アユートは、qdcのユニバーサルIEMシリーズを一部仕様変更にて順次再展開する第4弾として、リスニング用Hifiシリーズと、PA・アーティスト向けライブステージモニター用Liveシリーズ、サウンドエンジニア・クリエイター向けスタジオモニター用のStudioシリーズを6月3日に発売する。
いずれもより柔らかくフィッティングしやすいイヤーピースが付属するほか、全てのモデルに3.5mm/2.5mm/4.4mmの切替が簡単に可能な3in1プラグのケーブルを採用する。ラインナップと価格は以下の通り。
Hifi 8SHのケーブル部分。3in1プラグのケーブルを採用している - Hifi 8SH 198,000円
- Hifi 5SH 110,000円
- Live 8SL 198,000円
- Live 5SL 110,000円
- Studio 8SS 198,000円
- Studio 4SS 88,000円
Hifi 8SH
Hifi 8SHは、リスニング用に特化したHifiシリーズで、3wayサウンドチャンネルと4wayクロスオーバーを採用。片側8基のBAドライバーを搭載する。
qdc独自の音響キャビティ設計により、豊かなサウンドステージを実現。サウンドチューニングによって、「優れた分離感、空間感、音の艶感を生み出し、音のディテールと明瞭度を最大限に発揮する」という。
ケーブルの着脱が可能で、qdc独自の2pinコネクターを採用。IEM本体の凸型2pinを覆うモールド型で、汗や接触に対し強い信頼性を誇るという。
Hifi 5SH
Hifiシリーズのモデルで、3wayサウンドチャンネルと3wayクロスオーバーを採用。片側5基のBAドライバーを搭載、取り回しがしやすくニュートラルなサウンドの銀メッキ銅ケーブルを採用する。リケーブルが可能で、独自の2pinコネクターを採用する。
Live 8SL
PA・アーティスト向けライブステージモニター用のLiveシリーズ。3wayサウンドチャンネルと4wayクロスオーバーを採用し、片側8基のBAドライバーを搭載。
「プロフェッショナルの現場におけるライブ・モニター用として開発。qdc独自の音響キャビティ設計を採用し豊かなサウンドステージを実現した。ライブ現場の高音圧下でも歪みが少なく、楽器の倍音などの豊かなディテールを維持する」という。ケーブル着脱が可能で、銀メッキ銅ケーブルを採用する。
Live 5SL
Liveシリーズで、3wayサウンドチャンネルと3wayクロスオーバーを採用。片側5基のBAドライバーを搭載した。
リケーブル対応で、銀メッキ銅ケーブルを採用。
Studio 8SS
サウンドエンジニア・クリエイター向けスタジオモニター用のStudioシリーズ。3wayサウンドチャンネルと4wayクロスオーバーを採用。片側8基のBAドライバーを搭載した。
「高・中・低の3つの周波数がバランスよく、太く、クリアなサウンドを実現。音に余計な手を加えず、音楽の細部まで最大限に表現する」という。中国で最も実力があるという5人のサウンドエンジニアの内の1人、Luo Chen氏の協力の元、サウンド設計を一から行ない、「現場からの厳しい要求を完璧に反映した、真のインイヤー・モニターとして完成した」という。
Studio 4SS
Studioシリーズで、3wayサウンドチャンネルと3wayクロスオーバーを採用。片側4基のBAドライバーを搭載した。「ミックスチェック等を十分に考慮したモニター仕様となり、長時間の装着でも疲れが少なく、サウンドクリエイターなど、第一線で活躍する方々の最高のパートナーになる」とのこと。
