エピソードバンク：当事とうじ者しゃのナラティブをデータベース化かする試こころみ

DOI

書誌しょし事項じこう

タイトル別名べつめい
  • EPISODEBANK: Toward Patient Narrative Archive

説明せつめい

<p>がん患者かんじゃや患者かんじゃ家族かぞくなどの当事とうじ者しゃは，情報じょうほう収集しゅうしゅうや支援しえんネットワーク構築こうちくのためにソーシャルメディアを利用りようしている．しかし利用りように伴ともなう有害ゆうがいな現象げんしょうも多おおく，本ほん研究けんきゅうではサイバー・インシビリティ（オンライン上じょうの問題もんだい行動こうどう）を抑制よくせいするようなソーシャルメディアプラットフォーム「エピソードバンク」を開発かいはつした．交流こうりゅう中心ちゅうしんではなく話題わだい中心ちゅうしんのネットワークをデザインするなど，プライバシー保護ほごや炎上えんじょうの抑制よくせいに重点じゅうてんを置おいている．システムの開発かいはつ過程かていでは，コ・デザインの手法しゅほうを用もちいて，当事とうじ者しゃ自身じしんが直接ちょくせつデザインプロセスに関与かんよしながらユーザーインターフェースの構築こうちくを行おこなった． 本ほんシステムの特徴とくちょうの一ひとつは研究けんきゅう利用りようのための運用うんよう制度せいどを取とり入いれた点てんである．本ほんシステムは，生体せいたい資料しりょうや医療いりょう情報じょうほうを研究けんきゅう利用りようのために蓄積ちくせきするバイオバンクシステムを参考さんこうに開発かいはつし，当事とうじ者しゃのエピソードを蓄積ちくせきすることで，将来しょうらい的てきにはナレッジデータベースとしての機能きのうをもつことを目指めざしている． ローンチから2024年ねん1月がつまでに蓄積ちくせきされたデータを用もちいて，システム運用うんよう後ごの基礎きそ的てきな検討けんとうを行おこない，本ほんシステムの有効ゆうこう性せいや当事とうじ者しゃに与あたえる影響えいきょうを評価ひょうかした．</p>

収録しゅうろく刊行かんこう物ぶつ

キーワード

詳細しょうさい情報じょうほう 詳細しょうさい情報じょうほうについて

  • CRID
    1390018971042349696
  • DOI
    10.11517/pjsai.jsai2024.0_3s1os7b02
  • ISSN
    27587347
  • 本文ほんぶん言語げんごコード
    ja
  • データソース種別しゅべつ
    • JaLC
  • 抄録しょうろくライセンスフラグ
    使用しよう不可ふか

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