶつ以外いがい場合ばあいでも、いろ模様もよう距離きょり情報じょうほうなどから物体ぶったい認識にんしきおこな撮影さつえい被写体ひしゃたい自動じどう追尾ついび撮影さつえい対象たいしょうのフレーミングに集中しゅうちゅうしやすくなっている。

ボディは、様々さまざまなフィールドでの使用しよう想定そうていし、さらに防塵ぼうじんぼうしずく配慮はいりょした設計せっけい採用さいよう重量じゅうりょうレンズ装着そうちゃく長時間ちょうじかん使用しように、撮影さつえいしゃ負担ふたん軽減けいげんするホールドせい向上こうじょうさせたグリップ形状けいじょうや、ボタンをしたときのクリックかん配置はいち調整ちょうせいによりグローブ着用ちゃくようでも快適かいてき操作性そうさせいわる実現じつげんしたという。

静止せいし動画どうがともに使つかえる、最高さいこう5.5だん光学こうがくしき5じくボディないしゅブレ補正ほせい機構きこう搭載とうさい。USB-C端子たんししん搭載とうさいし、USB経由けいゆのPCリモート接続せつぞく快適かいてき撮影さつえい転送てんそう実現じつげん

UHS-II対応たいおうのデュアルカードスロットもそなえている。長時間ちょうじかん撮影さつえい可能かのうにするこう容量ようりょうZバッテリーに対応たいおう。Zバッテリーを2搭載とうさい可能かのうたて位置いちグリップ「VG-C4EM」も利用りようできる。

遅延ちえんすくない、やく369まん画素がそのビューファインダー「Quad-VGA OLED Tru-Finder」を装備そうび自由じゆうなアングルで撮影さつえいでき、タッチ操作そうさにも対応たいおうするチルト可動かどうしき液晶えきしょうモニターもそなえている。

やく2.4ばい(6K相当そうとう)の情報じょうほうりょう凝縮ぎょうしゅくし、フルサイズ領域りょういきぜん画素がそしによる4K(3,840×2,160)動画どうが撮影さつえい可能かのう

ソニーせい業務ぎょうむようカメラで採用さいようされているデジタルオーディオインターフェースを追加ついかした、マルチインターフェースシューも装備そうびする。