オラオラ単語たんご

オラオラ

1.9千せん文字もじの記事きじ

オラオラとは、『ジョジョの奇妙きみょうな冒険ぼうけん』のラッシュの掛かけ声こえの一ひとつである。

概要がいよう

ジョジョのラッシュ攻撃こうげきの掛かけ声こえの定番ていばんとも言いえるセリフでもある。

最初さいしょに使つかったのは第だい三さん部ぶスターダストクルセイダースの主人公しゅじんこう、空そら条じょう承うけたまわ太郎たろうである。そもそも第だい三さん部ぶのときから新あたらしい概念がいねんとして「スタンド」が登場とうじょうしたため読者どくしゃからのインパクトも非常ひじょうに強つよい。

第だい三さん部ぶでは承うけたまわ太郎たろうが戦たたかった際さいの〆として、最強さいきょうとも言いわれる破壊はかい力ちからを振ふり回まわしながら「オラオラオラオラオラオラ」と止とめを刺さすシーンが多おおい。おそらく第だい三さん部ぶにて一番いちばんインパクトのあるオラオラシーンは敵てきのスタンド使づかいの一人ひとり「鋼はがね入いりのダン」の止とめであろう。ダンに対たいして迂まが闊に攻撃こうげきができないのをいいことに承うけたまわ太郎たろうをさんざんコケのように扱あつかい、いったん不利ふりになったと悟さとってからでも卑怯ひきょうな手てを使つかって(悪わるい意味いみで)しぶとくしている様さまを見みて承うけたまわ太郎たろうが「正ただし真しん正銘しょうめいの史上しじょう最低さいていな男おとこ」と評ひょうし、それまでにやらされてきた屈辱くつじょくのお返かえしとして3ページの間あいだずっと殴なぐり続つづけたのであった。

鉄てつ格子こうしさえもいとも簡単かんたんに捻ねじ曲まげる破壊はかい力ちからを持もったスタープラチナの3ページにわたるラッシュであったが、とりあえずはダンの肉にく体からだは原形げんけいをとどめており、「うげっぐあ～っ!」と叫さけぶほどの余裕よゆうはあった。承うけたまわ太郎たろうが本気ほんきで頭あたまにきて、いたぶり苦くるしめるためにワザとパワーを弱よわめて殴なぐっていたのかは定さだかではない。ちなみにこの前まえに承うけたまわ太郎たろうは「千せん発はつそのつらへ叩はたき込こむぜ」と言いっていた。このことを守まもるためだったのかもしれない。
アニメでは小野おの大輔だいすけ氏しの熱演ねつえんによりしっかり再現さいげんされている。この時とき小野おの大輔だいすけ氏しは６６回かいオラと言いっている（うち一発いっぱつは原作げんさく通とおりオラオ！と言いっている）地味じみに原作げんさく漫画まんがの５２回かいより多おおい。（金かねでは払はらえねーぜッ！のコマ割わり再現さいげんのシーンでオラオラ言いっているのでその分ぶん増ふえたのだと思おもわれる）

そして第だい三さん部ぶの最終さいしゅう決戦けっせんでは因縁いんねんDIOとの直接ちょくせつ対決たいけつも実現じつげん。DIOの使つかうラッシュの掛かけ声こえが「無駄むだ無駄むだ」であり、
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラvs 無駄むだ無駄むだ無駄むだ無駄むだ無駄むだ無駄むだ無駄むだ無駄むだ無駄むだ無駄むだ無駄むだ無駄むだ
と互たがいが互たがいを殴なぐり争あらそうシーンもあり、読者どくしゃを喜よろこばせた。

時代じだいは変かわり第だい四よん部ぶでは仗助が主人公しゅじんこうであるがサポート役やくとして承うけたまわ太郎たろうも出でてくるため、スタープラチナのオラオララッシュもしばしばシーンがある(ちなみに仗助のラッシュの掛かけ声こえはドラララである)。
ちなみに上記じょうきの鋼はがね入いりのダンのラッシュでは60回かいほど「オラオラ」と言いっていたのだが、この第だい四よん部ぶのときの戦たたかいの一ひとつ「シアーハートアタック」では時じを止とめてこれと同おなじくらいの回数かいすうのオラオラのラッシュをぶちかましたのだが、シアーハートアタックはそれでも何事なにごともないかのようにぴんぴんしていた。いかにシアーハートアタックが頑丈がんじょうであるかが思おもい知しれただろう。

さらに第だい六ろく部ぶでは承うけたまわ太郎たろうの娘むすめである空そら条じょう徐じょ倫りんも彼女かのじょのスタンド「ストーン・フリー」のラッシュの際さいにオラオラと言いう。親おや子こでオラオラのラッシュを同時どうじにぶちかますシーンももしかしたら出でるかもしれないと言いわれていたがそんなことはなかった。

別べつの次元じげんの話はなしである第だい七なな部ぶでは主人公しゅじんこうジョニィ・ジョースターが使つかっている。と言いっても実際じっさいにオラオラと言いったのはほとんどタスク Act4別名べつめい:絶対ぜったい殺ころすマンの際さいであり、それ以前いぜんではそもそも掛かけ声こえ自体じたいなかった(というよりスタンド像ぞう自体じたいの出番でばんがそれほどなかった)。そのためこのAct4がオラオラオラオラオラオラと言いい殴なぐるシーンでは多おおくの読者どくしゃがびっくりしたのであった。
むしろジャイロの方ほうが、鉄てつ球だまを投なげる際さいに「オラアッ!」と叫さけんでいる。

その後ごの第だい八はち部ぶでは主人公しゅじんこう東方とうほう定じょう助すけが彼かれのスタンド「ソフト・アンド・ウエット」でオラオララッシュを披露ひろうしている。当初とうしょはオラオラにアが混まじり、「オラオラアラオラ」とい放いはなっていた。