日系にっけいオーストラリア人じんの父ちちを持もつヒロドは、2014年ねんに早稲田大学わせだだいがく卒業そつぎょう後ご、朝日放送あさひほうそうに入社にゅうしゃし、昨年さくねんフリーに転てんじた。知名度ちめいどを全国ぜんこく区くにしたのが、16年ねんに同局どうきょくの女性じょせいアナとして初はじめてキャスターに就任しゅうにんした夏なつの名物めいぶつ番組ばんぐみ「熱闘ねっとう甲子園こうしえん」だ。高校こうこう野球やきゅう関係かんけい者しゃが明あかす。

「彼女かのじょはとにかく取材しゅざい熱心ねっしん。試合しあいに出場しゅつじょうする選手せんしゅはもちろん、ベンチ入いりしていない選手せんしゅにも話はなしを聞きいている。高校こうこう球児きゅうじとの距離きょりの近ちかさは有名ゆうめいで、取材しゅざいの際さいには周囲しゅういに『カメラカメラ！』と指示しじし、球児きゅうじらと一緒いっしょによく写真しゃしんを撮とっています。ノースリーブがトレードマークで、露出ろしゅつ度ど高たかめで取材しゅざい現場げんばに現あらわれるので、とにかく人目ひとめを引ひきます」

　そんなヒロドが、高校こうこう野球やきゅうと同おなじくらい情熱じょうねつを傾かたむけてきたジャンルがある。それが五輪ごりんだ。

「じつは本人ほんにんも小学生しょうがくせいのころ、ヨットでジュニアチャンピオンになり、五輪ごりんを目指めざした時期じきがある。東京とうきょう五輪ごりんを控ひかえた19年ねんには、朝日放送あさひほうそうの夕方ゆうがた帯たいの番組ばんぐみ内ないで五輪ごりんの注目ちゅうもく選手せんしゅを紹介しょうかいするコーナーを担当たんとうし、40人にん以上いじょうの選手せんしゅに直接ちょくせつ取材しゅざいした。21年ねんの五輪ごりん本番ほんばんでは、朝あさの情報じょうほう番組ばんぐみのスポーツキャスターとして競技きょうぎ会場かいじょうに出向でむいていました」（スポーツ紙し記者きしゃ）

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