Fortranからプレプリントアーカイブまで、プログラミングとプラットフォームの進歩しんぽは、生物せいぶつ学がく、気候きこう科学かがく、物理ぶつり学がくを新あらたな高たかみへと導みちびいた。 2019年ねん、イベント・ホライズン・テレスコープ（EHT）のチームは、ブラックホールの実際じっさいの姿すがたを初はじめて世界せかいに見みせてくれた。彼かれらが発表はっぴょうしたリング状じょうに輝かがやく天体てんたいの画像がぞうは、従来じゅうらいの写真しゃしんとは違ちがい、計算けいさんによって得えられたものだ。具体ぐたい的てきには、米国べいこく、メキシコ、チリ、スペイン、南極なんきょく点てんの電波でんぱ望遠鏡ぼうえんきょうが捉とらえたデータを数学すうがく的てきに変換へんかんすることによって得えられたのだ1。研究けんきゅうチームは、その知見ちけんを記載きさいする論文ろんぶんとともに、ブラックホールの撮影さつえいに用もちいたプログラミングコードも公開こうかいした。科学かがくコミュニティーが自分じぶんたちのやり方かたを確認かくにんし、それを足場あしばにできるようにするためである。 このようなパターンは、ますます一般いっぱん的てきになりつつある。天文学てんもんがくから動物どうぶつ学がくまで、現代げんだいのあらゆる偉大いだいな科学かがく的てき発見はっけんの背後はいごにはコンピューターがある。

米国べいこく、英国えいこく、オーストラリアの民間みんかん研究けんきゅう者しゃは、新型しんがたコロナウイルスの発生はっせい源げんとなった中国ちゅうごくの湖北こほく省しょうで2019年ねん5月がつ以降いこうにPCR検査けんさ機器ききの発注はっちゅうが急増きゅうぞうしていたとの報告ほうこく書しょをまとめた。同年どうねん秋あきまでに新型しんがたコロナが広ひろがっていた可能かのう性せいが高たかいと指摘してき。同年どうねん12月がつに最初さいしょの感染かんせん例れいが見みつかったとする中国ちゅうごくの説明せつめいを疑問ぎもん視しした。豪州ごうしゅうに拠点きょてんを置おくサイバーセキュリティー会社かいしゃ「インターネット2.0」が主体しゅたいの調査ちょうさチームが、中国ちゅうごくの公共こうきょう調達ちょうたつの入札にゅうさつ

自民党じみんとうの岸田きしだ文雄ふみお総裁そうさいが4日にち、総理そうり大臣だいじんに就任しゅうにんした。戦後せんご、広島ひろしまの政治せいじ家いえが総理そうり大臣だいじんになるのは3人にん目めで、トップの群馬ぐんま（4人にん）に次つぐ2位い（山口やまぐち、神奈川かながわと並ならぶ3人にん）だ。統計とうけいデータ分析ぶんせき家いえの本ほん川かわ裕ひろしさんは「岸田きしだ氏しのように育そだちは東京とうきょうでも親おやの地盤じばんを継ついで二に世せい議員ぎいんとなり、当選とうせんを重かさねるのが総理そうり大臣だいじんへの近道ちかみち。宮沢みやざわ喜一きいち氏し以降いこうの歴代れきだい首相しゅしょう16人にんのほとんどが東京とうきょうの高校こうこうを出でている」と指摘してきする――。 広島ひろしまから4人にん目め、岸田きしだ新しん総理そうり大臣だいじん誕生たんじょうで振ふり返かえる「歴代れきだい首相しゅしょうの出身しゅっしん県けん」 9月がつ29日にちに行おこなわれた自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょは、1回かい目めの投票とうひょうで4人にんの候補者こうほしゃはいずれも過半数かはんすうに届とどかなかったため、上位じょうい2人にんに対たいする決選けっせん投票とうひょうが行おこなわれ、その結果けっか、岸田きしだ前ぜん政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょう（64）が、河野こうの規制きせい改革かいかく担当たんとう大臣だいじん（58）を抑おさえて新あたらしい総裁そうさいに選出せんしゅつされた。 これを受うけて臨時りんじ国会こっかいが召集しょうしゅうされ、10月4日にちに行おこなわれた総理そうり大臣だいじん指名しめい選挙せんきょの結果けっか、岸田きしだ新しん総裁そうさいが第だい100代だいの総理そうり大臣だいじんに就任しゅうにんした。 第だい100代だいは