埼玉さいたまの郷土きょうど料理りょうりゼリーフライとは？レシピもご紹介しょうかい！

ゼリーフライの特徴とくちょう

ゼリーフライはその名前なまえからゼリーで作つくられている料理りょうりだと思おもわれがちですが、実際じっさいにはゼリーは使つかわれておらず、おからとじゃがいもが主おもな材料ざいりょうです。大おおきさは手てのひらサイズで、しっとりもちもちとした食しょく感かんが特徴とくちょうです。コロッケとは異ことなりパン粉ぱんこは使用しようせず、野菜やさいはじゃがいもに加くわえて、にんじんとねぎを使用しようします。

ゼリーフライの名前なまえの由来ゆらい

ゼリーフライの名前なまえの由来ゆらいには諸説しょせつありますが、主おもな説せつとしては小判こばんの形かたちをしていることから「銭ぜにフライ」と呼よばれ、それが「ゼリーフライ」に変化へんかしたと言いわれています。他ほかにも、お菓子かしのゼリーを揚あげた料理りょうりが由来ゆらいだという説せつもあります。

ゼリーフライ発祥はっしょうの歴史れきし

ゼリーフライの起源きげんは、行田ぎょうだ市内しないにかつて存在そんざいした「一いち福茶ふくちゃ屋や」の店主てんしゅが日にち露ろ戦争せんそうに従軍じゅうぐんした際さい、中国ちゅうごくで食たべた「野菜やさいまんじゅう」を模もしたことにあると言いわれています。その後ご、行田ぎょうだ市内しないで働はたらく人々ひとびとのおやつとして一般いっぱん的てきに食たべられるようになりました。

ゼリーフライのレシピ

ゼリーフライは家庭かていでも作つくれる埼玉さいたまの郷土きょうど料理りょうりです。以下いかのレシピを参考さんこうに、ぜひ作つくってみてください。

材料ざいりょう 【2人ふたり分ぶん】

生なまおから・・・・・・・・・・・・150g
じゃがいも・・・・・・・・・・・1個いっこ(150g)
にんじん・・・・・・・・・・・・1/3本ほん
長ながねぎ・・・・・・・・・・・・・1/3本ほん
サラダ油さらだゆ・・・・・・・・・・・・適量てきりょう
ウスターソース・・・・・・・・・大おおさじ2
中ちゅう濃こソース・・・・・・・・・・・大おおさじ1

☆調味ちょうみ料りょう
溶とき卵たまご・・・・・・・・・・・・・1個いっこ分ぶん
薄力粉はくりきこ・・・・・・・・・・・・・大おおさじ4
和風わふう顆粒かりゅうだし・・・・・・・・・・小こさじ1/3
塩しおこしょう・・・・・・・・・・・少々しょうしょう

手順てじゅん

①じゃがいもは皮かわをむいて食たべやすい大おおきさに切きり、水みずにさらして水気みずけを切きる。にんじん、ねぎはみじん切ぎりにする。

②耐たい熱ねつ容器ようきにじゃがいもを入いれてふんわりとラップをし、600Wのレンジで5〜6分ふん程ほど加熱かねつする。熱あついうちにフォーク等とうでつぶす。

③②に生なまおから、にんじん、ねぎ、☆を加くわえて混まぜる。4等分とうぶんにし、楕円だえん形がたにととのえる。

④鍋なべに底そこから3cm程度ていどのサラダ油さらだゆを入いれて170℃に熱ねっし、③を入いれて上下じょうげを返かえしながら全体ぜんたいがきつね色しょくになるまで4〜5分ふん程ほど揚あげる。

⑤ボウルにウスターソース、中ちゅう濃こソースを入いれて混まぜる。④を熱あついうちにくぐらせて全体ぜんたいにからめる。

詳くわしいレシピはこちら

埼玉さいたま県けん行田ぎょうだ市しの郷土きょうど料理りょうり・ゼリーフライを食たべてみよう！

ゼリーフライは埼玉さいたま県けん行田ぎょうだ市しを代表だいひょうする郷土きょうど料理りょうりとして、地域ちいきの人々ひとびとに親したしまれています。見みた目めはコロッケに似にていますが、パン粉ぱんこを使つかわず主おもにおからを使用しようしているのが特徴とくちょうです。家庭かていでも簡単かんたんに作つくれるので、ぜひ一いち度ど挑戦ちょうせんしてみてください！