「あなたは誰だれ？」
息子むすこを忘わすれていく母ははと､母ははとの思おもい出でを蘇よみがえらせていく息子むすこ｡
ふたりには忘わすれることのできない“事件じけん”があった――。

『世界せかいから猫ねこが消きえたなら』『億おく男なん』『四よん月がつになれば彼女かのじょは』などのベストセラーを世よに送おくり出だしてきた川村かわむら元気げんきさんが二に年ねん半はんぶりに最新さいしん作さく『百花ひゃっか』を刊行かんこう！本ほん作さくは認知にんち症しょうの母ははと、ひとり息子むすこをめぐる愛あいと記憶きおくの物語ものがたりです。

　この発売はつばいを記念きねんしてトークイベントを開催かいさいします。対談たいだんのお相手あいては、父ちち・阿川あがわ弘之ひろゆき氏しを看取みとり、認知にんち症しょうの母ははの介護かいごを続つづける阿川あがわ佐和子さわこさん。『看みる力ちから』をはじめ、独自どくじの筆致ひっちで介護かいごを明あかるく描えがいた最新さいしん小説しょうせつ『ことことこーこ』が話題わだいです。今回こんかいのイベントでは、阿川あがわさんが、川村かわむらさんが本ほん作さくに込こめた思おもいに迫せまります！

※トーク終了しゅうりょう後ご、川村かわむら元気げんきさん、阿川あがわ佐和子さわこさんのサイン会かいを行おこないます。会場かいじょうで販売はんばいするお二に方ぽうの著作ちょさくには、すべてサインが入はいります。
※イベント中ちゅう、メディアによる撮影さつえいが入はいります。お客様きゃくさまが映うつりこまないよう配慮はいりょいたしますので、ご了承りょうしょうください。

参加さんか要項ようこう

登壇とうだん者しゃ

川村かわむら元気げんき(かわむら・げんき)
横浜よこはま生うまれ。「電車でんしゃ男おとこ」「告白こくはく」「悪人あくにん」「モテキ」「おおかみこどもの雨あめと雪ゆき」「君きみの名なは。」などの映画えいがを製作せいさく。2010年ねん、米べいThe Hollywood Reporter誌しの「Next Generation Asia」に選出せんしゅつされ、翌よく11年ねんには優すぐれた映画えいが製作せいさく者しゃに贈おくられる「藤本ふじもと賞しょう」を史上しじょう最年少さいねんしょうで受賞じゅしょう。12年ねん、初はつ小説しょうせつ『世界せかいから猫ねこが消きえたなら』を発表はっぴょう。米国べいこく、英国えいこく、フランス、ドイツ、中国ちゅうごく、韓国かんこく、台湾たいわんなどでも出版しゅっぱんされ、200万まん部ぶ突破とっぱのベストセラーとなる。14年ねん、絵本えほん『ムーム』を発表はっぴょう。Robert Kondo&DiceTsutsumi監督かんとくによりアニメ映画えいが化かされ、全ぜん世界せかい32の映画えいが祭さいにて受賞じゅしょう。18年ねん、佐藤さとう雅彦まさひこらと製作せいさくした初はつ監督かんとく作品さくひん「どちらを」が第だい71回かいカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい短編たんぺんコンペティション部門ぶもんに選出せんしゅつされる。他た著ちょに小説しょうせつ『億おく男なん』『四よん月がつになれば彼女かのじょは』、対話たいわ集しゅう『仕事しごと。』『理系りけいに学まなぶ。』『超ちょう企画きかく会議かいぎ』等とう。

阿川あがわ佐和子さわこ（あがわ・さわこ）
東京とうきょう生うまれ。99年ねん、『ああ言いえばこう食くう』（檀だんふみ氏しとの共著きょうちょ、集英社しゅうえいしゃ）で講談社こうだんしゃエッセイ賞しょう、2000年ねん『ウメ子うめこ』（小学館しょうがくかん）で坪田つぼた譲治じょうじ文学ぶんがく賞しょう、08年ねん、『婚約こんやくのあとで』（新潮社しんちょうしゃ）で島しま清きよし恋愛れんあい文学ぶんがく賞しょうを受賞じゅしょう。13年ねん、「週刊文春しゅうかんぶんしゅん」の対談たいだんページ「阿川あがわ佐和子さわこのこの人ひとに会あいたい」は連載れんさい1000回かいを突破とっぱ。これにより14年ねん、第だい62回かい菊池きくち寛ひろし賞しょうを受賞じゅしょう。170万まん部ぶを突破とっぱした『聞きく力ちから　心しんをひらく35のヒント』（文春ぶんしゅん新書しんしょ）は、2012・2013年ねんの年間ねんかんベストセラー新書しんしょノンフィクション部門ぶもん2年ねん連続れんぞく第だい一いち位いに輝かがやく。近著きんちょには、その続編ぞくへん『叱しかられる力ちから　聞きく力ちから2』、家族かぞくの介護かいごを語かたった『看みる力ちから　アガワ流りゅう介護かいご入門にゅうもん』（大塚おおつか宣夫のりおとの共著きょうちょ、以上いじょう文春ぶんしゅん新書しんしょ）、仕事しごとと介護かいごに翻弄ほんろうされるアラフォー長女ちょうじょの奮闘ふんとう記き『ことことこーこ』（KADOKAWA)など。