「メンヘラ彼女がいた経験のある人にしかわからないことは?」で出てきた、「句読点が無くなったらデッドライン」を超える秀逸な回答・ベスト5
「メンヘラ彼女がいた経験のある人にしかわからないことは?」で出てきた、「句読点が無くなったらデッドライン」を超える秀逸な回答は?
いまや空前の「大喜利ブーム」。大喜利のように「斜め上の発想を出す」というスキルは、「面接での一言」「LINEでのうまい返し」「新企画のアイデア」などに使える“万能スキル”でもある。そんな大喜利について、世界で初めて思考法をまとめた話題の著書『大喜利の考え方』では、「どうすれば面白い発想が出てくるのか」「どんな角度で物事を見ればいいのか」などを超わかりやすく伝えてくれている。まさに「面白い人の頭の中」が丸わかり。そこで、この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、大喜利的な思考法を詳しく解説する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)
「ネット大喜利」のすすめ
みなさんにぜひ「大喜利」に取り組んでほしい。
そうはいっても、どうやって大喜利に取り組めばいいのか、わかりませんよね。
ここで、1つの補助線を引きましょう。
それが、「お題 → 素材 → 加工」というステップです。
まずは、「お題から連想する素材」をどんどん出すことです。
<お題>
「メンヘラ彼女がいた経験のある人にしかわからないことは?」選手権
というお題を元にしましょう。
過去の恋愛を思い出し、嫌な記憶をネット大喜利で成仏させましょう。
「LINEの通知が止まらない」「長文メッセージの解読がしんどい」「束縛がきつい」「死をほのめかしてくる」…
それらが回答の「素材」になります。
「あるあるネタ」になりそうかどうかを考えてみましょう。
<回答>
・「〇〇がメッセージの送信を取り消しました」が続く
・LINEの絵文字が無くなってきたら危険。句読点が無くなったらデッドライン
・こっちまでメンヘラになる
・メンヘラ彼女からの「ふーん」はもうアウト
・難しめのマインスイーパーやってる感覚になる
いかがでしょうか。しんどさを面白く笑い飛ばしていますね。
大喜利で大事なのは、いきなり面白いことを考えることではなく、とにかく素材の「数を出す」ということです。
その素材を上の例のように「加工」することで、回答に出すことができます。
上の回答だと、「難しめのマインスイーパー」という比喩が秀逸ですね。
「こっちまでメンヘラになる」という心の声をリアルに一言でい表しているのも上手です。
こういうテクニックには、いくつかパターンがあるので、ぜひ身につけてみましょう。
(本稿は、『大喜利の考え方』から一部抜粋した内容です。)