閑谷(しずたに)学校を訪れて
岡山県備前市にある閑谷学校(正確に言うと旧閑谷学校)を訪れて来ました・・・。閑谷学校は、現存する日本最古の学校建築であり、現存する世界最古の庶民のための公立学校でもあります。閑谷学校は、江戸時代の寛文10年(1670年)に岡山藩主池田光政によって創建されたものです。初めて閑谷の地に来観した池田光政は、「山水清閑、宜しく読書講学すべき地」と称賛し、地方のリーダーを養成する学校の設立を決めました。そして、学校の永続を願う藩主の意を受けた家臣津田永忠は、約30年の歳月をかけて、元禄14年(1701年)に現在のような閑谷学校の全容を完成させました。上の画像は、国宝の講堂です。入母屋造りの屋根は、創建当時は茅葺きだったそうですが、現在は備前焼瓦が葺かれています。閑谷学校については、予備知識も何もなく訪れたので、最初に遠く...閑谷(しずたに)学校を訪れて