【生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】
世界最大の動画共有プラットフォーム「YouTube」。YouTubeには、大人から子どもまで、幅広い世代に人気のコンテンツがそろっている。日本国内におけるYouTubeの月間のアクティブユーザー数は、なんと6500万人を超えているそうだ。
今日は、イラストレーター兼WEB漫画家のイッヌ@slumgaiさんの投稿『YouTubeあるある』について、皆さんにご紹介しようと思う。
イッヌさんは先日、YouTubeを視聴していると必ず感じる「あるある」をシュールかつコミカルなイラストで再現した画像をInstagramへ投稿した。こちらの投稿には、多くの「いいね!」が付いており、インスタ上で大きな話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説します。
スキップできない広告に多くの人がイラっとしがち
まず一つ目のYouTubeあるあるは、「スキップできない広告の秒数が長くなってイラっとしがち」というものだ。
画像には「2個連続で15 秒は無しだろ!」と、ここ最近の広告の長さ嘆くセリフが添えられている。2018年に「YouTube Premium」という、広告を完全になくす課金制のプランが追加されてからというもの、フリープランを利用しているユーザーに表示される広告の秒数は年々長くなり、消せない広告に苛立ちを覚える人はかなり多い。
続いて、二つ目のYouTubeあるあるは、「緊急で動画をまわしがち」だ。
誰が最初にやりはじめたのかわからないが、「今ね、ちょっとあり得ない事が起きてるんで、緊急で動画まわしてます!」と、動画の冒頭に述べるYouTuberをよく目にする。思わず「緊急の割には、カメラをまわす余裕はあるのかよ」と、突っ込みを入れたくなってしまうが、実際に内容を見てみると、案の定、さほど緊急性のある話ではないことがほとんどだ。これには皆さんも、一度はイラっとした経験があるのではないだろうか。
三つ目は、「重大発表が大体重大発表じゃない」というものである。
YouTubeは再生回数が命なので、誇張したタイトルをつけて、動画をアップするYouTuberは大御所にも意外と多い。しかし、視聴者側は「どうでもいい事に重大発表ってサムネタイトルつけんじゃないよー!」とキレ気味だ。こうした過剰な釣りタイトルでの投稿を繰り返していると、しだいに登録者も離れていってしまうので、やり過ぎは禁物である。
オススメ動画はメリットもあれば、デメリットもある!
四つ目のYouTubeあるあるは、「もう倍速にしないと見れない体質になっていがち」だ。筆者もまさにこの症状に該当しており、ほとんどの動画を普段から倍速で視聴している。稀に地上波のニュースを見た時、アナウンサーの声が妙にスローに感じてしまったぐらいだ。イラストに描かれた女の子も、目を真っ赤にしながら、「本題に入るまでが長げぇー! 2倍速で見ないと待ってられへん!」と述べている。
とにかくサクサク動画が見たいという皆さんは、どのような話も無理やり15秒程度で内容をまとめてくれる「TikTok」の方が、YouTubeよりも体質的に合うかもしれない。
ラスト五つ目のYouTubeあるあるは、「1回見ただけで似たような動画がオススメに出てきがち」というものだ。
イラストでは、「ブレイキングダウンとメントスコーラの動画ばっかりオススメ表示されたんだけど!」と困惑するセリフが書かれている。実際にYouTubeでは、視聴者がなるべく長く動画を視聴し続けるように、各個人の趣味嗜好に合わせた動画が、オススメに表示されるようアルゴリズムによって管理されているそうだ。次に見る動画が見つけやすいというメリットもある一方で、同じような動画が表示され続けるというネガティブな側面もあるので、このあたりはYouTube側が改善してほしいところである。
タイムスリップしたかと思うほど時間経過しがち
この投稿を見たインスタユーザーたちからは、「YouTube観ているとタイムスリップしたかと思うほど時間経過しがち」と、YouTubeがいかに時間泥棒であるかを、六つ目のあるあるネタとして発表する声や、「めちゃくちゃ早口の漫画タイプの広告イラっとする。夫に浮気されて、サプリ飲んで痩せて見返してやる! みたいな。イラっとするけど最後まで見ちゃったりする」と、意味不明なCMなのについ見てしまう自分がいると述べる声など、さまざまなコメントが寄せられていた。
コメントの中には「広告嫌だからYouTubeプレミアム出来てから、ずっと使っている」との声もあり、YouTubeにおけるCMは多くの人にとって最も苛立つポイントのようである。
YouTubeを視聴していると、誰もが感じるあるあるネタを、シュールかつコミカルなイラストで表現した今回の投稿。皆さんは、いくつ共感しただろうか。
※サムネイル画像(Image:「イッヌ(@slumgai)」さん提供)