カリブ文学ぶんがくからみるポストコロニアリズムとエコクリティシズム

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書誌しょし事項じこう

タイトル別名べつめい
  • カリブ ブンガク カラ ミル ポストコロニアリズム ト エコクリティシズム
  • Postcolonialism and Ecocriticism in Caribbean Literature

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抄録しょうろく

ポストコロニアリズムとエコクリティシズムという文学ぶんがく批評ひひょうの分野ぶんやは、これまで別々べつべつに 発達はったつしてきたものだが、近年きんねんでは互たがいの視点してんを取とり入いれた研究けんきゅうが目指めざされている。その中なか でもカリブ文学ぶんがくは、ポストコロニアリズムとエコクリティシズムを結むすびつけて分析ぶんせきをする のに最適さいてきな分野ぶんやと言いわれている。というのも、帝国ていこく主義しゅぎと環境かんきょう問題もんだいは、共ともに最もっとも貧まずしいも のを搾取さくしゅしているという点てんで共通きょうつうしているからであり、カリブ地域ちいきの文学ぶんがくは両者りょうしゃの影響えいきょうを 強つよく受うけているからである。本稿ほんこうでは、ポストコロニアリズムとエコクリティシズムにつ いて概説がいせつし、カリブ出身しゅっしんの思想家しそうかや作家さっかが自然しぜんをどう捉とらえているかについてまとめ、ハイ チにおける文学ぶんがく作品さくひんがどのように人間にんげんと環境かんきょうの搾取さくしゅに対峙たいじしてきたかについて考察こうさつした。

収録しゅうろく刊行かんこう物ぶつ

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