2月がつ13日にち(日ひ）18時じ00分ふんより
奈良なら国立こくりつ博物館はくぶつかん「国宝こくほう 聖林寺せいりんじ十じゅう一面観いちめんかん音おん ― 三輪山みわやま信仰しんこうのみほとけ」を巡めぐろう（進行しんこう：橋本はしもと麻里まり）【ニコニコ美術館びじゅつかん】を配信はいしんいたします。



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奈良なら県けん桜井さくらい市しにある聖林寺せいりんじの国宝こくほう 十じゅう一いち面めん観音かんのん菩薩ぼさつ立像りつぞうは天平てんぴょう彫刻ちょうこくの名作めいさくで、日本にっぽんを代表だいひょうする仏像ぶつぞうのひとつです。
法隆寺ほうりゅうじの国宝こくほう 地蔵じぞう菩薩ぼさつ立像りつぞうなどとともに、江戸えど時代じだいまでは同市どうしの大神神社おおみわじんじゃに祀まつられていました。
大神神社おおみわじんじゃは本殿ほんでんを持もたず、三輪山みわやまを拝おがむ自然しぜん信仰しんこうをいまに伝つたえますが、奈良なら時代じだい以降いこうには仏教ぶっきょうの影響えいきょうを受うけて
神社じんじゃに付属ふぞくする寺てら（大神おおがみ寺てら、後のちに大だい御ご輪わ寺てらに改称かいしょう）や仏像ぶつぞうがつくられました。

本展ほんてんでは、大だい御ご輪わ寺てらにあった仏像ぶつぞうや大神神社おおみわじんじゃの自然しぜん信仰しんこうを示しめす三輪山みわやま禁足きんそく地ちの出土しゅつど品ひんなども展示てんじします。
十じゅう一いち面めん観音かんのん菩薩ぼさつ立像りつぞうが奈良なら国立こくりつ博物館はくぶつかんで展示てんじされるのは、1998年ねんの特別とくべつ展てん「天平てんぴょう」以来いらい24年ねんぶりとなります。
比類ひるいなき美うつくしさをご覧らんください。


●橋本はしもと麻里まり（ライター・エディター、公益こうえき財団ざいだん法人ほうじん永なが青あお文庫ぶんこ副ふく館長かんちょう）　⇒ @hashimoto_tokyo
●岩井いわい共きょうニ（奈良なら国立こくりつ博物館はくぶつかん 学芸がくげい部ぶ美術びじゅつ室長しつちょう）　
●倉本くらもと明あきら佳けい（聖林寺せいりんじ住職じゅうしょく）


特別とくべつ展てん「国宝こくほう　聖林寺せいりんじ十じゅう一面観いちめんかん音おん　― 三輪山みわやま信仰しんこうのみほとけ」
会期かいき：2022年ねん2月がつ5日にち（土ど）～3月がつ27日にち（日ひ）
休館きゅうかん日び：2月がつ7日にち（月つき）・21日にち（月つき）・28日にち（月つき）、3月22日にち（火ひ）
会場かいじょう：奈良なら国立こくりつ博物館はくぶつかん 東新とうしん館かん
時間じかん：午前ごぜん9時じ30分ふん～午後ごご5時じ
＊毎週まいしゅう土曜日どようびは午後ごご7時じまで
＊入館にゅうかんは閉館へいかんの30分ふん前まえまで