12日、神奈川県・横浜BUNTAIにて全日本プロレス『チャンピオン・カーニバル2024【優勝決定戦】』が開催。全日本のリングでシン平成維震軍が結成された。
平成維震軍は1993年にその名を冠して生まれ、解散後も頻繁に復活していることから30年近く存続していると言えるユニット。現在は越中詩郎&AKIRA&真霜拳號の3人を中心に活動している。
この日は『結成!シン平成維震軍!』と題された青柳優馬&越中詩郎&AKIRAvs芦野祥太郎&黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾という“平成維震軍vsはぐれWRESTLE-1軍”と言える6人タッグマッチが実施。
今年3月のドラディション後楽園ホール大会で平成維震軍と対戦した際の青柳は、「越中、見とけ!」などと徹底的に挑発しながらヒップアタックを放って見せるなど令和を生きる若者としての意地を見せていた。これが越中の心を動かしたか、“平成維震軍の青柳”が再び誕生することになった。
この
日の
青柳は、
越中の
道着+
必勝日の
丸ハチマチを
着用する維震
軍スタイルで
登場。しかし、
試合開始そうそうに
因縁ある
黒潮との
場外戦の
中で
道着を
剥がされていつもの
姿になってしまう。
青柳は
越中とのダブルヒップアタックを
決めるなど
躍動。
終始維震
軍が
攻め
込む
展開となり、
最後は
越中のミサイルヒップ→AKIRAのムササビプレス→
青柳のダイビング・エルボードロップという
必殺技リレーで
青柳が
黒潮から
勝利を
収めた。
試合を
終えた
青柳は、「
最高だったねえ!シン
平成維震
軍!
青柳!
青柳違いだけど
青柳としてシン
平成維震
軍を
名乗らせてもらいますよ。この
組み
合わせが
次いつあるか
分からないですけど、
青柳優馬が
加わったときはシン
平成維震
軍ということで。
次は、
越中さんの45
周年のアレもあるかも……あっ!これ
言っちゃいけなかったかな?どうしよう!ちょっと
口を
滑らせてしまった!」と、8
月24
日に
後楽園ホールで
開催されることが
決まった
越中の45
周年興行で
何らかの
動きがあることを
匂わせた。
なお、越中はノーコメント。
2019年の40周年記念大会に真霜拳號が新メンバーとして加入した際には、越中は「もう直感で。勘で『こいつ!』って思いました。言葉はいらないと思うし、こいつも『行くぞ!』っつったら『はい!』って言ってくれたんで、もうそれだけ」と真霜への熱い思いを語り、その後も平成維震軍として出撃する際には必ずと言っていいほど真霜をそばに置く信頼ぶりを見せている。
シン平成維震軍と平成維震軍の関係性は不明だが、今後の青柳の活躍にも注目していきたい。