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儀禮鄭註句讀 : 卷二 - Chinese Text Project
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まき[View] [Edit] [History]

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欽定きんていよん全書ぜんしょ
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儀禮ぎれいてい註句讀卷二濟陽張爾岐撰
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昏禮だいてい目録もくろくうんめとつまれい以昏ためいん而名焉必以昏しゃ往而隂來いれ三商為昏昏禮於五禮屬嘉禮大小戴及別録此皆第二○しょう漏刻ろうこくめい三商さんしょうそくさんこく昏禮下達かたつ納采のうさいようかりいたる通達つうたつ也將ほしあずかかれごう昏姻必先使なかだちどおり其言おんなもと乃後使じんおさめ其采これれいうんつま如之なん匪媒とく昏必よしなかだち交接こうせつしつらえ紹介しょうかいみな所以ゆえんやしなえ亷恥納采のうさい而用かりため摯者其順隂陽往來おうらい○昏禮ゆうろく納采のうさいといめいおさめよしおさむちょう請期おやむかい是也これや請期以上いじょう五禮皆遣使者行之春秋莊公じゅう二年榖梁傳曰納幣大夫之事也公之親納幣非禮也○さいななざいはん主人しゅじんむしろ于戶西にし西上にしかみみぎ主人しゅじんおんなちち也筵ためしんぬのせき也戶西にししゃみことしょはた先祖せんぞ遺體いたいもとじん受其れい於禰びょうせき西上にしかみみぎしつらえ几神みつる於人せきゆう首尾しゅびおんなはた受納じゅのうさいれいさきしつらえしんすわ乃受西上にしがみせきくびざい西にし也鄉しゃつばめあやとうしつらえせきみな東上とうじょう以近主人しゅじんためじょうみつる於人こん以神とうとみつる於人地道じみちみことみぎよしせき西上にしかみ几在みぎ使者ししゃ𤣥はしいたり使者ししゃおっとぞくわか羣吏使往來おうらいしゃ𤣥はし莫夕ふくまたふく以事其廟有司ゆうし緇裳○使つかいしょ吏反莫音くれ擯者請事にゅうつげ擯者有司ゆうし禮者れいしゃ請猶とい也禮必事雖知なおといじゅう慎也しんやぜんやめゆうなかだち通言つうげんこん使者ししゃいたりもん當知とうちゆう昏事而猶とい是重これしげ慎也しんや主人しゅじん如賔ふくむかえ于門がい再拜さいはい賔不こたえはい揖入門外もんがいだい門外もんがいこたえはいしゃたてまつ使つかい敢當其盛れいとうまた如士かんむりあや主人しゅじんむかえ主人しゅじん西にしめん賔東めん此時賔自かりいたり于廟もん揖入三揖至于階三讓にゅう三揖者至內霤將曲揖既曲北面揖當碑揖主人しゅじん以賔ます西にしめん賔升西階にししなとう阿東あとうめん致命ちめい主人しゅじん阼階じょう北面ほくめん再拜さいはいおもねむね也入どうふかしめせしんおやこんぶんおもねため庪○以賔ますあずか賔俱ます也疏うん凡士びょうためちゅう脊為とうとうきたいち楣下ゆう室戶むろととうみなみいちためぜん楣楣ぜんせっ簷為庪鄉飲酒いんしゅ聘禮みなうんとう楣無とうおもねしゃこん使者ししゃとうおもねいたりちゅう脊下きんしつしょ註云いれどうふかしめせしんおや○庪君はん授于楹間南面なんめん授於楹間明まぎらためあいこう其節どう也南めんなみ授也○授謂授鴈楹間りょう楹之あいだ授受じゅじゅてきしゃ於楹あいだ不敵ふてきしゃ於楹あいだくんぎょう一臣かずおみぎょう二是也今使者不敵而授於楹間明為合好故其逺近之節同也賔降主人しゅじんくだ授老かりろう羣吏尊者そんじゃ納采のうさいれい畢故賔降西階にししなびょうかど將行まさゆきれい主人しゅじんくだ阼階授老かりりつ階下かいか以待ごと擯者必賔こと有無うむ賔執かり請問めい主人しゅじんもと賔入授如はつれいといめいしゃはたかえりぼく吉凶きっきょう古文こぶんれいため醴○もんめいとい女子じょし名將めいしょうしょぼく也如はつ禮者れいしゃまた納采のうさいますどう致命ちめい授鴈而出也按主人しゅじん受鴈かえ西にしめんたい受命じゅめい乃降主人しゅじんすんで受鴈かえふく阼階くらい西にしめん以女めいたい賔賔乃降かいもん也此一使兼行二禮既采須卜其事相因故也擯者請賔つげごと畢入つげ請醴賔此醴また當為とういれいれい賔者よくあつしこれ賔禮もとれいいち主人しゅじんてっ几改むしろ東上とうじょうがわみこと甒醴于房ちゅうとおる几改むしろしゃきょうためしんこんためじんがわとうとまたげん𤣥さけがわみこと於房ちゅうまたゆう篚有籩豆如冠れいしつらえてっ其几はた授賔也改むしろあらため西上にしかみ東上とうじょう也為じんしつらえそく東上とうじょうしゃみつる於主じん主人しゅじんむかえ賔于びょう門外もんがい揖讓如初ます主人しゅじん北面ほくめん再拜さいはい賔西階上かいじょう北面ほくめんこたえはい主人しゅじんはらい几授こうはいおく賔以几辟北面ほくめんしつらえ于坐ひだり西にし階上かいじょうこたえはい拂拭ふっしょく也拭几者みこと賔新也校几足辟逡遁古文こぶんこうためえだ○疏云揖讓如初ますしゃ納采のうさいさん揖三ゆずる也主じん北面ほくめん再拜さいはいしゃはい賔至此堂いん主人しゅじんはらい几者あん有司ゆうしてっ主人しゅじん西にしめん左手ひだりて几縮以右たもと推拂几さんよこ几進授於しかばねぜん凡敵しゃはらい几皆わか此卑於尊しゃそく內拂授校しゃ凡授几之ほう卑者以兩しゅ几兩はし尊者そんじゃそく以兩しゅ於几あいだこれ授設みなしかまたうん受時ある受其あしある受於手間てまみなよこ受之及其しつらえみな旋几たて乃設于坐みなみ北面ほくめんひねくらいためかみそくみぎためじんそくひだりすわしつらえこれしゃ几輕也愚いい此經授校其中あいだ授之以其あし以使しゃかれ羣吏また不敵ふてきしゃ也○こうえびす飽反辟房えきはんさんしゃしゃく醴加かく柶面于房さん也佐主人しゅじんしゃくごと也贊しゃまたあらいしゃくかく柶覆如冠れい矣出ぼう南面なんめんまち主人しゅじんむかえ古文こぶんさく主人しゅじん受醴めん枋筵ぜん西北せいほくめん賔拜受醴復位ふくい主人しゅじん阼階じょうはいおく主人しゅじん西北せいほくめんうたぐ立待たちまち賔即むしろ也賔復位ふくい於西階上かいじょう北面ほくめんあかりしょう尊敬そんけい此筵しゅため飲食いんしょくおこり主人しゅじん醴筵ぜん西北せいほくめん以待賔賔はい于西かい上乃うえのすすむむしろぜん受醴受訖ふく西階にししな北面ほくめんくらい主人しゅじん乃於阼階じょうはいおく此醴人受ひとうけ爵送爵相はいほうりつ如此さんしゃこも脯醢こもすすむ賔即むしろすわひだり觶祭脯醢以柶さい醴三西階上北面坐啐醴建柶興坐奠觶遂拜主人答拜そく就也ひだり觶則さい以右しゅ也凡さい於脯ひしおまめあいだ所為しょいさいしゃけんけいしめせゆうしょさき也啐嘗也嘗之しゃなり主人しゅじんけんなお扱也興起こうき也奠停也○賔即むしろすわ而祭醴南面なんめんすわ也啐醴則西階にししな北面ほくめんくらい奠觶とげはいまた於西かいとげはいしゃいんごと曰遂すわ奠觶おこり而遂はい也○扱初あまねはん賔即むしろ奠于こもひだりくだむしろ北面ほくめんすわ脯主じんこもひだり籩豆ひがし降下こうか也自脯者みこと主人しゅじんたまものしょう反命はんめいしゃ其親とおるそくむしろ奠于こもひだり南面なんめん奠之いんさいしゅめん賔降授人脯出主人しゅじんおく于門がい再拜さいはいひといい使者ししゃ從者じゅうしゃ授於かい下西しもさいめんしかぜんむかえ于門がいだい門外もんがい此送まただい門外もんがいみぎ一使兼行納采問名二禮及禮使者之儀納吉用鴈如納采禮かえりぼく於廟とくきち兆復使使者往告婚姻之事於是定○如納采のうさいれい其拆ゆずるますかい致命ちめい授鴈及主じん醴賔取脯出もんふしなみ如之みぎおさめきち
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おさめちょう𤣥纁束帛儷がわ如納吉禮きれしるしなり也使使者ししゃおさめぬさ以成昏禮よう𤣥纁者ぞう隂陽備也たばじゅうはし也周れい曰凡よめめとつまにゅうぬさじゅん帛無五兩儷兩也執束帛以致命兩皮為庭實皮鹿皮今文纁皆作熏○疏云此納ちょうかりしゃ以有たば帛為にえ也周れいじゅん帛緇帛也庶人よう緇無纁士大夫たいふ乃以𤣥纁束帛天子あまこ以榖けい諸侯しょこう以大あきら雜記ざっきうんおさめぬさ一束束五兩兩五尋然則每端二丈𤣥纁束帛者ごうごと竒隂偶三𤣥纁也てい註周れい以純ため緇故疏以緇為庶人れいちんさちどううんはたつたえにしき繡千じゅん裴駰註曰じゅんはしめいすなわちしゅうれいしょうんじゅん帛者ひき帛也ていあらためじゅんため緇誤矣庶じんまたよう𤣥纁但りょうみみじゅんがわ其反みぎおさめちょう
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請期ようかり主人しゅじん賔許つげ如納ちょうれい主人しゅじんしゃ倡隂期日きじつむべゆかりおっと家來けらい也夫必先ぼく吉日きちじつ乃使使者ししゃ往辭そくつげ○遞言三禮同節皆如納采みぎ請期
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期初きしょ昏陳さんかなえ于寢門外もんがい東方とうほう北面ほくめん北上ほくじょう其實とくぶたあいます蹄舉はい脊二祭肺二魚十有四腊一肫髀不升皆飪設扃鼏つまにちかなえさんしゃますぶたぎょ腊也むここれしつ北面ほくめんきょう內也とくなおいち也合ますあい左右さゆうゆたかます於鼎也去蹄蹄かぶと不用ふよう也舉はい脊者しょくしょさき舉也はいしゃしゅ也周じんなお焉脊しゃたい正也まさやしょくのりさいめし必舉貴之たかゆき也每みなしゃ夫婦ふうふかくいちみみ凡魚せいじゅうじゅん而鼎げんいちためじゅうよんしゃよく其敵偶也腊兔腊也肫或さくじゅんぜん也凡腊用ぜん髀不ますしゃきん竅賤也飪じゅく也扃所以ゆえん扛鼎鼏覆古文こぶんじゅんためひとし髀為脾今ぶん扃作鉉鼏みなさく宻○此下げんおやむかえれいさきひねどうろう饌乃乘車じょうしゃ往迎いたりなりれいどもさんせつ舉肺脊食しょさいはいあずか脊也さいはいそくしょくさい疏云さい二肺俱有生人唯有舉肺皆祭今此得有祭肺者郊特牲論娶婦𤣥冕齋戒さいかい鬼神きじん隂陽也故あずか祭祀さいしどうはい也魚じゅうゆうよん夫婦ふうふかくななかたてき偶亦あいおおやけしょく大夫たいふ一命いちめいななぎょすう凡他れい牲體よういちゆたか腊則左右さゆうたいおびえしょうはいため一故得全名唯大斂士虞皆用左胖不全反吉故也○おこりりょはん肫音じゅん髀步まいはん飪而甚反竅苦ちょうはん扛音こうしつらえあらい于阼かい東南とうなんあらいしょ以承たらいあらいうつわ棄水しゃ饌于ぼうちゅう醯醬二豆葅醢四豆兼巾之黍稷四敦皆蓋醯醬しゃ以醯醬生じんなお䙝味けんはばこれしゃ六豆共巾也巾為禦塵蓋為尚温周禮曰食齊視春時○あつしおんたいひとしざいけいはんだい羮湆ざいだい羮湆肉汁にくじゅう也大いにしえあつものしおさい爨火じょうしゅうあや曰羹ひとしなつこんぶん湆皆さくじる○湆去きゅうはんみこと于室中北なかきた墉下ゆうきん𤣥さけざい西にし綌幂しゃくみなみなみ墉牆也禁所以ゆえん庪甒しゃ𤣥さけ忘古也綌かずらこんぶん枋作がらみこと于房ひがし𤣥さけ篚在みなみじつよん爵合卺𤣥さけしゃ畧之也夫婦ふうふしゃく於內みこと其餘しゃく於外みことあい卺破ふくべ也四爵兩巹凡六為夫婦各三酳一升曰爵○かなえひね門外もんがいあらいしつらえ阼階東南とうなんまめあつし饌於ぼうちゅうあつものざい爨內みこと在室ざいしつがいみこと在房ありふさひがし爵卺篚在がいみことみなみ此同ろう饌設つぎ○卺音謹匏しろ交反酳以仞反みぎはたおやむかえあずかひね
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主人しゅじん爵弁纁裳緇袘從者じゅうしゃ畢𤣥はしじょうすみしゃしたがえしゃ二乘執燭前馬主人しゅじんむこ也壻ためしゅ爵弁而纁𤣥冕之大夫たいふ以上いじょうおやむかえ冕服冕服むかえしゃ鬼神きじん鬼神きじんこれしゃ所以ゆえん重之しげゆきおや纁裳しゃころも緇衣しえ不言ふげんころもあずかおび而言袘者そら文明ぶんめい其與袘俱よう緇袘いいえん袘之げんほどこせ以緇えんぞう陽氣ようきほどこせ從者じゅうしゃ有司ゆうし也乘しゃしたがえ行者ぎょうじゃ也畢なおみな也墨しゃうるししゃ而乘すみしゃもり也執しょくぜんうま使したがえやく炬火きょか居前いまえ炤道○主人しゅじんむこ也下ぶんおんなちちしょう主人しゅじんおとこしょうむこ此未いたりおんな仍據おとこ而言うん主人しゅじん一命いちめい大夫たいふ冕而旒士へん冕為爵弁うん冕之助祭じょさい於公ようふく盛者じょうしゃ大夫たいふ以上いじょうおやむかえそくみな冕服矣疏以為とう諸侯しょこうまた𤣥冕天子てんしおやむかえとう袞冕あるしか大夫たいふじょうすみしゃじょう棧車こんおやむかえじょう大夫たいふくるまうんもりあんはばしゃ註云棧車かわ鞔而うるしのり棧車またうるしただしかわ鞔為こと○袘以豉反したがえざいようはんむかえぎょせいはんしゃまた如之ゆうまた如之しゃしゃ同等どうとうつま車夫しゃふ共之ともゆき大夫たいふ以上いじょう嫁女よめじょそく以車おくこれ裧車幃周れいいいようしゃゆうようそく固有こゆうぶた○如之しゃまたすみしゃ及從しゃしょくとう也○裧昌うらないはんいたり于門がい大門おおもんそとあるじひとむしろ于戶西にし西上にしかみみぎ主人しゅじんおんなちち也筵ためしんぬのせきおんなじゅんころも纁袇りつ于房ちゅう南面なんめんくびかざり也今髲也しゅうあやおいてのひらためふくへんじゅんころもいところもおんな從者じゅうしゃ畢袗𤣥すなわち此衣また𤣥矣袇またえん也袇げんにん也以纁縁其衣ぞう隂氣じょうにん也凡婦人ふじんつねほどこせ袇之ころももり昏禮ため服喪ふくもだい曰復ころも以袇あかり非常ひじょう○疏云不言ふげんしゃ婦人ふじんふくことしゅうあやおい註云ふくこれげんくつがえところ以覆くび為之ためゆきかざり其遺ぞうわかこんゆらへんへんれつかみ為之ためゆきわかこんかり紒次次第しだいかみ長短ちょうたんため所謂いわゆる髲髢がい內命ころもきくころも襢衣しゃふくへんころも褖者ふく其副たださん祭祀さいしふくふく爵弁助祭じょさいふく以迎そくつままたふく褖衣助祭じょさいふく也又うん此純ころもそく褖衣つま助祭じょさいふく尋常じんじょう不用ふよう纁為袇今よううんもり昏禮ため此服○袇如うらないはん髲皮はん姆纚笄宵ころもざい其右婦人ふじんねんじゅう而不ふくよめのう以婦道教どうきょうじんしゃわか今時いまどき乳母うば纚縚かみ笄今かんざし也纚またこうたかしはばちょう六尺宵讀為詩素衣朱綃之綃魯詩以綃為綺屬也姆亦𤣥ころも以綃ためりょういん以為めい且相べつみみ姆在おんなみぎとうみことのり以婦れい○姆亡こうはん綃音けしおんな從者じゅうしゃ畢袗𤣥纚笄顈黼ざい其後おんな從者じゅうしゃいいめい娣也しょ娣從祁祁如雲袗同也同𤣥しゃ上下じょうげみな𤣥也顈ぜん也詩うんもところもしゅ襮爾みやびうん黼領いい襮周れい曰白あずかくろいい天子てんし諸侯しょこうきさき夫人ふじん狄衣きょう大夫たいふつまとげ黼以ためりょう如今偃領矣士つまはじめよめほどこせ襌黼於領じょうかりもりかざりみみげんあかり非常ひじょうふくちんうん袗設かざり也說ぶん曰褧檾也枲屬顈與褧檾どおり袗𤣥しつらえかざり以𤣥也顈黼以枲為りょう而刺黼也○かわよしはん顈苦迥反黼音はじめ襮音はくとげななまたはん主人しゅじん𤣥はしむかえ于門がい西にしめん再拜さいはい賔東めんこたえはい賔壻主人しゅじん揖入賔執かりしたがえいたり于廟もん揖入三揖至于階三讓主人升西面賔升北面奠鴈再拜さいはい稽首くだしたがえ西階にししな主人しゅじんくだおく賔升奠鴈はい主人しゅじんこたえ明主めいしゅため授女みみ主人しゅじんくだおくれい不參ふさん○疏云賔升北面ほくめん奠鴈再拜さいはい稽首此時とう在房ありふさがいとう楣北めんなんきゅうこうひつじでん註云なつきさきぎゃく於庭いんじんぎゃく於堂しゅうじんぎゃく於戶れい不參ふさんしゃれい賔主よろしかくいちにんむこしゃ授綏姆辭むこ御者ぎょしゃおや而下綏所以引ますしゃしゃきょくれい曰僕じんれい必授じんじょう以几姆加けい乃驅御者ぎょしゃだい以几しゃなおやす舒也けいこれせい葢如あきらころも以為行道ぎょうどう禦塵れいころも鮮明せんめい也景またあきら也驅ぎょう也行車輪しゃりん三周御者乃代壻今文景作憬○けいあずか絅褧おと相近すけちか義正よしまさどうれいりょくていはんむこじょう其車さき俟于門外もんがいむこしゃざい大門おおもんがいじょうさきしゃ道之みちゆき也男りつおんなおんなしたがえおとこ夫婦ふうふつよしやわらよし此始也俟まち也門がいむこだい門外もんがいみぎおやむかい
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いたり主人しゅじん揖婦以入及寢もん揖入ます西階にししな媵布せき于奥おっとにゅう于室即席そくせきみこと西南せいなんめん媵御沃盥交ます西階にししなどうにゅう也媵送也謂おんな從者じゅうしゃ也御當為とういいぶかいぶかむかえ也謂むこ從者じゅうしゃ也媵沃壻たらい於南あらい沃婦たらい於北あらい夫婦ふうふはじめせっじょうゆう廉恥れんち御交おまじりどう其志○おっとどう入室にゅうしつさき即席そくせき東面とうめんなおざいみこと西南せいなんめん須設饌訖乃設たいせきしかこう揖婦そくすわため前後ぜんごいたり便びん也媵そくめい娣御おっとおんなやくみなみあらいざいにわきたあらいざいきたどう○媵以しょうはんおといぶかさんしゃてっみこと幂舉しゃたらいじょ鼏舉かなえにゅうひね于阼かい南西なんせいめん北上ほくじょう匕俎したがえしつらえ匕者まないたしゃしたがえかなえ而入しつらえ所以ゆえんべつ牲體也俎しょ以載也北面ほくめん而俟まないた而立じりつ俟豆さきしつらえ匕者南面なんめんべつ牲體まないたしゃ北面ほくめんうけたまわこれ于俎これ而俟まめしつらえ乃設也匕者ぎゃく退すさ復位ふくい于門東北とうほくめん西上にしかみ匕者ごと畢逆退すさよし便びんいたり此乃ちょ其位りゃく賤也さんしゃしつらえ醬于せきぜん菹醢ざい其北まないたいれしつらえ于豆ひがしぎょ腊特于俎きたまめひがし菹醢ひがしさかなしゃまたざいまないたひがし也腊特設とくせつまないたきたわかふくひがしそく饌不かたさんしつらえきび于醬ひがしきびざい其東しつらえ湆于醬南饌要かた也○まめ並列へいれつ醬北あつし直列ちょくれつ醬東此為おっとしつらえたいしつらえ二豆二敦則為婦三俎夫婦共之しつらえたい醬于ひがしたい醬婦醬也しつらえとうとくまないた菹醢ざい其南北上ほくじょうしつらえきび于腊きた其西きびしつらえ湆于醬北ぬのたいせきさんけい㑹郤于敦みなみたいあつし于北啓發けいはつ也今ぶんけいさくひらき古文こぶん郤為綌○㑹敦ぶた郤仰也開あつしぶたかくおおせおけあつしみぎ○㑹古がいはん郤去ぎゃくはんさんつげ揖婦そくたいむしろみなすわみなさいさいこもきびきびはいさんしゃ西にしめんつげ饌具也壻揖婦使即席そくせきこも菹醢○其祭じょよしきん及逺はいゆびさいはい舉肺也さんなんじきび授肺脊皆しょく以湆醬皆さい舉食舉也しかうつり也移おけ席上せきじょう便びん其食也皆しょくしょくきび也以よう也用しゃいいようこうすす湆用ゆび𠯗醬古文こぶんきびさくきび○舉即脊與はい也○𠯗闔反さんめしそつしょくそつやめ也同ろうしめせおやしゅためしょくおこり三飯而成禮也さんあらい爵酌酳主じん主人しゅじん拜受はいじゅさん內北めんこたえはい酳婦また如之みなさい酳潄也酳げんえんじ也安也潄しょ以潔こう且演やす其所しょく酳酌內尊○內尊みこと于室中北なかきた墉下しゃ也疏うんむこはいとう東面とうめんはいとう南面なんめんしょうろう籑答はい註云ざい東面とうめんせきしゃ東面とうめんはいざい西にしめんせきしゃ南面なんめんはい故知こちはい南面なんめんわかさんこたえはいまた於戶內北めん也○潄所またはんさん以肝したがえみなさい嚌肝皆實みなみ于菹まめかんきもあぶ也飲しゅむべゆうさかな以安したがえなおつぎ也振なお舉也そつ爵皆はい拜見はいけんじょうへんははあきら此篇奠菜一章及內則女拜尚右手さんこたえ拜受はいじゅ爵再酳如はつしたがえ三酳用卺亦如之またしたがえ也○如初しゃ如白さんあらい爵以いたりこたえ拜受はいじゅ爵但したがえためしたがえ以肝したがえさん酳則なみ如再酳之したがえ酳爵かさねさん受爵そくかえし於篚べつ爵再酳さん酳則よう卺也さんあらい爵酌于户がいみこと入戶にっと西北せいほくめん奠爵はいみなこたえはいすわまつりそつ爵拜みなこたえはいきょうさんしゃくしゃ主人しゅじん復位ふくいふくみこと西南せいなんめんくらい乃徹于房ちゅう如設于室とうといやてっしつちゅう饌設于房ちゅうため媵御餕之てっとうとしつらえゆうがいみこと主人しゅじんせつふく于房媵受せつふく于室受姆授巾はば所以ゆえんきよしきよしこんぶんせつさくぜいせつ吐活はんおくみ于奥媵衽りょうせきざいひがしみなゆうまくらきたとめおくみせき也婦人稱にんしょうおっと曰良孟子もうこ曰將覸良じんこれしょとめあし古文こぶんとめさく趾○しつらえおくみ曰衽なおおけみこと曰尊ぬのむしろ曰筵也上ぶん媵受主人しゅじんふく受婦ふく此御おくみせき媵衽おっとせきみなあずか媵御沃盥交義どう主人しゅじんにゅうおやせつえいいれしゃしたがえぼうかえ入室にゅうしつ婦人ふじんじゅう五許嫁笄而禮之因著纓明有繫也葢以五采為之其制未聞しょく昏禮畢將いき媵餕主人しゅじん餕婦あまりさんしゃくがいみこと酳之そとみことぼう戶外こがいあずまたかし媵侍于戶がいよびそくため尊者そんじゃゆうしょ徵求ちょうきゅうこんぶんさむらいさくまちみぎいたりなりれい
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夙興沐浴もくよく纚笄よいころも以俟夙早也昏明日あした興起こうき也俟まち也待於舅しゅうともんそといにしえしゃいのち以上いじょうとしじゅう父子ふしみや○此下げん昏之明日あしたしゅうとしゅうとさんしゃ於舅しゅうと堂上どうじょう醴婦饋舅しゅうと於室しゅうとしゅうときょうしゅうとしゅうときょうおくしゃせつしつあかりさん于舅しゅうとせき于阼しゅうと即席そくせきせき于房がい南面なんめんしゅうと即席そくせきしつひら也房がいぼう戶外こがい西にし古文こぶんしゅうとみなさくとがめ笲棗ぐり自門じもんにゅうます西階にししなすすむはい奠于せき笲竹而衣しゃ其形葢如いま筥●籚矣しんはいしゃすすむ東面とうめん乃拜奠之しゃしゅうととうと敢授也○しゅうとりつ阼階上西かみにしめん西階にししなすすむいたりしゅうとぜん東面とうめんはいはいやめすわ奠棗ぐり于舅せき○笲音はんころも於既はん●羗居はんしゅうとすわなできょうこたえはいかえまたはいかえまたはいしゃかえ於先はいしょはい婦人ふじんあずか丈夫じょうぶためれいそく俠拜○なでなでなつめぐり笲也なでこれしゃしめせ受也くだかい受笲腵おさむますしん北面ほくめんはい奠于せきしゅうとすわ舉以きょうはい授人ひと有司ゆうししゅうと笲以おこりこたえはい授有つかさとおるしゅうとそくおさむてっしゅうと訖復西にしかいくだ受腶おさむ以見しゅうと○腶丁らんはんみぎしゅうとしゅうと
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さん醴婦當為とうい禮贊らいさんれいしゃ以其婦道ふどう新成しんせいおやあつこれ○疏云あんつかさただし註上於下おした曰禮てきしゃ曰儐せき于戶牖間室戶むろと西にし牖東南面なんめんがわみこと甒醴于房ちゅううたぐたて于席西にしうたぐせいだて定之さだゆき貌○うたぐさかなおつはんさんしゃしゃく醴加柶面枋出ぼうせきぜん北面ほくめん東面とうめん拜受はいじゅさん西にし階上かいじょう北面ほくめんはいおくまたはいこも脯醢東面とうめんはいさん北面ほくめんこたえへん丈夫じょうぶはじめかんむり成人せいじんれい升席ますせきひだり觶右さい脯醢以柶さいさんくだせき東面とうめんすわ啐醴けん柶興はいさんこたえはいまたはい奠于こも東北とうほくめんすわ脯降授人于門がい奠于こもひがし升席ますせき奠之脯降授人おやてっ且榮とくれいじんいいじんまつり醴南めん啐醴東面とうめん奠觶また南面なんめん脯則北面ほくめんみぎさんしゃ醴婦
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しゅうとしゅうとにゅう于室たらい饋者婦道ふどう既成きせいなり孝養こうようとくぶたあいますがわさかな腊無きびなみ南上みなみうえ其他如取おんなれいがわしゃみぎゆたかこれしゅうとまないたひだりゆたかこれしゅうとまないた尊卑そんぴなみ南上みなみうえしゃしゅうとしゅうとどもせき于奧其饌かく以南いなんためじょう其他いい醬湇菹醢おんないい也如取れいどうろうなみとうさく併○がわ以下いかみなみじょう以上いじょうみなあずかじょどうろうれいいたり醬湇菹醢しゅみこととうそくあずかこれどう贊成さんせいさいそつしょくいち酳無したがえ贊成さんせいさいしゃ授處こんぶんなり也○さんさいしゃひん授之また處置しょちせき于北牖下しつ中北なかきた牆下○疏曰此席はたため餕之しょてっしつらえせきぜん如初西上にしかみ餕舅えき餕者即席そくせきはた餕也えき醬者いや淬汙餕姑饌御さんさいまめきびはい舉肺脊乃しょくそつしゅうと酳之拜受はいじゅしゅうとはいおくすわまつりそつ爵姑受奠奠于篚○しゅうとしゅうと饌並しつらえせきまえしょ餕則しゅうとてっ于房ちゅう媵御餕姑酳之雖無娣媵さき於是あずかはじめめしいにしえしゃ嫁女よめじょ必娣めいしたがえいい媵姪けい之子ゆきこ娣女おとうと也娣みことめい卑若ある娣猶さき媵客也始めしいいしゅうとしゅうと錯者媵餕しゅうとあまり餕姑あまり古文こぶんはじめためしゅうと○媵御餕于ぼうしゅうとまた酳之其酳つぎさき媵而娣姪しゃ媵固さき雖無娣而以姪ため媵媵なおさき也媵したがえ而餕しゅうとあまりしたがえおっと而餕しゅうとあまりあずかしゅうとしゅうとはじめめし夫婦ふうふ位相いそう交錯こうさくみぎ饋舅しゅうと
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しゅうとしゅうとどもきょう以一獻之禮舅洗于南洗姑洗于北洗奠酬以酒しょくろうじん曰饗みなみあらいざいにわきたあらいざいきたどうしつらえりょうあらいしゃ獻酬けんしゅう以潔きよためけい奠酬しゃ明正めいせいれいなりふく舉凡むくいしゅみな奠于こもひだり舉其つばめそくさら使じん舉爵○疏云此饗ことあずかうわたらい饋同為之ためゆき昏義うんしゅうとしゅうと入室にゅうしつ以特ぶた饋明じゅん也厥あかりしゅうとしゅうとどもきょうていかれ註云よう大夫たいふ以上いじょうれいおおあるにち故知こち此士同日どうじつ可也かなり此與じょう事相じそういんまた於舅しゅうと堂之上どうのうえあずかれいどうざい客位きゃくい也又うんあん下記かききょうぶし註云しゅうとしゅうとどもきょうしゅうとけんじしゅうとこも脯醢ただしこも脯醢たらいあらいことこんうんしゅうとあらい於北あらいあらいしゃあらい爵則しゅうとけんじしゅうとむくい共成きょうせい一獻仍無妨姑薦脯醢也愚案註其燕則更使人舉爵者ひろしげんけいせいけんじさら舉爵ぎょうむくいこれごと此經所有しょゆうしゅうとしゅうとさきくだ西階にししなくだ阼階授之しつ使ためぬし明代あきよやめ○疏云きょくれいうんごと父母ちちははますくだよし阼階こんしゅうとしゅうとくだ西階にししなくだ阼階授婦以室こと也授これしつ昏義ぶんまないた于婦じんげんまないたそくきょうれいゆう牲矣じん丈夫じょうぶおくしゃ使有司ゆうし以婦まないたとう反命はんめい於女父母ちちははあかり其得れいみぎしゅうとしゅうときょう
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しゅうときょうおくしゃ以一獻之禮酬以束錦おくしゃおんな有司ゆうし也爵いたりむくい賔又したがえ以束にしき所以ゆえんしょうあつ古文こぶんにしきみなさく帛○疏云みことおく卑之法士ほうぜしん故知こち有司ゆうしおくこれしゅうときょう婦人ふじんおくしゃむくい以束にしき婦人ふじんおくしゃ𨽻子弟してい妻妾さいしょう凡饗そく○疏云凡速しゃみな就館そくわか異邦いほうそくおく丈夫じょうぶおくしゃ以束にしきおくおく也就賔館○すんで於饗むくいまた就館おくこれみぎきょうおくしゃ
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わかしゅうとしゅうとすんでぼつのりいれさんがつ乃奠さいぼつおわり也奠さいしゃ以篚さいさい也蓋よう堇○此下げんしゅうとしゅうとすんでぼつしゃれいさんがつ婦道ふどう既成きせい乃廟いんれいきょう從者じゅうしゃ疏云わかしゅうとぼつしゅうとそんそく當時とうじしゅうと三月廟見舅若舅存姑沒無廟可見或更有繼室自然如常禮也せき于廟おく東面とうめんみぎ几席于北方ほっぽう南面なんめんびょう考妣こうひびょう北方ほっぽう墉下○せき于奥しゃしゅうとせき也席于北方ほっぽうしゃしゅうとせき也舅しゅうと別席べっせきことめんぞうせいれいあずかつねまつりどう几者不同ふどうしゅくたらいたらい于門がい笲菜しゅくそち以入しゅくつげしょうせい曰某らい敢奠よしみさい于皇しゅうとぼうそち道也みちやにゅう入室にゅうしつ也某しゃひとしじょのり曰姜魯女そく曰姬らいげんらいため嘉美かみ也皇くん也○疏云たらい于門がい此亦于常さいうんぼうしゃげんわか張子はりこ也顧えんたけうん婦人ふじん內夫しょう其舅ため張子はりこしゃぼううんしゃあるおくりなあるたたえいい疏之ある以婦しん入門にゅうもんしょうせい以告また以姓しょう其舅あずかはい扱地すわ奠菜于几ひがし席上せきじょうかえまたはい如初扱地しゅいたり婦人ふじん扱地なお男子だんし稽首○疏云婦人ふじん以肅はいためただしこんうん扱地そく婦人ふじんじゅうはい男子だんし稽首またはいちゅうじゅう以相きょう也愚あん此席じょうざいおくせきまたはい如初また扱地也○扱初あまねはんくだどう笲菜にゅうしゅく曰某らい敢告于皇しゅうと某氏ぼうし奠菜于席如初れいくだどう階上かいじょう也室ごと交乎いまくだどうしゃけい也於しゅうとげん敢告しゅうとみこと於姑○此奠きたすわこれぜん以見しゅうと也室ごと交乎れいぶんしゅく闔牖凡廟無事ぶじそく閉之ろう醴婦于房ちゅう南面なんめん如舅しゅうと醴婦れいいん於廟れいまたぞうしゅうとしゅうとせいいん來見くるみとげれい也房ちゅうびょうぼうちゅう嘗疑此老あずかぜんさんしゃなみ男子だんし乃使あずか新婦しんぷためれいざいぜんせい必自ゆうせつ末學ばつがくしょおくむこきょうおくしゃ丈夫じょうぶ婦人ふじん如舅しゅうときょうれいみぎしゅうとしゅうとぼつびょう及饗きょうおくしゃれい
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昏禮凡行事ぎょうじ必用ひつよう昏昕受諸禰廟腆無はずかしめよう昕使しゃよう昏壻也壻悉計はんしたがえしたがえ胥俗さく婿むこおんなおっと腆善也賔しょうぬさ不善ふぜん主人しゅじんしゃらいはずかしめ○昕朝だん也壻よう昏親むかえ也使しゃよう納采のうさいといめいおさめよしおさむちょう請期使こうおんな也受しょ禰廟おとこれいいたりなみ於禰びょう受之也辭腆者郊特牲云つげ以直しんしんごとじん也信婦德ふとく也註うん此二者所以敎婦正直信也摯不ようかわ帛必せい摯鴈也皮帛儷がわたば帛也○摯必せいかりがわ帛必せいためころもぶつ腊必よう鮮魚せんぎょようぶな必殽ぜん殽全しゃ餒敗へずきず○殽全ゆびぎょ其體にくかんこう也此なみよりどころどうろう所用しょようふなおん餒奴ざいはん
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右記うき昏禮いのちようぶつ女子じょし許嫁いいなずけ笄而醴之しょう許嫁いいなずけやめ受納じゅのうちょうれい也笄おんなれいなおかんむりだん也使主婦しゅふおんな賔執其禮○疏云笄女許嫁いいなずけしゃよう醴禮許嫁いいなずけしゃ當用とうようしゅ醮之祖廟そびょう毀敎于公みや三月若祖廟已毀則敎于宗室祖廟そびょうおんな髙祖ためくんしゃびょう也以ゆう緦麻しん就尊しゃこれみやきょう婦徳ふとくげんようこう宗室そうしつ大宗たいそういえ○此謂諸侯しょこう同族どうぞく女將おかみよめぜんきょう成之しげゆきほう其與諸侯しょこうども髙祖しゃ緦麻おやきょう於公みや其共曾祖そうそどもども禰廟しゃみなきょう於公みや可知かち也若あずかきみぜっふくしゃのり於大おだい宗之むねゆき敎之のりゆき大宗たいそういえいいべつてき長子ちょうしぞくじんしょむねごとしゃ笄女きょうおんなこと
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とい名主なぬし人受ひとうけかりかえ西にしめんたい受命じゅめい乃降受鴈于兩楹間南面なんめんかえ于阼階上かいじょうたい賔以おんなめい
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といめいたい賔之ぶし
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まつり醴始扱一祭又扱再祭賔右取脯左奉之乃歸執以反命はんめい反命はんめいいい使者ししゃといめいおさめよしおさむちょう請期かえほう于壻ちち○凡祭醴之ほうみな如此其記於此しゃ以問めいしょれいみな醴賔
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さい醴法
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おさめちょうかわこれ內文けんあしひだりしゅしたがえにゅう西上にしがみさんぶんにわいちざいみなみなお辟也けんあししゃ左手ひだりてぜん兩足りょうあし右手みぎてのち兩足りょうあしひだりくびぞうせいきょくれい曰執禽者ひだりしゅしたがえにゅうためもんちゅう阨狹西上にしかみ中庭なかにわ併○おさめちょうれい賔執たば帛入べつゆうにんかわ以為にわじつ其執これほうひだこれ使ぶんざい內兩しゅけん其四足首あしくびこうひだり二人相隨入門至庭則併立以西為上三分庭之一而在其南○阨於うりはん賔致いのちしゃくがい足見たるみぶん主人しゅじん受幣受皮しゃ東出とうで于後ひだりとげすわかわぎゃく退すさてきひがしかべ賔致いのち主人しゅじん受幣にわじつ所用しょようためぶしいいわかちゅう下士かしいのちしゃ以主人為じんいかんちょう自由じゆう也○賔堂じょう致命ちめいかわしゃにわちゅうしゃくかわがい足見たるみぶん主人しゅじん堂上どうじょう受命じゅめい主人しゅじんぞく吏受かわしゃ東方とうほうかわしゃこういたり其左北面ほくめん受之註云賔致いのち主人しゅじん受幣にわじつ所用しょようためぶし也既受皮とげすわこれふく使內文ぎゃく退すさてきひがしかべしゃはつ二人相隨自東而西及退反東壁則後者在前也おさめちょうれいにわふし
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ちち醴女而俟むかえしゃはは南面なんめん于房がいおんなすんでじゅんころもちち醴之于房ちゅう南面なんめんぶたははこも焉重昏禮也女奠爵于薦ひがしりつ于位而俟むこむこいたりちち使擯者請事はは南面なんめんぼうがいしめせ親授しんじゅむこ且當戒女也おんな于母ひだりちち西にしめん戒之必有せい焉若ころもわか笄母戒諸西にし階上かいじょうくだ必有せい焉者以託戒之使忘○はは在房ありふさ西南せいなんめんおんなぼういたりははひだりちち阼階上西かみにしめん戒之ははおくじょいたり西階にししな上乃うえの戒之也父母ちちははくだおく庶母及門內申父母ちちははいのち父母ちちはは授女
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じょう以几從者じゅうしゃ二人坐持几相對もち几者じゅうまき○疏云おうきさきそくくつせき大夫たいふ諸侯しょこうまたおうゆうぶつくつただし無文むもんいまじんなおもちいだいますしゃほう
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いれもんさんしゃてっみこと幂酌𤣥さけ三屬于尊棄餘水于堂下階間加勺ぞくちゅう也𤣥さけ涚水とうとしん昏禮またしん故事こじいたり乃取さんちゅう于尊ちゅうぞくおんしょく涚舒するどはんおとねむ
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ちゅう𤣥さけふし
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笲緇纁裏于橋しゅうとこたえはいおさむとおるひょう也笲ゆうころもしゃしゅうとしゅうと以飾ためけいきょう所以ゆえん庪笲其制未聞みもんこんぶんきょうため鎬○笲音はん笲飾及受笲之ぶし
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せきこも饌于ぼう醴婦きょうせきこもきょうしゅうとこもしゅうとしゅうとどもきょうしゅうとけんじ爵姑こも脯醢あらいざいきたどうじきしつひがしすみ篚在東北とうほくめんたらいあらいざいきたどう所謂いわゆるきたあらいきたどうぼう中半なかば以北いほくあらい南北なんぼくじきしつひがしすみ東西とうざいちょくぼうあずかすみあいだきょうしゅうとあらい于北あらい疏云ぼうあずかしつしょうれんいいぼうきたかべとくきたどうしゅうとさら自薦じせんさら男女だんじょあいいん也○とくけんじそつ爵更爵酢しゅうと自薦じせん脯醢以人さん敢辭あらいしゅうとくだのり辟于ぼう敢拜あらい敢與尊者そんじゃためれいあらいはいあらい賔主てきしゃれい於舅そく敢也しゅうときょうけんじ爵酬爵皆あらい凡婦人相にんそうきょうくだしゅうときょう婦人ふじんおくしゃ于房くだしゃ以北いほくあらい篚在じょう○疏云げん凡者よくしゅうとしゅうとどもきょう及姑きょう婦人ふじんおくしゃみなしか醴婦きょう饌具ぶし
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いれさんがつしかこうさいぎょう入夫にゅうふこれしつ三月之後於祭乃行謂助祭也助祭じょさいこれ
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庶婦そく使つかいじん醮之庶婦庶子しょしこれ也使じん醮之きょう也酒むくい曰醮またゆう脯醢てきしゃく以醴みこと庶婦しゃく以酒卑之其儀そくどう饋者どもやしなえすべ於適也○また昏之明日あしたしゅうとしゅうといん使じん醮之於房がい西にし如醴饋則しゅうとしゅうとまたきょう庶婦れい不同ふどう於適しゃ
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昏辭曰吾子あごゆうめぐみ貺室ぼう昏辭擯者請事つげやめ吾子あごいいおんなちち也稱ゆうめぐみ明下あけしたいたる貺賜也室なおつま也某むこめい○此下みな昏禮ちゅういのちぼうゆう先人せんじんれい使ぼう也請納采のうさいぼうむこちちめい也某也使めいたい曰某之子ゆきこ憃愚またどるのうきょう吾子あごいのちぼう敢辭たい曰者擯出納すいとう賔之ぼうおんなちちめい吾子あごいい使者ししゃ古文こぶんどるため無能むのう○憃失ようはん致命ちめい曰敢納采のうさいとうゆうたいぶん不具ふぐまたとうあずか出納すいとう賔之こと納采のうさい
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といめい曰某すんで受命じゅめいはたしょぼく敢請おんなためだれぼう使者ししゃめい也誰しゃ謙也けんや必其主人しゅじんおんな○疏以ため使者ししゃますどう致命ちめいやめつげ擯者やめとうまたことたい吾子あごゆういのち且以備數而擇ぼう敢辭そつ曰某これしゃあきらため主人しゅじんおんなあん前記ぜんきとい名節めいせつ註云かえ于阼階上かいじょうたい賔以おんなめいといめい
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醴曰為事しごといたり於某むろぼうゆう先人せんじんれい請醴從者じゅうしゃげん從者じゅうしゃけん敢斥也今ぶん於為于たい曰某既得きとくしょうごと矣敢將行まさゆき先人せんじんれい敢固以請主人しゅじんかた如故ぼうとくいのち敢不したがえ賔辭也不とくいのちしゃとくやめいのち
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醴賔
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おさめきち吾子あごゆう貺命ぼうしょぼくうらない曰吉使ぼう也敢つげ貺賜也賜いのちいいもと以女めい也某むこちちめい○疏於貺字截句たい曰某之子ゆきこきょうただおそれどるこらえ有吉ありよしわがあずかざいぼう敢辭あずかなおけん古文こぶんあずかため既得きとくきちわがけんざい吉中よしなかさかえこうげん也○あずかおとあずか
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おさめ吉之よしゆき
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おさめちょう吾子あごゆうよしみいのち貺室ぼう也某ゆう先人せんじんれい儷皮たば帛使ぼう也請おさめちょう致命ちめい曰某敢納ちょうたい吾子あごじゅんさきてん貺某じゅうれいぼう敢辭敢不承ぶしょういのちてんつね也法也おさめちょう
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請期曰吾子あごゆうたまものいのちぼうすんでさる受命じゅめい矣惟三族之不虞使某也請吉日さんぞくいいちちこんおとうとやめこん弟子でしこんおとうとおそれ也不おくいいそつゆう此三ぞくしゃやめ及子みなためふくふくそく踰年よく及今よし雜記ざっき大功たいこうすえ以冠よめみな賔與主人しゅじん面相めんそう往復おうふくやめさる受命じゅめいしゃ納采のうさい以來いらい每度まいど受命じゅめい也○億於力反卒七忽反たい曰某すんでぜん受命じゅめい矣唯いのちぜん受命じゅめいしゃさるぜんこと也○主人しゅじん以期とうむこ家來けらい曰某いのちぼう聽命于吾子あご曰某むこちちめい也○使者ししゃさいたい曰某かたおもんみいのち聽使しゃ曰某使ぼう受命じゅめい吾子あごもとぼう敢不つげ曰某ぼう吉日きちじつ甲乙こうおつ使者ししゃらいほん受吉於壻ちちはつけん請之此乃いん固辭こじ而告たい曰某敢不けい須待也請期
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凡使しゃ反命はんめい曰某既得きとくしょうごと矣敢以禮つげつげれいしょ脯○凡者れい使者ししゃみなしか主人しゅじん曰聞いのち矣使しゃ反命はんめい
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ちち醮子むこ也○ちちためはたむかえ以酒醮之於寢其儀とう如冠醮法いのちやめ曰往むかえなんじ相承そうしょうわがむねごとあいじょ也宗ごと宗廟そうびょうことあいいきあきらはん朂帥以敬さき妣之嗣若そくゆうつね朂勉也若なおおんな也勉そち婦道ふどう以敬其為さき妣之嗣女これぎょうそくとうゆう常深つねみ戒之うんふとし姒嗣徽音○いい為相ためすけ以其ためおっとじょ也註以朂そち以敬はちためいいとうよんためごと嗣叶しょうつね首尾しゅびかのうわか曰今往迎なんじしょう以承わがむねごととうつとむそち以敬使其惟さき妣是嗣女けい必有つね不可ふかけいはじめ而怠おわり也末さるすすむこれ○朂許だまはん曰諾ただおそれどるこらえ敢忘いのちちち醮子
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賔至擯者請對曰吾子あごいのちぼう以茲はつ昏使ぼうしょう請承いのち賔壻也命某某ぼうぼうむこちちめい兹此也將ぎょう也使ぼうくだり昏禮來迎らいごうたい曰某かた敬具けいぐ以須おやむかいいたるもんつげ擯者
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ちちおくじょいのち曰戒敬之たかゆき夙夜毋違いのち夙早也早おこりよるいのちしゅうとしゅうときょういのち古文こぶん毋為そく前記ぜんきうんちち西にしめん戒之必有せい焉之ははほどこせえりゆい帨曰つとむ敬之たかゆき夙夜たがえみやごと帨佩はばそく前記ぜんきうんはは戒諸西階にししな上之うえのえりころもしょうたい一云衣領宮事姑命婦之事○えり其鴆はん帨舒するどはん庶母及門內施鞶申父母ちちははいのちいのち曰敬きょう聽宗なんじ父母ちちははげん夙夜愆視しょえり庶母ちちわらわ也鞶鞶囊也男鞶革おんな鞶絲所以ゆえんもり帨巾ぞくため謹敬さる重也しげや宗尊むねかた也愆也諸也示以衿鞶皆たく戒使識これ也不しめせ以衣笄者尊者そんじゃ戒不いや忘之正字せいじこんぶんさくしめせぞくあやまくだり○鞶大たい其訓囊者したがえけいしたがえかわしょえり鞶者きょう以見えり鞶即憶父母ちちははげん也○鞶步干反ひぞ父母ちちははおくじょ戒命
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むこ授綏姆辭曰未きょう不足ふそくあずかためれい○此節かんほんだつよりどころ石經いしきょう及吳ほんいれあるとうゆうてい註而こんいっ矣姆きょうじんしゃ姆辭むこ授綏
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宗子むねこ父母ちちははいのちしんみなぼつやめ躬命宗子むねこしゃてき長子ちょうし也命いのち使者ししゃははいのちざい春秋しゅんじゅうきれ繻來ぎゃくおんな是也これや躬猶おや也親いのちのりそう公使こうし公孫こうそんことぶきらいおさめぬさ是也これやげん宗子むねこちちゆうゆうちちしゃれいななじゅうろう而傳八十齊喪之事不及若是者子代其父為宗子其取也父命之○此因請期以上いじょうれいみないのち使者ししゃぎょうげん使命しめい所出しょしゅつ必自其父わかちちしゃそくははいのちははいのちこれしゃまたただしいのち父兄ふけい師友しゆう使いのち使とくしょうははいのち以通使也親しゃぼつとくやめ乃親いのち所以ゆえんやしなえれん逺恥也註引紀きれ繻逆おんなごと春秋しゅんじゅうかくれねんおおやけひつじでん公孫こうそんことぶきごとなり八年其昏禮不稱主人母命不得通使之義並見彼傳及何休註ささえのりしょう其宗ささえ庶昆弟子でししょう其宗いのち使者ししゃおとうとそくしょう其兄おとうと宗子むねこははおとうとまたいいちちしゃ使命しめいしょだし
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わかおやむかえのりいれ三月然後壻見曰某以得為外昏姻請覿おんなしょう昏壻しょう姻覿也○此下記かきおやむかえしゃいれ三月壻見婦父母之辭命儀節豈周公制禮いん其舊ぞく而為ふしぶんあずか此至敢不したがえなみむこざいだい門外もんがいあずか擯者請對でん致之主人しゅじんたい曰某以得ためがい昏姻すうぼう之子ゆきことく濯溉於祭祀さいし以未敢見こん吾子あごはずかしめ請吾就宫ぼうはたはし主人しゅじんおんなちち也以しろづくり緇曰はずかしめ○擯傳主人しゅじんげんとく濯溉於祭祀さいしいい三月以前婦未與祭也辱謂來至門是自屈辱也たい曰某以非不足ふそく以辱いのち請終たまものわたるおややめいのちいいはたはしみるげんこんぶんおわりたまものいい以非他人たにん來見くるみ疏云ためむこ而來またれんたい曰某以得ため昏姻固辭こじ敢不したがえ言外げんがいまたわたるおやから石經いしきょうさくぼうとく以為昏姻ゆえ主人しゅじんもんひだり西にしめんむこ入門にゅうもん東面とうめん奠摯再拜さいはい門出かどで內門入門にゅうもんにゅうだい門出かどで內門不出ふしゅつ大門おおもんしゃ於賔きゃく也壻於寢奠摯しゃむこゆう子道しどう敢授也摯雉也擯者以摯請受よく使以賔きゃくれいしょうむこれいもと受摯にゅう主人しゅじんさい拜受はいじゅむこ再拜さいはい送出そうしゅつやめじょちち○疏云なずらえさらあずか主婦しゅふしょう也愚いいむこさら以請主婦しゅふつげ擯者乃入主婦しゅふ主婦しゅふ闔扉りつ于其內主婦しゅふ主人しゅじんこれ也見主婦しゅふしゃ兄弟きょうだいみちよろしあいおや也闔とびらしゃ婦人ふじん外事がいじとびらひだりとびらとびらそく主人しゅじん所出しょしゅつ門扉もんぴ也註兄弟きょうだいみちいい昏姻ため兄弟きょうだいとびらおんむこりつ于門がい東面とうめん主婦しゅふ一拜壻答再拜主婦又拜壻出必先一拜者婦人於丈夫必俠拜主人しゅじん請醴及揖ゆずるにゅう醴以一獻之禮主婦薦奠酬無幣及與也無ぬさ於賔きゃく○醴疑とうさくれいわかよう醴則むくい俟質むこ主人しゅじんおく再拜さいはい
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おやむかえしゃ父母ちちははれい
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儀禮ぎれいてい註句讀卷
URN: ctp:ws72829

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